滋賀観光の完全ガイド！おすすめスポット22選＆モデルコースも紹介

滋賀には人気の観光スポットがいっぱい！

日本最大の湖・琵琶湖を中心に豊かな自然が広がる滋賀県。東京から新幹線で約2時間30分の距離に位置しており、在来線を利用すれば京都や大阪から1時間以内でアクセスでき、日帰りの旅行先としても人気です。

滋賀県は琵琶湖八景や近江八景と称される風情あふれる景色が注目を集めており、メタセコイヤ並木や白鬚神社など絶景を楽しめる観光スポットも盛りだくさん！彦根城や近江神宮といった歴史的価値のある観光地も多く、子どもから大人までさまざまな楽しみ方ができるでしょう。

そんな滋賀県は、大きく湖南・湖西・湖東・湖北エリアに分かれており、それぞれ異なる特徴を有しています。各エリアごとに代表的な観光スポットがあるため、旅行スケジュールに合わせて訪れるエリアを決めてみてくださいね。

湖南エリア

琵琶湖の南東に広がる湖南エリアは、大津市の一部・草津市・栗東市・守山市・野洲市で構成されているエリアです。自然豊かな水田が広がっており、びわ湖バレイのほか佐川美術館やMIHO MUSEUMなどアートを楽しめる観光スポットが多く点在しています。

また湖南エリアは、かつて東海道と中山道の宿場町として栄えていた場所でもあります。草津市には江戸時代の風情を感じる宿場町が残されており、歴史を肌で体感できるでしょう。

おしゃれなレストランやカフェも多いので、観光スポット近くでランチやディナーを楽しむのもおすすめですよ。

湖西エリア

福井県・京都府と隣接する湖西エリアは、琵琶湖の北西部に位置しています。西側には比良山地が広がっており、滋賀のうつくしい自然を堪能できるのが魅力です。

びわこ箱館山や海津大崎など多数の観光地がありますが、特におすすめなのはメタセコイヤ並木。紅葉や雪景色など四季によって異なる表情を見せてくれる絶景スポットで、SNSでも大きな話題を呼んでいます。

メタセコイヤ並木のある高島市にはびわ湖こどもの国やマキノ高原などレジャー施設も多く、夏にはマリンスポーツやハイキング、冬にはスキーを楽しむことが可能です。子どもと楽しめる場所がたくさんあるので、家族連れにぴったりなエリアですよ。

湖東エリア

湖東エリアは、滋賀県の歴史を感じるのにふさわしいエリアです。彦根城を中心に風情ある街並みが広がっており、夢京橋キャッスルロードでは江戸時代の雰囲気を味わいながら滋賀グルメや食べ歩きを楽しめます。

また彦根から多賀方面へ向かえば、滋賀県第一の大社として知られる多賀神社や紅葉の名所100選に選ばれた湖東三山といった人気観光地も！滋賀の自然と伝統に触れたいなら、湖東エリアに足を運んでみましょう。

湖北エリア

滋賀の自然をとことん満喫したいなら、長浜市や米原市が位置する湖北エリアがおすすめです。日本百名山の伊吹山を中心に豊かな緑を楽しむことができ、しだれ桜や紅葉など四季の絶景も堪能できます。

琵琶湖に浮かぶパワースポット・竹生島へもアクセスでき、都会の喧騒から離れてのんびり観光するにはぴったりのエリア。ほかにもノスタルジックな街並みが魅力の黒壁スクエアや華やかなローズガーデンが広がるローザンベリー多和田など見どころがたくさんありますよ。

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滋賀・湖南エリアでのおすすめ観光地9選

まずは、滋賀・湖南エリアのおすすめ観光地を9選ご紹介します。琵琶湖の絶景を堪能できるびわ湖テラスをはじめ、日吉大社や比叡山延暦寺など歴史的価値の高いスポットも多くありますよ。

びわ湖バレイ／びわ湖テラス（大津市）

標高1,1000メートルから琵琶湖の絶景を楽しもう

滋賀県のシンボルである琵琶湖を望むなら、大津市にある人気の観光スポット、びわ湖バレイへ足を運んでみましょう。標高約1,100メートルの打見山と蓬莱山の間に位置する観光スポットで、山頂にはウッドテラスから琵琶湖を一望できるびわ湖テラスがあります。

ロープウェイで山頂に上ると、琵琶湖のパノラマ絶景を望むグランドテラスに到着。3段構造のウッドデッキで構成されており、見る場所によって異なる琵琶湖の景色を楽しめます。テラスの周辺には水盤が張られており、まるで琵琶湖と一体化したような気分に。よく晴れた日には空の青と琵琶湖のコントラストが広がり、開放感に浸れるでしょう。

またびわ湖バレイには、絶景を見ながら食事できるレストランやカフェも併設されています。ブランコやジップラインといったアクティビティも充実しているので、デートや友人同士、子連れなどにおすすめ！ぜひ広大な琵琶湖を舞台に身体を動かしてみてくださいね。

近江神宮（大津市）

日本の時刻発祥の地！滋賀のパワースポットで開運祈願

近江神宮は、大津京を開いた天智天皇を祀る神社です。日本における時刻発祥の地として知られ、境内にある時計館宝物館では水時計の漏刻や日時計などが設置されています。

また近江神社は、天智天皇が小倉百人一首の一首目を詠んだことから、百人一首かるたの殿堂としても有名です。1年を通じて競技かるたの大会が開催されており、毎年お正月にはかるた祭・かるた開きの儀が執り行われるんですよ。

広大な境内には朱色の楼門をはじめ、外拝殿や本殿、神座殿、栖松遙拝殿（せいしょうようはいでん）などが立ち並んでいます。社殿は近代神社建築の代表として登録文化財に登録されており、建築物としても見どころが満載です。

開運や厄除けのほか、学芸・文化・産業といったご利益があるとされているので、滋賀県を観光する際は忘れずに参拝しましょう。

滋賀県立琵琶湖博物館（草津市）

子連れ観光におすすめ！湖と人間をテーマにした博物館

滋賀県立琵琶湖博物館は、湖と人間をテーマに琵琶湖の自然・生き物・歴史・暮らしを五感で体感できる博物館です。琵琶湖に生息する淡水生物の展示をはじめ、約200万年前の琵琶湖や縄文時代の森を再現したジオラマ、琵琶湖周辺にいる生き物の実物標本など迫力満点の展示がそろっています。

水族展示室では琵琶湖の主であるビワコオオナマズやロシアのバイカル湖に暮らすバイカルアザラシを見学でき、普段は見られない湖の世界を体感できますよ。見たり触ったり匂いを嗅いだりと多角的な観点から見学できるので、子どもから大人まで新しい発見に出会えるでしょう。

館内にはオリジナルグッズを取り扱うミュージアムショップや地元食材を堪能できるレストランも営業しています。琵琶湖の固有種・ビワマスを使った料理もいただけるので、時間があればぜひ立ち寄ってみてくださいね。

佐川美術館（守山市）

ゆらめく水庭に浮かぶ、自然と調和した人気美術館

アート好きな方は、守山市にある佐川美術館へ足を運んでみては？琵琶湖畔にひっそりと佇む美術館で、佐川急便の創立40周年を記念して1998年に開館しました。別名水に浮かぶ美術館とも称されており、水庭に浮かぶように建てられたデザインが印象的です。

館内では国宝の梵鐘をはじめ、日本画家の平山郁夫・彫刻家の佐藤忠良・陶芸家の十五代樂吉左衞門の作品を中心に収蔵。各作家が監修した空間で展示されており、日本が誇る巨匠の作品を一度に見学できます。

定期的に企画展も開催されており、アニメーション・昆虫展・西洋美術など幅広いジャンルの展示を楽しめるのが魅力です。ゆらめく水庭を眺められるカフェもあるので、時間をとって優雅なカフェタイムを過ごすのもよいですね。

MIHO MUSEUM（甲賀市）

SNS映え満点の美術館でアートの世界を満喫

MIHO MUSEUMは、滋賀県・信楽の山間に位置する美術館です。パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドで知られる建築家・I.M.ぺイ氏が設計を手がけ、自然の風景に溶け込んだ景色が人気を集めています。

枝垂れ桜の遊歩道からトンネル、吊り橋を経て美術館へ辿り着く構想は中国の古典に登場する桃源郷がモチーフになっているんだとか。4月には桜が見頃を迎え、トンネルと桜の幻想的な風景を見ようと毎年多くの人が集まります。

館内に一歩入ると、自然光が優しく入り込むエントランスがお出迎え。館内では日本美術のほか、エジプト・西アジア・ギリシア・ローマ・南アジア・中国といった世界の古代美術を見学できます。約3,000点ものコレクションの中から常時約200〜500点を展示しており、ギリシアのヘラクレス像やエジプトの女神立像なども見られますよ。

全体的に静かな雰囲気が漂っている穴場のスポット。ゆったりと古代美術の世界に浸れるでしょう。

山王総本宮 日吉大社（大津市）

国宝や重要文化財も！かわいい猿のお守りを授かろう

日吉大社は、天台宗総本山である比叡山の麓にある神社です。全国に約3,800社ある日吉・日枝・山王神社の総本社で、今からおよそ2,100年前の崇神天皇7年に創祀されました。

境内には約40のお社があり、方除け・厄除け・縁結び・家内安全などにご利益があるとされています。2棟の国宝と17棟の重要文化財も点在しているので、建築好きの方にとってもおすすめの観光スポットです。建築の周りにはうつくしい木々が広がり、秋には色鮮やかな紅葉を満喫できますよ。

また日吉大社では、神様の遣いとされる神猿（まさる）にまつわるおみくじやお守りを授かることも。どれもかわいらしいので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

大津湖岸なぎさ公園（大津市）

琵琶湖を一望！開放感あふれる公園でピクニックを

浜大津から近江大橋までの湖岸一帯を整備してつくられた大津湖岸なぎさ公園。約4.8キロメートルにわたって続く公園には、市民プールやレストランをそなえたサンシャインビーチ、シバザクラの花壇が広がるなぎさのプロムナードなどがあり、都会の喧騒から離れてゆったりした時間を過ごせます。

広大な芝生でボール遊びをしたり琵琶湖で釣りをしたりと、楽しみ方は人それぞれ。湖畔沿いにはなぎさカフェと呼ばれる4つのカフェ＆レストランがあるので、軽食をテイクアウトしてピクニックするのもおすすめですよ。

比叡山延暦寺（大津市）

世界文化遺産にも登録された、天台宗の総本山

比叡座員延暦寺は、788年に伝教大師・最澄によって創設されました。天台宗の総本山として知られ、東塔・西塔・横川の三塔十六谷のエリアに約150ものお堂や伽藍が点在しています。

1,200年以上続く日本仏教に触れられる場所として高く評価されており、1994年には世界文化遺産に登録。現在も、地元民・観光客を問わず多くの人が参拝に訪れています。東塔にある国宝・根本中堂のほか、西塔にある最澄の御廟所・浄土院、横川にある遣横川中堂など見どころも満載です。

なお比叡山へはケーブルウェイでアクセスでき、山内の移動にはシャトルバスを利用できます。夏の新緑や秋の紅葉など四季折々の自然を楽しめる観光スポットなので、ぜひカメラを片手に参拝してみてくださいね。

浮御堂／満月寺（大津市）

松尾芭蕉も愛した!?厳かな雰囲気が漂う寺院

浮御堂は、近江八景・堅田の落雁で知られる臨済宗大徳寺派の寺院です。平安時代中期の天台宗の僧・恵心僧都（源信）が、湖上安全と衆生済度を祈願して建立したと言われています。

湖中に浮かぶように建立された浮御堂からは厳かな雰囲気が漂い、その風光明媚な姿は松尾芭蕉をはじめとする多くの絵師・文人に愛されたそう。境内の観音堂には重要文化財の聖観音座像のほか、千体仏と称される阿弥陀仏一千体が安置されています。

滋賀・湖西エリアでのおすすめ観光地4選

つづいて、琵琶湖の北西部に広がる湖西エリアのおすすめ観光地をご紹介します。メタセコイヤ並木や白髭神社など一度は見たい絶景スポットがたくさんあるので、ぜひカメラを片手に観光を楽しんでくださいね。

メタセコイア並木（高島市）

一度は見たい絶景！紅葉が色づく秋の観光がおすすめ

滋賀観光で絶景を楽しむなら、高島市にあるメタセコイア並木ははずせません！約2.4キロメートルの道路に約500本のメタセコイアが続く並木道で、遠景の山々とも相まって素晴らしい景色をつくりだしています。

メタセコイヤは成長すると樹高30メートルにも及ぶと言われており、近くで見ると自然の力強さを感じられるでしょう。1994年には読売新聞社の新・日本街路樹百景に登録され、SNSでも注目を集める大人気スポットです。

春の芽吹き・夏の深緑・冬の雪花と四季を通じて楽しめますが、おすすめは秋の季節！赤や黄色に色づいたメタセコイヤは圧巻のうつくしさを誇り、まるで絵画のような世界観を味わえます。周辺にはおしゃれなカフェも多くあるので、甘いスイーツを片手に散策してみては？

白鬚神社（高島市）

沈みゆく夕日と朱塗りの鳥居が織りなす絶景スポット

近江随一のパワースポットとして知られる白髭神社。約2,000年ほど前、垂仁天皇の時代に創建されたと伝わる神社で、日本全国に約300の分霊社が祀られています。

地元民からは白鬚（しらひげ）さんの愛称で親しまれており、延命長寿のほか縁結び・子授け・福徳開運・攘災招福・商売繁盛・交通安全などにご利益があるんだとか。主祭神の猿田彦命は道開きの神として有名で、日々多くの参拝客が訪れます。

境内には重要文化財の本殿をはじめ見どころがたくさんありますが、やはり注目なのは湖中に佇む朱塗りの大鳥居。近江の厳島とも称される絶景で、そのうつくしさはSNSでも大きな話題を呼んでいます。特に夕方には沈みゆく夕日と鳥居が重なり、より一層神秘的な風景を見られますよ。

白鬚神社前の国道横断は危険なので、鳥居を撮影する場合は社務所前にある展望台を利用してくださいね。

びわこ箱館山（高島市）

絶景スポットや四季の草花が咲き誇る花畑に癒やされる

びわこ箱館山は、標高630メートルの箱館山山頂に広がるリゾートパークです。ゴンドラに乗車してアクセスでき、奥琵琶湖の景色を眺めながら片道約8分の空中散歩を楽しめます。

園内には大パノラマが広がる展望デッキをはじめ、琵琶湖に向かってスイングできる絶景ブランコ、見た目もかわいいパフェを味わえるカフェなどの施設が盛りだくさん！伝統織物・高島ちぢみを使った虹色のカーテンや882個の風鈴が涼やかな音色を奏でる風鈴のよし小道などSNS映えスポットも多くありますよ。

15品種・約3万本以上が植えられた花畑では四季折々の草花が咲き誇り、春にはビオラ、夏にはヒマワリ、秋には紅葉のコキアを眺められます。ジップラインやバギーなどのアトラクションも充実しているので、子連れ観光にもおすすめのスポットです。

海津大崎（高島市）

関西屈指の桜の名所！琵琶湖八景に数えられる岩礁地帯

琵琶湖の北端に位置する海津大崎は、琵琶湖国定公園屈指の景勝地です。波食によって海津湾に突き出した岩礁地帯で、琵琶湖八景のひとつに数えられています。

毎年4月になると約800本のソメイヨシノが咲き誇り、湖岸一帯が華やかなピンク色に。約4キロメートルにわたって桜並木が続いており、ドライブやサイクリングで絶景を楽しめます。自然遊歩道も整備されているので、ゆっくり散策しながらの観光も可能ですよ。

海津大崎は関西屈指の遅咲き桜の名所として知られているため、満開の桜を見たい場合は開花情報をチェックしておくと良いでしょう。

滋賀・湖東エリアでのおすすめ観光地5選

滋賀県の歴史を感じられる湖東エリアには、彦根城や多賀大社などの人気観光スポットが点在しています。SNSで注目を集めるラ コリーナ近江八幡もあり、スイーツ好きにとってははずせないエリアです。ここからは、そんな湖東エリアのおすすめ観光地を5選見ていきましょう。

彦根城（彦根市）

国宝の歴史あるお城！城下町で近江グルメを食べ歩き

彦根城は、江戸時代初期・1622年に完成した井伊氏の居城です。井伊直継・直孝が約20年の歳月をかけて建設したお城で、姫路城や松本城と並び国宝に指定されています。

城内では重要文化財の三重櫓や続櫓をはじめ、3階3重の屋根で構成された天守閣、名勝に指定された池泉回遊式庭園の玄宮園などを見学でき、井伊直弼が青春時代を過ごしたという埋木舎からは井伊氏の歴史を感じられるでしょう。

また彦根城のお堀の外には、夢京橋キャッスルロードと呼ばれる街並みが広がっています。江戸時代の城下町をイメージした通りで、白壁と黒格子で統一された町家風の店舗が立ち並んでいます。

彦根の伝統工芸品を販売するお土産ショップのほか、和菓子や近江牛といったグルメを味わえるお店もあるので、彦根城を眺めながら食べ歩きを楽しむのも良いですね。運が良ければ、彦根のマスコットキャラクター・ひこにゃんにも出会えるかも！

八幡堀（近江八幡市）

近江商業の発展を支えた、八幡山城下に広がる水運航路

海津大崎に並ぶ琵琶湖八景のひとつとして有名な八幡堀。豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が八幡山城を築城した際に造った水運航路で、当時城下町と琵琶湖を結んだことで近江の商業が発展したと言われています。今もなお安土桃山時代の風情ある街並みが残っており、時代劇や映画のロケ地としてもよく使用されるんですよ。

八幡堀を観光するなら、屋形船に乗って景色を眺められる水郷めぐり（八幡堀めぐり）がおすすめです。手漕ぎ船の揺れを感じながら、ヨシの群生地や四季折々の田畑など日本らしい風景を堪能できます。運営会社によっては船上で近江牛のすき焼きを食べられるコースもあり、一味違った滋賀観光を楽しめるでしょう。

ラ コリーナ近江八幡（近江八幡市）

店舗限定のスイーツも！バームクーヘンやどら焼きを堪能

甘いもの好きな方は、のどかな田んぼに佇むラ コリーナ近江八幡へ足を運んでみましょう。1872年創業の和菓子店・たねやとバームクーヘンが有名な洋菓子店・クラブハリエのフラッグショップで、観光客からも注目を集めています。

約3万6000坪の敷地にはたねややクラブハリエの商品を販売する専門店のほか、出来たてのバームクーヘンを食べられるカフェ、自社農園のキャンディーファームなどが点在。ラ コリーナでしか手に入らない限定スイーツもあるので、お土産として購入すれば喜ばれるでしょう。

人と自然のつながりを重視した建築も特徴で、散策するだけでも近江の豊かな自然を満喫できます。SNS映えするオブジェもたくさんあるので、訪れた際はぜひ写真撮影も楽しんでくださいね。

滋賀農業公園ブルーメの丘（日野町）

動物とふれあい体験も！子連れ旅行で訪れたい農業公園

滋賀農業公園ブルーメの丘は、中世ドイツの農村をモチーフにした体験型農業公園です。標高242メートルの丘陵地帯に広がっており、園内の4つの花畑では年間150万本以上の草花が咲き乱れます。春には菜の花やチューリップ、夏にはヒマワリ、秋にはコスモスなど四季折々の花を愛でることができ、色とりどりの絶景に癒やしをもらえるでしょう。

ブルーメの丘にはマーラ・アルパカ・モルモット・ウサギといった13種・137頭の動物たちが暮らしており、ふれあいやエサやり体験を行うことも可能です。アルパカや羊は放牧されているので、動物たちをより間近で見れるのがうれしいですね。

ブルーベリー摘み体験や夏野菜の収穫など定期的な体験プログラムも開催されており、子どもから大人まで楽しめる施設が満載です！アスレチック施設も充実しているので、子連れ旅行におすすめの観光スポットですよ。

多賀大社（多賀町）

滋賀県第一の大社で延命長寿や厄除けを祈願

滋賀県第一の大社である多賀大社は、伊邪那岐大神（いざなぎのおおかみ）と伊邪那美大神（いざなみのおおかみ）を祀る神社です。延命長寿や縁結び、厄除けにご利益があるとされており、地元の人々からはお多賀さんの愛称で親しまれています。

お守りとして授かれるお多賀杓子が有名で、なんでも元正天皇が病気になった際に多賀神社の神主が強飯を炊き、しでの木で作った杓子を献上したところ天皇の病気が治癒されたんだとか。お多賀杓子のほか杓子の形をした絵馬もあり、ほかの神社にはないユニークな体験ができますよ。

滋賀・湖北エリアでのおすすめ観光地4選

最後に、滋賀の自然を楽しめる湖北エリアのおすすめ観光地をご紹介します。時間に余裕がある方は、クルーズ観光で竹生島へアクセスしてみるのもおすすめですよ。

黒壁スクエア（長浜市）

人気の長浜グルメも！歴史情緒あふれる旧市街

江戸時代には北国街道の宿場町として栄えた一角に広がる黒壁スクエア。江戸時代後期から昭和初期に建てられた歴史的建造物が残るスポットで、昔ながらの情緒あふれる景色を楽しめるのが魅力です。

黒壁スクエアには、銀行を改装した黒壁ガラス館を中心にオルゴール館やガラス工房、ギャラリー、ガラスショップなど約20の店が軒を連ねています。ノスタルジックな雰囲気が漂っており、歩いているだけでもタイムスリップしたような気分を味わえるでしょう。

長浜の郷土料理・のっぺいうどんや焼鯖そうめん、近江産のもち米で作るぶんぷく餅など絶品グルメを味わうのもお忘れなく！

ローザンベリー多和田（米原市）

バラと宿根草が広がるイングリッシュガーデンにうっとり

ローザンベリー多和田は、バラと宿根草の英国式庭園をそなえた複合型観光施設です。ローズガーデンには約60種・180株のバラが植栽されており、イギリス製のアンティークレンガやロートアイアンが風景をうつくしく彩っています。

庭園以外にもレストランやカフェが併設されており、緑豊かな自然に囲まれながら優雅なひとときを過ごせるのが魅力です。クラフト体験やパン作り、羊とのふれあい、ポニーの乗馬などを楽しめる施設もあり、朝から夜までめいいっぱい楽しめます。

2023年にはキャンディガーデンと呼ばれるお菓子のエリアがオープン！バウムクーヘンのベンチやキャンディーポップなどが置かれたメルヘン空間で写真を撮影できます。英国クレイアニメ・ひつじのショーンをテーマにしたエリアもあり、小さな子ども連れでの観光におすすめですよ。

伊吹山（米原市）

四季折々の絶景を眺めながらドライブを楽しもう

運転好きの方におすすめなのが、伊吹山の麓と9合目をつなぐ伊吹山ドライブウェイです。伊吹山は標高約1,377メートルの滋賀県最高峰の山で、古くから修験道の修行者が登る霊峰として親しまれてきました。

そんな伊吹山は薬草や高山植物の宝庫としても有名で、山頂ではカラフルな花々が咲き乱れる天然の花畑を楽しめます。琵琶湖はもちろん、晴れた日には伊勢湾まで見渡せ、360度のパノラマ絶景を眺められるのが魅力です。

なお伊吹山9合目までのドライブウェイは約17キロメートル続いており、夏の新緑や秋の紅葉など季節の風景を見ながらドライブできます。9合目にある山頂駐車場からは登山道が整備されているので、ハイキングで山頂まで登るのも良いですね。

竹生島（長浜市）

クルーズ観光がおすすめ！琵琶湖に浮かぶ神の棲む島

竹生島は、琵琶湖の北部に浮かぶ離島です。周囲約2キロメートルという小さな島で、古来より神の棲む島と言い伝えられています。

歩いて回れるほど小さいですが、島内には日本三弁財天のひとつである宝厳寺や都久夫須麻神社、国宝の唐門や重要文化財の観音堂など貴重な歴史的建築物がたくさん！

特に都久夫須麻神社は島の斜面に突き出すように建てられており、琵琶湖に面する神秘的な絶景が人気を集めています。土器（かわらけ）に願い事を書き、鳥居に投げ入れる願掛けもあり、投げたかわらけが鳥居をくぐれば願いが成就すると言われているんですよ。

竹生島は平家物語や謡曲・竹生島にも登場しており、滋賀有数のパワースポットとして有名です。長浜や今津を同時に観光できる竹生島クルーズも運行しているので、効率的に移動したい方はぜひチェックしてみてくださいね。

滋賀観光おすすめモデルコース！

ここからは、滋賀観光を満喫するおすすめのモデルコースをご紹介します。琵琶湖の絶景を楽しむ日帰りコースと滋賀をとことん楽しむ1泊2日のコースを考えたので、滋賀旅行の参考にしてくださいね。

琵琶湖の絶景を楽しむ！滋賀の日帰り観光モデルコース

滋賀県には琵琶湖を中心とした絶景スポットが多いですが、すべてを回りきるのは難しいですよね。そこでまずは、日帰りで琵琶湖の絶景を満喫できるモデルコースをご紹介します。

〈スケジュール例〉
滋賀到着→びわ湖バレイ／びわ湖テラスで絶景を楽しむランチ→大津湖岸なぎさ公園を散策→メタセコイア並木でカフェタイム→白鬚神社で夕日観賞→帰宅

桜の時期であれば、海津大崎を訪れるのもおすすめです。湖南エリアと湖西エリアは車で行き来できる距離なので、ドライブで観光すると良いでしょう。主要な観光スポット周辺にはグルメを楽しめるレストランも多いので、食事に困ることは少ないですよ。

滋賀の魅力を網羅する1泊2日観光モデルコース

滋賀にはグルメや見どころがたくさんあるので、せっかく旅行するなら朝から夜まで楽しみたいですよね。1泊すれば湖南エリアだけでなく彦根周辺もゆっくり観光できるので、さらに滋賀県の魅力に浸れますよ。

〈スケジュール例〉
1日目：多賀大社→彦根城→夢京橋キャッスルロードでランチ→八幡堀→ラ コリーナ近江八幡でカフェタイム→琵琶湖の見えるホテルに宿泊

2日目：ホテルでモーニング→比叡山延暦寺→びわ湖バレイ／びわ湖テラスでランチ→メタセコイア並木→白鬚神社で夕日観賞→帰宅

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滋賀の人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、滋賀のおすすめ観光スポットをご紹介しました。名所がいっぱいある滋賀県では、効率よく観光にグルメ、ショッピングを楽しむのがおすすめです。ぜひご紹介した観光地を参考に、滋賀旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

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