鬼怒川温泉へのアクセス方法！主要地から新幹線・電車・車での行き方を解説

鬼怒川温泉へのアクセス方法は？

鬼怒川温泉は東京から約160キロ離れた場所にあり、電車で約2時間30分、車で2時間程度の距離です。仙台からだとほぼ同じ時間で行けますが、長野からは3時間程度、大阪からは6時間程度かかります。関西からは新幹線を利用すると楽でしょう。

鬼怒川温泉は天然アルカリ性単純泉のため、美肌効果が高く女性に人気です。鬼怒川温泉には足湯も多くありますが、足湯とカフェが一体となった足湯カフェでのんびりくつろいで、日々の疲れを癒やしてくださいね。日帰りでも楽しめますが、観光スポットがたくさんあるので、泊まりがけで行くことをおすすめします。

本記事では、魅力あふれる鬼怒川温泉へのアクセス方法を詳細に紹介するので、目的に合う交通手段を選ぶ参考にしてくださいね。

国内主要地から鬼怒川温泉へのアクセス方法

※上記は2024年9月6日時点での目安料金です。

このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。

首都圏から鬼怒川温泉までのアクセス方法

東京駅、新宿駅、浅草駅などの首都圏からは電車か車でのアクセスが便利です。

以下に、電車でのアクセス方法と車を利用した方法を、それぞれ詳細に紹介します。参考にしてください。

電車でアクセス

※上記は2024年9月7日時点での料金です。

東京駅から鬼怒川温泉までのアクセス方法

東京駅から鬼怒川温泉までのアクセスは、大きく2通りの方法があります。1つは、新幹線を使う方法で、もう1つは特急を使う方法です。

しかし、実は東京駅から鬼怒川温泉に行くには、新幹線は利用せず特急を利用した方が早くて安いため、特急利用を選択しましょう。

特急を使えば、約30分早く到着できるうえ、新幹線利用（自由席）よりも1,000円ほど安くなります。

一般的なルートは、まず東京駅から北千住駅まで行きます。次に、北千住駅で東武鉄道の特急（スペーシアX・リバティ）などに乗り、直通または下今市駅で東武鬼怒川線に乗り換えれば鬼怒川温泉駅に到着です。

新宿駅から鬼怒川温泉までのアクセス方法

新宿駅から鬼怒川温泉までのアクセスはいくつかの方法があります。1つは、東京駅から行くのと同じ一般的なパターン。新宿駅から北千住駅に移動後、東武鉄道の特急（スペーシアX・リバティ）で直通または下今市駅まで行き、東武鬼怒川線で鬼怒川温泉に行けます。

新宿駅から鬼怒川温泉駅まで直通となるJRの特急「きぬがわ」を利用すれば、乗り換えせずに2時間で行けるので便利ですが、運行本数は少ないため注意しましょう。

なお、新宿駅からJRの特急（スペーシア日光）で下今市駅まで行き、東武鬼怒川線で鬼怒川温泉まで行くルートであれば乗り換え回数が1回で済み、一般的なルートよりも10分ほど早く着きますが、料金は500円ほど高くなります。

最も安いルートは他ルートよりも乗り換え回数が多く、40分程度余計に時間がかかりますが、一般的なルートよりも700円ほど安く利用可能です。ダイヤの関係で、ルートは時間帯によって大きく変わります。スケジュールや行きたい場所を考慮して決めてくださいね。 

浅草駅から鬼怒川温泉までのアクセス方法

浅草駅から鬼怒川温泉にアクセスする方法としては、東武鉄道の特急「スペーシアX」または「リバティ」を利用するのが一般的でしょう。ただし、浅草駅から鬼怒川温泉駅まで直通となるダイヤもありますが、直通でない場合は、下今市駅で東武鬼怒川線に乗り換えて鬼怒川温泉駅に行くことになります。

直通だと約2時間、乗り換えをするルートでは2時間10分程度で所要時間はあまり変わりません。なお、羽田空港や成田空港からアクセスする場合は、浅草経由で東武特急スペーシアXを利用するのが便利です。

車でアクセス

首都圏からのアクセスの場合、回り道しないように、利用しやすい高速道路のICを利用するのがよいでしょう。東京IC付近から出発する場合は、2時間20分ほどでETC料金は3,660円になります。練馬ICからだと、約2時間10分でETC料金は3,700円です。浦和ICからは、約1時間40分でETC料金は2,570円になります。

東宇都宮付近からは、東北自動車道または日光道の宇都宮ICのどちらでも行けますが、時間はほぼ同じなので、ETC割引がある東北自動車道経由をおすすめします。

なお、日光道を利用する場合、大沢ICで降りるか、今市ICで降りるかで料金が多少変わりますが、時間はあまり変わりません。当日の渋滞情報などを考慮して、どちらを利用するか決めるとよいでしょう。

仙台方面から鬼怒川温泉までのアクセス方法

仙台方面から鬼怒川温泉までのアクセスは、新幹線と電車を使う方法と車を使う方法がおすすめです。新幹線と電車を組み合わせて使っても車を使っても所要時間は同じで約3時間となります。車窓からの景色を楽しみたいなら新幹線と電車を選びましょう。ドライブや寄り道が好きな人は、車での移動がおすすめ。

以下に、新幹線＋電車と車でのアクセスについて説明します。

新幹線＋電車でアクセス

仙台から鬼怒川温泉まで新幹線と電車でアクセスする場合、一般的なルートは、まず仙台駅から東北新幹線（やまびこ・はやぶさ）で宇都宮駅まで移動し、JR日光線に乗り換えて今市駅まで行きます。そこから徒歩約12分で東武鉄度の下今市駅へ移動し、東武鬼怒川線で鬼怒川温泉駅に到着です。

＜ルート①＞
仙台駅
↓（東北新幹線）
宇都宮駅
↓（JR日光線）
今市駅
↓（徒歩約12分）
下今市駅
↓（東武鬼怒川線）
鬼怒川温泉駅

所要時間：約3時間
料金（自由席利用）：8,631円（ IC利用）

ほかにも、歩かずに乗り換えができるルートを2つ紹介します。1つは新幹線はやぶさ10号で大宮駅に移動し、JR特急きぬがわ3号に乗り換え、鬼怒川温泉駅まで直通で行くルートです。タイミングが合えばご利用ください。

＜ルート②＞
仙台駅
↓（はやぶさ10号）
大宮駅
↓（JR特急きぬがわ3号）
鬼怒川温泉駅

所要時間：約3時間5分
料金（指定席利用）：14,480円（ IC利用）

なお、4時間ほどかかりますが、新幹線で小山駅まで移動し、JR両毛線に乗り換えて栃木駅まで行き、東武鉄道の特急リバティへ乗り換えで、鬼怒川温泉まで直通で行くことも可能です。

＜ルート③＞
仙台駅
↓（新幹線やまびこ）
小山駅
↓（JR両毛線）
栃木駅
↓（東武特急リバティ）
鬼怒川温泉駅

所要時間：約4時間
料金：10,393円（ IC利用）

※上記はすべて2024年9月7日時点での料金です。

車でアクセス

仙台から鬼怒川温泉に車でアクセスする場合、仙台駅付近からだと、東北自動車道の仙台宮城ICから高速道路へ入ります。そのまま、栃木県矢板市まで進み、矢板北スマートＩＣで一般道に降りましょう。国道461号線（日光北街道）を日光市・鬼怒川温泉方面に進むと、鬼怒川温泉に行けます。

約3時間の道のりで高速料金は4,990円（ETC料金は3,490円）です。休憩しながら、楽しく道中のドライブを楽しんでくださいね。

大阪・名古屋方面から鬼怒川温泉までのアクセス方法

※上記は2024年9月7日時点での料金です。

大阪や名古屋から車で鬼怒川温泉に行く場合、6時間以上かかるため、東海道新幹線と電車を使うルートをおすすめします。移動が楽なうえ、車窓からの景色をぞんぶんに楽しめるのも鉄道旅の魅力であり醍醐味。

まず、大阪方面から鬼怒川温泉までのアクセス方法を説明します。新大阪駅から新幹線（のぞみ）で東京駅へ行き、北千住駅まで移動後、東武鉄道の特急（スペーシアX・リバティ）で直通または下今市駅で東武鬼怒川線に乗り換えて鬼怒川温泉まで行くルートが一般的です。

次に、名古屋駅から鬼怒川温泉までのアクセス方法を説明します。名古屋駅からも新大阪駅と同じで、新幹線（のぞみ）とJR、東武鉄道を使うルートですよ。

なお、どちらも東京駅からJR上野東京ラインで栗橋駅まで移動し、東武日光線で下今市駅まで行き、東武鬼怒川線に乗り換えて鬼怒川温泉に行くルートであれば、約1,300円安くなります（ただし、所要時間は1時間以上長くなります）。

長野・新潟方面から鬼怒川温泉までのアクセス方法

長野・新潟から鬼怒川温泉へは、新幹線と電車もしくは車でのアクセスが可能ですが、冬季は雪が降るため、新幹線を使う方がよいでしょう。以下に、新幹線・電車を利用する場合と車を利用する場合のアクセス方法を詳細に紹介します。ぜひ参考にしてくださいね！

新幹線・電車でアクセス

※上記は2024年9月7日時点での料金です。

まずは、長野駅から鬼怒川温泉への新幹線と電車でのアクセスについて説明します。長野駅からは、北陸新幹線（はくたか・かがやき・あさま）で大宮駅まで行き、東武野田線（東武アーバンパークライン）に乗り換えて急行で春日部に行きます。春日部駅で東武鬼怒川線に乗り換え、特急スペーシアＸで直通または下今市駅で鬼怒川駅に行くのが一般的。

もし、大宮駅でJR特急スペーシアきぬがわに乗り換えることができれば、そのまま鬼怒川駅まで行けるのでスムーズにアクセスできますよ！

新潟駅から鬼怒川温泉に行く場合、上越新幹線（とき）と電車を乗り継ぎます。長野からのルートと同じで、まず大宮駅に行き、大宮駅からは東武野田線で春日部に行くか、スペーシアきぬがわに乗るかです。

車でアクセス

長野から鬼怒川温泉へのアクセスは、上信越自動車道の長野ICから高速へ乗り、関越自動車道、北関東自動車道、東北自動車道、日光道を経由して大沢ICで降りて一般道で鬼怒川温泉まで行くルートとなります。

新潟から鬼怒川温泉へは、磐越自動車道の新潟中央ICから高速に乗り、 会津若松ICで降り、国道118／121号線を南下するルートで行くのがスムーズ！このルートでは、約半分の道のりしか高速道路を使わないため、高速料金が安くなっています。一般道を走る距離が長いため、途中で観光しながら鬼怒川温泉を目指すのもいいですね。

日光市の山王わさび園では、生わさびの他、わさび加工品なども販売しており、人気なので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

目的に合わせて鬼怒川温泉へ行こう！

本記事では関東、東北、中部、関西などの国内主要地から鬼怒川温泉へのアクセス方法を紹介しました。鬼怒川温泉までは出発地や路線によって所要時間や料金はさまざまです。

東京の奥座敷といわれる鬼怒川温泉は、渓谷美も楽しめる美肌の湯。神経痛や胃腸病、疲労回復効果など様々な効能があり、江戸時代から愛され続ける温泉でもあります。

近くにはおさるランド（日光猿軍団）、東武ワールドスクウェア、江戸ワンダーランド日光江戸村など多数のテーマパークがあり、鬼怒川温泉一帯が、子どもから大人まで楽しめる一大観光スポットといえるでしょう。

また、渓谷美や川の雄大な流れを堪能できるアクティビティ「鬼怒川ライン下り」、華厳の滝や日光東照宮などのパワースポットもたくさんあります。

この秋は、鬼怒川温泉で心身ともにリフレッシュし、さまざまな観光も楽しんでみませんか？

cover photo By Miyuki Meinaka,CC BY-SA 4.0