新千歳空港から函館への行き方4選！最安・最速のアクセス方法を解説

函館は、新千歳空港から車で約4時間ほどかかる場所。五稜郭をはじめとした魅力的な観光地がたくさんあります。

本記事では、新千歳空港から函館に行く方法をご紹介。飛行機やバス、電車、レンタカーなどさまざまな方法があるので、自分の目的にぴったりの移動手段を選んでくださいね。

新千歳空港から函館に行く方法は？距離は？

新千歳空港から函館までは、直線距離で行けば約140キロメートルほどの距離です。ただし、陸路で行く場合は、内浦湾をぐるっと回って移動する必要があり、約250キロメートルほど移動することになります。距離でいえば、東京から静岡県浜松市あたりまで移動するイメージです。移動手段によっては時間がかかるため、しっかりと計画を立てて移動しましょう。

新千歳空港から函館までの最速・最安の行き方は？

このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。

また函館から新千歳空港への帰り方も紹介するので、参考にしてください。

新千歳空港から函館まで飛行機でアクセス！

飛行機での移動は、新千歳空港から函館へ最速で向かう手段です。新千歳空港から函館空港までは、全日空（ANA）が1日に2便運航しています。

函館空港までの所要時間は約40分

飛行機で新千歳空港から函館空港までの所要時間は、最短約40分です。搭乗前のチェックインの時間を含めたとしても、函館まで最速で移動できます。

ただし、新千歳空港から函館間の飛行機は、1日に2本しか運行していません。新千歳空港への到着時間によっては、別の移動手段を使った方が、早く移動できるケースもあります。

最速で函館まで移動したい場合は、事前に運行情報をチェックして、計画的に移動できるようにしましょう。

函館空港までの金額は片道6,970円～

飛行機の料金は、時期によって変わります。2024年5月時点での金額は6,970円〜です。高くてもおおむね15,000円程度で利用できます。

飛行機を利用する場合は、事前の予約がおすすめ。新千歳空港から函館空港間の便は、全74席の小さめの航空機で運行しています。そのため、観光シーズンなどでは、座席が売り切れてしまうケースも。

旅行の予定が決まったら、早めに航空券を入手しておきましょう。

函館行きの便は、新千歳空港の国内線ターミナルから出発します。運行は1日に2本のみで、おおむね午前と午後に1便ずつの運行です。

国内線を利用する場合は、出発時刻の20分前までに保安検査場を通過し、10分前までに搭乗口に向かう必要があります。新千歳空港は、国内4位の広さを誇る空港のため、少し余裕を持って移動時間を見込んでおくことがおすすめです。

新千歳空港で乗り継ぎをする場合は、荷物の受け取りやチェックインの有無によっても所要時間が変わります。新千歳空港の場合は、20〜30分程度の乗り継ぎの時間が必要です。

新千歳空港を出発した飛行機は、約40分かけて函館空港に到着します。函館空港から函館市内までは、バスやタクシーの利用が便利です。

新千歳空港からバスで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 最速で移動できる
• 乗り継ぎ便でスムーズに移動できる

デメリット

• 1日に2便しか運行していない
• 時期によっては料金が高いことも
• 座席数が少なく、航空券が取れない場合もある

飛行機の帰りは函館から出発！

新千歳空港からの帰りは、函館空港から出発する便を利用できます。金額は行きと同じくらいです。運行本数も同じく1日に2本のみで、正午頃と夕方以降に1便ずつが運行しています。所要時間は約40分で、新千歳空港から函館まで最短で移動できる方法です。

飛行機は最速で函館へ行きたい人におすすめ！

飛行機での移動は、最短で函館まで移動したい人におすすめ。所要時間は約40分で、すべての移動手段のなかで最速で移動できますよ。運行本数が少ない点と、時期によって料金が変動する点がデメリットですが、早く函館に移動したいときに利用したい方法です。

新千歳空港から函館までバスでアクセス！

新千歳空港から函館までは、バスを使った移動もおすすめ。残念ながら新千歳空港からの直行便はありませんが、札幌や大谷地から運行しています。

新千歳空港からそれぞれの場所に移動した場合の時間と料金はこちらです。

バス移動の所要時間は約6時間

高速はこだて号は、新千歳空港の周辺や札幌市内から函館に向けて出発しています。新千歳空港からバスに乗車するには、札幌か大谷地からの乗車がおすすめ。

バスで函館まで向かう場合の所要時間は、バス乗車場所までの移動を含めて約6時間程度です。新千歳空港から札幌や大谷地に向かうまでが約1時間で、函館までのバス乗車時間は約5時間30分です。

ただし、道路状況によっては、所要時間が予定よりも長くかかる場合もあります。また、バスは函館の各地に停車しながら移動するため、下車する停留所によっても所要時間が変わります。

函館までの金額は片道約5,420円～

新千歳空港から函館までバスで移動する場合は、トータルで片道約5,420円程度の料金がかかります。バスの料金は、乗車する場所や、時期によって変わります。

新千歳空港から大谷地まではバスを利用すると良いでしょう。電車の場合、地下鉄に乗り継ぎをしないといけません。バスは1,200円で利用でき、大谷地駅（バス）で下車すれば徒歩1分ほどで地下鉄大谷地駅6番のりばに行けます。

札幌までも電車かバスがありますが、高速はこだて号の乗り場に近いのはバスです。道庁正門前（バス）で下車すれば徒歩1分ほどで札幌駅前4番のりばまで行けます。料金は1,300円です。

函館向かう高速はこだて号は、乗車日と予約したタイミングで料金が変わります。時期料金は、A運賃、B運賃、C運賃の3つがあり、最も安いC料金の場合の運賃は4,320円です。

以下、2024年4月現在の運賃表をまとめました（※片道料金）。

また、A運賃・B運賃の場合は30日前、C運賃の場合は21日前までに予約をすれば、よりお得に乗車できる早割が適用できます。くわしくは公式サイトでご確認ください。

函館行きのバスは、札幌駅前と大谷地駅前のバス停からの乗車がおすすめです。

札幌駅から出発する場合は、札幌駅前4番乗り場からバスに乗車します。乗り場は、札幌駅から徒歩約6分ほどの場所にある、北海道庁旧本庁舎付近から出発します。札幌駅前には、複数のバス停があるので、乗り場を間違えないように注意しましょう。

大谷地から出発する場合は、地下鉄大谷地駅6番のりばからの乗車です。大谷地駅を降りてすぐの場所にあるので、札幌駅前に比べるとスムーズにバスへ乗車できます。ただし、新千歳空港から大谷地までの移動に時間がかかるため、余裕を持って移動することがおすすめ。

どちらの場合も、乗車するバスは高速はこだて号になるので、札幌か大谷地の行きやすい方を選択しましょう。

札幌駅を出発したバスは、札幌から八雲や森町に立ち寄りつつ、函館方面へと向かいます。函館駅や五稜郭などの主要観光地を含め、以下の順番に停車します。

• 新函館北斗駅
• 道の駅なないろ・ななえ
• 亀田支所前
• 五稜郭（本町）
• 函館駅前ターミナル
• 湯の川温泉 北
• 湯の川温泉
• 湯の川温泉 東

函館の各地に到着できるので、すぐに観光をスタートしたい方にもおすすめです。

新千歳空港からバスで移動するメリット＆デメリット

メリット

• リーズナブルに利用できる
• 函館の各地に停車する

デメリット

• 新千歳空港からの直行便がない
• 飛行機よりも時間がかかる

バスの帰りは函館から出発！

高速はこだて号は、札幌方面へ戻る折り返し便も運行しています。行きと同じく函館各地のバス停から出発し、約5時間30分をかけて札幌や大谷地駅へ向かいます。料金や乗車方法が行きと同じで、札幌や大谷地から電車などに乗り換え、新千歳空港まで移動する必要があります。

バスはリーズナブルに函館行きたい人におすすめ！

バスでの移動は、コスパ良く函館に移動したい方におすすめ。所要時間は約6時間30分と長めですが、片道約5,420円から利用できます。新千歳空港からの直行便はないので、札幌や大谷地での乗り換えが必要となるため、しっかりと旅程を立てて利用することがおすすめです。

新千歳空港から函館まで電車でアクセス！

新千歳空港から函館までの移動には、南千歳から発車する特急北斗を利用する方法もあります。乗り換えが必要にはなりますが、バスよりも早く、時期によっては飛行機よりも安く移動できます。

電車の所要時間はトータルで約3時間30分

函館まで電車で移動する場合は、新千歳空港から電車で南千歳駅に移動し、特急北斗へ乗り換えます。トータルでの所要時間は約3時間30分です。乗り換えが必要ではありますが、新千歳から南千歳までは1駅ですので、そこまで苦労はしません。

函館までの金額は片道8,580円

新千歳空港から函館まで電車で移動する場合の料金は、片道8,580円です。乗車料金が5,630円。そのほかに特急北斗の特急料金として2,950円がかかります。

このほかにも、特急北斗には座席幅の広いグリーン車が用意されています。グリーン料金が乗車券のほかに、グリーン券が必要とはなりますが、快適に函館まで移動したい人におすすめ。

特急北斗は、2024年春から自由席が廃止されています。そのため、乗車には指定席券の購入が必要です。特急北斗の乗車券は、新千歳空港駅にある指定席券売機で購入ができるほか、事前にネット予約もできます。

南千歳までは、新千歳空港の地下1階にあるJR線乗り場から快速エアポートで行きます。南千歳で下車して特急北斗に乗り換え、約3時間ほどで函館駅に到着です。

また、特急北斗は、函館駅までの間に大沼公園や新函館北斗、五稜郭に停車します。各観光地にダイレクトで移動できるので、すぐに観光をスタートできることが魅力です。

新千歳空港から電車で移動するメリット＆デメリット

メリット

• バスよりも早く移動できる
• 飛行機よりも料金が安い
• 函館の各地に到着できる

デメリット

• 自由席がない
• 揺れが大きく乗り物酔いする

電車の帰りは函館から出発！

函館から新千歳空港へ戻る場合は、函館駅や五稜郭駅から出発する特急北斗を利用します。所要時間や運賃は行きと同じで、指定席の購入が必要です。

移動経路としては、特急北斗で函館から南千歳まで移動し、快速エアポートで新千歳空港まで向かいます。

電車はコスパと早さを重視したい人におすすめ！

電車での移動は、コスパと時間短縮を両方叶えたい方におすすめ。所要時間は約3時間30分程度で、バスよりも早く移動できます。また、料金は8,580円からで、時期によっては飛行機よりも安く移動できるのが魅力です。振り子式電車特有の揺れがあるものの、北海道のさまざまな風景を堪能しながら移動できますよ。

新千歳空港から函館までレンタカーでアクセス！

北海道の旅行では、レンタカーを使った移動もおすすめ。道中で道内の名所に立ち寄りながら、のんびりと函館までの移動が楽しめます。

所要時間は約4時間で自由に寄り道ができる

新千歳空港から函館までは、車で約4時間程度の時間がかかります。ただし、高速道路を使って、休みなく走り続けた場合の所要時間のため、サービスエリアなどに立ち寄る場合にはもう少し長くかかります。

移動距離としては、約250キロメートルになりますので、1〜2回程度の休憩をはさみながらの移動がおすすめ。高速道路の途中には、数多くのサービスエリアやパーキングエリアがあります。

道央自動車道の途中には、噴火湾展望公園が隣接する豊浦噴火湾PAや、北海道ならではのグルメが楽しめる有珠山SAなどがあります。移動中も自由に寄り道ができることが、レンタカーを使った移動の魅力です。

函館までの高速料金は片道3,870円～

新千歳空港から函館まで車で移動する場合は、新千歳空港ICから道央自動車道に入り、大沼公園ICで下道に降りる経路が一般的。高速料金は、ETC利用で3,870円、一般料金の場合は5,530円です。

新千歳空港からレンタカーを利用する場合は、空港内のレンタカー点の利用がおすすめです。空港に到着してからすぐに利用できるので、スムーズに函館まで移動ができます。

ただし、空港内のレンタカー店は人気が高いため、観光シーズンには予約が取れないことも。空港内のレンタカーが予約できないときは、新千歳空港かた1つ隣の南千歳の店舗を利用しましょう。空港から電車での移動が必要になりますが、南千歳駅前にも複数のレンタカー店があります。

新千歳空港からレンタカーで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 自由に移動できる
• 函館までの道中で寄り道ができる

デメリット

• レンタカー代やガソリン代がかかる
• 自分で運転する必要がある

レンタカーは自由に函館に行きたい人におすすめ！

レンタカーでの移動は、函館まで自由に移動できるのが魅力。飛行機やバスのように時間を気にせずに、自由に寄り道をしながら観光を楽しめます。所要時間はやや長めですが、北海道のドライブを満喫しながら移動ができますよ。

目的に合わせて新千歳空港から函館に行こう！

本記事では、新千歳空港から函館まで、飛行機、バス、電車、レンタカーの5つの行き方について紹介しました。

それぞれメリットやデメリットはありますが、最短で移動したいときは飛行機がおすすめ。最短約40分で函館空港まで行けます。

バスでの移動は、リーズナブルに移動したい方におすすめ。所要時間は長いですが、飛行機や電車に比べて安く利用できます。

電車での移動は、飛行機とバスの中間的な移動手段です。バスよりも早く到着でき、飛行機よりも安く利用できます。

北海道の旅行を満喫するなら、レンタカーでの移動もおすすめです。函館まで寄り道をしながら移動ができ、自由に観光を楽しめます。

それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段で函館までの移動を楽しんでくださいね。

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