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【2024年最新】カナダの治安は?危険な場所や注意点を解説

世界的にも治安が安定しているカナダは、観光がしやすい人気の旅行先です。しかし、治安が良くないエリアも存在します。今回は人気の観光地であるカナダの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。これからカナダ旅行にいく予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ライター
NEWT編集部

世界的にも治安が安定しているカナダは、観光がしやすい人気の旅行先です。しかし、治安が良くないエリアも存在します。

今回は人気の観光地であるカナダの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報を紹介します。これからカナダ旅行にいく予定の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

カナダの治安はいい?悪い?

photo by Unsplash

カナダは治安がいい国と言われていますが、日本と比べるとその犯罪発生率(人口10万人あたりの犯罪認知件数)は約12倍の水準です。日本は世界的にみるとトップクラスの治安の良さのため、カナダの犯罪発生率が12倍の水準だからと言って、過度な心配をする必要はありません。

しかし、一般的にスリ・ひったくりなどの窃盗に加え、最近はギャング絡みの発砲・暴力事件、夜間に銃器や刃物で通行人を脅したり、背後から襲い暴行したりという事件が日々発生しています。

日中であれば、女性のひとり歩きも大きな問題はありませんが、人通りがない道を歩くのは避けましょう。また夜間は、気軽に出歩くことのは控えたほうが良いです。

ただし2023年11月現在、外務省から発表されているカナダ全土の渡航レベルは0と、危険レベルは低いです。

今回はカナダの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを紹介します。

カナダの夜の治安は?

photo by Unsplash

せっかくのカナダ旅行なら、夜の街を散策したり、ナイトライフをたのしんだりしたいという方も多いのではないでしょうか。しかし、夜の街にはたくさんの危険が潜んでいます。日中は安全に感じていたエリアも夜になると雰囲気が一変することも少なくありません。

カナダで夜に出かける場合は、どこの都市でもひとり歩きすることはやめましょう。また、深夜まで遊ぶことを避け、お酒を飲みすぎないように注意してください。無理せず、ほどほどにたのしんだくらいでホテルに戻るのが安全です。

ホテルまで帰る際は、大通りなどのなるべく明るく人通りのある通りを選び、路地裏は避けるように注意してください。ホテルまで少し距離がある場合は、タクシーや配車アプリを利用するのもおすすめ。

夜のひとり歩きは、とくに危険が大きいので、必要以上にしないことが懸命です。

カナダで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

カナダ旅行で人気の都市の治安は比較的安定していますが、注意が必要なエリアがあります。観光客がよく訪れるダウンタウンからすぐエリアでも、治安に注意が必要なエリアがある都市もあります。事前に確認しておくことで、うっかり迷い込むことがないように気をつけましょう。

①バンクーバーのイースト ヘイスティングストリートは麻薬中毒者が多く避けるのが無難

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

バンクーバーのイースト ヘイスティングストリートは、ホームレスや麻薬中毒者が多く、日中でも立ち入らないようにしましょう。人気観光スポット、ガスタウンからも近いため、うっかり立ち入ることがないように注意してください。

また、バスなどの公共交通機関でこの通りを通る路線は避けるようにすると安全です。あらかじめ、イースト ヘイスティングストリートの位置を把握し、目的地への経路を検索する際には避けられるルートを選択するようにしましょう。

②トロントでは公共交通機関での暴行事件に注意!

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トロントの公共交通機関であるTTCの駅構内やバス、ストリートカーなどでは、暴行事件が多く発生しています。公共交通機関は観光で利用する方も多いと思いますが、利用する際は周囲の人に注意し、寝ることがないようにしてください。必要に応じて車両を変えたり、思い切って1本見送るなどの判断をすることも有効です。

③モントリオールのBerri-UQAM駅周辺はホームレスに注意

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

モントリオールのBerri-UQAM駅周辺は、ホームレス・シェルターがあるためホームレスが集まりやすいです。日中であれば、人通りも多いですが、夜は一気に雰囲気が悪くなります。

周辺には落書きやゴミの散乱などが見受けられるため、注意しながら過ごすようにしましょう。

④空港やホテル、レストランなどで旅行者を狙ったスリや置引きが多発!

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カナダでは、観光客を狙ったスリや置き引きが多発しています。例えば、バンクーバーやトロント、モントリオールのダウンタウンエリア、空港、ホテルのロビーなど観光客が集まる場所には注意が必要です。スリや置き引きなどは日常的に発生している犯罪なので、自分は大丈夫と安易に考えないようにしましょう。

開きっぱなしのカバンや、短時間だからとテーブルにおきっぱなしにした荷物、後ろポケットに入れたスマートフォンは狙われやすいです。人混みを歩くときは、スリやひったくりに遭いやすいので、とくに注意してください。また、たくさんの荷物を持っている時は注意散漫になりやすく、狙われやすいため細心の注意を払いましょう。短時間の離席でも荷物を持っていくなど、自分の荷物から目を離さないように徹底が重要です。

不運にも、もし窃盗被害に遭いそう、または遭ってしまった場合は、荷物よりも自分の命を優先するようにしてください。必要以上に抵抗することによって、暴行などの思わぬ被害にあってしまう場合もあります。

⑤人通りが少ない路地は注意!

photo by Unsplash

人目につきにくい路地は犯罪に巻き込まれやすいため、注意が必要です。人通りが少ない路地と言っても判断が難しいため、お店の入口や窓に鉄格子が付いているか、道路へのゴミの散乱具合、落書きの有無などが、治安をチェックする上で重要な指標になります。

このような通りは危険が潜んでいるため、昼間であっても通るのを控えるようにしましょう。なるべく人通りの多い、大通りを歩くのが安全です。

さらに夜の公園も治安が悪い場合が多くあります。バンクーバーのスタンレーパークは日中は観光をしても問題ありませんが、夜はホームレスや薬物中毒者たちが寝ていることも多く、治安が悪化するため、近寄らないようにしましょう。

カナダで観光客が被害にあいやすい犯罪は?

カナダで観光客が被害に遭いやすい犯罪としては、スリやひったくりなどの海外でよくある犯罪をはじめ、車上荒らし・車両盗難や、マリファナ(大麻)などの薬物関連の犯罪などがあります。

旅行へ出発する前にあらかじめよくある犯罪を知っておくことで、犯罪を未然に防げることも。犯罪の傾向などをよくチェックしておきましょう。

①スリ・ひったくり

photo by pixabay ※画像はイメージです。

カナダでは、観光客を狙ったスリやひったくり、置き引きなどが頻発しています。空港や駅、ホテルのロビー、レストラン、ナイトスポットなどの人が集まるところで発生しやすい傾向です。また、多くの観光スポットが集結する各都市のダウンタウンエリアも窃盗が多く発生しています。自分の荷物はきちんと管理し、目を離すことがないように心がけましょう。

開きっぱなしのカバンや、後ろポケットに入れたスマートフォンは狙われやすいです。また日本にいる時のような感覚で短時間だからとテーブルに荷物をおきっぱなしにすることもリスクが伴います。人混みを歩くときは、スリやひったくりに遭いやすいので、とくに注意してください。

もし窃盗被害に遭いそう、または遭ってしまった場合は、自分の命を優先するようにしてください。荷物を盗まれるまいと必要以上に抵抗することで、暴行などの思わぬ被害に遭ってしまう危険性があります。

②車上荒らし・車両盗難

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カナダの治安は安定しているものの、自動車盗難もよく発生している犯罪です。レンタカーの利用を検討している方は注意してください。

車の鍵の閉め忘れや車の中に貴重品を置きっぱなしにする行為は、車上荒らし・車両盗難に繋がります。短時間だからと気を抜いて車の鍵を開けっぱなしにしたり、覗いたら見えるところにかばんをおいてしわないように注意しましょう。

高価なもの・ブランドものの紙袋などを置きっぱなしにする行為や、トランクに入れたから安心という考え方も注意が必要です。日本では日常的にやっている行動が、カナダでは自動車盗難・車上あらしにつながります。

必要のないものはホテルのセーフティーボックスに入れたり、駐車する際は周辺環境が安全そうか確認したりするようにしましょう。

③マリファナ(大麻)などの薬物

photo by pixabay ※画像はイメージです。

カナダでは、2018年10月17日から成人(18歳以上)による大麻の所持・使用の一部が合法化されています。そのため、街を歩いていると大麻の匂いがすることがあるくらい、日本よりも簡単に手に入れられる環境です。

大麻が使用された飴やチョコレートなどのお菓子も出回っているため、うっかり大麻を使用してしまわないように注意しましょう。また、周りが使用しているからと興味本位で試してみるのも危険です。カナダにいたとしても日本国籍の方は原則として日本の法律が適用され、罪に問われる場合があります。カナダにいるからと安易な気持ちで大麻に手を出すことはやめましょう。

カナダで被害にあわないための防犯対策

ここまでカナダでよくある被害を紹介しましたが、ここからは被害にあわないための具体的な対策をご紹介します。当たり前と思うことが多いかもしれませんが、旅行中は自然と開放的な気分になって、つい防犯への意識が薄れてしまいがちです。

出発前に確認し、気が緩むことがないようにしましょう。

①早朝・夜間は出歩かない

photo by pixabay

早朝や夜間は暗くなり、視界が悪くなるため、それだけで危険が増します。さらに人通りも少なくなることで犯罪に巻き込まれやすくなります。ホテルから近い場所であっても夜間に1人で安易に出歩くことは、あまりおすすめできません。

コンビニやスーパーなどのお店の中は安心という考えは危険です。夜間にスーパーなどで買い物をする場合は、店内でも1人になることがないよう、常に同行者と一緒に行動するように心がけましょう。

もし夜間や早朝に外出する場合は、1人での外出を避け、なるべく人通りが多く、明るい大通りを歩くようにしてください。夜間や早朝の外出には細心の注意を払うようにしましょう。

②貴重品の管理は徹底する

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

貴重品管理を徹底することは、スリやひったくり、車上荒らしの対策としてとても有効です。もしもの時の被害を最小限に抑えるために、必要以上の現金を持ち歩かないことも心がけましょう。

カナダでは、車上荒らしなど車に関連する犯罪も多いため、鍵をかけておけば荷物を置いても安心、という考えは危険です。外出時に必要のないものはホテルのセーフティーボックスに入れておくと安心です。

日本にいる感覚で短時間だからと荷物をきっぱなしにしたり、後ろポケットにスマホや財布などの貴重品を入れたりしないようにしましょう。貴重品管理を徹底することは、スリやひったくり、車上荒らしの対策としてとても有効。もしもの時の被害を最小限に抑えるために、現金は必要以上に持ち歩かないように心がけてください。

バンクーバーでは、空港や駅、ホテルのロビー、レストランなど人が集まるところでスリや置き引きが多く発生しています。公共交通機関を利用する際も注意が必要です。日本では電車で寝ても大丈夫と考える人が多いですが、海外では荷物から目を離した状態で寝ないようにしましょう。

③ホームレスや大麻の中毒者には近づかない

photo by Unsplash ※画像はイメージです。

日本ではあまり考えられないことかもしれませんが、カナダにはホームレスや大麻の中毒者が普通に通りにいて、かなり身近な存在です。

街でホームレスからお金を求められることはあるかもしれませんが、基本的に危害を加えられることはありません。じっと見つめたり、立ち止まったりせず、近寄らないようにすることが懸命です。

大麻は、2018年10月17日から成人(18歳以上)による所持・使用の一部がカナダで合法化されているため、街を歩いていると大麻の匂いがすることもあります。また、大麻の成分を含有した飴やチョコレートなどのお菓子をうっかり食べたり、お土産として買って帰ってきたりしないように気をつけてください。

大麻中毒者もホームレス同様、相手から危害を加えられることは少ないですが、興味本位で近づかないようにしてください。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在カナダ日本国大使館や日本国総領事館では、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料で閲覧できます。

基本的にはカナダ在中の日本人を対象にした手引きですが、旅行にも役立つ情報などが多く記載されています。事件や事故に巻き込まれないために注意すべきことや、緊急時の具体的な対処法、緊急連絡先などの役立つ情報がたくさんあります。渡航予定の地域の手引きを次戦に確認しておくようにしましょう。

もしカナダで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

どんなに気をつけていても犯罪の被害に遭ってしまうことはあります。そんな時は慌てずに適切な対応を取ることがとても大切です。ここでは、被害にあってしまった時、まず必要な緊急連絡先をご紹介します。

緊急通報先

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カナダの緊急連絡先は「911」です。日本の場合は、警察は「110」、消防や救急車は「119」と2つの緊急連絡先がありますが、カナダでは警察、消防、救急が「911」に1つに集約されています。日本の消防や救急車の緊急連絡先を逆からダイヤルすればいいと考えると覚えやすく、急に必要な時に役立ちます。

すでに盗難などに遭ってしまった場合など、緊急を要さない時は「911」ではなく、最寄りの警察署に相談するようにしましょう。

在カナダ日本国大使館や日本国総領事館

photo by pixabay

カナダ旅行中に、パスポートの盗難や思わぬ犯罪の被害に遭った時は、まずは最寄りの警察署に届け出を提出しましょう。帰国のみに使用できるパスポートの代わりとなる「帰国のための渡航書」の申請・発給には、警察への届出書が必要になります。また、「帰国のための渡航書」でアメリカを通過して帰国する場合、米国入国査証の取得も必要になるので、注意しましょう。

警察での手続きなどで困った時は、大使館および総領事館へ連絡することでサポートしてもらえることもあります。現地警察への届け出に関する助言をしてもらえたり、パスポートの盗難に関しては「帰国のための渡航書」の発給手続きなどをしてくれたりします。

治安情報をチェックしてカナダ旅行を楽しもう!

カナダは全体的に比較的治安のいい国ですが、スリやひったくり、置き引きなどの窃盗、自動車盗難などの犯罪が日々発生しています。また大麻が合法化されている国なので、注意が必要です。海外にいるということを忘れずに、細心の注意を払うことが大切。夜のひとり歩き、人通りが少ない路地は避けると安心でしょう。

犯罪に巻き込まれないために、貴重品の管理の徹底や暗い時間帯に出歩かないことなど、自分自身で対策することが重要です。旅行中はついつい気持ちが緩むことがありますが、日本とは文化や風習も違う異国に来ているということを常に意識し、旅行をたのしむようにしてくださいね。


※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

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