【2024年最新】ザンビアの治安は？危険な場所や注意点を解説

ザンビアの治安はいい？悪い？

ザンビアは、アフリカの中では比較的治安が安定した国の一つです。2023年の世界平和度指数ランキングでは163か国中63位※と、アフリカ諸国の中で上位の評価を得ています。しかし、貧困による犯罪は多く、都市部では注意が必要です。外務省は、危険情報を下記のように発出しています。

• レベル2（不要不急の渡航は止めてください。）：コンゴ民主共和国やアンゴラとの国境地帯（コッパーベルト州ンドラ市を除く）
• レベル1（十分注意してください。）：上記以外の全域

ザンビアを旅行する際は、最新の治安状況を確認しながら行動することが大切です。

※参照：2023年世界平和度指数ランキング

ザンビアの夜間の治安状況

日中、ザンビアの都市部は比較的安全ですが、夜間の一人歩きはさけた方が賢明です。とくに、ルサカ市内のタウン地区（カイロ・ロード以西の商業地区）やコンパウンドと呼ばれるスラム街は、夜間の治安が悪化するので注意が必要になります。

人通りの少ない場所での犯罪リスクが高まるため、夜間の移動にはタクシーを利用してください。タクシーを利用する際は、信頼できるタクシー会社を利用するのがおすすめです。流しのタクシーには、乗らないようにしましょう。

ザンビアで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

ザンビアには、治安リスクが高い地域や要注意スポットが存在します。旅行者は十分な注意が必要です。ここでは、とくに注意が必要なエリアを4点ご紹介します。

• ルサカ市内のチボリ地区
• リビングストン市内のマルカ地区
• ンドラ市のチリラボンベ地区
• アンゴラとの国境地帯

治安情報を確認し、危険な地域には近づかないことが大切です。安全に旅行を楽しむためにも、要注意エリアには十分気をつけましょう！

ルサカ市内のチボリ地区

ルサカ市内のチボリ地区は、ザンビアの中でも治安が悪化しているエリアです。夜間は、路上強盗や車上荒らしなどの犯罪リスクが高まります。旅行者は、できるだけチボリ地区への立ち入りをさけるのが賢明です。どうしても訪れる必要がある場合は、信頼できるガイドや現地の人と一緒に行動し、貴重品の管理には十分注意しましょう。

リビングストン市内のマルカ地区

ビクトリアの滝で有名な観光都市リビングストンにあるマルカ地区は、治安の悪化が問題視されています。この地区では、スリやひったくりといった街頭犯罪が多発しており、旅行者がねらわれるケースも少なくありません。

人通りの少ない場所や夜間の一人歩きはさけ、貴重品は肌身離さず持つようにしましょう。また、現地の人から「ビクトリアの滝が綺麗に見える場所に案内する」などと声をかけられても、安易について行かないでください。

ンドラ市のチリラボンベ地区

ザンビア北部のコッパーベルト州にあるンドラ市のチリラボンベ地区は、銅山開発に伴う人口流入により治安が悪化しています。失業者や貧困層が多く、窃盗や強盗などの犯罪が頻発しています。

旅行者は、この地区への不要な立ち入りを控えるのが無難です。やむを得ず訪れる場合は、目立つ服装や貴重品の持ち歩きはさけ、現地の人からの情報を参考に行動するようにしましょう。

アンゴラとの国境地帯

アンゴラとの国境地域は、アンゴラの内戦の名残りで現在も治安はあまりよくありません。武器などの密輸や、内戦時に埋められた地雷が現在も残っています。さらに、両国の治安部隊による衝突も発生しているため、決して近づかないようにしてください。

ザンビアで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

ザンビアは比較的治安がいい国とされていますが、観光客が被害にあう犯罪も後を絶ちません。ザンビアで多発する犯罪について詳しく解説します。

• 置き引き
• スリ・ひったくり
• 詐欺・恐喝

具体的な手口や対策方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

置き引き

ザンビアでは、レストランやカフェで荷物から目を離したすきに置き引きにあうケースが多発しています。テーブルや椅子に荷物を置きっぱなしにせず、常に身につけるよう心がけましょう。とくに、貴重品の管理には十分注意が必要です。

また、ホテルのロビーや空港の待合室など、人が多く集まる場所でも置き引きのリスクがあります。荷物から目を離さないことが大切です。トイレに行く際は、友人や家族に荷物を預けるなどの工夫をしてくださいね。

スリ・ひったくり

ザンビアの都市部では、観光客をねらったスリやひったくりが発生しています。人ごみや観光地では、リュックを前に抱えるなど、貴重品の管理に注意しましょう。ポケットに財布を入れている人は、とくにねらわれやすいので気をつけてくださいね。

ひったくりは、オートバイに乗った犯人が一瞬のすきをねらって、歩行者のバッグを奪い去るパターンが多いようです。道路側を歩かず、建物側を歩くのがおすすめになります。また、ひったくりに遭遇した際は、大きな声で助けを求めましょう。自分で追いかけて取り戻すのは、危険ですのでやめてください。

詐欺・恐喝

ザンビアでは、偽の警官を装って旅行者をだまし、罰金を要求したり、金品を奪ったりする犯罪が報告されています。警官に職務質問された場合は、IDの提示を求め、不審な要求には応じないようにしましょう。

また「両替してほしい」「寄付をしてほしい」などと声をかけてきて、相手のすきをねらって金品を盗む手口もあるので注意が必要です。見知らぬ人から声をかけられても、安易に応じないでください。

ザンビアで被害にあわないための防犯対策

ザンビア旅行を安全に楽しむためには、事前に犯罪の手口を知り、適切な防犯対策を講じることが大切です。ここではおすすめの防犯対策5選を解説します。

• 貴重品の管理を徹底する
• 人ごみや夜間の一人歩きをさける
• ホテルの部屋は必ず施錠する
• ATMでの警戒を怠らない
• デモや集会には近づかない

安心・安全な旅行のために、ぜひ参考にしてくださいね。

貴重品の管理を徹底する

貴重品の管理を徹底することで、被害にあいにくくなります。パスポートや多額の現金、クレジットカードなどの貴重品は、ホテルの金庫に預けるか、肌身離さず持ち歩くようにしましょう。目立つ場所に貴重品を置かないことが大切です。

人ごみや夜間の一人歩きをさける

外出する場所や時間帯に注意しましょう。たとえば、人ごみでのスリやひったくりに注意し、夜間の一人歩きはさけましょう。どうしても夜間に外出する必要がある場合は、信頼できるタクシーを利用するのがおすすめです。

ホテルの部屋は必ず施錠する

ホテルの部屋を出る際は、必ずドアに鍵をかけましょう。オートロック式のホテルも多いですが、鍵がかかっているか最終確認をしてください。貴重品はホテルの金庫に預けるか、スーツケースに鍵をかけて保管するのがおすすめです。

ATMでの警戒を怠らない

ATMを利用する際は、周囲に不審な人物がいないか確認し、暗証番号の入力は人に見られないよう注意しましょう。できれば、複数人で行動し、一人になることをさけてください。

デモや集会には近づかない

政治的・社会的なデモや集会には近づかないようにしましょう。万が一、巻き込まれた場合は、速やかにその場を離れることが大切です。

もしザンビアで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

ザンビア旅行中、犯罪に巻き込まれてしまった時のために、事前に緊急連絡先をメモしておくと安心ですよ。警察への通報はもちろん、怪我をした場合は病院への連絡も必要です。また、盗難などに備えて保険会社の連絡先も控えておきましょう。ここでは、ザンビアで犯罪被害にあった際の具体的な連絡先をご紹介します。いざという時に慌てないよう、しっかりチェックしておいてくださいね。

緊急通報先

ザンビアの緊急通報先は、下記の通りです。

• 警察：991
• 救急車：991
• 消防：993
• 緊急時対応窓口：999

オペレーターにつながったら、落ち着いて状況を説明してください。 また、緊急性のない事案については、最寄りの警察署に直接出向いて被害届を提出するようにしましょう。在ザンビア日本国大使館に連絡を取り、的確なアドバイスを受けることも大切です。安全に旅行するためにも、しっかりと準備をしておきましょう！

在ザンビア日本大使館

• 住所：No. 5218, Haile Selassie Avenue, Lusaka, Zambia
• 電話：＋260－211－251－555
• メールアドレス：emb-japan@lk.mofa.go.jp
• 開館時間：月～金7：30～12：15、13：35～16：35（土日祝閉館）
• 公式サイト：https://www.zm.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安リスクに備え楽しいザンビアの旅を！

ザンビアは、アフリカの中では比較的治安が安定していますが、都市部や国境付近では犯罪リスクが存在します。スリ、ひったくり、置き引きなどの犯罪に十分な警戒が必要です。夜間の一人歩きをさけ、貴重品の管理を徹底しましょう。万が一に備えて、緊急連絡先を把握しておくことも重要です。リスクを理解した上で適切な防犯対策を講じれば、ザンビアの大自然や文化を安全に楽しむことができるでしょう。思い出に残る素晴らしい旅になることを願っています！

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋