【2024年最新】マリの治安は？危険な場所や注意点を解説

マリの治安はいい？悪い？

マリの治安状況は非常に悪く、観光目的での渡航は極めて危険です。外務省は、危険情報として首都バマコに「レベル3：渡航は止めてください。（渡航中止勧告）」を指定、それ以外の全土に「レベル4：退避勧告」を指定しています。

政情不安だけではなく、イスラム過激派組織によるテロや誘拐事件が頻発しています。治安部隊と武装勢力の衝突も各地で発生しており、一般犯罪も増加中です。医療体制も脆弱なため、緊急時の対応が困難ともいわれています。現時点では、マリへの渡航はさけてください。

マリの夜間の治安状況！外出は絶対にさけるべき

マリでは日中でさえ危険な状況ですが、夜間はさらにリスクが高まります。首都バマコを含め、夜間の外出は絶対にさけてください。街灯は少なく暗い道路が多いため、犯罪のリスクが非常に高いです。外国人を標的とした武装強盗や車両強盗が多発しているとの報告もあります。

公共交通機関の夜間運行は限られているだけではなく、安全性も保証されていません。さらに夜間のタクシー利用も危険です。偽装タクシーによる強盗や誘拐なども報告されています。

情勢が不安なこともあり、緊急時の警察対応も期待できません。夜間は自己防衛が非常に困難なので、日没後は宿泊施設内にとどまり、外出を控えることが重要です。

マリで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

マリでは、残念ながらほぼ全土が危険地域とされています。テロや誘拐、武力衝突のリスクが非常に高く、外国人の安全を確保することが極めて困難な状況です。とくに、以下のエリアは、最も注意が必要とされる危険スポットです。

ガオ周辺は武装勢力の活動が活発！

ガオ周辺は、イスラム過激派組織「アンサール・ディーン」などの武装勢力が活発に活動しています。政府軍と頻繁に衝突しており、一般市民を巻き込んだ戦闘も発生。 外国人旅行者が標的にされるリスクが非常に高く、過去には誘拐事件も発生しました。

道路での移動中に襲撃される危険性もあるため、ガオ周辺への立ち入りは絶対にさけてください。万が一、現地を訪れる必要がある場合は、信頼できる武装警護付きの車両を手配することが不可欠です。

トンブクトゥは観光地でも要注意！

トンブクトゥは世界遺産にも登録された歴史都市で、かつては多くの観光客が訪れていた場所です。しかし、近年はイスラム過激派組織の脅威にさらされており、非常に危険な状況となっています。 2011年には武装勢力による占拠を受け、市内の神聖な廟が破壊されるなどの被害が発生しました。

現在は政府軍が制圧していますが、過激派の潜伏や報復攻撃の可能性は依然として高いエリアです。 観光スポットをねらったテロ事件も懸念されるため、トンブクトゥ訪問は控えてください。歴史的建造物の見学は、情勢が改善されるまで待つことをおすすめします。

キダル周辺はテロと誘拐の危険大！

マリ北東部のキダル周辺は、「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ（AQIM）」をはじめとするイスラム過激派組織が活発に活動する地域です。テロ攻撃や誘拐事件が頻発しており、外国人が標的になるリスクが非常に高くなっています。

2016年には、キダルの国連平和維持活動（PKO）施設がロケット弾で攻撃され、1名が死亡、20名以上が負傷する事件が発生。2017年にも複数の自爆テロが起きており、その後も治安部隊との戦闘が断続的に続いています。

キダル周辺は政府軍の統制が及んでおらず、テロリストの温床となっているため、訪問は絶対にさけるべきです。緊急の用務で渡航せざるを得ない場合でも、厳重な警護体制の下で最短時間の滞在にとどめてください。

マリで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

マリでは残念ながら、観光客が被害にあう犯罪が後を絶ちません。テロや誘拐、強盗など、重大な犯罪が多発しているのが現状です。この記事では、マリで観光客が注意すべき主な犯罪について解説していきます！

誘拐

マリでは、イスラム過激派組織による外国人誘拐が大きな脅威となっています。身代金目的や政治的目的で実行されるケースが多く、北部や中部地域で多発。首都バマコでも発生のリスクがあるため、十分な注意が必要です。誘拐事件は長期化するケースが多く、解決が困難な場合があります。マリへ渡航する際は、誘拐保険への加入が推奨されますが、可能な限り渡航自体をさけてください。

武装強盗

マリでは、武装強盗が増加傾向にあります。犯人は銃器を使用するケースも多く、抵抗すると生命の危険があるため、十分な注意が必要です。外国人をねらった計画的な強盗も報告されており、夜間や人気のない場所での発生リスクが高くなっています。また、車両強盗も頻発しているため、移動中の警戒もおこたらないようにしましょう。貴重品の管理には細心の注意を払い、不要な外出は控えることが重要です。

テロ攻撃

イスラム過激派組織によるテロ攻撃は、マリにおける最大の脅威の一つです。ホテルやレストラン、政府施設などが標的になりやすく、爆発物や銃器を使用した無差別攻撃が発生する可能性があります。外国人をねらった標的型攻撃のリスクもあるため、常に警戒が必要です。テロ攻撃の予測は困難で、いつどこで発生するか分かりません。人ごみや政府関連施設には近づかないなど、リスクを最小限に抑える行動を心がけましょう。

マリでの防犯対策！最大限の注意を

マリの現状を考えると、観光目的での渡航は極めて危険で推奨できません。しかし、やむを得ず渡航する場合は、以下の対策を徹底してください。事前の入念な準備と、滞在中の細心の注意が何より大切です。犯罪や事件に巻き込まれないよう、警戒心を持って行動しましょう。

渡航前の準備を万全に

マリへの渡航がさけられない場合、事前の準備が何より大切です。

まずは、外務省の海外安全ホームページで最新の危険情報を入念にチェックしましょう。3ヶ月以上の滞在ならば在マリ日本国大使館に「在留届」の提出してください。また、「たびレジ」への登録で現地の安全情報をいち早く入手できます。

誘拐やテロのリスクが高いマリでは、通常の旅行保険だけでは不十分です。身代金などを払ってもらえる専門の保険への加入も検討してください。

万が一に備えて、現地の緊急連絡先と日本大使館の連絡先は必ずメモを取っておきましょう。

滞在は必要最小限に抑え、信頼できる人と詳細な計画を共有しておくのも安全対策の一つです。周到な準備が、もしもの時の身の守り方になります。

滞在中は細心の注意を払って

マリに滞在中は、常に危険と隣り合わせだと意識しておきましょう。とくに、首都バマコ以外への移動は極力さけるのが賢明です。夜間は絶対に外出しないでください。また、人ごみやデモなど、トラブルの温床となりそうな場所には近づかないことも大切です。目立つ服装や行動も控えめにして、現地の習慣にはできる限り配慮しましょう。

多額の現金や貴重品の持ち歩きは厳禁です。常に周囲の状況に目を配り、少しでも不審な動きがあれば即座に安全な場所へ移動してください。公共の場で政治や宗教の話題をさけるのも大切な心がけです。 油断せずに細心の注意を払って行動することが、マリでの自衛策の基本中の基本になります。

移動時のリスクに要注意

マリ国内の移動はかなりのリスクが伴います。レンタカーはさけて、信頼できる運転手付きの車を利用することをおすすめします。移動ルートを頻繁に変えてパターン化をさけるのも大事です。

スパイと疑われる可能性もあるので、車内からの写真撮影は控えめにしましょう。軍事施設などを撮ったと疑われる可能性もゼロではありません。

検問所では指示に従い、丁寧な対応を心がけましょう。マリでの移動は、慎重に慎重を重ね、常に最悪の事態を想定して行動することが求められます。

もしマリで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

マリでは思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。万が一、犯罪被害にあってしまった場合に備えて、事前に緊急時の連絡先を把握しておくことが大切です。警察への通報はもちろん、状況によっては病院への連絡や、保険会社への連絡も必要になるかもしれません。ここでは、マリで犯罪被害にあった際の主要な連絡先をご紹介します。安全対策の一環として、ぜひメモしておいてくださいね。

緊急通報先

マリでは、緊急時の対応が困難なケースが多いですが、いざという時のために以下の緊急通報先を控えておきましょう。

• 警察：80333
• 消防：800001201
• 在マリ日本国大使館（夜間、休館日）：（市外局番なし）6675－3326

緊急事態に遭遇した際は、上記の番号に電話をかけて助けを求めてください。ただし、電話がつながりにくかったり、対応が遅れたりする可能性もあるため、自力で安全な場所へ避難することが重要です。

また、盗難など緊急性が高くない場合は、最寄りの警察署に直接出向いて被害届を提出しましょう。日本大使館に連絡をして、適切な対応を相談することも有効です。 いざという時に慌てないよう、緊急連絡先は常に携帯しておくようにしてくださいね。

在マリ日本国大使館

• 住所：Avenue du Mali, devant le Ministère de l'Economie et des Finances, Hamdallaye ACI2000, Commune IV, Bamako, Mali
• 電話：（国番号223）4497－9220
• メールアドレス：malitaishikan.ryouji@mm.mofa.go.jp
• 開館時間：8：00～12：00，13：30～17：15（土日祝閉館）
• ホームページ：https://www.ml.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

マリの治安は不安定！渡航は極力さけてください

マリの現在の治安状況は極めて深刻で、観光目的での渡航は強く推奨できません。テロや誘拐、武力衝突など、さまざまな危険が潜んでおり、外国人の安全を確保することが非常に困難です。

やむを得ず渡航する必要がある場合は、最新の治安情報を常にチェックし、万全の安全対策を講じることが必要になります。滞在中は細心の注意を払い、危険な状況に遭遇した場合は速やかに安全な場所へ避難してください。

マリの文化や歴史は非常に魅力的ですが、現時点では安全に観光することは困難です。状況が改善されるまでは、他の安全な目的地への旅行を検討することをお勧めします。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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