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【2024年最新】チリでおすすめの観光地49選!

チリは南米大陸の西海岸に位置し、驚くほど多様な自然景観と豊かな文化を誇る国です。2024年、世界中の旅行者を魅了し続けるチリの観光地をご紹介します。北部のアタカマ砂漠では、世界一乾燥した大地と星空観測を楽しめます。太平洋に浮かぶイースター島では、神秘的なモアイ像に出会えます。南部のパタゴニアでは、壮大な氷河と山々が広がります。さあ、チリの魅力的な49の観光地を巡る旅へ出発しましょう!

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チリは南米大陸の西海岸に位置し、驚くほど多様な自然景観と豊かな文化を誇る国です。2024年、世界中の旅行者を魅了し続けるチリの観光地をご紹介します。北部のアタカマ砂漠では、世界一乾燥した大地と星空観測を楽しめます。太平洋に浮かぶイースター島では、神秘的なモアイ像に出会えます。南部のパタゴニアでは、壮大な氷河と山々が広がります。さあ、チリの魅力的な49の観光地を巡る旅へ出発しましょう!

Contents

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チリの魅力的な観光地を巡る旅

チリは南米大陸の西側に位置し、南北に細長く伸びる独特な地形を持つ国です。太平洋に面した海岸線とアンデス山脈に挟まれた国土は、多様な自然景観を生み出しています。

北部は世界最乾燥地帯のアタカマ砂漠が広がり、中央部には首都サンティアゴを中心とした都市部が集中。南部にはパタゴニアの雄大な自然が待っています。この地理的多様性が、チリを魅力的な観光地にしているんです。

チリ観光の魅力は自然だけではありません。先住民の文化と欧州の影響が融合した独自の文化や、新鮮な海産物を使った料理も楽しみのひとつ。2024年は、この多彩な魅力を持つチリを訪れるのに最適な年かもしれませんよ。

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サンティアゴで絶対行きたいおすすめ観光地10選

photo by PIXTA

チリの首都サンティアゴには、歴史的な建造物から近代的な施設まで、多様な魅力にあふれる観光スポットが点在しています。アンデス山脈の麓に位置するこの都市では、壮大な自然の景観と都会的な雰囲気を同時に楽しむことができます。 サン・クリストバルの丘からの絶景、サンタ・ルシアの丘の歴史的な魅力、Sky Costaneraからの360度のパノラマビューなど、目を見張るような景色が楽しめるスポットが満載です。また、メトロポリタン大聖堂やラ・モネダ宮殿といった歴史的建造物、パブロ・ネルーダの邸宅や人権と記憶の博物館など、文化や歴史を深く感じられる場所も見逃せません。 さらに、バリオ・ラスタリアでのアート散策、Viña Cousino Maculでのワイン体験、Araucano Parkでの自然との触れ合いなど、サンティアゴならではの多彩な体験ができるスポットをご紹介します。これらの観光地を巡れば、サンティアゴの魅力を存分に味わえること間違いなしです!

サン・クリストバルの丘

サンティアゴを一望できる絶景スポット

photo by PIXTA

サン・クリストバルの丘は、サンティアゴ市内を一望できる絶景スポットとして知られています。標高約300メートルの丘の頂上には、高さ22メートルの白い聖母マリア像が立っており、その姿は市内のどこからでも見ることができます。 丘へはケーブルカーやファンキュラーで簡単にアクセスでき、頂上からはアンデス山脈を背景にしたサンティアゴの街並みを360度のパノラマで楽しむことができます。特に夕暮れ時の景色は息をのむほど美しく、多くの観光客や地元の人々に愛されています。 丘の中腹には、チリ国立動物園や日本庭園、プールなどの施設もあり、家族連れでも一日中楽しむことができます。また、丘の頂上付近には小さなカフェやお土産ショップもあるので、絶景を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすこともできます。 サン・クリストバルの丘は、サンティアゴの自然と都市の景観を一度に楽しめる、訪れる価値の高い観光スポットです。サンティアゴを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

サン・クリストバルの丘(Cerro San Cristóbal)の基本情報

住所

ピオ・ノノ(Pio Nono)100、レコレタ区、サンティアゴ

営業時間

ケーブルカー:火〜日 10:00〜19:45(月曜定休)
ファンキュラー:火〜日 10:00〜19:00(月曜定休)

アクセス

地下鉄1号線バケダノ駅から徒歩約10分

料金

ケーブルカー往復:大人 3,000チリペソ(約500円)、子供 1,500チリペソ(約250円)
ファンキュラー往復:大人 2,600チリペソ(約430円)、子供 1,300チリペソ(約220円)
※2024年2月現在、1チリペソ≒0.17円で計算

公式サイト

https://www.parquemet.cl/

サンタ・ルシアの丘

サンティアゴ発祥の地を感じる歴史的公園

photo by PIXTA

サンタ・ルシアの丘は、サンティアゴ市の中心部に位置する歴史的な公園で、サンティアゴの発祥の地として知られています。1541年、スペインの征服者ペドロ・デ・バルディビアがこの丘の麓でサンティアゴ市を創設しました。 丘の頂上までは、美しい庭園や噴水、歴史的な建造物が点在する石畳の小道を通って登ることができます。途中には、ネプチューンの噴水やチャカブコ要塞など、チリの歴史を感じさせる見どころがたくさんあります。 頂上からは、サンティアゴの街並みを一望できる素晴らしい眺めが広がります。特に、サンティアゴの象徴的な建物であるラ・モネダ宮殿やメトロポリタン大聖堂などを見ることができ、都市の歴史と現代が融合した景観を楽しめます。 サンタ・ルシアの丘は、その美しい景観と歴史的な価値から、地元の人々や観光客に人気のスポットとなっています。都市の喧騒を離れ、緑豊かな環境でゆっくりと過ごすことができる、サンティアゴ観光には欠かせない場所です。

サンタ・ルシアの丘(Cerro Santa Lucía)の基本情報

住所

アベニーダ・リベルタドール・ベルナルド・オヒギンス(Av. Libertador Bernardo O'Higgins)400、サンティアゴ

営業時間

9:00〜19:00(年中無休)

アクセス

地下鉄1号線サンタ・ルシア駅から徒歩約5分

料金

無料

公式サイト

https://www.santiago.cl/cerro-santa-lucia/

Sky Costanera

南米最高層ビルからの絶景パノラマ

photo by PIXTA

Sky Costaneraは、サンティアゴにある南米最高層ビル、グラン・トーレ・サンティアゴの展望台です。地上約300メートルの高さにあり、サンティアゴ市内を360度のパノラマで楽しむことができる絶景スポットです。 62階と61階にある展望フロアからは、サンティアゴの街並みはもちろん、晴れた日にはアンデス山脈の雄大な姿まで一望することができます。特に夕暮れ時には、街に灯りが灯り始める様子と、アンデス山脈に沈む夕日のコントラストが美しく、多くの観光客を魅了しています。 展望台には、双眼鏡や、サンティアゴの歴史や文化を紹介する展示コーナーも設置されており、単なる眺望だけでなく、チリの首都について学ぶこともできます。また、カフェも併設されているので、絶景を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすこともできます。 Sky Costaneraは、サンティアゴの近代的な一面を象徴する観光スポットであり、都市の全体像を一度に把握できる貴重な場所です。サンティアゴ観光の締めくくりに訪れるのがおすすめです。

Sky Costaneraの基本情報

住所

アンドレス・ベジョ(Andrés Bello)2425、プロビデンシア区、サンティアゴ

営業時間

月〜日 10:00〜22:00(年中無休)

アクセス

地下鉄1号線トバラバ駅から徒歩約10分

料金

大人 15,000チリペソ(約2,500円)、子供(4〜12歳) 10,000チリペソ(約1,700円)
※2024年2月現在、1チリペソ≒0.17円で計算

公式サイト

https://www.skycostanera.cl/

メトロポリタン大聖堂

サンティアゴの中心に佇む荘厳な大聖堂

photo by PIXTA

メトロポリタン大聖堂は、サンティアゴの中心部、アルマス広場に面して建つ荘厳な大聖堂です。1748年に建設が始まり、1800年に完成しました。その後も何度か改修や再建が行われ、現在の姿になっています。 ネオクラシカル様式の美しい外観は、サンティアゴの象徴的な建造物の一つとして知られています。内部に入ると、高い天井と豪華な装飾、美しいステンドグラスが訪れる人々を圧倒します。特に、メインの祭壇や側廊の礼拝堂には、チリの歴史や宗教に関連する貴重な美術品や彫刻が展示されています。 大聖堂は現在も活動中の教会であり、日々のミサや特別な宗教行事が行われています。観光客も自由に見学することができますが、礼拝中は静かに、敬意を持って行動することが求められます。 メトロポリタン大聖堂は、サンティアゴの歴史と信仰の中心地として、今もなお重要な役割を果たしています。その荘厳な雰囲気と芸術的価値の高い内装は、宗教の有無に関わらず多くの人々を魅了しています。サンティアゴの中心部を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。

メトロポリタン大聖堂(Catedral Metropolitana de Santiago)の基本情報

住所

プラザ・デ・アルマス(Plaza de Armas)s/n、サンティアゴ

営業時間

月〜金 10:00〜19:00、土・日 10:00〜20:00

アクセス

地下鉄5号線プラザ・デ・アルマス駅から徒歩約2分

料金

無料(寄付歓迎)

公式サイト

http://www.iglesiadesantiago.cl/

ラ・チャスコーナ(パブロ・ネルーダの邸宅)

ノーベル賞詩人の創造的な世界観を体感

ラ・チャスコーナは、ノーベル文学賞を受賞したチリの詩人パブロ・ネルーダが1953年から1973年まで住んでいた邸宅です。現在は博物館として一般公開されており、ネルーダの生活と創造的な世界観を垣間見ることができる貴重なスポットとなっています。 邸宅は、ネルーダ自身がデザインに携わった独特の建築様式が特徴で、船をモチーフにした部屋や、世界中から集めた珍しい収集品で溢れています。各部屋には、ネルーダの詩や生活に関連するオブジェや家具が展示されており、詩人の日常生活や創作活動の雰囲気を感じることができます。 特に注目すべきは、ネルーダの書斎や寝室、そして彼が愛した数々のコレクションです。色とりどりのガラス製品、船の模型、地図、貝殻など、詩人の豊かな想像力を刺激した品々が並んでいます。 ラ・チャスコーナは、単なる博物館ではなく、ネルーダの詩的世界観を体現した空間として、文学ファンはもちろん、アートや建築に興味がある人にとっても魅力的なスポットです。邸宅からはサンティアゴの街並みも一望でき、ネルーダが愛した風景を共有することもできます。 サンティアゴを訪れた際には、ぜひラ・チャスコーナを訪れ、チリが誇る詩人の創造的な世界に浸ってみてください。

ラ・チャスコーナ(La Chascona)の基本情報

住所

フェルナンド・マルケス・デ・ラ・プラタ(Fernando Márquez de la Plata)0192、プロビデンシア区、サンティアゴ

営業時間

火〜日 10:00〜18:00(月曜休館)

アクセス

地下鉄1号線バケダノ駅から徒歩約15分

料金

大人 7,000チリペソ(約1,200円)、学生 2,500チリペソ(約425円)
※2024年2月現在、1チリペソ≒0.17円で計算

公式サイト

https://fundacionneruda.org/en/museums/la-chascona-museum-house/

バリオ・ラスタリア

芸術と文化が息づく魅力的な地区

バリオ・ラスタリアは、サンティアゴの中心部に位置する芸術と文化の中心地です。19世紀末から20世紀初頭にかけて建てられた美しい建築物が立ち並び、現在はアートギャラリー、カフェ、レストラン、ブティックなどが集まる魅力的な地区となっています。 この地区の特徴は、昔ながらの建築物と現代的な要素が見事に調和していることです。石畳の通りを歩けば、カラフルな壁画やストリートアートに出会うことができ、芸術家たちの創造性を感じることができます。 バリオ・ラスタリアには、ガブリエラ・ミストラル文化センターやビセンテナリオ公園など、文化施設も充実しています。週末には野外マーケットが開かれ、地元のアーティストによる手作り品や古書などが並びます。 また、この地区は美食の宝庫としても知られています。チリ料理からインターナショナルな料理まで、様々なレストランやカフェが軒を連ねており、食事を楽しみながら地区の雰囲気を堪能することができます。 バリオ・ラスタリアは、サンティアゴの文化的な側面を体験できる最適な場所です。芸術、歴史、グルメを一度に楽しめる、魅力的な観光スポットとして人気を集めています。

バリオ・ラスタリア(Barrio Lastarria)の基本情報

住所

ラスタリア通り(Calle Lastarria)周辺、サンティアゴ

営業時間

各店舗により異なる(多くの店舗は10:00頃から営業)

アクセス

地下鉄1号線ウニベルシダ・カトリカ駅から徒歩約5分

料金

地区の散策は無料(各施設や店舗の料金は異なる)

公式サイト

https://www.barriolastarria.com/

人権と記憶の博物館

チリの歴史を学び、平和の大切さを考える場所

人権と記憶の博物館は、チリの軍事政権時代(1973年〜1990年)の人権侵害の歴史を伝え、二度と同じ過ちを繰り返さないための教育施設です。2010年に開館し、チリの民主化と人権尊重の重要性を訴える重要な場所となっています。 博物館の展示は、軍事クーデター前のチリの状況から始まり、独裁政権下での人権侵害、そして民主化への道のりを時系列で紹介しています。写真、映像、証言、遺品などの展示物を通じて、当時の社会状況や被害者の体験を生々しく伝えています。 特に印象的なのは、失踪者の写真が壁一面に展示されている「記憶の廊下」です。一人一人の顔写真を見ることで、数字だけでは伝わらない人権侵害の実態を感じ取ることができます。 博物館は単に過去の出来事を伝えるだけでなく、現代の人権問題についても考える機会を提供しています。また、子供向けの教育プログラムも充実しており、次世代に平和の大切さを伝える取り組みも行っています。 人権と記憶の博物館は、チリの歴史の暗い一面を知り、人権と民主主義の価値を再確認する貴重な場所です。サンティアゴを訪れる際には、ぜひ時間を取って訪れてみてください。

人権と記憶の博物館(Museo de la Memoria y los Derechos Humanos)の基本情報

住所

マトゥカナ(Matucana)501、サンティアゴ

営業時間

火〜日 10:00〜18:00(月曜休館)

アクセス

地下鉄5号線キンタ・ノルマル駅から徒歩約5分

料金

無料

公式サイト

https://web.museodelamemoria.cl/

Viña Cousino Macul

サンティアゴ市内で楽しむワイナリー体験

Viña Cousino Maculは、サンティアゴ市内に位置する歴史あるワイナリーです。1856年に設立され、現在も家族経営で運営されている、チリで最も古いワイナリーの一つです。都市部にありながら、広大なブドウ畑と伝統的なワイン製造施設を有しており、サンティアゴ観光の中でユニークな体験ができる場所として人気を集めています。 ワイナリーツアーでは、ブドウ畑の散策から始まり、ワイン製造過程の説明、そして歴史ある地下セラーの見学など、ワイン造りの全工程を学ぶことができます。ツアーの最後には、Cousino Maculの代表的なワインの試飲も楽しめます。 特に注目すべきは、19世紀から使用されている伝統的な樽熟成セラーです。その歴史的な雰囲気は、ワイン愛好家だけでなく、歴史や建築に興味がある人にも魅力的です。 Viña Cousino Maculは、チリワインの歴史と現代の製造技術を同時に学べる貴重な場所です。都市部にあるため、サンティアゴ滞在中に気軽にワイナリー体験ができる点も魅力の一つです。チリワインに興味がある方はもちろん、サンティアゴの文化的な側面を知りたい方にもおすすめのスポットです。

Viña Cousino Maculの基本情報

住所

アベニーダ・キロタ(Av. Quilota)7501、ペニャロレン区、サンティアゴ

営業時間

月〜金 10:00〜17:00、土 10:00〜13:30(日曜・祝日休業)

アクセス

地下鉄4号線ロス・プレシデンテス駅からタクシーで約15分

料金

ツアー料金:大人 15,000チリペソ(約2,500円)〜(コースにより異なる)
※2024年2月現在、1チリペソ≒0.17円で計算

公式サイト

https://www.cousinomacul.com/

Araucano Park

都市のオアシス、緑豊かな公共公園

Araucano Parkは、サンティアゴ東部のラス・コンデス区に位置する広大な公共公園です。約30ヘクタールの敷地に、緑豊かな芝生広場、遊歩道、湖、遊具エリアなどが整備されており、地元の人々や観光客の憩いの場となっています。 公園内には、様々な種類の木々や植物が植えられており、都市部にいながら自然を満喫することができます。広々とした芝生エリアでは、ピクニックやスポーツを楽しむ人々の姿が見られ、週末には多くの家族連れで賑わいます。 公園の中心にある人工湖は、公園の景観のハイライトの一つです。湖の周りを散歩したり、ベンチに座ってゆっくりと過ごしたりすることができます。また、子供向けの大型遊具エリアも充実しており、家族で一日中楽しむことができます。 Araucano Parkは、単なる公園以上の役割を果たしています。環境教育のためのプログラムや、文化イベント、アウトドアコンサートなども定期的に開催されており、地域のコミュニティの中心的な場所となっています。 サンティアゴの喧騒から少し離れて、緑に囲まれてリラックスしたい方にぴったりの場所です。観光の合間のリフレッシュや、地元の人々の日常生活を垣間見るのにも最適なスポットです。

Araucano Parkの基本情報

住所

アベニーダ・プレジデンテ・リモネダ(Av. Presidente Riesco)5150、ラス・コンデス区、サンティアゴ

営業時間

24時間開放(年中無休)

アクセス

地下鉄1号線マンケウエ駅から徒歩約15分

料金

無料

公式サイト

https://www.lascondes.cl/parques/parque-araucano.html

ラ・モネダ宮殿

チリの政治の中心、歴史的な大統領官邸

ラ・モネダ宮殿は、チリの大統領府であり、国の政治の中心地です。18世紀末に造幣局として建設されましたが、1845年からチリ大統領の執務室および官邸として使用されています。その名前の「ラ・モネダ」はスペイン語で「硬貨」を意味し、かつての用途を反映しています。 この建物は、ネオクラシカル様式の美しい建築で知られており、サンティアゴの象徴的な建造物の一つとなっています。白い外壁と青い屋根の組み合わせは、チリの国旗の色を思わせ、国民の誇りとなっています。 宮殿の前にあるシウダダニア広場では、毎日行われる衛兵交代式を見ることができます。この儀式は観光客に人気があり、チリの軍事的伝統を垣間見ることができます。 内部の一部は一般公開されており、ガイド付きツアーに参加することで、歴史的な部屋や美術品を見学することができます。特に、「パティオ・デ・ロス・ナランホス(オレンジの中庭)」は美しい内部庭園として知られています。 ラ・モネダ宮殿は、チリの政治史において重要な舞台となってきました。特に1973年のクーデター時に爆撃を受けた際の出来事は、チリの近代史における転換点として記憶されています。 サンティアゴを訪れる際には、チリの政治と歴史の中心地であるラ・モネダ宮殿を外からでも見学することをおすすめします。その荘厳な姿は、チリの国家としての威厳を感じさせてくれるでしょう。

ラ・モネダ宮殿(Palacio de La Moneda)の基本情報

住所

モランデ(Morandé)130、サンティアゴ

見学時間

月〜金 10:00〜18:00(土日祝は休館)
※内部見学はガイド付きツアーのみ、事前予約が必要

アクセス

地下鉄1号線ラ・モネダ駅から徒歩約5分

料金

外観見学は無料
内部ツアー:無料(要予約)

公式サイト

https://www.gob.cl/presidencia/

イースター島で絶対行きたいおすすめ観光地10選

photo by PIXTA

イースター島には、神秘的なモアイ像から息を呑むような自然景観まで、多様な魅力にあふれた観光スポットが点在しています。有名なアフ・トンガリキでは15体のモアイ像が並び立つ圧巻の光景が、ラノ・ララクではモアイ像の製作現場の跡を見ることができます。美しいアナケナ・ビーチや神秘的なオロンゴ遺跡など、自然と文化が融合した見どころも豊富です。 島内を効率よく回るには、ハンガ・ロア村を起点に、東部、南部、西部の順で観光するのがおすすめです。レンタカーを利用すれば、2〜3日で主要スポットを巡ることができるでしょう。これから紹介する10選の観光地を訪れることで、イースター島の持つ神秘性と歴史的な重要性を十分に体感できるはずです。

photo by Unsplash

アフ・トンガリキ

イースター島最大のモアイ群像が並ぶ絶景スポット

photo by PIXTA

アフ・トンガリキは、イースター島で最も有名な観光スポットの一つです。15体の巨大なモアイ像が一列に並ぶ姿は圧巻で、多くの観光客を魅了しています。「トンガリキ」はラパヌイ語で「王の港」を意味し、かつてこの地域が重要な集落だったことを物語っています。 1960年のチリ地震で津波により倒壊しましたが、1992年から1996年にかけて日本の建設機械メーカー・タダノの協力により修復されました。現在見られる15体のモアイ像は、高さ4〜8メートル、重さ40〜80トンにも及びます。 アフ・トンガリキは特に朝日の名所として知られており、モアイ像のシルエットと朝日のコントラストは息をのむほどの美しさです。また、夕暮れ時の風景も幻想的で、多くのカメラマンが訪れます。周辺には古代の岩絵も残されており、イースター島の豊かな歴史を感じることができます。

アフ・トンガリキ(Ahu Tongariki)の基本情報

住所

Ahu Tongariki, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

24時間(ただし、日の出前後は特に混雑するので注意)

アクセス

ハンガロア村から車で約30分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

ラノ・ララク

モアイ像の製作現場を見学できる貴重なスポット

photo by PIXTA

ラノ・ララクは、イースター島のモアイ像の大半が製作された場所として知られる火山跡地です。この場所は、モアイ像の製作過程を直接見ることができる唯一の場所であり、考古学的にも非常に重要な遺跡です。 火山の外側の斜面には、様々な段階で製作が中断されたモアイ像が点在しています。中には、高さ21メートル、重さ270トンにも及ぶ巨大なモアイ像も存在し、古代の人々の驚異的な技術力を物語っています。 火山の内側にある湖畔では、完成間近で放棄されたモアイ像を見ることができます。これらのモアイ像は、製作技術の進化や、なぜ突然製作が中止されたのかという謎を解く重要な手がかりとなっています。 ラノ・ララクを訪れることで、モアイ像の製作過程や、イースター島の古代文明の繁栄と衰退について深く学ぶことができます。また、火山の頂上からは島の広大な景色を一望でき、イースター島の自然の美しさも堪能できます。

ラノ・ララク(Rano Raraku)の基本情報

住所

Rano Raraku, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜18:00

アクセス

ハンガロア村から車で約30分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

アナケナ・ビーチ

モアイ像と白浜が織りなす絶景ビーチ

photo by PIXTA

アナケナ・ビーチは、イースター島で最も美しいビーチとして知られています。白い砂浜、透明度の高い青い海、そしてヤシの木が立ち並ぶ風景は、南太平洋の楽園を思わせます。さらに、ビーチの背後にはモアイ像が立ち、独特の雰囲気を醸し出しています。 このビーチには、アフ・ナウナウと呼ばれる7体のモアイ像が立っています。これらのモアイ像は、1960年代に考古学者たらによって復元されたもので、かつての姿を今に伝えています。 アナケナ・ビーチは、イースター島の伝説的な王ホツ・マトゥアが最初に上陸したとされる場所でもあり、歴史的にも重要な意味を持っています。ビーチでは、スイミングやシュノーケリングを楽しむことができ、イースター島の自然を満喫できます。 また、ビーチ周辺には小さなレストランやソuvニアショップがあり、リラックスした時間を過ごすことができます。夕暮れ時には、モアイ像と夕日のコントラストが美しく、多くの観光客が訪れます。

アナケナ・ビーチ(Anakena Beach)の基本情報

住所

Anakena Beach, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

24時間

アクセス

ハンガロア村から車で約20分

料金

無料(ただし、ラパ・ヌイ国立公園の入場料が必要)

公式サイト

なし

オロンゴ遺跡

鳥人儀式の舞台となった神秘的な遺跡

photo by PIXTA

オロンゴ遺跡は、イースター島の南西端に位置する重要な考古学的遺跡です。この場所は、かつて「鳥人儀式」と呼ばれる独特の文化的行事が行われていた場所として知られています。 遺跡は、ラノ・カウ火山の縁に沿って建てられた53の石造りの家屋跡から成り立っています。これらの家屋は、鳥人儀式の期間中に祭司や参加者が滞在した場所だと考えられています。 鳥人儀式は、毎年行われる競争で、参加者たちはモトゥ・ヌイ島まで泳ぎ、そこに営巣するアジサシの最初の卵を持ち帰るというものでした。この儀式は、イースター島の社会や政治に大きな影響を与えていたとされています。 オロンゴ遺跡からは、断崖絶壁の向こうに広がる太平洋と、モトゥ・ヌイ島を一望することができます。また、遺跡内には数多くの岩絵(ペトログリフ)が残されており、鳥人の姿や他の神秘的な図像を見ることができます。 この遺跡は、イースター島の文化的・歴史的な重要性を理解する上で欠かせない場所であり、島の神秘的な雰囲気を最も強く感じられる場所の一つです。

オロンゴ遺跡(Orongo Ceremonial Village)の基本情報

住所

Orongo, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜16:00

アクセス

ハンガロア村から車で約15分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

ラノ・カウ

絶景が広がる巨大な火山湖

photo by PIXTA

ラノ・カウは、イースター島南西部に位置する巨大な火山湖で、島内で最も印象的な自然景観の一つです。直径約1.6km、深さ約200mのこのカルデラ湖は、その独特の形状と美しさで多くの観光客を魅了しています。 湖の表面には、浮島のように見える植物が生い茂っており、独特の模様を描いています。これらの植物は、古代のイースター島の人々が儀式や生活に使用していたとされ、歴史的にも重要な意味を持っています。 ラノ・カウの縁からは、太平洋の広大な景色を一望することができます。晴れた日には、遠くにモトゥ・ヌイ島を見ることもできます。また、火山の縁に沿って歩くことができるトレイルもあり、イースター島の自然を肌で感じることができます。 火山の北側には、古代の儀式の場であったオロンゴ遺跡があります。ラノ・カウとオロンゴ遺跡を合わせて訪れることで、イースター島の自然と文化の両方を深く理解することができます。 ラノ・カウは、特に夕暮れ時に美しく、湖面に反射する夕日の光景は息をのむほどです。写真愛好家にとっても、絶好の撮影スポットとなっています。

ラノ・カウ(Rano Kau)の基本情報

住所

Rano Kau, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜18:00

アクセス

ハンガロア村から車で約15分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

タハイ儀式村

夕日とモアイ像の絶景が楽しめる人気スポット

photo by PIXTA

タハイ儀式村は、イースター島の主要な集落であるハンガロア村の近くに位置する重要な考古学的遺跡です。この場所は、特に美しい夕日とモアイ像のシルエットが織りなす絶景で知られており、多くの観光客が訪れる人気スポットです。 タハイ儀式村には、3つの異なるアフ(祭壇)があり、それぞれに特徴的なモアイ像が立っています。中でも最も有名なのは、目が復元されている唯一のモアイ像「コ・テ・リク」です。この像の目は白い珊瑚と黒い黒曜石で作られており、かつてのモアイ像の姿を想像させてくれます。 また、タハイ儀式村には、イースター島で唯一プカオ(赤い石の冠)を被ったまま立っているモアイ像もあります。これらのモアイ像は、イースター島の文化の多様性と豊かさを物語っています。 夕暮れ時になると、タハイ儀式村は特に美しい姿を見せます。太平洋に沈む夕日を背景に、モアイ像のシルエットが浮かび上がる様子は圧巻で、多くの写真愛好家が訪れます。 タハイ儀式村は、ハンガロア村から徒歩でアクセスできる距離にあるため、滞在中に何度も訪れることができます。朝、昼、夕方と異なる時間帯に訪れることで、様々な表情のモアイ像を楽しむことができるでしょう。

タハイ儀式村(Tahai Ceremonial Complex)の基本情報

住所

Tahai, Hanga Roa, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

24時間

アクセス

ハンガロア村から徒歩で約15分

料金

無料(ただし、ラパ・ヌイ国立公園の入場料が必要)

公式サイト

なし

アフ・アキビ

海を向いて立つ7体のモアイ像

photo by PIXTA

アフ・アキビは、イースター島の内陸部に位置する特異なモアイ遺跡です。ここに立つ7体のモアイ像は、島内で唯一海を向いて立っており、その姿は神秘的で印象的です。 これらのモアイ像は、伝説によると7人の探検家を表しているとされています。彼らは、ポリネシアの神話的な故郷「ヒバ」から派遣され、イースター島を発見したとされる人物たちです。各像の高さは約4メートルで、同じ大きさと形をしているのが特徴です。 アフ・アキビのモアイ像は、1960年代に考古学者ウィリアム・ムローイによって修復されました。これは、科学的な方法で行われた最初のモアイ像の修復作業として知られています。 また、アフ・アキビは春分の日と秋分の日に太陽が真正面から沈むように設計されていると言われており、古代イースター島の人々の天文学的知識の高さを示す証拠の一つとされています。 周辺の広大な草原と、遠くに見える海との対比が美しく、特に夕暮れ時には幻想的な雰囲気を醸し出します。静かで穏やかな雰囲気のアフ・アキビは、ゆっくりとモアイ像の魅力を堪能したい方におすすめのスポットです。

アフ・アキビ(Ahu Akivi)の基本情報

住所

Ahu Akivi, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜18:00

アクセス

ハンガロア村から車で約15分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

テ・ピト・クラ

イースター島最大のモアイ像がある神秘的なスポット

photo by PIXTA

テ・ピト・クラは、イースター島北東部に位置する考古学的遺跡で、「世界のへそ」を意味する名前を持つ神秘的な場所です。この遺跡は、かつて島内最大のモアイ像が立っていた場所として知られています。 テ・ピト・クラの最大の見どころは、倒れたままの状態で横たわる巨大なモアイ像です。この像は高さ約10メートル、重さ約82トンと推定されており、イースター島で最大のモアイ像とされています。残念ながら現在は倒れた状態ですが、その巨大さは圧倒的で、古代イースター島の人々の驚異的な技術力を物語っています。 また、テ・ピト・クラには「テ・ピト・オ・テ・ヘヌア」と呼ばれる丸い石があります。この石は磁気を帯びているとされ、地元の人々にとっては神聖な場所となっています。伝説によると、この石に触れることで特別な力を得られるとされ、多くの観光客が訪れています。 テ・ピト・クラからは、美しい海岸線を一望することができます。荒々しい波が打ち寄せる海岸と、倒れたモアイ像が作り出す風景は、イースター島の神秘的な雰囲気を存分に味わえる場所となっています。 この遺跡は、イースター島の歴史と文化を深く感じられる場所であり、島の神秘的な魅力を体験したい方には必見のスポットです。

テ・ピト・クラ(Te Pito Kura)の基本情報

住所

Te Pito Kura, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜18:00

アクセス

ハンガロア村から車で約30分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

プナパウ

モアイの「帽子」の採石場跡

photo by PIXTA

プナパウは、イースター島西部に位置する小さな火山跡地で、モアイ像の「プカオ」(赤い石の冠)の採石場として知られています。この場所は、イースター島の歴史と文化を理解する上で重要な役割を果たしています。 プナパウの赤いスコリア(多孔質の火山岩)は、モアイ像の頭に載せられた円筒形の「プカオ」の材料として使用されました。これらのプカオは、一説によると髪型や帽子を表していると言われていますが、その正確な意味や用途については諸説あります。 採石場跡には、様々な大きさのプカオが点在しており、中には直径2メートル、重さ11トンを超えるものもあります。これらの巨大な石を、どのようにして切り出し、運搬したのかは現在でも謎に包まれています。 プナパウからは、イースター島の美しい海岸線を一望することができます。また、周辺には古代の住居跡や洞窟も残されており、イースター島の古代文明の痕跡を探る上で貴重な場所となっています。 この場所を訪れることで、モアイ像の製作過程や、古代イースター島の人々の高度な技術力について、より深く理解することができるでしょう。また、プナパウの赤い岩肌と周囲の緑のコントラストは、写真撮影のスポットとしても人気があります。

プナパウ(Puna Pau)の基本情報

住所

Puna Pau, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜18:00

アクセス

ハンガロア村から車で約10分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

アフ・ビナプ

モアイ像の歴史を物語る遺跡

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アフ・ビナプは、イースター島南部に位置する考古学的遺跡で、モアイ像の歴史を物語る重要な場所です。この遺跡は、モアイ像が倒された時代の痕跡を色濃く残しており、イースター島の文化的変遷を理解する上で貴重な情報を提供しています。 アフ・ビナプには、7体の大きなモアイ像が倒れたまま横たわっています。これらのモアイ像は、17世紀後半から18世紀にかけて起こったとされる部族間の争いの中で倒されたと考えられています。倒れたモアイ像の姿は、イースター島の歴史の激動の時代を生々しく物語っています。 特筆すべきは、これらのモアイ像の多くが「プカオ」(赤い石の冠)を被ったまま倒れていることです。これは、モアイ像が倒される直前まで完成した姿で立っていたことを示唆しており、考古学的に非常に重要な発見となっています。 アフ・ビナプの周辺には、古代の住居跡や岩絵も残されており、当時の人々の生活や文化を垣間見ることができます。また、遺跡からは美しい海岸線を望むことができ、荒々しい波と倒れたモアイ像が作り出す風景は、イースター島の神秘的な雰囲気を存分に味わえます。 アフ・ビナプは、他の有名なモアイ像の遺跡に比べると比較的訪れる人が少ないため、静かにイースター島の歴史に思いを馳せることができる場所です。モアイ像の盛衰を直に感じられるこの遺跡は、イースター島の文化的な深みを理解したい方には必見のスポットです。

アフ・ビナプ(Ahu Vinapu)の基本情報

住所

Ahu Vinapu, Isla de Pascua, Región de Valparaíso, Chile

営業時間

9:00〜18:00

アクセス

ハンガロア村から車で約15分

料金

ラパ・ヌイ国立公園の入場料に含まれる(大人80ドル、子供40ドル)

公式サイト

https://www.conaf.cl/parques/parque-nacional-rapa-nui/

バルパライソで絶対行きたいおすすめ観光地10選

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チリの港町バルパライソは、カラフルな建物と急な坂道が特徴的な魅力的な観光地です。ユネスコ世界遺産にも登録されているこの街には、歴史的な建造物や芸術的な街並み、美しい海岸線など、様々な見どころがあります。

特に注目すべきは、街の象徴とも言えるアセンソール(昇降機)です。急な坂道を移動する際に便利なこの乗り物は、バルパライソの歴史と文化を体感できる貴重な存在です。また、セロ・アレグレやラ・セバスティアナなどの丘の上からは、街全体を見渡す絶景が楽しめます。プラヤ・アンチャやミラマルでは、美しい海岸線を堪能できるでしょう。歴史好きの方には、エクス・カルセルやイグレシア・ラ・マトリスがおすすめです。芸術に興味がある方は、ムゼオ・デ・ベラス・アルテス・デ・バルパライソを訪れてみてください。

これらの観光スポットを巡る際は、アセンソールを利用したり、徒歩で散策したりと、様々な方法で街の雰囲気を楽しむことができます。バルパライソの多彩な魅力を存分に味わってください!

アセンソール・コンセプシオン

バルパライソの象徴的な傾斜鉄道

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アセンソール・コンセプシオンは、バルパライソの象徴的な観光スポットです。1883年に建設されたこの傾斜鉄道は、急な坂で知られる街の移動を容易にし、今も現役で活躍しています。 乗車すると、わずか70メートルの距離を約2分で上昇。短い乗車時間ですが、バルパライソの歴史を肌で感じられる貴重な体験です。頂上に到着すると、息をのむような港の絶景が広がります。 アセンソールは単なる交通手段ではなく、バルパライソの文化遺産としても重要です。2003年にはユネスコ世界遺産に登録され、その歴史的価値が認められました。 乗車前に、アセンソールの歴史を紹介する展示を見学するのもおすすめです。バルパライソの発展とアセンソールの関係を知ることで、乗車体験がより深まります。 夕暮れ時の利用もおすすめです。沈みゆく太陽に照らされた港の風景は、忘れられない思い出になるでしょう。アセンソール・コンセプシオンは、バルパライソの過去と現在をつなぐ、まさに生きた歴史です。

アセンソール・コンセプシオン(Ascensor Concepción)の基本情報

住所

Calle Papudo, Valparaíso, チリ

営業時間

7:00~22:00(年中無休)

アクセス

バルパライソ中心部から徒歩約10分

料金

大人 100ペソ(約17円)、子供 50ペソ(約8円) ※2023年7月のレート、1ペソ=0.17円で計算

公式サイト

https://www.ciudaddevalparaiso.cl/ascensores/

セロ・アレグレ

カラフルな建物が並ぶ芸術の丘

photo by PIXTA

セロ・アレグレは、バルパライソを代表する観光スポットの一つです。「陽気な丘」という意味を持つこの地区は、その名の通り、カラフルな建物と活気あふれる雰囲気が特徴です。 19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパからの移民たちによって発展したセロ・アレグレ。彼らが持ち込んだ建築様式と、チリの伝統が融合した独特の街並みは、まるで一枚の絵画のようです。 丘の斜面に建つ家々は、それぞれが異なる色で塗られており、まるでレインボーのような景観を作り出しています。これらの建物の多くは、現在ではアートギャラリーやカフェ、ブティックホテルとして利用されており、観光客を魅了しています。 セロ・アレグレの魅力は、単に見た目だけではありません。狭い路地を歩けば、地元のアーティストたちが制作した壁画やストリートアートに出会えます。また、小さなカフェやレストランでは、チリの伝統料理を楽しむこともできます。 丘の頂上からは、バルパライソの港を一望できる絶景ポイントがあります。特に夕暮れ時は、沈む夕日と港の灯りが織りなす幻想的な風景を楽しめます。 セロ・アレグレは、バルパライソの芸術性と歴史、そして現代の活気が融合した場所。ここでの散策は、まさにバルパライソの魅力を凝縮して体験できる、貴重な時間となるでしょう。

セロ・アレグレ(Cerro Alegre)の基本情報

住所

Cerro Alegre, Valparaíso, チリ

営業時間

24時間(公共の場所のため)

アクセス

バルパライソ中心部から徒歩約15分、またはアセンソール・コンセプシオンを利用

料金

無料(一部の美術館やギャラリーは有料)

公式サイト

なし(公共の場所のため)

ラ・セバスティアナ

ノーベル賞詩人パブロ・ネルーダの家

ラ・セバスティアナは、チリを代表する詩人パブロ・ネルーダの家の一つです。1959年に建てられたこの家は、ネルーダが晩年を過ごした場所として知られています。 5階建ての独特な建築様式は、ネルーダの詩的感性を反映しています。各階には、ネルーダの生活や創作活動を垣間見ることができる展示があります。彼の愛用品、コレクション、そして詩作に使用した道具などが、当時のままに保存されています。 特に印象的なのは、最上階の書斎です。ここからは、バルパライソの港を一望できる絶景が広がります。ネルーダがこの景色を眺めながら詩作に励んだことを想像すると、感慨深いものがあります。 館内には、ネルーダの詩の一節が壁に刻まれており、彼の言葉の力強さを直に感じることができます。また、ネルーダの生涯や作品に関する詳細な解説も提供されており、チリ文学の巨匠について深く学ぶことができます。 ラ・セバスティアナは単なる博物館ではありません。ネルーダの創造性と、バルパライソへの愛が詰まった空間です。この家を訪れることで、ネルーダの詩世界に浸り、バルパライソの魅力をより深く理解することができるでしょう。 文学ファンはもちろん、建築や歴史に興味がある方にもおすすめのスポットです。ラ・セバスティアナは、バルパライソの文化的魅力を凝縮した、まさに宝石のような存在なのです。

ラ・セバスティアナ(La Sebastiana)の基本情報

住所

Ricardo de Ferrari 692, Valparaíso, チリ

営業時間

火曜~日曜 10:00~18:00(月曜休館)

アクセス

バルパライソ中心部から徒歩約30分、またはバスで約15分

料金

大人 7,000ペソ(約1,190円)、学生 3,000ペソ(約510円)、子供無料 ※2023年7月のレート、1ペソ=0.17円で計算

公式サイト

https://fundacionneruda.org/en/museums/la-sebastiana-museum-house/

プラヤ・アンチャ

バルパライソの美しい海岸線

プラヤ・アンチャは、バルパライソの美しい海岸線を代表する場所です。「広い浜」という意味を持つこの地区は、その名の通り、広々とした海岸と美しい景観が特徴です。 プラヤ・アンチャは、単なるビーチエリアではありません。ここには、バルパライソの歴史と現代が共存しています。19世紀に建てられた優雅な邸宅や、現代的なレストラン、カフェが並び、独特の雰囲気を醸し出しています。 海岸沿いの遊歩道は、地元の人々や観光客に人気のスポットです。ここを散策すれば、太平洋の爽やかな潮風を感じながら、バルパライソの日常を垣間見ることができます。特に夕暮れ時は、沈む夕日と海の景色が絶景です。 プラヤ・アンチャには、いくつかの見どころがあります。その一つが、チリ海軍の英雄アルトゥーロ・プラットを称える記念碑です。また、海事博物館では、チリの海洋史について学ぶことができます。 この地区は、バルパライソの食文化を楽しむのにも最適です。新鮮な魚介類を使った料理を提供するレストランが多く、チリの味覚を堪能できます。特に、チリの国民食とも言えるセビーチェ(マリネした魚料理)は必食です。 プラヤ・アンチャは、バルパライソの自然美と都市の魅力が融合した場所です。海を眺めながらのんびり過ごすのも良し、活気ある街並みを探索するのも良し。バルパライソ滞在中、必ず訪れたい魅力的なスポットの一つです。

プラヤ・アンチャ(Playa Ancha)の基本情報

住所

Playa Ancha, Valparaíso, チリ

営業時間

24時間(公共の場所のため)

アクセス

バルパライソ中心部からバスで約20分

料金

無料(一部の施設やアトラクションは有料)

公式サイト

なし(公共の場所のため)

エクス・カルセル

刑務所から文化センターへ生まれ変わった歴史的建造物

エクス・カルセルは、バルパライソの歴史と文化が交差する独特な場所です。1999年まで実際に刑務所として使用されていたこの建物は、現在では文化センターとして生まれ変わり、多くの観光客を魅了しています。 建物の外観は、19世紀の刑務所建築の特徴を色濃く残しています。厳重な石造りの壁や鉄格子の窓は、かつての用途を物語っています。しかし、一歩中に入ると、そこは芸術と文化の空間へと変貌を遂げています。 エクス・カルセルの内部では、様々な文化イベントや展示が行われています。地元のアーティストによる展覧会、音楽コンサート、演劇公演など、多彩なプログラムが用意されています。かつての独房や中庭が、今では創造性と表現の場として活用されているのです。 特に印象的なのは、建物の歴史を生かした展示スペースです。刑務所時代の遺物や写真が展示され、バルパライソの社会史を学ぶことができます。また、元受刑者たちの証言を聞くことができるオーディオガイドも用意されており、建物の持つ重層的な歴史を深く理解することができます。 エクス・カルセルの屋上からは、バルパライソの街並みを一望できます。港町の美しい景色と、かつての刑務所という対照的な要素が、訪れる人々に強い印象を与えます。 この場所は、バルパライソの過去と現在、そして未来を象徴する存在です。かつての暗い歴史を乗り越え、文化と芸術の発信地として生まれ変わったエクス・カルセルは、バルパライソの復興と創造性を体現しています。 芸術や歴史に興味がある方はもちろん、ユニークな体験を求める旅行者にとっても、エクス・カルセルは見逃せないスポットです。バルパライソの多面的な魅力を一度に体験できる、貴重な場所なのです。

エクス・カルセル(Ex Cárcel)の基本情報

住所

Cárcel 471, Cerro Cárcel, Valparaíso, チリ

営業時間

火曜~日曜 10:00~18:00(月曜休館)

アクセス

バルパライソ中心部からバスで約15分

料金

入場無料(一部の展示やイベントは有料)

公式サイト

https://www.pcdv.cl/

ムゼオ・デ・ベラス・アルテス・デ・バルパライソ

チリ最古の美術館で芸術の世界に浸る

photo by PIXTA

ムゼオ・デ・ベラス・アルテス・デ・バルパライソ(バルパライソ美術館)は、チリ最古の美術館として知られる文化の宝庫です。1895年に設立されたこの美術館は、チリの芸術史を語る上で欠かせない存在です。 美術館の建物自体が芸術作品と言えるほど美しく、19世紀末の優雅な建築様式を今に伝えています。内部に一歩足を踏み入れると、チリの芸術の歴史が目の前に広がります。 コレクションは、16世紀から現代までの幅広い時代をカバーしています。特に、19世紀から20世紀初頭のチリの画家たちの作品が充実しており、チリ美術の発展を時系列で追うことができます。 注目すべきは、チリの風景画や肖像画のセクションです。これらの作品を通じて、チリの自然の美しさや、当時の社会の様子を垣間見ることができます。また、ヨーロッパの影響を受けながらも独自の表現を模索したチリの芸術家たちの軌跡も、興味深く追うことができます。 美術館では定期的に企画展も開催されており、現代アートから古典まで、様々なジャンルの展示を楽しむことができます。また、教育プログラムも充実しており、ガイド付きツアーや、子供向けのワークショップなども行われています。 美術館の屋上テラスからは、バルパライソの街並みを一望できます。芸術作品を鑑賞した後、この景色を眺めながらゆっくりと時間を過ごすのもおすすめです。 ムゼオ・デ・ベラス・アルテス・デ・バルパライソは、チリの芸術と文化を深く理解するための最適な場所です。芸術愛好家はもちろん、チリの歴史や文化に興味がある方にとっても、必見のスポットと言えるでしょう。

ムゼオ・デ・ベラス・アルテス・デ・バルパライソ(Museo de Bellas Artes de Valparaíso)の基本情報

住所

Paseo Yugoslavo 176, Cerro Alegre, Valparaíso, チリ

営業時間

火曜~日曜 10:30~18:30(月曜休館)

アクセス

バルパライソ中心部から徒歩約20分、またはアセンソール・エル・ペラルを利用

料金

一般 1,000ペソ(約170円)、学生 500ペソ(約85円)、65歳以上無料 ※2023年7月のレート、1ペソ=0.17円で計算

公式サイト

https://www.museobaburizza.cl/

プラサ・ソトマヨール

バルパライソの中心地、歴史と現代が交差する広場

photo by PIXTA

プラサ・ソトマヨールは、バルパライソの中心部に位置する歴史的な広場です。この広場は、バルパライソの心臓部とも言える場所で、街の歴史と現代の姿が交差する象徴的なスポットです。 広場の中央には、チリの英雄アルトゥーロ・プラットを称える記念碑が立っています。この記念碑は、1879年の太平洋戦争で戦死したプラットを讃えるもので、チリの歴史と国民の誇りを象徴しています。 プラサ・ソトマヨールの周囲には、19世紀から20世紀初頭にかけて建てられた歴史的な建造物が立ち並んでいます。特に印象的なのは、かつての海軍司令部として使用された建物です。その荘厳な姿は、バルパライソの港町としての繁栄を今に伝えています。 広場は、地元の人々や観光客の憩いの場としても親しまれています。ベンチに座ってゆっくりと時間を過ごす人々、記念撮影をする観光客、道端でパフォーマンスを披露するストリートアーティストなど、様々な光景を目にすることができます。 また、プラサ・ソトマヨールは、バルパライソの主要な交通ハブでもあります。ここから、街の各所へとつながるバスや、丘陵地帯へ向かうアセンソール(傾斜鉄道)にアクセスできます。 夜になると、広場はライトアップされ、幻想的な雰囲気に包まれます。歴史的建造物のシルエットと、港の灯りが織りなす景色は、バルパライソの夜の魅力を存分に味わえます。 プラサ・ソトマヨールは、バルパライソの歴史と現在を一度に体験できる貴重なスポットです。この広場を起点に、バルパライソの街歩きを始めるのもおすすめです。歴史好きの方はもちろん、街の雰囲気を肌で感じたい旅行者にとっても、必見の場所と言えるでしょう。

プラサ・ソトマヨール(Plaza Sotomayor)の基本情報

住所

Plaza Sotomayor, Valparaíso, チリ

営業時間

24時間(公共の場所のため)

アクセス

バルパライソ港から徒歩約5分

料金

無料

公式サイト

なし(公共の場所のため)

イグレシア・ラ・マトリス

バルパライソ最古の教会で歴史を感じる

イグレシア・ラ・マトリスは、バルパライソ最古の教会として知られる歴史的建造物です。1559年に最初の教会が建立され、現在の建物は1842年に再建されたものです。バルパライソの発展と共に歩んできたこの教会は、街の精神的なシンボルとして地元の人々に愛されています。 教会の外観は、シンプルながらも荘厳な雰囲気を醸し出しています。白壁と赤い屋根のコントラストが美しく、バルパライソの街並みに溶け込んでいます。教会の前には小さな広場があり、地元の人々の憩いの場となっています。 内部に足を踏み入れると、静謐な空間が広がります。天井が高く、自然光が差し込む明るい内装は、訪れる人々に安らぎを与えます。特に注目すべきは、19世紀のステンドグラスや木彫りの祭壇です。これらの芸術作品は、当時の職人たちの技術の高さを物語っています。 イグレシア・ラ・マトリスは、単なる観光スポットではありません。今でも地元の人々の信仰の中心地として機能しており、日曜のミサには多くの信者が訪れます。観光客も、ミサの時間を避ければ内部を見学することができます。 教会の周辺は、バルパライソの古い街並みが残る地区です。狭い路地や古い建物が、かつての港町の面影を今に伝えています。教会訪問の後は、この地区を散策するのもおすすめです。 イグレシア・ラ・マトリスは、バルパライソの歴史と信仰を体感できる貴重なスポットです。建築や歴史に興味がある方はもちろん、静かな時間を過ごしたい旅行者にとっても、訪れる価値のある場所と言えるでしょう。

イグレシア・ラ・マトリス(Iglesia La Matriz)の基本情報

住所

Santo Domingo 71, Valparaíso, チリ

営業時間

月曜~土曜 10:00~13:00、15:00~18:00 日曜 10:00~13:00(ミサ時間を除く)

アクセス

プラサ・ソトマヨールから徒歩約10分

料金

無料(寄付歓迎)

公式サイト

なし

ミラマル

海を見下ろす丘の上の魅力的な地区

ミラマルは、バルパライソの丘の上に位置する魅力的な地区です。その名前が示す通り(ミラマルはスペイン語で「海を見る」の意)、ここからは太平洋の壮大な眺めを楽しむことができます。 ミラマルは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、富裕層の避暑地として発展しました。そのため、この地区には優雅な邸宅や庭園が多く残されており、バルパライソの歴史的な魅力を感じることができます。 この地区の最大の魅力は、何と言ってもその眺望です。丘の上から見下ろすバルパライソの街並みと港、そして広大な太平洋の景色は息をのむほどの美しさです。特に夕暮れ時は、沈む夕日と海の輝きが織りなす絶景を楽しむことができます。 ミラマルには、いくつかの見どころがあります。その一つが、カスティージョ・ウォルフ(Castillo Wulff)です。20世紀初頭に建てられたこの城のような建物は、現在は文化センターとして利用されています。建物の一部が海に突き出ているユニークな構造も魅力的です。 また、フローラル・クロック(Reloj de Flores)も人気のスポットです。1962年に作られたこの花時計は、ミラマルのシンボル的存在となっています。季節ごとに植え替えられる花々が、美しい色彩を作り出しています。 ミラマルは、散策を楽しむのに最適な場所です。海岸沿いの遊歩道を歩けば、爽やかな海風を感じながら、バルパライソの風景を堪能することができます。また、この地区には多くのカフェやレストランがあり、美しい景色を眺めながら食事を楽しむこともできます。 ミラマルは、バルパライソの自然美と都市の魅力が融合した場所です。歴史的建造物、美しい景観、そして地元の雰囲気を一度に体験できる、バルパライソ観光の重要なスポットと言えるでしょう。

ミラマル(Miramar)の基本情報

住所

Miramar, Viña del Mar, チリ

営業時間

24時間(公共の場所のため)

アクセス

バルパライソ中心部からバスで約20分

料金

無料(一部の施設やアトラクションは有料)

公式サイト

なし(公共の場所のため)

メルカド・カルディナル

地元の味と文化が集まる活気あふれる市場

メルカド・カルディナルは、バルパライソの中心部に位置する活気あふれる市場です。1912年に建てられたこの市場は、100年以上の歴史を持ち、地元の人々の日常生活に深く根ざした場所となっています。 市場の建物自体が歴史的価値を持っており、アールヌーボー様式の美しい外観は見る者を魅了します。内部に入ると、そこには活気に満ちた空間が広がっています。 メルカド・カルディナルの最大の魅力は、その多様性です。新鮮な果物や野菜、魚介類、肉類など、地元の食材が豊富に並んでいます。特に、チリの太平洋岸で獲れた新鮮な魚介類は必見です。 また、市場内には多くの食堂やレストランがあり、チリの伝統料理を味わうことができます。特に人気なのは、シーフードを使った料理です。新鮮な魚介類を使ったセビーチェや、チリの国民食とも言えるカルドデマリスコ(シーフードスープ)などを、地元の人々に混じって楽しむことができます。 市場では、食材だけでなく、手工芸品や日用品なども販売されています。チリの伝統的な織物や陶器、木工品など、お土産にぴったりのアイテムを見つけることができるでしょう。 メルカド・カルディナルは、単なる買い物の場所ではありません。ここは、バルパライソの文化と伝統が凝縮された場所です。地元の人々の会話、食材を選ぶ目利き、料理の香り...これらすべてが、バルパライソの日常を体験する貴重な機会となります。 観光客にとっても、メルカド・カルディナルは魅力的なスポットです。地元の食文化を肌で感じられるだけでなく、チリの人々の温かさや活気を直に体験することができます。 メルカド・カルディナルは、バルパライソの「生きた歴史」と言えるでしょう。食べ歩きを楽しみたい方、地元の雰囲気を味わいたい方、そしてバルパライソの日常生活を覗きたい方にとって、必見のスポットです。

メルカド・カルディナル(Mercado Cardonal)の基本情報

住所

Av. Brasil 1950, Valparaíso, チリ

営業時間

月曜~土曜 8:00~20:00、日曜 8:00~15:00

アクセス

バルパライソ中心部から徒歩約15分

料金

入場無料

公式サイト

なし

パタゴニアで絶対行きたいおすすめ観光地10選

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パタゴニアは、南米大陸の南端に位置する壮大な自然の宝庫です。氷河に覆われた山々、広大な草原、青く輝く湖、そして豊かな野生動物たちが織りなす絶景が、世界中の旅行者を魅了しています。 アルゼンチンとチリにまたがるこの地域には、ロス・グラシアレス国立公園やトーレス・デル・パイネ国立公園など、世界遺産に登録された自然公園が点在しています。壮大なペリト・モレノ氷河、険しいフィッツロイ山、世界最南端の町ウシュアイアなど、それぞれが独自の魅力を持つ観光スポットが揃っています。 パタゴニアを訪れれば、雄大な自然の中でトレッキングや氷河クルーズ、野生動物観察など、忘れられない体験ができるでしょう。これから紹介する10の観光地は、パタゴニアの多様な魅力を存分に味わえる厳選スポットです。

ロス・グラシアレス国立公園

壮大な氷河と原生林が織りなす絶景の宝庫

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アルゼンチン・パタゴニアに位置するロス・グラシアレス国立公園は、1981年にユネスコ世界遺産に登録された自然の宝庫です。総面積約726,927ヘクタールに及ぶこの広大な公園内には、壮大な氷河、青く輝く湖、そして雄大なアンデス山脈の峰々が広がっています。 公園の最大の見どころは、ペリト・モレノ氷河をはじめとする数々の氷河です。特にペリト・モレノ氷河は、その巨大さと活動的な様子で世界中の観光客を魅了しています。氷河が崩落する瞬間を目撃できることもあり、自然の力強さを肌で感じることができます。 また、公園内には豊かな生態系も存在し、ピューマやアンデスコンドル、フラミンゴなどの野生動物も生息しています。トレッキングやボート・クルーズなど、様々なアクティビティを通じて、パタゴニアの大自然を堪能することができます。

ロス・グラシアレス国立公園(Los Glaciares National Park)の基本情報

住所

サンタクルス州エルカラファテ(El Calafate, Santa Cruz Province, Argentina)

営業時間

通年開園(ただし、気象条件により一部エリアが閉鎖される場合あり)

アクセス

エルカラファテ空港から車で約1時間

料金

外国人観光客:大人 4,000アルゼンチンペソ(約2,800円)、17歳以下 無料 ※2023年4月現在のレート、1アルゼンチンペソ=0.7円で計算

公式サイト

https://www.argentina.gob.ar/parquesnacionales/losglaciares

トーレス・デル・パイネ国立公園

パタゴニアの象徴的な山々と多様な生態系

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チリ・パタゴニアに位置するトーレス・デル・パイネ国立公園は、その壮大な自然景観と豊かな生態系で世界的に有名です。1978年にユネスコの生物圏保護区に指定され、2013年にはチリの7不思議の1つに選ばれました。 公園の象徴とも言える3つの花崗岩の尖峰「トーレス(塔)」は、その圧倒的な存在感で訪れる人々を魅了します。また、ターコイズブルーの湖、広大な氷河、そして多様な野生動物が生息する草原など、変化に富んだ景観が広がっています。 トレッキングの名所としても知られ、有名な「Wトレック」や「Oサーキット」などのルートがあります。これらのトレッキングコースでは、パタゴニアの大自然を間近に体験できます。また、グレイ氷河でのカヤック体験や、野生動物観察ツアーなど、様々なアクティビティも楽しめます。

トーレス・デル・パイネ国立公園(Torres del Paine National Park)の基本情報

住所

マガジャネス州・チリ南極地方(Magallanes y la Antártica Chilena Region, Chile)

営業時間

通年開園(ただし、気象条件により一部エリアが閉鎖される場合あり)

アクセス

プンタアレナス空港から車で約5時間

料金

外国人観光客:大人 35,000チリペソ(約5,600円)、子供(0-12歳) 無料 ※2023年4月現在のレート、1チリペソ=0.16円で計算

公式サイト

https://www.parquetorresdelpaine.cl/en/

ペリト・モレノ氷河

世界で最も有名な氷河の一つ、迫力ある氷河崩落

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アルゼンチン・パタゴニアのロス・グラシアレス国立公園内に位置するペリト・モレノ氷河は、世界で最も有名な氷河の一つです。全長約30km、幅約5km、高さ約60mにも及ぶこの巨大な氷河は、その圧倒的なスケールと美しさで多くの観光客を魅了しています。 ペリト・モレノ氷河の最大の特徴は、その活動的な性質です。氷河の先端が湖に接する部分で頻繁に氷塊が崩落する様子を目撃することができ、その迫力ある光景と轟音は忘れられない体験となるでしょう。また、氷河の表面は常に変化し、青や白、時には透明に近い色合いを見せる氷の造形美も見どころの一つです。 観光客は、展望台からの眺望を楽しむだけでなく、ボートツアーで氷河に接近したり、氷河トレッキングで氷の上を歩いたりすることもできます。季節や天候によって異なる表情を見せる氷河の姿は、訪れるたびに新しい発見があります。

ペリト・モレノ氷河(Perito Moreno Glacier)の基本情報

住所

ロス・グラシアレス国立公園内、サンタクルス州(Santa Cruz Province, Argentina)

営業時間

8:00~18:00(11月~3月)、9:00~17:00(4月~10月)

アクセス

エルカラファテ市街から車で約1時間30分

料金

ロス・グラシアレス国立公園の入場料に含まれる 外国人観光客:大人 4,000アルゼンチンペソ(約2,800円)、17歳以下 無料 ※2023年4月現在のレート、1アルゼンチンペソ=0.7円で計算

公式サイト

https://www.argentina.gob.ar/parquesnacionales/losglaciares

フィッツロイ山

パタゴニアの象徴的な山、登山家の聖地

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アルゼンチンとチリの国境に位置するフィッツロイ山は、パタゴニアを代表する山の一つです。その独特な尖った形状と、周囲の山々との圧倒的な存在感から、「パタゴニアのセロ・トーレ」とも呼ばれています。標高3,405mのこの山は、その美しさと登頂の難しさから、世界中の登山家を魅了し続けています。 フィッツロイ山の魅力は、その姿を眺めるだけでなく、周辺のトレッキングコースにもあります。ラグーナ・デ・ロス・トレスへのトレッキングは人気が高く、湖畔からフィッツロイ山を望む景色は絶景です。また、朝日や夕日に照らされた山の姿は特に美しく、多くの写真家も訪れます。 山の名前は、ビーグル号の艦長として知られるロバート・フィッツロイにちなんで付けられました。現地の先住民は、この山を「チャルテン(煙を吐く山)」と呼んでいました。これは、山頂付近にかかる雲が煙のように見えることに由来しています。

フィッツロイ山(Monte Fitz Roy)の基本情報

住所

ロス・グラシアレス国立公園内、サンタクルス州(Santa Cruz Province, Argentina)

営業時間

24時間(ただし、トレッキングは日中に限定されることが推奨)

アクセス

エル・チャルテン村から徒歩でアクセス可能(各トレッキングコースによって所要時間は異なる)

料金

ロス・グラシアレス国立公園の入場料に含まれる 外国人観光客:大人 4,000アルゼンチンペソ(約2,800円)、17歳以下 無料 ※2023年4月現在のレート、1アルゼンチンペソ=0.7円で計算

公式サイト

https://www.argentina.gob.ar/parquesnacionales/losglaciares

ウシュアイア

世界最南端の都市、南極への玄関口

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アルゼンチン・ティエラ・デル・フエゴ州に位置するウシュアイアは、「世界最南端の都市」として知られています。ビーグル海峡に面したこの街は、南極大陸への玄関口としても重要な役割を果たしています。 ウシュアイアの魅力は、その独特な地理的位置だけでなく、周囲の自然環境にもあります。街の背後に広がるマルティアル山脈や、ビーグル海峡の美しい景色は訪れる人々を魅了します。また、ティエラ・デル・フエゴ国立公園へのアクセスも容易で、南米大陸最南端の自然を堪能することができます。 街の中心部では、「世界最南端の」という冠が付いた様々な施設を見ることができます。世界最南端の郵便局や灯台、鉄道などが観光客に人気です。また、先住民や探検家の歴史を学べる博物館、地元の海産物を楽しめるレストランなど、見どころも豊富です。 南極クルーズの出発地点としても有名で、夏季には多くの観光客が南極航路の船旅に出発していきます。また、ペンギンやアシカ、クジラなどの野生動物を観察できるビーグル海峡クルーズも人気のアクティビティです。

ウシュアイア(Ushuaia)の基本情報

住所

ティエラ・デル・フエゴ州(Tierra del Fuego Province, Argentina)

アクセス

ウシュアイア国際空港からタクシーで約10分

観光情報

ウシュアイア観光局公式サイト:https://turismoushuaia.com/en/

プエルト・マドリン

クジラウォッチングの聖地、ペンギンコロニーへの玄関口

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アルゼンチン・チュブト州に位置するプエルト・マドリンは、パタゴニアの東海岸にある港町です。この街は特に野生動物観察の拠点として世界的に有名で、毎年多くの観光客が訪れます。 プエルト・マドリンの最大の魅力は、6月から12月にかけて行われるクジラウォッチングです。この時期、南半球のミナミセミクジラが繁殖のために沿岸にやってきます。ボートツアーに参加すれば、間近でクジラの雄大な姿を観察することができます。 また、プエルト・マドリンは、世界最大級のマゼランペンギンのコロニーがあるプンタ・トンボへのアクセスポイントとしても重要です。9月から4月にかけて、100万羽以上のペンギンがここで繁殖します。 さらに、バルデス半島国立公園への玄関口としても知られています。ここではアシカ、ゾウアザラシ、シャチなど、多様な海洋生物を観察することができます。 街自体も魅力的で、海沿いの遊歩道、地元の海産物を楽しめるレストラン、手作りチョコレートで有名なカフェなど、観光客を楽しませる施設が充実しています。

プエルト・マドリン(Puerto Madryn)の基本情報

住所

チュブト州(Chubut Province, Argentina)

アクセス

エル・テヒョ国際空港から車で約15分

観光情報

プエルト・マドリン観光局公式サイト:https://madryn.travel/en/

ティエラ・デル・フエゴ国立公園

南米大陸最南端の国立公園、独特の生態系と景観

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アルゼンチンの最南端に位置するティエラ・デル・フエゴ国立公園は、南米大陸最南端の国立公園として知られています。その独特の地理的位置から、他では見られない特殊な生態系と景観を有しています。 公園内には、氷河によって形成された深い渓谷、澄んだ湖、うっそうとした原生林が広がっています。特に、ビーグル海峡に面したラパタイア湾の景色は絶景で、多くの観光客を魅了しています。 公園の生態系も非常に興味深く、グアナコ(ラマの仲間)、キツネ、ビーバー、様々な鳥類など、多様な野生動物が生息しています。特に、マゼランペンギンの繁殖地としても知られており、運が良ければペンギンの姿を観察することもできます。 また、公園内には「世界最南端の鉄道」として知られる「世界の果ての列車」が走っており、観光客に人気です。この蒸気機関車は、かつて囚人たちが使用していた森林鉄道の線路を利用しており、歴史的な意味合いも持っています。 トレッキングやカヌー、バードウォッチングなど、様々なアウトドアアクティビティも楽しむことができ、パタゴニアの大自然を肌で感じることができます。

ティエラ・デル・フエゴ国立公園(Tierra del Fuego National Park)の基本情報

住所

ティエラ・デル・フエゴ州(Tierra del Fuego Province, Argentina)

営業時間

通年開園(ただし、気象条件により一部エリアが閉鎖される場合あり)

アクセス

ウシュアイア市街から車で約20分

料金

外国人観光客:大人 1,800アルゼンチンペソ(約1,260円)、16歳以下 無料 ※2023年4月現在のレート、1アルゼンチンペソ=0.7円で計算

公式サイト

https://www.argentina.gob.ar/parquesnacionales/tierradelfuego

チリ湖水地方

美しい湖と火山が織りなす風景、アウトドアアクティビティの宝庫

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チリ南部に位置する湖水地方は、美しい湖と雄大な火山、豊かな森林が織りなす風景で知られる地域です。この地域は北パタゴニアの一部として、自然愛好家やアウトドア愛好家にとって人気の目的地となっています。 湖水地方の中心地であるプエルト・バラスは、「チリのスイス」と呼ばれるほど美しい街です。周辺には、オソルノ火山やカルブコ火山など、いくつもの活火山が点在しており、その姿は圧巻です。特に、ラゴ・ジャンケウエ(Lago Llanquihue)から見るオソルノ火山の姿は絶景として有名です。 この地域では、多様なアウトドアアクティビティを楽しむことができます。カヤッキング、ラフティング、釣り、トレッキング、スキーなど、季節を問わず様々な活動が可能です。特に、ビセンテ・ペレス・ロサレス国立公園内のトレッキングコースは人気が高く、エメラルドグリーンの湖や滝、原生林の中を歩くことができます。 また、この地域は先住民マプチェの文化が色濃く残る場所でもあります。伝統的な料理や工芸品、祭りなどを通じて、独特の文化に触れることができます。 温泉も豊富で、火山活動による地熱を利用した温泉リゾートが点在しています。自然の中でリラックスしたい方にもおすすめの地域です。

チリ湖水地方(Chilean Lake District)の基本情報

位置

チリ南部(ロス・ラゴス州、ロス・リオス州を中心とする地域)

主要都市

プエルト・バラス、プエルト・モント、バルディビア

アクセス

プエルト・モント空港から各地域へバスや車でアクセス

観光情報

チリ観光局公式サイト:https://chile.travel/en/where-to-go/south-chile-patagonia/lakes-volcanoes

エル・チャルテン

トレッキングの聖地、フィッツロイ山の麓の村

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アルゼンチン・パタゴニアに位置するエル・チャルテンは、「トレッキングの首都」として知られる小さな村です。フィッツロイ山とセロ・トーレの麓に位置し、世界中のトレッカーや登山家を魅了しています。 エル・チャルテンの最大の魅力は、村から直接アクセスできる多様なトレッキングコースです。初心者向けの短いコースから、経験者向けの本格的なルートまで、様々な難易度のトレイルが用意されています。特に人気が高いのは、フィッツロイ山を望むラグーナ・デ・ロス・トレスへのトレッキングです。 村の周辺には、氷河、湖、滝など、パタゴニアならではの自然景観が広がっています。トレッキングの合間には、これらの絶景スポットで写真撮影を楽しむことができます。また、運が良ければ、コンドルやグアナコなどの野生動物に遭遇することもあります。 エル・チャルテンは比較的新しい村で、1985年に設立されました。そのため、観光インフラは整っていますが、同時に自然との調和も保たれています。村内には、ホステルやロッジ、レストランなどが点在し、トレッキングの拠点として快適に過ごすことができます。地元のマイクロブリュワリーで作られたクラフトビールや、パタゴニア産の羊肉料理なども楽しめます。 村の中心にある観光案内所では、最新の天候情報やトレイル状況を確認することができます。パタゴニアの天候は変わりやすいため、この情報は非常に重要です。また、ガイド付きのトレッキングツアーやアイスクライミングなどのアクティビティも予約可能です。 エル・チャルテンは、その美しい自然と充実したトレッキング環境から、「アルゼンチンの最後の秘境」とも呼ばれています。都市の喧騒から離れ、大自然の中で心身をリフレッシュしたい方にとって、理想的な目的地と言えるでしょう。

エル・チャルテン(El Chaltén)の基本情報

住所

サンタクルス州(Santa Cruz Province, Argentina)

アクセス

エル・カラファテ空港から車で約3時間

ベストシーズン

10月〜4月(南半球の春から秋)

観光情報

エル・チャルテン観光局公式サイト:https://elchalten.com/

バリローチェ

アンデスの宝石、自然と文化が融合する魅力的な街

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アルゼンチン北パタゴニアに位置するバリローチェは、「アンデスの宝石」と呼ばれる美しい街です。ナウエル・ウアピ湖畔に広がるこの街は、アルプス風の建築物と周囲の雄大な自然が見事に調和し、独特の魅力を放っています。 バリローチェの最大の魅力は、その多様な自然環境です。澄んだ湖、雪をかぶった山々、広大な森林など、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。特に、セロ・カテドラル山頂からのパノラマビューは圧巻で、晴れた日には遠くチリの火山まで見渡すことができます。 アウトドアアクティビティも豊富で、夏はハイキング、カヤック、マウンテンバイクなどを、冬はスキーやスノーボードを楽しむことができます。セロ・カテドラルのスキーリゾートは南米最大級の規模を誇り、世界中のスキーヤーを魅了しています。 バリローチェは「チョコレートの街」としても知られています。街中には多くのチョコレート店があり、手作りチョコレートの香りが漂います。また、地元のマイクロブリュワリーで作られるクラフトビールも人気です。 文化的な面でも興味深い街で、ヨーロッパからの移民の影響を受けた建築物や、先住民マプチェの文化を反映した工芸品なども見ることができます。ナウエル・ウアピ国立公園の訪問者センターでは、地域の自然や歴史について学ぶこともできます。 バリローチェは、自然愛好家、アドベンチャー志向の人、そしてゆっくりと休暇を過ごしたい人など、様々な旅行者を魅了する多面的な魅力を持つ街です。パタゴニアの玄関口として、また目的地として、多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

バリローチェ(Bariloche)の基本情報

住所

リオネグロ州(Río Negro Province, Argentina)

アクセス

サン・カルロス・デ・バリローチェ国際空港から車で約30分

ベストシーズン

夏季(12月〜2月):アウトドアアクティビティ 冬季(6月〜9月):スキー

観光情報

バリローチェ観光局公式サイト:https://barilocheturismo.gob.ar/en/

サン・ペドロ・デ・アタカマで絶対行きたいおすすめ観光地9選

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サン・ペドロ・デ・アタカマは、世界最乾燥地帯として知られるアタカマ砂漠に位置する魅力的な観光地です。これから紹介する9個の観光スポットは、この地域の多様な魅力を存分に味わえる場所ばかり。月の谷やタティオ間欠泉といった独特の砂漠景観、アタカマ塩湖やミスカンティ湖などの美しい湖沼、セロ・トコ展望台からの絶景、そして世界屈指の星空観察スポットまで、様々な体験ができます。多くの観光スポットはツアーで訪れることができるので、効率的に周遊可能です。砂漠ツアー、星空観察、温泉、塩湖など、アタカマ砂漠ならではの特別な体験をぜひ楽しんでください。

月の谷

月面のような奇岩が広がる絶景スポット

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月の谷(Valle de la Luna)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから約15kmの場所にある、アタカマ砂漠を代表する絶景スポットです。その名の通り、月面のような風景が広がり、奇岩や砂丘が織りなす独特の景観が訪れる人々を魅了します。 特に夕暮れ時には、刻々と変化する光景が壮大な自然のショーを演出します。夕日に照らされた岩肌が赤く染まり、砂漠の風景が幻想的な雰囲気に包まれます。また、月の谷には塩の結晶でできた洞窟もあり、探検気分を味わえます。 月の谷は通常、ツアーで訪れるのが一般的です。ガイド付きツアーに参加することで、地形の成り立ちや地質学的な特徴について詳しく学ぶことができます。また、夕日鑑賞ツアーも人気で、絶景と共に忘れられない思い出を作ることができるでしょう。 月の谷は、アタカマ砂漠の壮大さと美しさを体感できる場所です。地球上にいながら、まるで別の惑星を訪れたかのような不思議な感覚を味わえる、サン・ペドロ・デ・アタカマ観光の必見スポットと言えるでしょう。

月の谷(Valle de la Luna)の基本情報

住所

バジェ・デ・ラ・ルナ(Valle de la Luna), サン・ペドロ・デ・アタカマ, チリ

営業時間

日の出から日没まで(ツアーによって異なる)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約20分

料金

入場料:大人 3,000チリペソ(約450円)、子供 1,500チリペソ(約225円) ※ツアー料金は別途必要

公式サイト

http://www.conaf.cl/parques/monumento-natural-valle-de-la-luna/

タティオ間欠泉

世界最高所の間欠泉群が作る幻想的な光景

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タティオ間欠泉(El Tatio Geysers)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから北東に約90km、標高4,320mに位置する世界最高所の間欠泉群です。80以上の間欠泉と約100の温泉が集まる、南米最大の地熱地帯として知られています。 早朝の冷え込んだ空気の中、地中から噴き出す蒸気が幻想的な光景を作り出します。特に日の出直前から日の出後しばらくの間が見頃で、朝日に照らされた蒸気が美しく輝く様子は圧巻です。また、周囲には高山植物や野生動物も生息しており、アンデス山脈の自然を満喫できます。 タティオ間欠泉への訪問は、ほとんどの場合ツアーで行われます。通常、真夜中過ぎにサン・ペドロ・デ・アタカマを出発し、日の出前に到着するスケジュールが組まれています。到着後は、間欠泉の見学や温泉での入浴を楽しむことができます。 高地にあるため、高山病には注意が必要です。また、朝晩の寒暖差が激しいので、防寒具の準備は必須です。しかし、その独特の景観と体験は、アタカマ砂漠観光の中でも特に印象に残る思い出となるでしょう。

タティオ間欠泉(El Tatio Geysers)の基本情報

住所

エル・タティオ(El Tatio), アントファガスタ州, チリ

営業時間

日の出前後(ツアーによって異なる)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約2時間

料金

入場料:大人 10,000チリペソ(約1,500円) ※ツアー料金は別途必要

公式サイト

なし

アタカマ塩湖

広大な塩の平原が作り出す神秘的な景観

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アタカマ塩湖(Salar de Atacama)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから南東に約55kmに位置する、チリ最大の塩湖です。総面積は約3,000平方キロメートルに及び、その広大な塩の平原は訪れる人々に強烈な印象を与えます。 塩湖の表面は、乾季には白い塩の結晶で覆われ、雨季には薄い水の層ができて鏡のような景色を作り出します。特に夕暮れ時には、空の色が塩湖に反射して幻想的な光景が広がります。また、塩湖にはフラミンゴを含む多くの野鳥が生息しており、バードウォッチングのスポットとしても人気です。 アタカマ塩湖の中でも特に人気なのが、チャシャ・ラグーン(Laguna Chaxa)です。ここでは、アンデスフラミンゴ、チリフラミンゴ、ジェームズフラミンゴの3種類のフラミンゴを観察することができます。 アタカマ塩湖への訪問は、通常ツアーで行われます。多くの場合、月の谷や他の観光スポットと組み合わせたコースが用意されています。塩湖の広大さと、そこに生息する生き物たちの姿は、アタカマ砂漠の厳しくも豊かな自然を体感させてくれるでしょう。

アタカマ塩湖(Salar de Atacama)の基本情報

住所

サラール・デ・アタカマ(Salar de Atacama), アントファガスタ州, チリ

営業時間

日の出から日没まで(ツアーによって異なる)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約1時間

料金

チャシャ・ラグーン入場料:大人 3,000チリペソ(約450円) ※ツアー料金は別途必要

公式サイト

なし

ミスカンティ湖・ミニケス湖

高地に輝く青い宝石のような湖

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ミスカンティ湖(Laguna Miscanti)とミニケス湖(Laguna Miñiques)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから南東に約100km、標高約4,200mに位置する高山湖です。アンデス山脈の高地に輝く青い宝石のような湖は、訪れる人々を魅了します。 ミスカンティ湖は深い青色、ミニケス湖はエメラルドグリーンの水をたたえており、それぞれ異なる色彩を楽しむことができます。周囲には雪をかぶった火山や高山植物が広がり、アンデス高原の壮大な景観を堪能できます。また、ビクーニャやフラミンゴなどの野生動物に出会えることもあります。 これらの湖はロスフラメンコス国立保護区内にあり、生態系の保護が行われています。そのため、湖に近づきすぎたり、水に触れたりすることは禁止されています。しかし、遠くから眺めるだけでも、その美しさは十分に感じ取ることができるでしょう。 ミスカンティ湖とミニケス湖への訪問は、通常ツアーで行われます。多くの場合、アタカマ塩湖やトコナオ村などと組み合わせたコースが用意されています。高地にあるため、高山病には注意が必要ですが、アンデス高原の神秘的な景観は、きっと忘れられない思い出となるはずです。

ミスカンティ湖・ミニケス湖(Lagunas Miscanti y Miñiques)の基本情報

住所

ラグナス・ミスカンティ・イ・ミニケス(Lagunas Miscanti y Miñiques), アントファガスタ州, チリ

営業時間

日の出から日没まで(ツアーによって異なる)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約1時間30分

料金

入場料:大人 3,000チリペソ(約450円) ※ツアー料金は別途必要

公式サイト

なし

プカラ・デ・キトル遺跡

アタカマの古代文明を感じる要塞遺跡

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プカラ・デ・キトル遺跡(Pukará de Quitor)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから北西に約3kmに位置する、12世紀頃に建設されたとされる古代の要塞遺跡です。アタカマの先住民族が築いたこの要塞は、その戦略的な立地と堅固な石造りの構造が特徴的です。 遺跡は小高い丘の上に位置し、周囲を見渡せる絶好の場所にあります。石を積み上げて作られた壁や建物の跡が今も残っており、当時の人々の生活や防衛システムを想像することができます。また、遺跡からはサン・ペドロ・デ・アタカマの町や周辺の砂漠地帯を一望でき、絶景ポイントとしても人気です。 プカラ・デ・キトル遺跡は、アタカマ地方の歴史と文化を学ぶ上で重要な場所です。ガイド付きツアーに参加すれば、遺跡の歴史や構造、そしてアタカマの先住民族の文化について詳しく知ることができます。 遺跡へは徒歩や自転車でのアクセスも可能ですが、日中の強い日差しと乾燥した気候に注意が必要です。帽子、日焼け止め、水分の準備を忘れずに。アタカマの古代文明に思いを馳せながら、壮大な砂漠の風景を楽しむことができる、貴重な観光スポットです。

プカラ・デ・キトル遺跡(Pukará de Quitor)の基本情報

住所

プカラ・デ・キトル(Pukará de Quitor), サン・ペドロ・デ・アタカマ, チリ

営業時間

09:00-17:00

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約10分、徒歩で約30分

料金

入場料:大人 3,000チリペソ(約450円)

公式サイト

なし

ラグーナ・セヤル

塩の結晶が作り出す幻想的な湖景色

photo by PIXTA

ラグーナ・セヤル(Laguna Cejar)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから南に約20kmに位置する塩湖です。アタカマ塩湖の一部を成すこの湖は、高濃度の塩分を含んでおり、死海のように人が浮かぶことができることで知られています。 湖水は濃い青色をしており、周囲の白い塩の結晶と相まって幻想的な景色を作り出します。特に夕暮れ時には、湖面に映る夕日の色が美しく、多くの観光客を魅了しています。また、湖の周辺にはフラミンゴなどの野鳥が生息しており、自然観察を楽しむこともできます。 ラグーナ・セヤルでは、実際に湖に入って浮遊体験をすることができます。ただし、高濃度の塩分を含むため、目や傷口に入らないよう注意が必要です。また、水着や着替え、タオルを忘れずに持参しましょう。 この湖への訪問は、通常ツアーで行われます。多くの場合、アタカマ塩湖の他の部分や近隣の塩湖と組み合わせたコースが用意されています。アタカマ砂漠の不思議な自然現象を体験できる、ユニークな観光スポットと言えるでしょう。

ラグーナ・セヤル(Laguna Cejar)の基本情報

住所

ラグーナ・セヤル(Laguna Cejar), アントファガスタ州, チリ

営業時間

日の出から日没まで(ツアーによって異なる)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約30分

料金

入場料:大人 15,000チリペソ(約2,250円) ※ツアー料金は別途必要

公式サイト

なし

ラグーナ・テベンキンチェ

塩の結晶が作る芸術的な風景

photo by PIXTA

ラグーナ・テベンキンチェ(Laguna Tebinquinche)は、サン・ペドロ・デ・アタカマから南東に約30kmに位置する塩湖です。アタカマ塩湖の一部を成すこの湖は、その独特の景観で知られています。 湖の周囲には白い塩の結晶が広がり、湖面は青や緑、時には赤みがかった色を呈します。この色彩の変化は、湖水中の微生物や鉱物の影響によるものです。特に夕暮れ時には、湖面に反射する夕日の光が幻想的な風景を作り出します。 ラグーナ・テベンキンチェの特徴的な景観の一つが、湖岸に形成される塩の結晶の模様です。これらの模様は、湖水の蒸発と塩の結晶化によって自然に作られたもので、まるで芸術作品のような美しさを見せてくれます。 この湖への訪問は、通常ツアーで行われます。多くの場合、アタカマ塩湖の他の部分や近隣の塩湖と組み合わせたコースが用意されています。ただし、環境保護のため、湖に入ることはできません。 ラグーナ・テベンキンチェは、アタカマ砂漠の厳しい環境が生み出す美しさを体感できる場所です。塩の結晶が作り出す芸術的な風景は、訪れる人々に強烈な印象を与えるでしょう。

ラグーナ・テベンキンチェ(Laguna Tebinquinche)の基本情報

住所

ラグーナ・テベンキンチェ(Laguna Tebinquinche), アントファガスタ州, チリ

営業時間

日の出から日没まで(ツアーによって異なる)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマから車で約45分

料金

ツアー料金に含まれる(個別の入場料なし)

公式サイト

なし

サン・ペドロ教会

アタカマの歴史を感じる植民地時代の教会

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サン・ペドロ教会(Iglesia de San Pedro)は、サン・ペドロ・デ・アタカマの中心部に位置する歴史的な建造物です。1774年に建設されたこの教会は、チリで2番目に古い教会として知られており、アタカマ地方の歴史と文化を象徴する重要な存在です。 教会の外観は、アドベ(日干しレンガ)と木材を使用した典型的な植民地時代の建築様式を示しています。白い壁と木製の扉が特徴的で、アタカマの乾燥した気候に適した構造となっています。内部には、地元の芸術家による宗教画や彫刻が飾られており、アタカマの伝統的な信仰を垣間見ることができます。 サン・ペドロ教会は、現在も地域の信仰の中心として機能しており、日曜のミサや特別な祭事の際には多くの人々が訪れます。また、教会の前にある広場は、地元の人々や観光客の憩いの場となっています。 この教会は、サン・ペドロ・デ・アタカマの町を散策する際に必ず立ち寄るべき場所の一つです。アタカマの厳しい自然環境の中で、長年にわたって人々の心の拠り所となってきた教会の姿は、訪れる人々に深い印象を与えるでしょう。

サン・ペドロ教会(Iglesia de San Pedro)の基本情報

住所

Padre Le Paige s/n, San Pedro de Atacama, チリ

営業時間

10:00-13:00, 17:00-20:00(日曜日はミサの時間のみ)

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマの中心部に位置

料金

無料

公式サイト

なし

R.P. グスタボ・ル・パイジェ考古学博物館

アタカマの先住民文化を学ぶ貴重な博物館

R.P. グスタボ・ル・パイジェ考古学博物館(Museo Arqueológico R.P. Gustavo Le Paige)は、サン・ペドロ・デ・アタカマの中心部に位置する、アタカマ地方の考古学的発見を展示する博物館です。1963年に設立されたこの博物館は、ベルギー出身の考古学者グスタボ・ル・パイジェ神父の名を冠しており、彼の長年にわたる研究成果が展示の中心となっています。 博物館では、アタカマ砂漠に住んでいた先住民族の文化や歴史を学ぶことができます。展示品には、古代の陶器、織物、武器、装飾品などの日用品から、ミイラや頭蓋骨などの人骨資料まで、幅広いコレクションが含まれています。特に有名なのは、「アタカマの少女」と呼ばれる幼児のミイラで、その保存状態の良さから世界的に注目を集めました。 また、博物館では先史時代から現代に至るまでのアタカマ地方の歴史を時系列で追うことができ、この地域の文化の変遷を理解するのに役立ちます。展示は英語とスペイン語で解説されており、ガイド付きツアーも利用可能です。 R.P. グスタボ・ル・パイジェ考古学博物館は、アタカマ地方の豊かな文化遺産を保存し、研究する重要な施設です。サン・ペドロ・デ・アタカマを訪れる際には、この地域の歴史と文化を深く理解するために、ぜひ立ち寄ることをおすすめします。

R.P. グスタボ・ル・パイジェ考古学博物館(Museo Arqueológico R.P. Gustavo Le Paige)の基本情報

住所

Gustavo Le Paige 380, San Pedro de Atacama, チリ

営業時間

月曜〜日曜 09:00-18:00

アクセス

サン・ペドロ・デ・アタカマの中心部に位置

料金

大人 5,000チリペソ(約750円)、学生 2,500チリペソ(約375円)

公式サイト

http://www.iiam.ucn.cl/

チリの魅力満載!多彩な観光地を巡る旅の締めくくり

チリの観光地は、北部の乾燥した砂漠から南部の氷河まで、驚くほど多様です。アタカマ砂漠の神秘的な風景、イースター島のモアイ像、パタゴニアの壮大な自然など、一生に一度は見たい絶景がたくさんありますよ。

サンティアゴやバルパライソでは、活気ある都市文化も楽しめます。チリワインの産地を訪れたり、地元の料理を味わったりするのもおすすめです。季節によって景色や体験できることが変わるので、旅行の時期選びも大切ですね。

チリは南北に長い国なので、移動には時間がかかります。でも、その分だけ多彩な魅力に出会えるんです。安全に気をつけながら、ゆっくりと旅を楽しんでくださいね。チリの素晴らしい自然と文化が、きっとあなたを魅了するはずです!

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

※記事のレートは、2024年XX月XX日現在、1ドル=150円で計算しています

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