【2024年最新】モーリタニアの治安は？危険な場所や注意点を解説

モーリタニアの治安はいい？悪い？

モーリタニアの治安は比較的安定していますが、地域によってリスクが異なります。外務省の危険情報では、以下のように分類されています。

2012年以降、モーリタニア国内でテロ事件は発生していません。しかし、2023年3月に首都ヌアクショットの刑務所からテロリスト4名が脱獄する事件が発生。周辺国ではイスラム過激派組織によるテロ・誘拐事件が多発しているため、国境地帯では注意が必要です。

モーリタニアの夜の治安は？

モーリタニアの夜間の治安状況は、地域によって大きく異なります。下記エリアごとの治安状況をご紹介するので、チェックしてください。

• 首都ヌアクショット
• 地方都市
• 砂漠地帯

首都ヌアクショットは比較的安全ですが、夜間の一人歩きはさけるべきです。アラファト地区、リヤド地区、トゥジュニン地区、ダルナイム地区の貧民街は危険です。

地方都市は、夜間の人通りが少なく、ゴーストタウンのような雰囲気になることがあります。治安リスクが高まるため、注意が必要です。

砂漠地帯は、夜間の移動は非常に危険です。必ず日中に移動を済ませましょう。

夜間の移動には、信頼できるタクシーやホテルの送迎サービスを利用してください。公共交通機関の利用はさけた方が無難です。

モーリタニアで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

モーリタニアには、治安リスクが高いとされるエリアが存在します。危険な地域への立ち入りはさけるか、十分な注意が必要です。とくに国境付近は要注意です！安全な旅行のために、危険な場所をしっかりチェックしておきましょう。

ヌアディブ港周辺は要注意！

ヌアディブ港は、モーリタニア第二の都市ヌアディブにある港湾施設です。漁業や貿易の拠点として重要な役割を果たしていますが、スリや置き引きなどの軽犯罪も多発。とくに、夜間は人通りが少なくなるため、一人歩きはさけるようにしましょう。

また、港では麻薬の密輸も行われていると言われています。見知らぬ人から荷物を預かったり、運ぶよう頼まれても断るようにしてください。知らず知らずのうちに犯罪に巻き込まれるリスクがあります。

西サハラとモーリタニア国境付近

2020年11月にモロッコ軍と西サハラ独立派組織「ポリサリオ戦線」との間で戦闘が発生し、それ以降治安が悪化しています。

ティリス・ゼムール州付近では、ドローン攻撃が発生。死傷者がでており、非常に危険です。砂漠は国境が分かりづらいため、誤って越境してトラブルに巻き込まれてしまう可能性があります。絶対に立ち入らないでください。

フデリック鉱山付近は立入禁止！

フデリック鉱山は、モーリタニア北部のティリス・ゼムール州にある鉄鉱山です。フランス資本の企業が採掘権を持ち、モーリタニア経済を支える重要な産業施設となっています。

しかし、フデリック鉱山およびその周辺は立入禁止区域に指定されているので、無許可で立ち入ると、警備員に拘束される可能性も。

観光目的であっても、ゼマール鉱山付近には絶対に近づかないようにしましょう。

モーリタニアで観光客が被害にあいやすい犯罪は？

モーリタニアでは、観光客や外国人をねらった犯罪が発生しています。ここでは、それぞれの犯罪の実態と具体的な注意点を解説するので、ぜひ参考にしてください。

強盗・窃盗

首都ヌアクショットの貧困地域などで、強盗や窃盗の発生率が高くなっています。中には拳銃やナイフを使用した凶悪な強盗事件も報告されているので、十分な注意が必要です。

人通りの少ない場所や夜間の一人歩きには注意してください。貴重品は目立たないように保管し、多額の現金は持ち歩かないようにしましょう。

被害にあわないためにも、危険な地域には近づかないことが大切です。もしも犯罪に巻き込まれそうになったら、身の安全を最優先に考えて冷静に行動してください。

詐欺・ぼったくり

モーリタニアの国境付近や観光地では、詐欺やぼったくりにも注意が必要です。両替所での不正な換金や、渡し船での法外な料金請求などが報告されています。とくに、アジア人観光客がねらわれやすい傾向にあるので、注意が必要です。

トラブルに巻き込まれないためには、正規の両替所を利用したり、料金表のある公式な交通手段を選びましょう。少しでも不審に感じたら、毅然とした態度で断る勇気も必要です。

テロ・誘拐

モーリタニア国内では2012年以降、テロ事件の発生は報告されていませんが、2023年には刑務所からテロリストが脱獄する事件が起きました。

周辺国ではイスラム過激派組織によるテロや誘拐が多発しているため、国境地帯では警戒が必要です。

最新の治安情報を常にチェックし、危険度の高い地域には決して近づかないようにしましょう。万が一に備えて、家族や友人と緊急時の連絡方法を確認しておくことも大切です。

モーリタニアでの防犯対策！最大限の注意を

モーリタニアでは、観光客をねらった犯罪も発生しています。安全に旅行するためには、しっかりとした防犯対策が欠かせません。 具体的にどのような対策ができるのか、これから詳しく見ていきましょう！被害にあわないよう、旅行前にしっかり準備しておくことが大切です。

早朝・夜間の外出は控える

モーリタニアでは、早朝や夜間の外出は危険が増します。人通りが少なくなるこの時間帯は、強盗などの犯罪に巻き込まれるリスクが高まるので注意してください。日中の明るい時間帯に行動を済ませ、夜間の一人歩きはさけましょう。

貴重品の管理に注意

旅行中は、パスポートや多額の現金、クレジットカードなどの貴重品の管理に十分注意しましょう。目立たない場所に分散して保管し、必要以上に持ち歩かないことが大切です。

スリや置き引きにも警戒しましょう。人ごみでは荷物から目を離さず、うっかり置き忘れにも注意してください。

公共交通機関の利用は慎重に

モーリタニアの公共交通機関、とくにバスやミニバスの利用は注意してください。運転手の運転技術や整備状況が十分でない場合もあります。

長距離移動の際は、定評のある交通手段を利用するのが賢明でしょう。首都ヌアクショットでも、夜間のバス利用はさけた方が無難です。代わりに、ホテルの送迎サービスや信頼できるタクシーを活用しましょう。

最新の治安情報をチェック

モーリタニアの治安は刻一刻と変化します。旅行前だけでなく滞在中も外務省海外安全ホームページなどで、最新の治安情報を確認することが大切です。

地方都市への移動を検討している場合は、直前の情報をしっかりチェック。急激な治安の悪化などに備え、安全な代替プランも用意しておくと安心です。情報収集を怠らず、臨機応変に対応することが安全な旅行の鍵となります。

もしモーリタニアで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

モーリタニアで思わぬトラブルに巻き込まれてしまった時、どこに連絡すればいいのか戸惑ってしまいますよね。そこで、ここではモーリタニアで犯罪被害にあった際の緊急連絡先をご紹介します。

警察や救急車、大使館の連絡先を事前にメモしておくと、いざという時に慌てずに対応できるのでおすすめです。安心して旅行を楽しむためにも、ぜひ参考にしてくださいね。

モーリタニアの緊急通報先

モーリタニアの緊急通報先は以下の通りです。

• 警察：117
• 憲兵隊（都市部以外）：116
• 消防：118

緊急事態が起きた際は、落ち着いて状況を説明することが大切です。できるだけ正確な住所や目印となる建物などを伝えてください。

また盗難など緊急ではない被害の場合は、最寄りの警察署に直接出向いて被害届を提出しましょう。パスポートを持参し、できるだけ詳しく事情を説明してください。

在モーリタニア日本国大使館

• 住所：Lots 861, 862 and 520 Ilot E Nord, Tevragh eina, B.P. 7810 Nouakchott, Mauritanie
• 電話：＋222-4525-0977, ＋222-4524-0763, ＋222-4524-1699
• メールアドレス：info-nc@nc.mofa.go.jp
• 開館時間：月～木8：00～12：30、13：45～18：00、金8：00～11：45（土日祝閉館）
• 公式サイト：https://www.mr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安情報をチェックしてモーリタニア旅行を楽しもう！

モーリタニアは魅力的な観光地ですが、地域によって治安リスクが大きく異なるので注意が必要です。国境地帯や一部の都市部など、立ち入りを禁止しているエリアがあるので、十分気をつけましょう！

ただ、適切な準備と注意を払えば、安全に旅行できるはずです。常に最新の治安情報をチェックして、危険な地域はさけてください。現地の習慣や文化を尊重することも忘れずに。

モーリタニアの独特な雰囲気や文化を体験しながら、安全で思い出に残る旅行をお楽しみくださいね！

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

※本記事は情報整理、ライティング補助、誤字チェックなどでAIを活用しています。構成と最終的な確認はNEWT編集部が行っています🙋