【2024年最新】北海道の飛行機について解説！格安航空券の安い時期や相場も

北海道の空港一覧

ひとくくりに北海道と言っても、札幌から函館までは300km以上、知床までは400km以上離れているため、北海道旅行では、行くエリアによって利用する空港も変わってきます。観光地として人気の北海道には、新千歳空港をはじめ、以下の14の空港があります。

• 新千歳空港（千歳市）
• 札幌丘珠空港（札幌市）
• 函館空港（函館市）
• 奥尻空港（奥尻町）
• 旭川空港（東神楽町）
• 稚内空港（稚内市）
• 利尻空港（利尻富士町）
• オホーツク紋別空港（紋別市）
• 女満別空港（大空町）
• 根室中標津空港（中標津町）
• たんちょう釧路空港（釧路市）
• とかち帯広空港（帯広市）
• 千歳空港（千歳市）
• 礼文空港（礼文郡）

実は、北海道は日本で一番空港がある都道府県なんですよ。北海道外だけでなく、北海道内で飛行機を利用することもあり、広大な北海道には欠かせない大切な交通網となっているんです。その中でも主要な空港の特徴を以下で3つご紹介します。

新千歳空港

新千歳空港は北海道千歳市に位置する日本最大級の国際空港。空港内には北海道らしいグルメが味わえるレストランや道産のお土産がずらりと並ぶショッピングエリア、そのほか温泉や映画館、飛行機を眺められる展望デッキなどが完備されています。

国内線では東京、大阪、福岡、名古屋など主要都市とつながり、国際線ではソウル、台北、上海、香港、バンコクなどアジア主要都市への直行便が運航。国内・国外問わず多くのLCCが就航しており、2022年の年間乗降客数は1,523万人と、羽田空港に次いで全国2位の北海道を代表する空港です。

新千歳空港から札幌市内へのアクセス方法　

新千歳空港から札幌市の中心部へアクセスする際の所要時間は車で約1時間。空港近辺には複数のレンタカー会社があるので安心です。レンタカーを利用する場合は事前に調べて予約してしておくとスムーズ。ちなみにタクシーで空港から札幌駅まで行くと、13,000円〜16,000円前後となります。

電車で空港から札幌駅まで行く場合は、JR快速「エアポート」が便利です。最短37分で札幌駅までアクセスでき、車で行くよりかなり早いので時間にあまり余裕がない場合におすすめ。料金は片道1,150円です。

さらに、札幌駅までは連絡バスがあり、バスを利用することも可能。所要時間は1時間ほどで、大人一人1,300円です。荷物はバスの下に積める大型バスなので荷物が多い場合にもおすすめですよ。

函館空港

函館空港は、2022年に一部店舗がリニューアルしたり、総合案内所が開設されたりとより魅力的になりました。北海道へ飛行機で訪れる場合の南の玄関口として60年以上活躍し、現在では年間の利用者数は新千歳空港に次ぐ、北海道第2位です。

空港には国内線と国際線のターミナルがあり、レストランやカフェ、函館のお土産を買えるショップなど、施設も充実。国内線では羽田をはじめ、伊丹空港や中部国際空港間との直行便が運航されており、東京や大阪、京都、名古屋などの主要都市へのアクセスに便利です。

道内では、新千歳空港のほか、札幌丘珠空港や奥尻空港を結ぶ飛行機があります。国際線では台湾・台北への直行便が運航されており、観光だけでなくビジネスにおいても大切な玄関口です。

函館空港から函館市内へのアクセス方法　

函館空港は函館市内にあり、函館駅まではレンタカーで約20分と、アクセスが非常に便利です。新千歳空港同様、函館空港周辺にはレンタカー会社がたくさんあるので安心。函館を代表する観光地の五稜郭へは15分、函館山へは30分でアクセスでき、市内の観光地へのアクセスも抜群です。

函館駅までは、函館空港からシャトルバスの運行もしています。大人一人500円とリーズナブルで、所要時間は約25分です。

函館空港には特急ではない列車や路面電車が停まることはないので、基本的に函館駅と函館空港間の移動はバスかレンタカーになります。タクシーを利用する場合は、2,500円〜3,000円ほどの予算を見積もっておきましょう。

旭川空港

旭川空港は、富良野や美瑛などの人気観光地へのアクセスがよく、冬季にはスキーやスノーボード、夏季にはラベンダーや美しい景観を楽しむ観光客にとって魅力的な玄関口となっています。

2023年12月にはジェットスター・ジャパンの成田便が新規就航し、2023年度は、国内線と国際線合わせて105万人近くの利用者数となりました。

空港内にはレストラン、カフェ、ショップがあり、美瑛や富良野の農産物を使用したメニューやお土産が人気です。旭川空港は国内線で羽田空港、成田空港を、国際線では台北への路線を就航しており、時期によっては中部国際空港、大阪伊丹空港やソウルへの便もあります。

旭川空港から旭川市内へのアクセス方法　

旭川空港は北海道東神楽町に位置し、旭川駅から車で約30分でアクセスできます。空港周辺にはレンタカー会社が多く、美瑛や富良野の広大な自然を自由に巡るのに便利です。タクシーだと、旭川駅まで約30分で4,500円〜5,000円ほどかかります。

旭川空港と旭川駅を結ぶ旭川空港バスも運行しており、所要時間は約40分となっています。料金は750円でリーズナブルに利用できます。

そのほか、ふらのバス株式会社が運行するラベンダー号というバスも運行しており、料金は旭川空港バスと同じく750円。旭川空港バスは旭川市内の停留所が多く、ラベンダー号は富良野や美瑛まで行けるので、ご自身に合ったバスを選んでくださいね。

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北海道の飛行機の発着便一覧

ここまでは、北海道の主要な空港についてご説明しました。ここからは北海道の飛行機の発着便について表を使って解説していきます。北海道旅行をするうえでの参考にしてくださいね。

新千歳空港発着の飛行機便と所要時間

新千歳空港に発着する飛行機は以下の通りです。

函館空港発着の飛行機便と所要時間

函館空港に発着する飛行機は以下の通りです。

旭川空港発着の飛行機便と所要時間

旭川空港に発着する飛行機は以下の通りです。

海外発着の飛行機便と所要時間

新千歳空港からの海外発着便

新千歳空港から海外へ発着する飛行機は以下の通りです。

函館空港からの海外発着便

函館空港から発着している国際線は台北の台北桃園国際空港のみとなっています。航空会社はタイガーエア台湾とスターラックスで、所要時間は4時間15分ほどとなっています。

旭川空港からの海外発着便

旭川空港から定期発着している国際線は台北の台北桃園国際空港のみ。航空会社はタイガーエア台湾で所要時間は4時間40分ほどです。

また、期間限定でソウルの仁川国際空港への発着便が運航する予定で、2024年は8月13日～8月31日の火曜日と土曜日に運航されます。航空会社はアシアナ航空で、所要時間は3時間程度です。

北海道行きの飛行機の費用相場・旅行のベストシーズン

日本でも屈指の人気観光地である北海道。ここからは、北海道行きの航空券の費用相場や北海道旅行のベストシーズン、飛行機の費用が安い時期について説明します。

北海道行きの格安航空券の料金相場はいくら？

東京（羽田）から新千歳空港へ行く場合、片道10,000円〜15,000円ほど、往復で20,000円〜30,000円が飛行機の料金の相場です。ただし、旅行のシーズンや航空券のランクなどによっても費用は変動するのでご注意を。

格安航空会社（LCC）の飛行機やセールを活用することで、片道10,000円以下、年末年始や大型連休のピークシーズンでも片道で20,000円近くで飛行機を予約できることも。飛行機を安く予約したい方は、早めに旅行を計画するのがおすすめ。

航空券とホテルがセットになったパッケージツアーを利用した方が安くなることも多いので確認するのもいいでしょう。

北海道旅行のベストシーズン

北海道旅行に行くべきおすすめのベストシーズンは、本州よりも涼しく過ごせる夏！7月〜8月は、35度を超える暑い日も稀にありますが、東京の初夏のような気温の日が多く、快適に過ごせます。

また、ラベンダーやひまわりなどの花も咲き、北海道ならではの景色を楽しむことができますよ。広大な北海道をドライブするのにももってこいな夏は、白樺の木が青々と輝き、広い空も青く、どこをみても最高のロケーションです。

北海道を代表するグルメのメロンやとうもろこし、ウニなども夏が旬！北海道の夏は、道内・道外ともに人気の季節となっています。

北海道行きの飛行機が安くなる時期は？

ベストシーズンである夏は航空券や宿泊費がかさみ、旅費がかなり高額になってしまいます。また、日本で一番遅く桜が咲く北海道は、桜の季節である4月〜GWあたりの航空券も高くなります。

航空券の費用を抑えたいなら、年始が過ぎた1月〜2月がおすすめ。冬の北海道は雪が降るため、真っ白な雪景色やウィンタースポーツを楽しむことができる一方で、凍えるような寒さや雪道での移動の大変さを懸念して、夏よりも観光客が減る傾向にあります。ただし、毎年2月上旬に行われる雪まつりの季節は航空券が高くなる傾向にあるので注意が必要です。

そのほか、夏休みシーズンが落ち着いて大型連休のない10月も航空券が安くなる傾向にあるので狙い目ですよ。

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北海道旅行におすすめの観光スポット

ここまでは北海道の主要な空港である新千歳空港、函館空港、旭川空港についての基本情報や発着便、航空券についてご紹介しました。ここからはご紹介した空港からアクセスしやすいおすすめの観光スポットをご紹介します。飛行機を降りてから効率よく観光を楽しみたい方は、ぜひ旅行の参考にしてみてくださいね。

札幌の円山公園は魅力たっぷり

新千歳空港から車で1時間ほどで到着する札幌の円山エリアには、自然豊かな円山公園があります。野鳥やエゾリスが生息し、バードウォッチングの名所にもなっている、札幌の人気観光地です。

公園内には多くの見どころがあり、その中のひとつである北海道神宮は、1869年に明治天皇の詔により創建された北海道最大規模の神社です。広大な境内には本殿と開拓神社など3つの境内社があり、開拓三神と北海道の発展に尽力した方々が祀られています。

そのほか、公園に隣接する形で円山動物園があり、ホッキョクグマやアジアゾウ、アムールトラなどさまざまな動物を見ることができます。特に円山動物園はその展示方法にこだわっていて、動物を本来の姿で楽しめるという特徴があります。

円山公園は、桜の名所としても有名で、夏の6月には札幌まつりが開催されるなど四季折々の魅力があるスポットです。

函館の夜景は見逃せない！

函館は北海道随一の観光地で、五稜郭や金森赤レンガ倉庫など観光スポットがたくさんあります。中でも、函館山から見る夜景は、神戸市の摩耶山、長崎市の稲佐山に並び、日本三大夜景に数えられるほど美しく、見逃せないスポット。函館空港から車で30分ほどでアクセスできますよ。

函館の夜景は、くびれた優美なラインが夜に溶け込む藍色の海と宝石のような街の明かりのコントラストを際立たせ、ため息が漏れるほどロマンティック。夜だけでなく、明け方に見ることができる朝焼けの柔らかな空の色の朝夜景もおすすめですよ。ロープウェイで楽々と函館山の山頂まで行くことができ、100万ドルと称される夜景は最高の思い出になることでしょう。

また、夏から秋にかけて、夜の海に現れる漁火（いさりび）も函館夜景の魅力のひとつ。津軽海峡での真イカ漁によって、海の上にキラキラとあかりが灯る幻想的な夜の景色をぜひご覧ください。

旭川から少し足を伸ばして美瑛の青い池へ！

旭川空港から車で30分ほどでアクセスできる美瑛町の白金青い池。言わずと知れた北海道を代表する絶景スポットです。道内だけでなく、道外からも、さらには国外からもその絶景を一目見ようと一年を通して多くの観光客が訪れます。

絵の具を溶かしたかのようなミルキーブルーの青い池は、実は美瑛川の工事で生まれた人造湖。池の中で立ち枯れたカラマツが青い池の魅力をより一層引き立たせています。

池周囲にある森は、春の新緑や秋の紅葉など四季折々の異なる表情を見せてくれます。夏の青々と輝く木々だけでなく、真っ白な雪景色も神秘的。11月から4月の夜はライトアップも行われているので一年中楽しめる絶景スポットです。

また、青い池から車で5分ほどの白ひげの滝も隠れた人気スポット。潜流爆に分類される日本でも珍しい滝で、岩間から染み出た地下水が約30mの高さから流れ落ちる様子は迫力満点！冬は凍った滝と白い雪、滝周辺の樹木の霧氷が相まって唯一無二の絶景です。

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北海道行きの飛行機・安い航空券をチェックしよう

四季折々に魅力がある北海道。この記事では北海道の空港に焦点を当てて、北海道の玄関口である新千歳空港と函館空港、旭川空港の3つの空港をメインにご紹介しました。この記事の飛行機費用の相場や安くなる時期、空港からアクセスしやすい観光スポットなども参考にしながら、北海道旅行を計画する際に役立ててくださいね。

※空港内の設備・航空機の発着情報については変更となることも多いため、利用時は最新情報をご確認ください。
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