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【2024年最新】ルーマニアの治安は?危険な場所や注意点を解説

ヨーロッパの南東部に位置し、カルパティア山脈に囲まれた農村や中世の姿をそのまま残したようなお城、共産党時代の建物群など、見どころがいっぱいのルーマニア。 今回はそんな東欧・ルーマニアの首都ブカレストなどの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、注意しておきたいポイント、防犯対策といった点を中心にご紹介します。ルーマニアを安全に観光するための参考にしてみてくださいね。

ライター
NEWT編集部

ヨーロッパの南東部に位置し、カルパティア山脈に囲まれた農村や中世の姿をそのまま残したようなお城、共産党時代の建物群など、見どころがいっぱいのルーマニア。

今回はそんな東欧・ルーマニアの首都ブカレストなどの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、注意しておきたいポイント、防犯対策といった点を中心にご紹介します。ルーマニアを安全に観光するための参考にしてみてくださいね。

Contents

ルーマニアの治安はいい?悪い?

photo by Unsplash

ルーマニアは治安が悪いというイメージがありますが、近年はホームレスや凶悪犯罪の発生率はへっており、ほかのヨーロッパの各国と比較しても良好な治安を維持しています。

外務省の海外安全ホームページでは、国や地域ごとの危険度を4段階に分けていますが、ルーマニア全土の危険度は2023年10月28現在、レベル0に設定されています。そのため、首都ブカレストでも犯罪にあうケースは少ないでしょう。ただし、女性の一人旅や日没後の1人行動は、犯罪に遭遇するリスクが高いので細心の注意を払うことが必要です。

ただし、ルーマニアを観光する上での危険がまったく存在しないわけではありません。今回はルーマニアの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

ルーマニアの夜の治安は?

photo by Unsplash 

ルーマニアは、外務省の海外安全ホームページで危険度レベル0と設定されていることからもわかるとおり、現状、とくに治安が悪い国という訳ではありません。

ブカレスト近郊のアンリ・コアンダ国際空港付近や鉄道駅、歓楽街のある旧市街などをのぞけば、夜の時間帯にトラブルや犯罪に巻き込まれる危険性は高くないでしょう。

歓楽街や鉄道駅周辺を夜に散策する場合は、できるだけ徒歩での移動は避け、1人行動をしないようにして、犯罪の標的にされないために心がけておくことが大切です。また、ぼったくりやスリ、置き引きのリスクは日本以上に高いので十分注意しましょう。

ルーマニアで治安が悪いとされるエリア

ルーマニアで治安が悪いエリアは、アンリ・コアンダ国際空港やブカレスト北駅、旧市街といった人の往来が激しく、観光客が多いのが共通点です。ここでは、ルーマニアで治安が悪いとされているエリアについて個別に見ていきましょう。

ブカレスト近郊のアンリ・コアンダ国際空港付近は観光客を狙った犯罪が多発!

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ブカレスト近郊にあるアンリ・コアンダ国際空港は、ヨーロッパ内外からの観光客でにぎわうルーマニア随一の規模を誇る国際空港です。空港から市内までの移動方法には、バスやタクシーがありますが、タクシーはぼったくりや犯罪にあう危険性が高いので要注意です。

タクシーでトラブルにあうケースで多いのが、非正規の白タクを使うパターン。タクシーを使うなら、Uberなどの配車サービスを使うとぼったくりのリスクをへらせますよ。

首都ブカレストにある主要鉄道駅・ブカレスト北駅は要注意!

photo by Unsplash

ブカレストには、1万人以上のホームレスが住んでいるとされています。近年ではホームレスを取り巻く環境は改善されつつあり、観光客がホームレスを見かける機会はあまり多くはありませんが、人が集まる主要鉄道駅であるブカレスト北駅周辺では要注意のスポットです。

駅構内や周辺では、ホームレスの物乞いだけでなく、スリや置き引きなどの犯罪のリスクもあるので、ブカレスト北駅を利用する際は十分に持ち物に気を配りましょう。

ブカレストのロマーナ広場周辺は人が多く危険な印象も

photo by unsplash

ブカレストの観光スポットが集中している旧市街の中心部にある、ロマーナ広場やウニリイ広場周辺の繁華街では、若者グループが観光客を取り囲み、金品を強奪するといった被害も出ています。あたりが暗くなったら少人数での行動は避けて、できるかぎり多い人数で行動するようにしましょう。

ブラショフのブラショフ駅周辺の治安には注意しよう

photo by unsplash

ブカレストから約140キロメートルほどの場所にあり、中世の街並みが広がる歴史的な建築物や観光スポットで有名なブラショフ。地方都市らしいのんびりした雰囲気で、全体的に治安がいい街と言われています。

ただし、観光客で混み合うブラショフ駅はスリや置き引きなどのリスクが上がる印象。貴重品は肌身離さず持ち歩き、厳重に管理するようにしましょう。

ルーマニアで観光客が被害にあいやすい犯罪は?

ルーマニアで観光客があいやすい犯罪は、スリやひったくり、置き引きといった窃盗・強奪、タクシー利用時のぼったくり、偽警官による恐喝などです。

ここでは、ルーマニアで被害にあうリスクがある犯罪についてご紹介します。

①スリ・ひったくり

photo by Unsplash ※画像はイメージです

スリやひったくり、置き引きは海外旅行をしている際には、とくに注意すべき犯罪です。市バスや電車、タクシーといった公共交通機関では要注意。肩がけバッグなどを用意して、ファスナーをしめて、バッグの口が正面にくるようにしましょう。

日没後に外を歩く際はイヤフォンは着けずに頻繁に後ろを振り返り、人の気配を察知したら、電話で警察に通報しているふりをするなども、ときには有効な場合もあります。ただし、物を盗られた際に下手に抵抗すると、犯人が逆上して命を危険にさらしたりしてしまう可能性があるので、何よりも自分の身の安全を守るための行動を最優先しましょう。

もし所持品の盗難被害にあったら、すぐに在ルーマニア日本国大使館(021-319-1890〜1)に連絡をとり、現地の警察署に届け出をだすようにしましょう。

②タクシーでのぼったくりや強盗

photo by Unsplash ※画像はイメージです 

ルーマニアでは、白タクの運転手が法外な値段を請求してきて、やむなく支払うことになったというケースがあります。過去の例を見ると、2012年には日本人女子大学生が夜中にタクシーをひろって、暴行され殺された事件がありました。

近年ではこうした凶悪犯罪は減少しているものの、遅い時間帯にタクシーをひろうとリスクは増す傾向にあります。タクシーを利用するなら、空港で所定の料金を支払って利用するエアポートタクシーか、24時間運行しているバスを利用するようにしましょう。

日没後の遅い時間帯に移動しようとすると、タクシーによる観光客を狙った犯罪にあう危険性が高まってしまう場合も。なるべく明るい時間帯にタクシーを利用すれば、トラブルにあったとしても警察署や民家に駆け込みやすいです。宿泊予定のホテルで送迎サービスがあれば、それを利用するのも手ですよ。

③偽警官による職務質問を装った盗難

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ルーマニアでは私服警官を名乗る偽装警官から「違法両替のチェック」という名目で、荷物チェックを受け、現金や貴重品を盗まれたという事件も発生しています。本物の私服警官であれば、路上職質や荷物チェックはしないという点を覚えておきましょう。

もし偽装警官らしき人物から声をかけられたら、「日本大使館で確認します」などと言ってその場からできるだけ早く離れるのがおすすめです。

ルーマニアで被害にあわないための防犯対策

ルーマニアで犯罪被害にあわないためには、いくつかの防犯対策をチェックして、それらを実行していくことが大切です。具体的な対策についてチェックしましょう。

①早朝・夜間は出歩かない

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基本的なポイントとなりますが、海外では朝晩の暗い時間帯には外を出歩かないのが鉄則です。昼間の時間帯にはそこまで治安の悪くないルーマニアですが、夜になって人気の少ない路地を歩いているとスリやひったくり、置き引きにあうリスクが格段に上がってしまいます。

できる限り明るい時間帯に街を歩くようにして、防犯対策しましょう。

②空港やターミナル駅では荷物に十分注意する

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空港や主要な鉄道駅、バスターミナルなどの人の往来が激しい場所では、犯罪にあう確率が高いです。現金やカード、パスポートなどの貴重品は肩がけバッグなどで管理し、誰かに押されたり、触られたりしたら、すぐに荷物をチェックするようにしましょう。

③できるだけ複数人で行動する

photo by unsplash ※画像はイメージです

少人数で行動していると、それだけで犯罪集団の標的にされてしまう可能性があります。できるかぎり多い人数で行動するように心がけて、犯罪のリスク分散しましょう。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在ルーマニア日本国大使館では、安全の手引きを発行しており、ファイルデータをパソコンやタブレット、スマホから閲覧できます。防犯の手引きや緊急事態に対処するためのマニュアルをチェックすれば、もしもの事態に備えて事前に準備できますよ。

もしルーマニアで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

ルーマニアで犯罪の被害にあってしまった場合には、在ルーマニア日本国大使館と連絡を取り合う必要があります。ここでは、緊急時の連絡先についてご紹介します。

緊急通報先

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ルーマニアでは、112にダイヤルすると警察や消防に連絡できます。盗難などの被害や緊急性がない場合は、最寄りのツーリストインフォメーションオフィスや警察署に立ち寄って話を聞いてもらいましょう。パスポートの再発行や保険の請求に必要な、警察が発行する被害証明書をもらってください。

在ルーマニア日本大使館

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ルーマニアで盗難被害にあったり、パスポート紛失などしたりしてしまったら、所管の警察署に届け出て、在ルーマニア日本国大使館に連絡してみましょう。

カードなどの紛失はカード会社に連絡して利用を止めてもらえば大丈夫ですが、パスポートや証明書などの紛失であれば大使館で再発行してもらう必要があります。帰国のための一時的な渡航書も発行してくれますよ。

在ルーマニア日本国大使館の連絡先

治安情報をチェックしてルーマニア旅行を楽しもう!

ヨーロッパ南東部にある国ルーマニアは、ヨーロッパにあるほかの国と比較しても治安がいい国です。ただし、首都ブカレストの国際空港やターミナル駅、繁華街周辺では窃盗やぼったくり、物乞いなどにあうリスクが比較的高くなる印象です。

とくに日没後に繁華街を1人で歩いたり、遅い時間帯に白タクを利用したりするのは、犯罪にあうリスクを考えた場合に、あまり好ましくありません。

スリやひったくりを予防するためには、肩がけバッグで貴重品を肌身離さず持ち歩いて管理するようにしましょう。アプリでタクシーを呼ぶか、エアポートタクシーを利用するとぼったくりのリスクが格段にへるのでおすすめです。

防犯対策をしっかりとして、ルーマニア観光を楽しんでいきましょう!

 

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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