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アントニ・ガウディの作品群はスペインにある世界遺産!特徴や見どころなどを解説

スペインを代表する観光スポットであるアントニ・ガウディの作品群。サグラダ・ファミリアやグエル邸といった7つのスポットが世界遺産に登録されています。 この記事では、アントニ・ガウディの作品群の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひアントニ・ガウディの作品群へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

スペインを代表する観光スポットであるアントニ・ガウディの作品群。サグラダ・ファミリアやグエル邸といった7つのスポットが世界遺産に登録されています。

この記事では、アントニ・ガウディの作品群の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひアントニ・ガウディの作品群へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

アントニ・ガウディの基本情報


photo by Unsplash 

サグラダ・ファミリアなどのスペインを代表する建造物を数多く手がけたアントニ・ガウディは、世界でも知らない人がいないほど著名な建築家です。まずは、アントニ・ガウディの生涯や多くの作品があるバルセロナの街などの基本情報について紹介します。

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アントニ・ガウディの生涯


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アントニ・ガウディは、1852年にスペインのカタルニアで生まれた歴史に名を残している建築家。銅細工の家に生まれ、幼少期から鉄板が加工される様を眺めながら育ちました。

アントニ・ガウディを語る上で忘れてはいけないのが、莫大な資産家であったエウゼビ・グエル。彼はアントニ・ガウディのパトロンとして資産を提供し、彼の活動を支えていました。グエル邸やグエル公園といった建物のデザインは、アントニ・ガウディが手がけています。

そして、1926年、教会へ向かっている途中路面電車に轢かれてしまい、不慮の死を遂げました。彼の遺体はサグラダ・ファミリアの地下聖堂に埋葬されています。

ガウディが残したサグラダ・ファミリアやグエル邸といった作品の多くは世界遺産に登録されており、現在ではスペインを代表する観光スポットとなっています。

アントニ・ガウディ建築の特徴


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アントニ・ガウディが残した建築には、曲線を使用した優雅なデザインを特徴として持ちながらも、随所に自然からインスピレーションを受けた独自の技法が使われています。

大自然の中で育ったアントニ・ガウディは「構造は自然から学ばなけれないけない」などという名言も残しており、彼の作品には植物をモチーフにした装飾が残されています。

アントニ・ガウディ作品群があるバルセロナってどんな街?


photo by pixabay

アントニ・ガウディの作品群があるスペインのバルセロナは、地中海沿いにある街。サグラダ・ファミリアをはじめとする人気観光スポットが点在するだけでなく、バルやレストランなどで新鮮な海鮮を楽しむことも忘れずに!

アントニ・ガウディやピカソを生んだ街でもあり、バルセロナ市内には彼らが残した偉大な作品を展示する博物館が立ち並んでいます。

アントニ・ガウディ作品群が世界遺産に登録されたのはなぜ?


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アントニ・ガウディが手がけた作品の中で世界遺産に登録されているのは、サグラダ・ファミリアやグレタ邸をはじめとする7つのスポット。1人の建築家が手がけた作品が、7つも入っているのはまさに異例。20世紀の建築を盛り上げたことで、高い評価を得ています。

アントニ・ガウディ観光の見どころ


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アントニ・ガウディの作品群の多くは、スペインのバルセロナにあります。数ある作品の中でも世界遺産に登録されているのは、サグラダ・ファミリアを含めた7つのスポットです。

ここからは、アントニ・ガウディが残した作品の見どころやチケットの購入方法などを紹介します。チケットを事前に購入した方がお得に楽しめるスポットも多いので、ぜひ参考にしてくださいね!

バルセロナの街を一望!グエル公園


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グエル公園はアントニ・ガウディがグエル伯爵の依頼で、ブルジョワ階級のために建築しようとしていた庭園型都市。60軒の建物が建つ予定でしたが、ガウディの家を含め、他数件しか売れなかったため、全ての都市が完成することはありませんでした。当時ガウディが住んでいた家は現在も残されており、ガウディの家博物館として一般公開されています。

観光客から高い人気を得ているお菓子の家は、バルセロナ市歴史博物館。ダリが「」と言ったことから、その名前が付けられました。ヘンデルとグレーテルに出てくるお菓子の家をモチーフに作られたと言われています。外観だけでなく内部まで立ち入れるようになっているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ジュゼップ・マリア・ジュジョールによってタイル装飾されたベンチからは、サグラダ・ファミリアを含むバルセロナの美しい街並みを眺められます。

入場にはチケットの購入が必要!

グエル公園はほぼ全てのエリアが有料ゾーンとなっていて、お菓子の家やトカゲの像などの人気スポットがあるエリアには入場料を支払わなければ、立ち入ることはできません。一度入場してしまえば時間の制限なく楽しめますが、再入場はできないので注意してくださいね。

2023年6月現在、レセップス駅とグエル公園を結ぶシャトルバスは運休しています。そのため、電車を使ってアクセスするとなると、最寄りのレセップス駅から約20分歩かなければいけません。

見学方法は?予約は必要?

グエル公園のチケットは、公式サイトにて事前に購入できます。チケットを購入する際に入場時間が決まってしまうので、その時間に合わせてアクセスしましょう。その時間から30分経過してしまうと、そのチケットは無効になってしまいます。

ガウディの家博物館は、別途入場料金が必要です。グエル公園内にある見どころスポットをすべて散策するとなると、1時間から2時間ほどかかります。

グエル公園について知り尽くしたガイドと一緒に散策できるツアーも開催中!歴史や文化、遺産、ガウディが残した建造物などについて、知識を深めながら散策できるので、興味のある方はぜひ参加してみてくださいね。

ベストシーズンとオフシーズン

12ヘクタールという広さがあるグエル公園だからこそ、快適に園内を散策できるようにベストシーズンでアクセスしたいですよね。グエル公園は基本的に屋外を散策することが多いので、7月や8月の気温が高い時期はおすすめできません。クリスマス周辺の時期には多くの観光客が訪れるので、ゆっくりとグエル公園を満喫したい方は避けた方が無難です。

そのため、グエル公園のベストシーズンは、春。20度前後と過ごしやすい気候となっており、快適に観光を楽しめますよ。

グエル公園(Parc Güell)の基本情報
住所:08024 Barcelona, バルセロナ スペイン
電話:+34 934 09 18 31
営業時間:【グエル公園】9:30~19:30、※7月1日~8月31日 9:00~19:30
【ガウディ家博物館】10月〜3月 10:00〜18:00、4月〜9月 9:30〜20:00、12月25日、26日/1月1日、6日 10:00〜14:00※閉館15分前にチケット販売は終了
休業日:なし
アクセス: エル・プラット空港から車で約25分、カタルーニャ広場から電車で約20分、レセップス駅から徒歩約20分
料金:【グエル公園】大人 10ユーロ(約1,564円)、子ども(5歳~10歳、65歳以上) 7ユーロ(約1,095円)
2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算
公式サイト:https://parkguell.barcelona/en

初期に手がけた作品!重厚感のあるグエル邸


photo by unsplash

ランブラス通りにあるグエル邸も、世界遺産に登録されているスポットです。アントニ・ガウディの一番のパトロンであったグエルの1886年から建築が開始され、1890年に完成しました。アントニ・ガウディが初期に手がけた作品で、サグラダ・ファミリアと比べると重厚感のある雰囲気を楽しめます。

鉄格子が使用されているファザードや地下にある馬小屋も人気ですが、一番の見どころは中央サロン!約15メートルの高さがあるドーム屋根の天井や巨大なパイプオルガンがあり、当時はこちらでコンサートなどの催し物が開催されていました。

屋上エリアには、ガウディらしさを感じさせてくれる特徴的な煙突が20本設置されています。多くの煙突にはタイルで装飾が施されており、かわいらしい雰囲気が広がっています。

入場にはチケットの購入が必要!

グエル邸の入場には、チケットの購入が必要です。チケットオフィスにて当日券も販売されていますが、売り切れてしまう可能性もあるので、公式サイトにて事前に購入しておくと安心です。

10歳以下の子どもは無料で入場できます。

見学方法は?予約は必要?

グエル邸では、ガイド付きツアーも開催中。スペイン語だけでなく、カタルーニャ語や英語でも行われています。グエル邸の公式アプリをダウンロードしておけば、日本語の音声ガイドを聴きながら内部散策できます。イヤホンを忘れずに持っていきましょう。日本語のパンフレットも用意されていますよ。

個人目的での写真撮影は可能ですが、伸縮式の自撮り棒の持ち込みはできません。飲食物の持ち込みも禁止されています。

見どころたっぷりのグエル邸だからこそ、じっくり楽しむとなると、2時間以上の時間が必要です。ぜひ時間に余裕を持ってアクセスしてくださいね。

ベストシーズンとオフシーズン

グエル邸は最寄りのリセウ駅から徒歩約5分という好立地に位置していることもあり、天気や気温に左右されることなく、観光を楽しめるスポットです。ただ悪天候時には、パティオや屋上の立ち入りが制限されることがあります。

バルセロナにある他の観光スポット同様に、グエル邸のベストシーズンは春から秋。夏は気温が高い日も多いですが、見どころのほとんどは屋内なので、比較的快適に観光できます。グエル邸はカタルーニャ広場から歩いてアクセスすることもできるので、ぜひバルセロナの街並みを眺めながら行ってみてくださいね。

また、グエル邸には無料開放日(毎月第1日曜日、2月12日、4月23日、9月11日、9月24日、12月15日)が設けられており、この期間はかなり混雑します。ゆっくりと観光を楽しみたい方は、この期間を避けてアクセスしてくださいね!

グエル邸(Palau Guell)の基本情報
住所:C/ Nou de la Rambla, 3-5, 08001 Barcelona, スペイン
電話:+34 934 72 57 75
営業時間:10月31日〜4月1日 10:00~20:00(入場券販売所は19:00まで)、冬時間(3月31日から11月1日まで) 10:00~17:30(入場券販売所は16:30まで)
休業日:祝日以外の月曜、12月25日、12月26日、1月1日、1月16日~23日(メンテナンスのため)
アクセス: エル・プラット空港から車で約20分、カタルーニャ広場から電車で約10分、リセウ駅から徒歩約5分
料金:大人 12ユーロ(約1,877円)、学生(18歳以上) 9ユーロ(約1,408円)、子ども(10歳〜17歳) 5ユーロ(約782円)
※2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算
※毎月第1日曜日、2月12日、4月23日、9月11日、9月24日、12月15日は無料開放
公式サイト:https://inici.palauguell.cat/

最近見学できるように!カサ・ビセンス


photo by unsplash

ガウディが一番最初に手がけたのが、マネル ビセンス イ モンタネールの依頼により彼の別荘として建てられたカサ・ビセンス。長く個人が所有していましたが、2017年より一般公開が開始されました。幾何学文様をモチーフにしたムデハル様式を採用。カサ・ビセンスがタイル製造者であったことから、数あるアントニ・ガウディの作品の中でもタイルをモチーフにした建物として知られています。

アントニ・ガウディが手がけているのは、1883年から1885年に作られた一部のパーツのみ。その後、ジョアン・バプティスタ・セラ・デ・マルティネスなどによって改築工事が行われています。2017年よりカサ・ビセンスの一般公開が開始されており、カラフルなバスルームや玄関、喫煙室を見学できます。

入場にはチケットの購入が必要!


photo by unsplash

カサ・ビセンスを散策するためには、チケットの購入が必要です。カサ・ビセンスのチケットは、ガイドツアー付きや写真撮影付きなど、さまざまなチケットが販売されています。ぜひ気になる特典付きのチケットをゲットしてみてくださいね。

見学方法は?予約は必要?

カサ・ビセンスのチケットは、公式サイトにて事前購入可能です。訪問日だけでなく時間も指定されるので、予めスケジュールを立ててアクセスしましょう。

チケット料金には、音声ガイド代も含まれています。日本語にも対応しているので、より詳しくカサ・ビセンスを知りたい方は、必ずイヤホンを持っていきましょう。カサ・ビセンス内では飲食は禁止されています。

英語で行われているガイドツアーもありますよ!

ベストシーズンとオフシーズン

カサ・ビセンスのベストシーズンは、春や秋。オフシーズンは、気温が高くなる夏です。

カサ・ビセンスには、屋上テラスがあります。雨天時であっても入場することはできますが、晴れている日の方が美しい景色を楽しめます。ぜひ、天気の良い日にアクセスしてみてくださいね!

カサ・ビセンス(Casa Vicens)の基本情報
住所: Carrer de les Carolines, 20-26, 08012 Barcelona, スペイン
電話:+34 932 71 10 64
営業時間:2023年4月〜10月 10:00〜20:00、2023年11月〜2024年3月 月曜 10:00〜15:00/火曜〜日曜 10:00〜19:00
休業日:2024年1月6日、1月8日〜17日
アクセス:エル・プラット空港から車で約20分、カタルーニャ広場から電車で約10分、レセップス駅より徒歩約5分
料金:【一般チケット】大人 18ユーロ(約2,816円)、子ども(12歳〜25歳以上、65歳以上) 16ユーロ(約2,503円)
【一般チケット+ガイド付きツアー(英語)】大人 21ユーロ(約3,285円)、子ども(12歳〜25歳以上、65歳以上) 19ユーロ(約2,972円)
※2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算
公式サイト:https://casavicens.org/

すべて曲線で作られたユニークさ!カサ・ミラ


photo by unsplash

カサ・ミラは、実業家であるペレ・ミラの邸宅として建てられたスポット。地下1階、地上6階建ての建物となっており、地中海や雪山をテーマに、直線を使わずに曲線だけを用いて作られています。

その特徴的な姿から石切場と呼ばれることも!最上階エリアには、ガウディ建築にまつわる情報を展示しているエスパイ・ガウディ博物館があります。

カサ・ミラの屋根裏には、ガウディ建築にまつわる作品が展示されている博物館があります。完成した当時からカサ・ミラの一部は住宅として貸し出されており、世界遺産に登録された現在でも居住者がいます。

入場にはチケットの購入が必要!

カサ・ミラに入場するには、チケットの購入が必要です。現地でも購入することはできますが、混雑する時間帯は売り切れてしまうことも!チケットオフィスは行列ができていることもあるので、事前に購入しておくと安心です。

オンラインでチケットを購入しておくと、現地のチケットオフィスで購入するよりも、3ユーロ安く購入できます。

見学方法は?予約は必要?

カサ・ミラでは、ナイトツアーやミックスリアリティメガネを着用して没入型仮想体験できるツアー、オープン前にゆっくりと散策できるツアーなど、観光客向けのツアーが豊富に用意されています。残念ながら日本語のガイドツアーは実施されていないので、雰囲気を楽しみたい方はぜひ参加してみてくださいね。

それぞれのツアーは、チケットと同様に公式サイトにて事前予約を受け付けています。もちろん、自由に散策できるフリープランのチケットも販売されていますよ!

カサ・ミラ観光にかかる時間は、約1時間半。見どころがたくさんあるスポットなので、余裕を持ったスケジュールでアクセスしてください。

ベストシーズンとオフシーズン

カサ・ミラの見どころは、屋上。そのため、観光のベストシーズンは、雨も少なく気温も快適な春!ただほとんどの施設は建物内にあるので、気温の高い夏や気温の低い冬でも比較的快適に観光を楽しめます。

9時から10時、16時以降の時間帯は比較的観光客が少ないため、じっくりとカサ・ミラ内部を観光できます。カサ・ミラでは夜にライトアップも行われているので、営業時間間際にアクセスして、美しい姿を眺めるというのもおすすめです。

カサ・ミラ(Casa Mila)の基本情報
住所: Pg. de Gràcia, 92, 08008 Barcelona, スペイン
電話:+34 932 14 25 76
営業時間:9:00〜20:30(最終入場 19:00)、ナイトツアー ​​21:00〜23:00
休業日:12月25日
アクセス: エル・プラット空港から車で約30分、カタルーニャ広場から電車で約10、ディアゴナル駅から徒歩約2分
料金:【入場券】大人 25ユーロ(約3,911円)、子ども(7歳〜12歳) 12.5ユーロ(約1,956円)
【ナイトツアー】大人 38ユーロ(約5,945円)、子ども(7~12歳) 19ユーロ(約2,972円)
※チケットオフィスで購入する場合、1人当たり3ユーロ追加
2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算
公式サイト:https://www.lapedrera.com/

あくびの家と呼ばれることも!カサ・バトリョ


photo by unsplash

2002年より公開が開始されたばかりのカサ・バトリョは、随所にガウディ建築らしさを感じられるスポット。建物自体は1877年に作られているものの、1904年からアントニ・ガウディによって改築工事が行われました。海底をイメージして作られており、カサ・バトリョ内部はステンドグラスやタイルなどを使用して、美しい装飾が施されています。

誰もがカサ・バトリョの特徴的な外観に目を奪われるはず。ベランダ部分が骨のように見えることから、骨の家と呼ばれることもあります。見学後に降る無数の鎖を使って作られており、階段は、日本の建築家である隈研吾が手がけたものです。

夜はカサ・バトリョが美しくライトアップされるので、こちらも忘れずにチェックしてみてくださいね。カサ・ミラも徒歩約5分の距離に位置しているため、手軽に行き来できるところもうれしいポイントです。

入場にはチケットの購入が必要!

カサ・バトリョに入場するためには、チケットの購入が必要です。現地のチケットカウンターにて購入することもできますが、オンライン価格よりも4ユーロ高い設定で販売されているので、コスパ良く購入したい方は公式サイトにて購入しておきましょう。

12歳以下の子どもは無料でアクセスできます。

見学方法は?予約は必要?

カサ・バトリョのチケット代は、時間によって金額が異なります。チケット価格は公式サイトにて確認できるので、スケジュールなどに合わせて早めに確保しておきましょう。マジカル ナイトとビー ザ ファーストのチケットは、公式サイトのみで購入できます。

見どころがたくさんあるカサ・バトリョの見学には、1時間15分ほどかかります。

それぞれのチケットは入場時間が固定されているので、遅刻は厳禁。15分までを目安にアクセスしておくと安心です。

ベストシーズンとオフシーズン

カサ・バトリョ観光のベストシーズンは、春。20度前後の心地良い気温で雨も少ないため、特徴的なカサ・バトリョの外観を見て回れます。秋も過ごしやすい気温ではあるものの、降水確率が上がってしまうため、要注意!

カサ・バトリョは屋上テラスもあるので、ぜひ晴れた日に行ってみてくださいね。

カサ・バトリョ(Casa Batllo)の基本情報
住所:Pg. de Gràcia, 43, 08007 Barcelona, スペイン
電話:+34 932 16 03 06
営業時間:9:00~20:00(最終入場 19:15)
休業日:なし
アクセス: エル・プラット空港から車で約30分、カタルーニャ広場から電車で約5分
料金:大人 35ユーロ(約5,476円)、子ども(13歳から17歳) 29ユーロ(約4,537円)
2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算
公式サイト:https://www.casabatllo.es/

サグラダ・ファミリアの生誕のファサードと地下礼拝堂


photo by unsplash

バルセロナ屈指の人気観光スポットであるサグラダ・ファミリア。1882年より建築が開始されたものの、明確な図面がなかったことやスペイン内戦中に貴重な書類が燃えてしまったことから、当時は完成には約300年かかるとされていました。現在はアントニ・ガウディの没後100年の年である2026年の完成を目指して急ピッチで作業が進められています。

世界遺産に登録されているのは、生誕のファサードと地下礼拝堂のみ。特にイエスの誕生を表現している生誕のファザードは、ガウディ存命中に唯一手がけた作品として知られており、多くの観光客の心を虜にしています。

日没後にはサグラダ・ファミリア全体がライトアップされ、幻想的な姿を見せてくれます。

入場にはチケットの購入が必要!


photo by pixabay

サグラダ・ファミリアに入場するためには、チケットを購入する必要があります。1年を通して多くの観光客が訪れるスポットであるため、売り切れてしまうことのないよう、早めにオンラインでチケットを確保しておきましょう。チケットオフィスなどは設けられていないため、現地でチケットを購入することはできません。

また、サグラダ・ファミリアはカトリック教会なので、露出度の高い服装では立ち入れない可能性があります。宗教施設であることを配慮した服装でアクセスしてください。

見学方法は?予約は必要?

サグラダ・ファミリアのチケットは入場時間は15分ごとに分けられており、入場できる時間帯が決まっています。早めに購入しておかないと、長時間待たなければいけなくなることもあります。

サグラダ・ファミリア公式アプリをダウンロードしておけば、購入したチケットを管理したり、オーディオガイドをダウンロードできます。オーディオガイドは日本語にも対応しているので、それぞれの作品をしっかりと理解しながら観光できますよ!

ベストシーズンとオフシーズン

世界各地から観光客が訪れるサグラダ・ファミリアですが、一番混雑するシーズンはバケーション期間の夏。この時期は特に混雑するため、チケットを入手していても入口で待ち時間が発生することもあります。

スムーズに観光を楽しみたいなら、冬がおすすめ。気温が低いため厚手のアウターを着用する必要がありますが、観光客が比較的少ないのでゆっくりと歴史的建造物鑑賞を楽しめます。

サグラダ・ファミリア(Sagrada Familia)の基本情報
住所: C/ de Mallorca, 401, 08013 Barcelona, スペイン
電話:+34 932 08 04 14
営業時間:【サグラダファミリア】 11月〜2月 9:00~18:00(日曜 10:30〜18:00)、3月〜10月 9:00〜19:00(日曜 10:30〜19:00)、4月〜9月 9:00〜20:00(日曜 10:30〜20:00)※特別営業時間 12月25日、12月26日、1月1日、1月6日 9:00〜14:00
【ガウディの家博物館】10月〜3月 10:00〜18:00、4月〜9月 9:30〜20:00
12月25日と26日、1月1日と6日 10:00〜14:00
※チケットの販売は閉館15分前。
休業日:なし
アクセス:エル・プラット空港から車で約30分、カタルーニャ広場から電車で約10分
料金:【一般】大人 26ユーロ(約4,068円)、子ども(5歳~10歳) 24ユーロ(約3,755円)
【塔へのアクセス付き】大人 36ユーロ(約5,632円)、子ども(5歳~10歳) 34ユーロ(約5,319円)
2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算算
公式サイト:https://sagradafamilia.org/

7色のステンドグラスが美しい!コロニア・グエル教会の地下聖堂


photo by unsplash

バルセロナに行ったなら忘れずにチェックして欲しいのが、最高傑作として挙げられることも多いコロニア・グエル教会の地下聖堂。アントニ・ガウディの有力なパトロンであったグエルが新しい繊維工場を建築する際、そこで勤務する従業員のために周囲に住宅や教会を建てて街を作りました。

その教会を手がけたのが、アントニ・ガウディ。1908年に着手が開始されたものの、サグラダ・ファミリアの建築が始まってしまったため、未完成のまま。カラフルなステンドグラスも見どころの1つです。地下聖堂の中にはベンチも設置されているので、じっくりと休憩しながら内部を散策することもできますよ。

コロニア・グエル教会は、バルセロナから少し離れた場所に位置しています。バルセロナの中心エリアにあるカタルーニャ広場から電車と徒歩で40分ほどかかるので、時間に余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

入場にはチケットの購入が必要!

コロニア・グエル教会に入場するためには、チケットの購入が必要です。30分ごとに入場時間が決まっているので、時間に余裕をもって購入しておくと安心。もちろん、現地でのチケット購入も可能です。10歳以下の子どもは無料で入場できますよ。

見学方法は?予約は必要?

コロニア・グエル教会はバルセロナ市内から距離が離れているため、サグラダ・ファミリアやグエル公園と比べると観光客は少ないものの、スムーズに観光するためにも事前にチケットを購入しておきましょう。

コロニア・グエル教会の周辺にはアントニ・ガウディが手がけた地下聖堂以外にも、彼が手がけた十字架や当時の学校や住居も残されています。全てを観光するとなると、2時間以上はかかります。

コロニア・グエル教会には、日本語に対応しているオーディオガイドも用意されています。より詳しく知りたい方は、ぜひ利用してみてくださいね。

ベストシーズンとオフシーズン

コロニア・グエル教会の地下聖堂観光のベストシーズンは、春から秋。夏は気温が上がりますが、日本ほど湿度は高くないので、比較的快適に過ごせます。また、地下聖堂内には美しいステンドグラスがあるので、アクセスする時間帯は光が差し込む昼時がおすすめ。

冬のオフシーズン期間は、観光客も少なくなるため、ゆっくりと地下聖堂の雰囲気を堪能できます。

コロニア・グエル教会地下聖堂(Colonia Guell Church Crypt)の基本情報
住所: Carrer Claudi, Carrer Reixach, s/n, 08690 La Colònia Güell, Barcelona, スペイン
電話:+34 936 30 58 07
営業時間:平日 10:00〜17:00
土曜、日曜、祝日 10:00~15:00
休業日:1月1日・6日、12月25日・26日
アクセス: エル・プラット空港から車で約15分、カタルーニャ広場から電車で約40分
料金:【チケット+音声ガイド】大人 10ユーロ(約1,564円)、学生・65歳以上 8ユーロ(約1,251円)
【コンビネーション グエル】大人 14.8ユーロ(約2,315円)、学生・65歳以上 9.9ユーロ(約1,549円)
2023年6月27日のレート、1ユーロ=156.44円で計算
公式サイト:http://gaudicoloniaguell.org/

アントニ・ガウディ作品群の周り方


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ここからは、バルセロナの中心スポットであるカタルーニャ広場から出発することを想定したおすすめの回り方を紹介します。

【1日目】
カタルーニャ広場
↓(電車で約10分)
①サグラダ・ファミリア
↓(電車で約25分、タクシーで約10分)
②グエル公園
↓(電車で約15分、タクシーで約10分)
③カサ・ビセンス
↓(電車で約8分、徒歩で約17分)
④カサ・ミラ
↓(徒歩で約5分)
⑤カサ・バトリョ
↓(電車で約5分、徒歩で約10分)
カタルーニャ広場

【2日目】
カタルーニャ広場
↓(電車で約8分、徒歩で約10分)
⑥グエル邸
↓(電車で約50分、タクシーで約20分)
⑦コロニア・グエル教会
↓(電車で約40分、タクシーで約20分)
カタルーニャ広場

コロニア・グエル教会以外のスポットはバルセロナ市内にあるので、電車やタクシーなどの公共交通機関を使用して手軽にアクセスできます。バルセロナ市内では、自転車やキックボードが数多く貸し出されているため、街並みを眺めながらアントニ・ガウディの作品群を回ることもできますよ!

バルセロナカードを購入しておけば、バスや電車、トラムを無料で利用できたり、カサ・ミラやカサ・バトリョを割引価格で利用できます。

アントニ・ガウディの作品群観光における注意点


photo by Unsplash

アントニ・ガウディの作品群が多くあるバルセロナエリアは、比較的治安が良いと言われているものの、スリや置き引きなどが多く発生しています。特に駅や人気の観光スポット周辺は、多発地点となっています。それぞれのスポットを巡る際は、ショルダーバッグやリュックは前で持ったり、現金はあまり持ち歩かないようにするなど、対策を心がけましょう。

スマホもスリの対象になりますので、地図アプリを使用する際や調べ物をしている時も、周囲に気を配ることを忘れずに。事前に外務省が提供しているアプリ「たびレジ」をダウンロードして、バルセロナに関する最新情報を確認することも大切です。

長時間の移動を前提に予定を立てる


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アントニ・ガウディの作品群に入場するためには、チケットが必要です。時間が指定されているチケットも多く、遅れてしまうと入場できないこともあります。効率的に観光を楽しむためにも、慌てることのないように、時間に余裕を持ってスケジュールを立てておくと安心です。

繁忙期に行くなら事前予約を早めに完了する


photo by pixabay

アントニ・ガウディの作品群があるバルセロナは、スペイン屈指の観光エリア。特にアントニ・ガウディが手がけたスポットはどれも高い人気を誇っているので、ハイシーズンにはチケットが売り切れていることもあります。公式サイトで事前にチケットを確保しておきましょう。

アントニ・ガウディの作品群を満喫しよう

この記事では、アントニ・ガウディの作品群の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。アントニ・ガウディの作品群は、サグラダ・ファミリアをはじめとする人気スポットばかりなので、チケットオフィスで並ぶことのないように、事前にチケットを確保してからアクセスしましょう。

ぜひ紹介した情報を参考に、アントニ・ガウディの作品群の観光を満喫してみてくださいね!

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