長崎のおすすめお土産20選！定番お菓子、雑貨、おしゃれスイーツなど

長崎には人気のお土産がたくさん！

軍艦島や九十九島、稲佐山といった人気の観光地が多い長崎には、和洋折衷の雰囲気が感じられる場所も多く、観光を満喫できると国内外から多くの観光客が訪れます。そんな長崎にはカステラや九十九島せんぺい、よりよりといったお土産もたくさん！

もらってうれしい長崎の定番お菓子のほか、自分でも欲しくなる現地でしか手に入らないお土産なども紹介しているのでぜひ参考にしてくださいね。

長崎観光をゆっくり満喫したあとは、自分や大切な人に贈りたくなるステキなお土産を見つけましょう！

長崎で人気の定番お土産10選

まずは長崎に行ったら外せないお土産を10選紹介します！ちょっとしたプレゼントにぴったりのお土産を厳選したので、ぜひお土産の候補に検討してみてくださいね。

福砂屋 カステラ

まずはコレ！長崎を代表する定番銘菓

長崎の定番お土産として一番に名があがるのが福砂屋のカステラ。ふんわり食感の生地と下についているザラメの優しい甘さが評判の人気銘菓です。

カステラは今から約400前にポルトガルから伝来したといわれ、福砂屋がカステラの販売をはじめたのは1624年だったそう！またカステラという名前は当時のポルトガルの国、カスティーリャに由来するといわれています。

福砂屋のカステラは機械に頼らず、職人による手づくり製法なのが最大の特徴です。卵の手割りに始まり、泡立て、混合、撹拌、釜入れ、焼き上げまでをなんとひとりの職人が最後まで行うのだとか！だからこそ福砂屋独特の食感やコクのある甘みと風味を生み出しているのです。シンプルな材料なのにどこか奥深い味わいはプレゼントにぴったりですよ！

菓舗 唐草 長崎物語

ロマンあふれる物語が紡ぐ定番銘菓

細いバームクーヘンのなかにクリームがぎっしり入った見た目もおいしい長崎物語も長崎を代表する人気の銘菓。

包み紙には、ジャガタラ文が使われているロマンあふれるお菓子です。ジャガタラ文というのは、1639年にキリスト教の禁教により国を追われ、インドネシアのジャカルタへと追放された人たちが恋しい日本を想って送った手紙のこと。当時の切ない思いをクリームに入っているオレンジピールが思い起こさせる逸品です。

ちょっぴりほろ苦いオレンジピールが入っているからしつこくなく、さっぱり食べられるのでつい手が何度も伸びてしまうお菓子ですよ。

長崎銘菓 クルス

隠し味の生姜が後を引くおいしさ！

パリッと薄焼きのせんべいに甘いホワイトチョコレートがはさんである長崎銘菓 クルスはキリシタンが多くいた長崎で生まれた人気の銘菓です。

長崎というキリスト教の文化が根付く地で、和でも洋でもない商品をつくろうと、開発に2年以上の月日を費やしてできたお菓子なのだとか！

隠し味には生姜が使用されており、せんべいとチョコレート、そして生姜というほかにはない組み合わせが魅力です。せんべいの軽い食感のなかにほのかに香る生姜と甘いチョコレートがなんとも絶妙な逸品ですよ。

九十九島グループ 九十九島せんぺい

海亀の甲羅がモチーフの九十九島を代表する銘菓

六角形の珍しい形がひときわ目を引く九十九島せんぺいは、縁起物である海亀の甲羅をイメージしてつくられたお菓子。

戦後のものがあまりなかった時代に、シンプルな材料を使って試行錯誤しながら生まれた銘菓です。

うす焼きのパリッと食感のなかにピーナッツがゴロゴロ入っているのが特徴で、ピーナッツは九十九里の大小さまざまな島をイメージしたもの。

香ばしくて甘いせんべいとピーナッツの相性がぴったりで、個包装のためばらまき用のお土産にもおすすめです！

かんころ餅

五島列島のさつまいもを使った定番お土産

かんころ餅は五島列島を代表する人気のお土産。かんころとはさつまいものことで、薄く切って日干しした干し芋を米と一緒に混ぜた食べ物です。口に入れるとほのかにさつまいもの甘みが広がる逸品で、五島列島では保存食としても各家庭でつくられているそう！

かんころ餅は開封してすぐはやわらかいので、そのまま食べるのがおすすめですが、時間とともに固くなってくるとオーブントースターで温めたり、バターを塗ったりして食べるのがおすすめですよ。1本でさまざまな食べ方ができるだけでなく、味もプレーン、いりごま入り、よもぎ入り、むらさき芋などの種類があるので比較しながら食べるのも醍醐味でしょう。

お土産にかんころ餅を買うなら真鳥餅店がおすすめ。昭和29年創業の老舗店です！

茂木一◯香本家 一〇香（いっこうこう）

なかが空洞！ばらまきのお土産としても人気の銘菓

茂木一◯香本家の一〇香は、見た目はおまんじゅうですが、なかは空洞になっているのが不思議なお菓子。実際に餡は入っているのに、焼き上げる工程で餡が皮に張り付き、ちぎると餡が消えたように見えるおもしろいお菓子です。少し固めの食感も特徴のひとつ。

一〇香の、甘さのなかに香ばしさも感じられる昔懐かしい味わいが人気で、1個から購入できるのでお土産の調整にも便利な一品です。

小粒10個袋以外の賞味期限は約90日と日持ちするのも魅力ですよ。

岩崎本舗 長崎角煮まんじゅう

自分へのご褒美にも！トロトロの豚バラがクセになる逸品

岩崎本舗 長崎角煮まんじゅうは、長崎の文化である数人分の料理を大皿に盛り、円卓で食べる卓袱（しっぽく）料理のコースに登場する東坡肉（とうろんぽう）をもっと気軽に食べられるようにと開発されたのが誕生のきっかけです。

角煮まんじゅうにぴったりなチリのアンデス高原豚を、うまみ調味料を一切使っていない秘伝のたれにつけこんだ渾身の逸品で、口に入れると肉が柔らかくほどけていきます。さらに生地にはベーキングパウダーも使用していないのだとか。一度食べるともう1つ食べたくなる味なので、お土産には多めに購入するのがおすすめですよ！

五島うどん

コシの強さが特徴！特産の椿油を使っているうどん

五島うどんは、その名のとおり、五島列島を代表する名物です。島の特産である食用の椿油を塗布しながら熟成を重ねることで、奥深い味と強いコシが感じられるのが特徴のひとつ。

おすすめの食べ方は地獄炊きです。五島列島のなかでも上五島の定番の食べ方で、茹でたうどんを鍋ごと食卓に置き、焼きアゴが入った出汁や生卵につけて食べます。薬味をつけて食べると味のバリエーションが増えておすすめです！

焼きアゴの澄んだ味わいも自慢なのでぜひ一緒に食べてみてくださいね。

長崎ちゃんぽん

たっぷりの野菜がヘルシーな一品！

ゴロゴロと入ったたっぷりの野菜や海鮮、お肉が見た目でもおいしい長崎ちゃんぽんは、お土産として喜ばれる人気の一品。

鎖国中も海外との関わりがあった長崎だからこそ生まれた料理で、中国と日本の伝統が融合しているのが特徴です。あっさりとしたとんこつベースのスープにたっぷりの具材が魅力！

長崎にはさまざまな長崎ちゃんぽんのお店があり、乗っている具材やスープの味も異なるので比較して食べるのがおすすめ！気に入ったお店があれば、お土産用に購入すると良いでしょう。

長崎蒲鉾 長崎一番ハトシロール

おかずだけでなくおつまみにもぴったりな一品！

ハトシロールはロール状に巻いたパンのなかに魚のすり身を入れて揚げた長崎の定番料理。

もともとはハトシ（蝦多士）という蝦（えび）のすり身を多士（トースト）して食べていたものを、もっとおしゃれに食べられるようにと開発されたのがハトシロールです。ハトシロールには、プレーン、エビ、チーズの3種類があり、パンの香ばしさと魚の風味豊かなすり身がおつまみにも人気の逸品ですよ。

お酒好きの人へのお土産に検討してみてくださいね！

長崎でしか買えない限定お土産4選

せっかく長崎へ旅行に行ったなら、長崎でしか手に入らない限定物も気になるはず！ここでは長崎でしか購入できないおすすめのお土産をピックアップ。自分や友人へのお土産に検討してみてくださいね！

和泉屋 カステララスク

チョコレートをたっぷりコーティングした人気銘菓

和泉屋 カステララスクは焼き上げたカステラのサクサク食感が人気のお菓子です。

カステララスクにはスティックタイプとスライスタイプ、和三盆タイプの3つがあります。和三盆タイプにはチョコレートを使用せず、阿波和三盆糖を使った上品な味わいが特徴で、和菓子好きな人にもおすすめのお土産。

チョコレートがかかっているスティックタイプとスライスタイプには、ビター、ホワイト、ストロベリー、キャラメルの4種類のチョコレートが使用されているので、たくさんの味を楽しめるのも魅力ですよ。チョコレートが好きな人や普通とは一味違うカステラのお土産にいかがでしょうか。

萬順製菓 よりより

シンプルな味わいが昔懐かしい異国情緒あふれる銘菓

萬順製菓 よりよりは中国で麻花や脆麻花と呼ばれる駄菓子で、小麦粉をこねた生地を丁寧に手で編み、油で揚げたシンプルなお菓子のこと。今ではよりよりという名前で定着していますが、以前はよれよれ、ねじねじ、ねじりんぼう、南京巻き、唐人巻などの名称でも親しまれていたのだとか。

固い食感が特徴で、噛むほどに優しい甘さが口いっぱいに広がります。小麦粉、砂糖が主原料というシンプルな材料だからこそ、粉の配合などにもこだわっており、あえて賞味期限を短くしているそう！あまり日持ちはしないので、自分用やすぐにわたせる人へのお土産におすすめですよ。

茂木一◯香本家 茂木ビワゼリー 

涼やかな見た目が夏旅行のお土産にぴったり！

一◯香とともに人気の茂木一◯香本家 茂木ビワゼリー は、長崎の特産であるびわをぜいたくに使った人気のお土産。

長崎のなかでも茂木地区はびわの栽培に適した地域で、ぷるんと食感のゼリーのなかに入った大粒のびわが、見た目でも楽しめる逸品です。

びわ本来の優しい甘さが感じられるだけでなく、見た目も涼やかなので暑い時期のお土産としても重宝できます。ほかの人のお土産とは被りたくない人や特別感のあるお土産をチョイスしたい人はぜひ検討してみてくださいね！

湖月堂老舗 カスドース

上品な甘さが後引くおいしさの人気銘菓

湖月堂老舗 カスドースは、薄切りにしたカステラを卵黄にくぐらせたあと、煮立てた糖蜜で揚げ、グラニュー糖をまぶしたお菓子。

一見甘すぎるように思えますが、食べてみるとなんとも上品な甘さが口いっぱいに広がります。そのおいしさから昭和・平成にわたり、天皇皇后両陛下に献上されていたのだとか！

使っている材料はシンプルかつ無添加でありながら、味わい深いカスドースは万人受けするので、大人数用のお土産として購入するのがおすすめです。

長崎旅行におすすめな雑貨のお土産3選

長崎旅行のお土産は、手元に残るものが良い人もいるでしょう。見るたびに旅行の思い出がよみがえってくる雑貨のお土産もおすすめ。大切な人とのおそろいや自分用に検討してみてくださいね。

ぽっぺん（ビードロ）

見た目も音もかわいらしい長崎定番のお土産

鎖国時代にポルトガルから長崎に伝わったものはカステラやビスケットといった砂糖菓子だけでなく、ガラス工芸も伝わり、ビードロが生まれたと言われています。

ビードロとは吹きガラスのことで、その代表が吹くとペコンというかわいらしい音を出すぽっぺんです。

ぽっぺんは大きさやデザインも多種多様なので、ぜひ色んな店舗をめぐってお気に入りを見つけてくださいね！

波佐見（はさみ）焼

白磁と鮮やかな色合いがうつくしい陶磁器

波佐見焼は、長崎県波佐見町で生産されている陶磁器で、約400年以上の歴史があります。なんと日用食器の約16%を波佐見焼が占めており、名前は知らずとも使っている人もいるかもしれませんね。

波佐見焼の特徴は、白磁と藍色のうつくしいコントラストですが、現在では藍色に限らずさまざまな色が使用されています。

老若男女だれにでもおすすめなデザインが豊富なので、用途にあわせて選んでくださいね。

長崎限定のキーホルダー

友人とのおそろいのお土産にもおすすめ！

長崎旅行の思い出を残したり、友人たちと思い出を共有するなら長崎限定のご当地キーホルダーはいかがでしょうか。

キューピーやちいかわ、すみっコぐらしなどの人気キャラクターが佐世保バーガーや長崎ちゃんぽんなどに扮したかわいいキーホルダーがたくさんあります。

価格も1,000円以下で購入できるものが多いので、仲良しの友人とおそろいにしたり自分の旅のコレクションにするのもおすすめですよ！

長崎のおしゃれなスイーツお土産3選

次に、おしゃれさんにプレゼントしたいスイーツのお土産を紹介します。見た目もかわいいお菓子から最新のスイーツまで紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね！

菓舗 唐草 おたくさ

あじさいをモチーフにした見た目もかわいいお菓子

菓舗 唐草の長崎物語とともに人気なのがおたくさというお菓子。おたくさというのはあじさいのことで、1823年に長崎に渡来した、ドイツ人医師のシーボルトと、その妻・お滝さんにまつわる愛のお菓子なのだとか！

職人が一枚一枚丁寧にあじさいの形につくりあげた花びらがとってもかわいらしい逸品で、もらってうれしいお土産のひとつです。

さくっと軽い食感でほどよい甘さなのでつい何枚も食べてしまいたくなりますよ！

長崎南山手プリン 南山手プリン

ステンドグラスをモチーフにした色鮮やかなプリンが人気の逸品

長崎南山手プリンは、長崎のグラバー園がある通りにひっそりとたたずむプリンの専門店です。九州産の素材にこだわり、丁寧にひとつずつ手作りしているのが特徴で、心と体にも健康的なお菓子を届けたいという思いから、保存料や着色料は一切していません。

プリンにはプレーンから季節のフルーツをふんだんに使ったものまでさまざまですが、一番のおすすめは南山手ステンドグラスプリン。大浦天主堂のステンドグラスを再現したもので、鮮やかな色合いに心を奪われます。自分や大切な人へのお土産に検討してみてくださいね。

ぽると総本舗 ぽると

さわやかな柚子の風味が特徴の人気スイーツ

ぽると総本舗が販売しているぽるとは洋菓子であるビスケットにようかんを挟んだ和洋折衷のスイーツ。

ザクザクとした食感が特徴のクッキーに、壱岐産の柚子を皮ごとペーストとして白あんに混ぜたものが入っていますよ。甘さのなかに柚子の柑橘類ならではのさわやかさが感じられる逸品です。

見た目以上にボリュームがあるので、ティータイムのお供や小腹が空いたときにぴったりですよ。

柚子のほかにりんご味もあるだけでなく、ミニサイズや特大サイズもあるので一緒に購入してみてくださいね！

長崎のお土産選びのポイント

異国情緒あふれる長崎には、その独自の文化を活かしたお土産がたくさんあり、選ぶのに迷ってしまうでしょう。長崎旅行へ行った際に気をつけておきたいお土産選びのポイントを紹介します。

賞味期限や保存方法に注意する

長崎に限らずですが、お土産を選ぶ時は賞味期限がどれだけ日持ちするのかや、保存方法について注意しましょう。

焼き菓子は賞味期限が長く持つものが多いですが、手作りのもののなかには日持ちしないものも。お土産をあげる予定の人にいつ渡すのかを考慮しながらぴったりのお土産を探せると良いですね。

また、お土産に冷蔵品を購入する予定であれば、旅行最終日のギリギリに購入するなどしてできるだけ保冷剤が溶けてしまわないようにするのも大切です。余力があれば保冷バッグなどを準備しておくのもおすすめですよ。

大人数にはばらまき用のお土産の購入がおすすめ

会社やゼミ、クラスの友人など大人数にお土産を配る予定であれば、ばらまき用に多めにお土産を購入しておくのがおすすめです。

お土産は多くて困ることはないですが、少なくて足りなかったでは自分も相手も残念な気持ちに。できれば予定の個数より少し多めに入っている物を選ぶのがおすすめですよ。

個包装タイプであればそのまま渡せて便利！またはばらまき用に何種類か購入したお土産を自分でラッピング用の袋に入れて渡すのも喜ばれるので、ぜひ参考にしてくださいね。

お土産のサイズに気をつける

長崎旅行へ行くと、ついお土産をたくさん購入してしまいそうになりますが、大きめのサイズのお土産をたくさん買ってしまうと荷物がかさばったり、スーツケースのスペースがなくなったりしてしまって困ってしまうことも。

お土産を入れるための専用バッグを用意したり、量が多くなりそうであれば後日ネットから購入したりして対策を考えておきましょう。

とくに飛行機で長崎へ来た場合、航空会社や航空券のプランによっては手荷物の数やサイズによって追加料金がかかる場合があるので注意が必要ですよ。

長崎でおすすめのお土産をゲットしよう！

長崎へ行ったらぜひ手に入れたいおすすめのお土産を20選紹介しました。鎖国時代も海外とのつながりがあった長崎には異国情緒あふれるお土産がたくさん！

吟味しながら、長崎の思い出を感じられるステキなお土産を見つけてくださいね。

cover photo by © （一社）長崎県観光連盟

※本記事でご紹介した商品価格は異なる場合があるのでご確認ください。