テン・ユン寺院
テン・ユン寺院は、ブルネイにおける中国文化と仏教の影響を感じられる貴重なスポットです。寺院は地元の中国系コミュニティにとって重要な信仰の場であり、観光客も気軽に足を運べる場所として親しまれています。テン・ユン寺院の建築は、中国伝統様式の美しさが際立っているのが特徴。赤や金を基調とした華やかな装飾や細かい彫刻が施された門、そして境内に立つ立派な仏像が圧巻です。建物全体から感じられる厳かな雰囲気と穏やかな空気が、忙しい日常から離れた心地よい時間を感じられるでしょう。寺院内では、仏教の教えに基づいた多くの行事や儀式が行われており、参拝者や観光客が参加できる機会もあります。特に、旧正月や中秋節といった中国の伝統行事の時期は賑わいが増す圧巻の光景です。
スポット情報
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スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクは、別名「オールドモスク」で知られるブルネイを代表する有名観光スポットです。オールドモスクは1958年、第28代国王が在位中に建てられ、モスクには世界中から集められた一流品の建材やインテリアが濃縮されています。外観は白を基調とし、金色がアクセントになった華やかな見た目で、夜になると周囲の公園と一緒にライトアップされ幻想的な雰囲気に。モスクの目の前にはラグーンが広がり、王室行事に使用される船のレプリカが並んでいるので写真スポットとしても有名です。
カンポン アイール
カンポン アイールはブルネイ川に浮かぶ水上集落で、ブルネイ観光では外せない観光スポットの1つです。カンポン アイールには住宅だけでなく、学校や病院、スーパーもあり現地の人々のリアルな水上生活を見ることもできます。水上集落には約30,000人もの人々が暮らしているとされており、水上集落としては世界最大級の規模を誇るので、観光客からも非常に人気です。カンポン アイールはブルネイ中心部に位置しているので、ウォーターフロント周辺から水上ボート(水上タクシー)でアクセスできます。水上ボートの料金は交渉制になっているので、ぜひ旅の思い出にチャレンジしてみてください。
ニューモスク
通称"ニューモスク"と呼ばれる「ジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスク」はブルネイ最大のモスクです。壮麗な建築美を一眼見ようと世界各国から集まった観光客を魅了します。1992年に現スルタンの国王ハサナル・ボルキアの即位25周年を記念して建設されました。29にも及ぶ金色のドームは、国王が第29代目の統治者であることを象徴しているとされ、モスク内には豪華なシャンデリアや美しいモザイクが施されています。外観の美しさから日中はもちろん、夜のライトアップされた姿も必見なので、ぜひ足を運んでみてください。
ロイヤル レガリア博物館
ロイヤル・レガリア博物館は、ブルネイ王室の歴史と文化を深く学べる観光スポットです。博物館内ではブルネイの公式行事で使用された豪華な装飾品や衣装、黄金に輝く御所車、世界各国から贈られた記念品などが展示されています。特に第29代国王の生い立ちについての展示が多いのも特徴です。ブルネイは東南アジアの国ですが日本になかなか馴染みのない国でもあるので、ブルネイ王室の豊かさと伝統を感じられるのもロイヤル レガリアならでのはの魅力。1階にはお土産ショップもあり、ブルネイの民芸品や絵はがきなどが購入できるので観光客からも人気です。
ヤヤサン コンプレックス
ヤヤサン コンプレックスは、ブルネイ・ムアラ地区にある大型ショッピングモールです。1996年にオープンしたヤヤサン コンプレックスはブルネイ川が近くに流れており、カンポンアイールに渡る水上タクシーの乗り場へのアクセスも抜群。現在では70店舗以上のアパレル、化粧品、生活用品店が軒を連ねています。2021年にはローカルフードの屋台が並ぶ「ヤヤサンフードストリート」もオープンし、ブルネイの食文化を堪能できるようになりました。地元の人々の憩いの場となっているモール内の噴水も必見です。ブルネイ旅行の際にはぜひ1度訪れてみてください。
イスタナ・ヌルル・イマン
ブルネイの現国王が住んでいる「イスタナ・ヌルル・イマン(王宮)」は観光スポットとして知られていますが、特定日を除き外観見学のみとなっており、非常に格式高い場所です。ブルネイの豊かさを象徴するため、世界各国から一流品を集めて建設されました。営業時間や休館日も基本的には非公開で、ハリ・ラヤ・アイディルフィトリの祝祭期間中の3日間のみ一般公開されます。入り口には世界最強の戦闘民族と称されるネパールのグルカ兵が警備しているほどの厳重さです。イスタナ・ヌルル・イマン全体の面積は東京ディズニーシーと同程度で、王宮内の部屋数は1,788室にも及びます。