【2024年最新】カメルーンの治安は？危険な場所や注意点を解説

カメルーンへの旅行を検討中の皆さん、治安状況が気になりますよね。この記事では、2024年最新のカメルーンの治安情報をお届けします。地域ごとの安全性、危険な地域、注意すべき犯罪、そして具体的な防犯対策まで詳しく解説します。テロや誘拐のリスクも含め、安全で楽しい旅行の準備に役立つ情報を提供します。

2024年7月19日

ライター

NEWT編集部（AIサポート）

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Contents

カメルーンの治安はいい？悪い？
カメルーンの夜間の治安状況
カメルーンで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット
極北州はイスラム過激派組織による犯罪が横行
ドゥアラ市内の危険エリア
ヤウンデの危険スポット

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カメルーンの治安はいい？悪い？

カメルーンの治安は地域によって大きく異なり、全体的に不安定です。外務省の危険情報では、以下のように分類されています。

レベル	エリア
レベル4：退避してください。渡航は止めてください。（退避勧告）	極北州
レベル3：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）	中央アフリカ国境地帯北部州のナイジェリア国境地帯チャド国境地帯英語圏（北西州及び南西州）
レベル2：不要不急の渡航は止めてください。	北部州（ナイジェリア国境地帯及びチャド国境地帯を除く）アダマワ州のナイジェリア国境地帯西部州の北西州との州境地帯
レベル1：十分注意してください。	上記を除く地域

首都ヤウンデや商業都市ドゥアラでも、殺人、誘拐、強盗、ひったくり等の犯罪が頻発しています。2020年以降、手製爆発物（IED）の爆発事件や未遂事件が複数回発生しており、注意が必要です。

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カメルーンの夜間の治安状況

カメルーンの夜間の治安は非常に悪いので、外出は極力さけてください。夜間の一人歩きは絶対にさけ、複数人での行動を心がけてください。

どうしても外出しなければいけない場合は、信頼できる現地ガイドや運転手を手配しましょう。タクシーの相乗りはさけて、必ず貸し切った状態で利用してください。

カメルーンで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

カメルーンには、テロや武装集団の活動により非常に危険な地域が存在します。立ち寄らないだけではなく、そもそも渡航も中止してください。外務省も渡航中止勧告を出しているので、十分に注意しましょう。

極北州はイスラム過激派組織による犯罪が横行

ナイジェリアの北東部で活動しているイスラム過激派組織が、断続的に犯行を行っているエリアです。自爆テロ、襲撃、誘拐、金品・家畜の強盗など、凶悪な犯罪を行っています。外務省も最高レベルの「レベル4：退避してください。渡航は止めてください。（退避勧告）」を発出中です。極北州へは、どのような目的であれ決して立ち入らないでください。

ドゥアラ市内の危険エリア

ドゥアラ市内でも、とくに治安の悪いエリアがいくつかあります。アカシャ地区やニュー・ベル地区は、スリやひったくりが多発しているので注意が必要です。人通りの多い市場やバスターミナル周辺では、常に荷物から目を離さないようにしましょう。

夜間はとくに危険なので、ドゥアラ市内の危険エリアへの立ち入りはさけてください。どうしても行く必要がある場合は、信頼できる現地ガイドや複数人での行動を心がけましょう。

ヤウンデの危険スポット

首都ヤウンデでは、ブルーリー地区やエトゥーディ地区などで犯罪が多発しています。夜間は強盗のリスクが高まるため、一人歩きは絶対にさけてください。

観光客が多く集まるモヌメント・ド・ラ・リユニフィカシオン周辺も要注意です。人ごみに紛れて、スリやひったくりが発生しやすくなります。貴重品の管理には十分気をつけましょう。

バメンダの危険地帯

英語圏の中心都市バメンダは、分離独立派と政府軍の衝突が激しい地域です。旧市街地や郊外では銃撃戦が頻発しており、民間人の巻き添え死亡事故も多発しています。

毎週月曜日には「ゴーストタウン作戦」と称して、住民の外出が制限されるようになりました。月曜日は商店も閉まり、街が閑散とするため、犯罪のリスクがさらに高まります。バメンダへの渡航はさけるのが賢明ですが、どうしても行く必要がある場合は細心の注意を払いましょう。外出は最小限に留め、現地の情報を常にチェックすることが重要です。

カメルーンで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

カメルーンは魅力的な観光地が多い一方で、治安が不安定な国でもあります。観光客が被害にあいやすい犯罪が多発しているのが現状です。強盗や武装強盗、誘拐、スリ・ひったくり、タクシー強盗などの犯罪に注意が必要です。それぞれの犯罪の実態と手口について詳しく解説します。

強盗・武装強盗

カメルーンの首都ヤウンデや商業都市ドゥアラでは、銃器や刃物を使用した強盗事件がひん発しています。被害者が抵抗した場合、殺傷事件に発展するケースもあるので注意が必要です。道路を塞いでの車両強盗も横行しており、夜間だけでなく日中も常に警戒しましょう。

誘拐

極北州ではイスラム過激派組織ボコ・ハラムによる誘拐が多発しています。東部の中央アフリカ国境地帯や北東部のチャド国境地帯でも、身代金目的や政治目的の誘拐が頻発しており、外国人も標的となっています。2021年には国境なき医師団の職員が拉致される事件も発生したので、十分な注意が必要です。

スリ・ひったくり

観光客が最もよく遭遇する犯罪がスリとひったくりです。首都ヤウンデや商業都市ドゥアラの市場や人ごみの多い場所でとくに多発しており、日本人観光客も被害にあっています。昼夜を問わず発生しているため、貴重品の管理を徹底し、常に周囲に警戒を払いましょう。

タクシー強盗

カメルーンでは乗り合いタクシーでの強盗事件が多発しています。運転手と他の乗客が共謀して観光客から金品を奪うパターンが一般的で、日中でも発生しているため注意が必要です。乗り合いは絶対にさけ、正規のタクシー会社を利用しましょう。複数人で乗車することが被害防止のポイントです。

カメルーンで被害にあわないための防犯対策

カメルーンでは、観光客をねらった犯罪が多発しています。被害にあわないためには、しっかりとした防犯対策が欠かせません。ここでは、カメルーンで安全に過ごすための具体的な防犯対策をご紹介します。

早朝・夜間の外出は控える

カメルーンでは、とくに早朝や夜間の治安が悪化します。日中でも犯罪が多発していますが、人通りが少なくなる時間帯は、強盗やひったくりのリスクが高まります。

早朝や夜間の一人歩きは絶対にさけ、どうしても外出する必要がある場合は複数人で行動しましょう。レストランやバーへの夜間の外出も控えめにし、やむを得ない場合は信頼できる運転手付きの車を利用してください。

スリの多い場所に注意

カメルーンの大都市では、観光客をねらったスリやひったくりが多発しています。とくに、人ごみの多い市場や観光地、公共交通機関では警戒が必要です。貴重品は肌身離さず持ち歩き、多額の現金は持ち歩かないようにしましょう。

リュックサックは背負わずに前に抱えるようにし、バッグは片方の肩にかけるのではなく斜め掛けにします。人ごみでは、常に周囲に注意を払い、不審な人物には近づかないよう心がけてください。

タクシーでの防犯対策

カメルーンのタクシーでは強盗事件が多発しています。犯人と運転手が共謀していることも少なくありません。タクシーを利用する際は、正規の会社のものを利用し、必ず貸し切りで利用しましょう。

乗車前に行き先と料金を確認し、他の乗客を途中で乗せないよう運転手に伝えておくことが重要です。また、車内に不審な点がないか確認し、シートベルトは必ず着用しましょう。万が一の事態に備え、車内で眠らないようにすることも大切です。

ホテルでの注意点

ホテルに滞在する際も、部屋のドアに必ず鍵をかけ、ノックされても不用意に開けないようにしましょう。訪問者は、フロントデスクを通して対応してもらうのが安全です。

また、貴重品は部屋に置かず、フロントのセーフティボックスを利用するのがおすすめです。外出時にはフロントに鍵を預け、部屋番号などの情報は他人に知られないよう注意しましょう。

ホテルの外では、ホテルの名前が書かれた紙を持ち歩いたり、他人にホテルの場所を教えたりしないよう気をつけてください。

もしカメルーンで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

カメルーンで思わぬ犯罪やトラブルに巻き込まれてしまった時のために、事前に緊急連絡先を控えておくのがおすすめです。警察への通報はもちろん、怪我をした場合は病院への連絡、盗難や強盗被害の場合は保険会社への連絡など、冷静かつ迅速に対応できるよう準備しておきましょう。ここでは、カメルーンで犯罪被害にあった際の主要な連絡先を紹介します。