【2024年最新】セネガルの治安は？危険な場所や注意点を解説

セネガルの治安はいい？悪い？

セネガルの治安は、アフリカ諸国の中では比較的安定していますが、一部地域の治安は不安定です。外務省の危険情報では、以下のように区分しています。

• レベル3（渡航中止勧告）：ジガンショール州のガンビアとの国境地帯およびギニアビサウとの国境地帯
• レベル2（不要不急の渡航は止めてください）：セジュー州およびコルダ州のガンビアとの国境地帯（コルダ州ベリンガラ県を除く）、ギニアビサウ、ギニアとの国境地帯、マリ国境地帯
• レベル1（十分注意してください）：上記を除く全域

ジガンショール州の一部地域には、現在も地雷などがあり非常に危険です。絶対に立ち入らないでください。マリ国境付近では、テロなども頻発しており、注意する必要があります。渡航前だけでなく旅行中も最新の治安状況を必ず確認してください。

セネガルの夜間の治安状況

セネガルの主要都市では、夜間でも人通りがある場所は比較的安全です。ただし、人気のない場所での一人歩きは控えてください。とくに、女性は要注意です！ダカールのメディナ地区やサンドガ市場周辺は夜間の犯罪発生率が高くなっています。タクシーを利用する際は、正規のタクシー会社を利用し、白タクはさけましょう。夜間の移動には、信頼できる現地ガイドに同行してもらうのがおすすめです。

セネガルで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

セネガルには、治安リスクが高いとされるエリアや要注意スポットが存在します。

• ダカールのサンドガ市場周辺
• ダカール郊外のピキン
• ダカール大学周辺

それぞれの地域の特徴を詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

ダカールのサンドガ市場周辺は要注意！

ダカールの中心部にあるサンドガ市場は、活気あふれる市場として有名ですが、観光客をねらったスリや置き引きが多発しています。人ごみに紛れて、バッグの中の財布を抜き取ったり、すれ違いざまに貴重品を盗んだりする犯人が潜んでいるので要注意です！市場内を歩く際は、バッグを体の前で抱えるようにし、周囲に目を配りましょう。露店で買い物をする時も、荷物から目を離さないようにしてくださいね。

ダカール郊外のピキンは治安が不安定

ダカールの北東に位置するピキンは、低所得者層が多く住む地域で、治安が不安定なことで知られています。失業率が高く、貧困に起因する犯罪が多発しているのが特徴です。日中でも路上での強盗や暴行事件が報告されているため、観光客の立ち入りはさけた方が無難でしょう。どうしても訪れる必要がある場合は、信頼できる現地ガイドに同行してもらい、人通りの多い場所を選ぶようにしてください。

ダカール大学周辺で学生デモに注意！

ダカール大学周辺では、学生によるデモや集会が頻繁に行われているので注意してください。学費値上げや政治的な理由から、学生が大学構内や周辺の道路でデモ行進をすることがあります。デモ隊と治安当局が衝突することもあり、危険な状況に巻き込まれるかもしれません。デモの最中は、大学周辺の道路が封鎖されて交通が麻痺することもしばしば。デモには絶対に近づかないようにしましょう。巻き込まれるとけがをしたり、治安当局に拘束されたりする恐れがあります。

セネガルで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

セネガルは比較的治安がいい国とされていますが、観光客が被害にあう犯罪も後を絶ちません。旅行中は十分な注意が必要です！この記事では、セネガルで観光客が被害にあいやすい犯罪の種類や手口を紹介します。

• ぼったくりタクシー・観光ガイド
• 偽札・偽ブランド品

具体的な事例を知っておけば、被害にあうリスクを減らせます。

ぼったくりタクシー・観光ガイド

セネガルでは、法外な料金を要求するタクシーやガイドに注意が必要です。とくに、空港やフェリー乗り場、観光地周辺で声をかけてくるドライバーやガイドには警戒しましょう。正規料金の数倍を請求されるケースが多発しています。料金交渉に応じず、信頼できる会社のタクシーを利用してください。

観光ガイドを雇う際は、ホテルや旅行会社から紹介してもらうのが安全です。見知らぬ人からガイドを持ちかけられても、安易に応じないようにしましょう。ガイド料や買い物でのキックバックを要求されるトラブルが報告されています。料金や日程は事前にしっかり確認し、不審な点があれば利用を控えてください。

偽札・偽ブランド品

セネガルの市場では、偽札や偽ブランド品が出回っているので注意が必要してください。スリやひったくりの被害にあった際、犯人が偽札を紛れ込ませるケースも。両替は必ず正規の店舗で行い、お釣りの紙幣もよく確認しましょう。1万フラン札の偽札が多いと言われています。

露店などで有名ブランドの商品を安価で販売していても、偽物である可能性が高いです。「本物だ」と言って高値を吹っかけてくるケースもあるので、購入はさけた方が無難かもしれません。欲しい商品があれば、正規店で買うようにしましょう。露店の場合、万が一偽物を掴まされても、返金を求めるのは難しいですからね。

セネガルでの防犯対策

セネガル旅行での被害を防ぐため、以下の防犯対策を心がけましょう！

• 目立たない服装を心がける
• 貴重品は肌身離さず持つ
• 単独行動はさける
• デモや集会には近づかない
• 最新の治安情報をチェックする

事前の準備と注意深い行動で、安全に旅行を楽しむことができます。

目立たない服装を心がける

高価なアクセサリーやブランド品を身につけていると、犯罪者のターゲットになりやすいので注意が必要です。現地の人々に合わせた目立たない服装を心がけ、必要以上に高価品を持ち歩かないようにしましょう。

貴重品は肌身離さず持つ

パスポートや多額の現金、クレジットカードなどの貴重品は、できるだけ肌身離さず持つようにしましょう。ホテルに金庫がある場合は、貴重品を預けて外出するのもいいですね。人ごみの中では、バッグを体の前で抱えるなど、スリ対策も忘れないでください。

単独行動はさける

できるだけ単独行動はさけ、現地の信頼できるガイドや仲間と一緒に行動するのがおすすめです。とくに、夜間の一人歩きは危険なので控えましょう。やむをえず一人で行動する際は、人通りの多い場所を選び、不審者に注意してくださいね。

デモや集会には近づかない

セネガルでは、政治的・社会的な理由からデモや集会がよく行われています。デモや集会には、近づかないでください。巻き込まれると危険ですし、治安当局から拘束される恐れもあります。デモに遭遇したらすぐにその場を離れましょう。

最新の治安情報をチェックする

セネガルの治安情勢は刻々と変化します。旅行前には必ず外務省の海外安全ホームページで最新の治安情報を確認しておきましょう。現地に到着したら、在セネガル日本大使館に連絡先を伝え、緊急時の連絡体制を整えておくことも大切ですよ。

もしセネガルで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

セネガルで思わぬトラブルに巻き込まれてしまった時のために、事前に緊急連絡先を把握しておくと安心です。警察や救急、大使館の連絡先をメモしておくのがおすすめです。万が一の際は落ち着いて行動し、状況に応じて適切な連絡先に助けを求めましょう。

犯罪被害にあってしまった場合は、まずは警察に通報を。怪我をしてしまった時は救急に電話です。在セネガル日本大使館にも連絡を入れ、的確なアドバイスをもらうのがおすすめです。

セネガルの緊急連絡番号

セネガルで緊急事態に遭遇した際は、以下の番号に電話しましょう。

• 警察：17
• 消防：18

オペレーターにつながったら、落ち着いて状況を説明してくださいね。英語が通じない場合もあるので、できれば現地語で助けを求められるのが理想です。

緊急性のない場合は、最寄りの警察署に直接行って相談するのが良いでしょう。また、パスポートの紛失や盗難にあった場合は、大使館に連絡を取るのも忘れずに。自分の居場所と連絡先を伝え、適切な対応を取ってもらいましょう。何かあったらすぐ連絡できるよう、緊急連絡先リストは常に携帯しておくことをおすすめします！

在セネガル日本国大使館

住所：Boulevard Martin Luther King, Dakar, Sénégal （B.P. 3140)
電話：＋221－33－849－55－00
メールアドレス：taishikan.senegal@dk.mofa.go.jp（領事班）
開館時間：月～金 8：30～12：30、13：30～17：15（土日祝閉館）
公式サイト：https://www.sn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安情報をチェックしてセネガルの旅を楽しんでください！

アフリカの中では比較的治安のいい国ですが、都市部での犯罪や地方の紛争地域には十分な注意が必要です。旅行者をねらった犯罪の手口を理解し、適切な防犯対策を講じてください。最新の治安情報をチェックし危険をさけながら、セネガルの魅力を存分に楽しんでくださいね！素晴らしい旅になりますように。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋