【2024年最新】ニジェールの治安は？危険な場所や注意点を解説

ニジェールの治安はいい？悪い？

ニジェールの治安状況は非常に不安定で、外国人旅行者にとって危険度が高い国です。2023年7月のクーデター以降、政情不安が続いており、治安がさらに悪化しています。日本の外務省は、首都ニアメを「レベル3」に指定。それ以外の地域は最も危険な「レベル4：退避してください。渡航は止めてください。」としています。

イスラム過激派組織によるテロや誘拐のリスクが高く、とくに北部や国境地域は非常に危険です。ニジェールへの渡航は、決してお勧めできません。

ニジェールの夜間の治安状況

ニジェールの夜間の治安は極めて悪く、外出は強くさけるべきです。 首都ニアメでさえ、夜間の一人歩きは非常に危険とされています。あまり街灯が設置されていないため、暗い道路が多く犯罪のリスクが高まっているのです。

夜間に外出する必要がある場合は、信頼できる現地ガイドや警備員を同伴してください。公共機関やタクシーの利用もさけ、ホテルの送迎サービスなど安全性の高い交通手段を選ぶのがポイントです。

夜間のATM利用は、とくに危険なので控えましょう。ホテル滞在中も、ドアや窓の施錠を徹底し、不審な音がしたら即座にホテルスタッフに連絡するようにしてください。

ニジェールで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

ニジェールには、とくに危険度が高いとされる地域が複数存在します。テロ組織の活動拠点となっていたり、一般犯罪が多発したりし、リスクが高いのが特徴です。情勢が不安定なこともあり、危険なエリアへの立ち入りは強くさけるのが賢明でしょう。

北部地域（アガデス州など）

ニジェール北部のアガデス州などは、とくに危険度の高いエリアです。アル・カイダ系のテロ組織が活発に活動しており、外国人をねらった誘拐事件のリスクが非常に高くなっています。

また、北部地域にはウラン鉱山が多く、資源をねらった武装集団による襲撃も発生。砂漠地帯が広がるため、車両の故障や遭難のリスクも高く、万が一の際の救助も困難を極めます。

観光名所のアガデス・モスクもこの地域にありますが、現在は訪問するのは非常に危険です。ニジェール政府も、北部地域への渡航は強く警告しています。安全面を最優先に考えると、北部への立ち入りは絶対にさけるべきでしょう。

国境地域（マリ、リビア、アルジェリア、ナイジェリアとの国境付近）

ニジェールと周辺国の国境地域も、治安リスクが極めて高いエリアです。イスラム過激派組織が国境を越えて活発に活動しており、テロ事件や外国人誘拐のリスクが常に存在します。 とくに、マリとの国境付近では、武装勢力同士の衝突がひん繁に発生。

ナイジェリアとの国境地域でも、イスラム過激派組織ボコ・ハラムによる攻撃の脅威にさらされています。国境地域では密輸や人身売買などの犯罪も横行しており、治安当局の管理が行き届きにくい状況です。テロや誘拐以外にも、様々な危険が潜んでいると言えるでしょう。

国境地域には絶対に近づかないようにしてください。治安当局も立ち入りを強く禁止しています。

首都ニアメ

ニジェールの首都ニアメは、地方と比べると比較的治安がいいとされてきました。しかし、2023年7月のクーデター以降、首都の治安も悪化しつつあります。

ニアメでは、政府機関や軍事施設がテロリストの標的になる可能性が指摘されています。施設周辺には近づかないよう、十分に注意しましょう。

市場や繁華街では、スリや強盗などの一般犯罪が多発しています。人ごみに紛れて、外国人旅行者がねらわれるケースが後を絶ちません。

夜間はとくに危険度が増すため、できる限り外出を控えましょう。繁華街の夜遊びは、思わぬトラブルに巻き込まれるリスクが高いです。

ニジェールで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

ニジェールは治安が非常に不安定で、外国人旅行者が犯罪に巻き込まれるリスクが高いです。ここでは、具体的な犯罪の種類や手口を詳しく解説しますね！

スリ・ひったくり

ニジェールでは、スリやひったくりがひん繁に発生しています。とくに市場や人ごみの多い場所では要注意です。貴重品は肌身離さず持ち歩き、バッグは体の前で抱えるようにしましょう。ポケットに財布を入れるのはさけ、なるべく目立たない服装を心がけることも大切です。

スリやひったくりにあってしまった場合、抵抗せずに相手に荷物を渡すことが賢明です。犯人が武器を持っている可能性もあるため、身の安全を最優先に行動してください。被害にあったら、すぐに警察に届け出て、パスポートなどの再発行手続きを進めましょう。

詐欺・ぼったくり

観光客をねらった詐欺やぼったくりも多発しています。タクシー運転手が法外な料金を請求してきたり、両替所で不当なレートを提示されたりするケースも。

親しげに話しかけ、飲食物をおごらせようとしたり、高価な商品を売りつけようとしたりする手口も横行しています。

詐欺やぼったくりをさけるには、信頼できる店舗やサービスを利用することが重要です。ホテルのスタッフに推奨のタクシー会社や両替所を紹介してもらいましょう。

見知らぬ人との会話は極力さけ、安易に誘いに乗らないように心がけてください。トラブルに巻き込まれそうになったら、毅然とした態度で拒否しましょう。

武装強盗

ニジェールでは、武器を使用した強盗事件も発生しています。銃器や刃物で脅し、金品を奪っていくのが手口です。人気のない場所や夜間の一人歩きは、強盗のリスクがとくに高まります。レストランやホテルを出入りする際も、周囲に不審者がいないか確認しましょう。

万が一、武装強盗に遭遇してしまったら、犯人の要求に素直に従うことが最も重要です。抵抗したり、逃げ出そうとしたりすると、かえって危険です。落ち着いて、ゆっくりと行動しましょう。強盗被害にあったら、直ちに警察に通報し大使館にも連絡を入れてください。

ニジェールで犯罪にあわないための防犯対策

ニジェールでは、テロや誘拐などの深刻な脅威が存在します。被害にあわないためには、しっかりとした防犯対策が必要不可欠です。 具体的にどのような点に気をつければいいのでしょうか？

ここでは、ニジェール滞在中の安全を守るための、実践的なアドバイスをご紹介します。

早朝・夜間の外出は控える

ニジェールでは、早朝や夜間の治安が悪化します。日中でも十分な注意が必要ですが、早朝や夜間は犯罪のリスクが格段に高まるため、外出は控えましょう。

どうしても外出しなければならない場合は、信頼できる現地ガイドや警備員に同行してもらうことをおすすめします。また、人通りの少ない場所や暗い道はさけ、できるだけ明るく人通りの多い場所を選んで移動しましょう。

単独行動はさける

ニジェールでは、単独行動は非常に危険です。とくに、外国人旅行者が一人で行動すると、犯罪者にとって格好の標的となってしまいます。できるだけ複数人で行動し、単独行動はさけましょう。

やむを得ず一人で外出する場合は、事前に詳細な行動予定を立て、信頼できる関係者に共有しておくことが重要です。また、常に通信手段を確保し、緊急時にすぐに連絡がとれるよう準備しておきましょう。

目立つ服装や行動はさける

ニジェールでは、目立つ服装や行動はさけてください。華美な装飾品を身につけたり、大きなカメラを持ち歩いたりすることで、犯罪者の注意を引いてしまう可能性があります。

現地の文化や習慣を尊重し、できるだけ目立たないようにしましょう。また、政治的な話題や宗教的な議論には細心の注意を払い、トラブルに巻き込まれないよう気をつけてください。

写真撮影も、人物や軍事施設などはさけるなど注意が必要です。

最新の治安情報をチェックする

ニジェールの治安状況は常に変化しています。渡航前だけでなく、滞在中も定期的に最新の治安情報をチェックし、危険な地域には近づかないようにしましょう。

在コートジボワール日本国大使館のホームページや、外務省の海外安全ホームページなどを活用して、信頼できる情報を入手することが重要です。現地の日本人コミュニティとも連携を取り、情報交換を行うことをおすすめします。

治安状況に応じて、臨機応変に行動計画を変更する柔軟性も必要です。

もしニジェールで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

ニジェールで思わぬトラブルに巻き込まれてしまった時、どこに連絡すればいいのか分からないと不安になりますよね。事前に緊急時の連絡先をチェックしておけば、冷静に対処できるので、おすすめです。

警察や救急車の番号はもちろん、日本大使館の連絡先も控えておきましょう。大使館の場合、日本語で相談に乗ってもらえます。

また、旅行保険に入っている場合は、保険会社の緊急連絡先も必須です。事件や事故の際のサポートを受けることができます。

もしもの時に備えて、緊急連絡先はメモして常に携帯しておきましょう。きっと役立つはずです！

ニジェールの緊急通報先

ニジェールの緊急連絡先は下記の通りです。

• 警察：17
• 救急：20732033（私立病院クリニック・ガンカレ ー）
• 消防：18

緊急時は上記の番号に連絡を取りましょう。 また、重大な事件・事故に巻き込まれた場合は、ニジェールも兼轄している在コートジボワール日本国大使館にも連絡を入れてください。

盗難や詐欺などの被害にあった場合は、まずは最寄りの警察に被害届を提出します。その上で、大使館にも状況を報告しておくと良いでしょう。大使館では安全対策のアドバイスを受けられます。

在コートジボワール日本国大使館

ニジェールには日本大使館や総領事館がないため、隣国のコートジボワールにある在コートジボワール日本国大使館がニジェールを管轄しています。

• 住所：Immeuble La Prévoyance,Bâtiment B, 2ème étage Avenue Noguès, Plateau, Abidjan, Côte d’Ivoire 01 B.P. 1329 Abidjan 01
• 電話： (225) 27 20 21 28 63
• メールアドレス：consul@aj.mofa.go.jp
• 開館時間：月～金 8：30～12：30、13：30～17：15（土日祝閉館）
• 公式サイト：https://www.ci.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

ニジェールの治安情報をチェックして慎重に

ニジェールは現在、政情不安定やテロの脅威があり、外国人旅行者にとって危険な国の一つです。渡航は決してお勧めできません。最新の治安情報をチェックし、渡航の検討は慎重に行ってください。

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。
※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋

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