聖パウロ大聖堂
聖パウロ大聖堂は、12世紀に建てられたマルタ初のキリスト教聖堂として有名です。現在のマルタ首都・ヴァレッタが築かれる前の首都だったイムディーナにあることからも、聖パウロ大聖堂はイムディーナ大聖堂とも呼ばれていました。1693年には地震に見舞われ大聖堂の一部が破損してしまいましたが、建築家のロレンツォカファによって1705年に再建され現在の姿となっています。「聖パウロの難破」が描かれたフレスコ画など、聖パウロ大聖堂には美しい壁画や歴史的作品、天井画も見ることができますよ。
マルタ旅行におすすめの観光スポット
聖ヨハネ大聖堂
マルタを代表する観光地である聖ヨハネ大聖堂。聖ヨハネ大聖堂は、街全体が世界遺産にも登録されているヴァレッタにある、マルタ騎士団の礼拝堂として有名な観光スポットです。外観こそ少し歴史を感じさせますが、一歩中に足を踏み入れるとそこには“マルタで最も豪華な教会”と称されるほど、華やかで煌びやかな空間が広がっています。聖堂内のほとんどが金や銀、大理石で作られており、その素晴らしい芸術作品に思わず見入ってしまう人も多いんだとか。聖ヨハネ大聖堂は宗教的な場所になるので、ヒールや露出度の高い服装はNGとされており、観光の際には注意が必要です。
騎士団長の宮殿
騎士団長の宮殿は、かつて聖ヨハネ騎士団の団長ピエトロ・デル・モンテが公邸として使っていた場所です。宮殿の中では中世ヨーロッパの3大騎士団とされているマルタ騎士団が、実際に使用していた大砲や道具などを見学できます。壁一面が絵画で覆われた「最高審議の間」や赤いタペストリーで彩られた「大使の間」などが見どころ。中世ヨーロッパを感じさせる煌びやかな内装や、当時の戦いの雰囲気を味わえる空間として人気を集めている観光スポットです。この騎士団長の宮殿は聖ヨハネ大聖堂を手がけたとされる建築家によって設計され、現在では大統領府や政府機関としても使用されています。※画像はイメージです。
国立考古学博物館
国立考古学博物館はヴァレッタの中心でもあるリパブリック通りの近くに構える観光スポットです。マルタ国内で発掘された、紀元前頃の出土品が多く展示されています。国立考古学博物館の1番の見どころはなんと言っても、地下神殿のハイポジュームから発掘された「眠れる女神」別名 “マルタヴィーナス”や“スリーピングレディ”とも呼ばれる神秘的な石像です。美しい曲線を描いたその石像は洗練された雰囲気が漂い来る人々を魅了するんだとか。その他にも神殿付近で発見された像や、マルタの歴史を感じさせる装飾品なども多く展示されており人気の観光スポットの1つとなっています。※画像はイメージです。
アッパー・バラッカ・ガーデン
アッパー・バラッカ・ガーデンは、ヴァレッタや美しい港を一望できる公園スポットです。展望デッキからは、対岸にあるスリー・シティーズやどこまでも続く地中海の水平線までをも見渡せます。公園内は緑が多く自然豊かで、地元の人々の憩いの場でもあります。毎日正午になると大砲が発射されるその迫力から、観光客からも多くの人気を集めている観光スポットでもあるんですよ。アッパー・バラッカ・ガーデンの魅力は大砲の発射や展望デッキからの眺望ですが、壁に描かれたイギリス統治時代の記念碑や、倉庫をリノベーションしたレストランで食事を楽しむのもおすすめです。
ゴゾ大聖堂
城壁に囲まれた要塞のチタデルの中にあるゴゾ大聖堂。もともとは神殿があったとされる場所に建てられた長い歴史を誇る大聖堂です。外観こそシンプルな見た目をしていますが、1歩中に足を踏み入れるとそこには赤やゴールドの煌びやかな内装が広がっています。ゴゾ大聖堂はだまし絵が見れることでも有名で、360を超える教会があるマルタの中でだまし絵を見れるのはこのゴゾ大聖堂のみと言われています。当初の予定でドーム状の天井を作るはずでしたが資金が足りず、ドーム型に見えるようにだまし絵を施したと言われています。今ではこのだまし絵が有名になり、世界中から人気を集める観光スポットとなっています。
マルサシュロック
マルサシュロックは、マルタ北部の海岸沿いに位置する大きな漁村かつリゾート地です。マルサシュロック周辺の海は透明度が特に高く、美しい砂浜とのコラボは絶景そのもの。綺麗な海の上にはカラフルな色で彩られたルッツと呼ばれる船が浮かんでおり、フォトジェニックな写真が撮れることでも高い人気を集めています。日曜日にはマーケットが開催されており、海沿いならではの海産物やショッピングを楽しみたい人にもおすすめです。マーケット市場から徒歩圏内にも多くのレストランやバーもあるのでぜひ行ってみてくださいね。