【2024年最新】ミラノ・マルペンサ空港空港を徹底解説！アクセスからターミナル、ラウンジまで

ミラノ・マルペンサ空港空港とは？

ミラノ・マルペンサ空港（空港コード：MXP）は、ミラノから北西48キロほどの距離に位置している、北部イタリアで最大の国際空港です。ローマ・フィウミチーノ空港に並ぶ規模を誇り、マルペンサ2000計画で新しくターミナルが構築されました。

イタリアのフラッグキャリアであるITAエアウェイズの本拠地として多くの便が就航し、日本からは全日本空輸（ANA）が就航しています。（※2023年10月現在は休航中）

アジアからは大韓航空、中国国際航空、キャセイパシフィック航空、シンガポール航空などが就航し、ヨーロッパ経由でミラノまで向かうことも可能です。その他にも世界各国から多くの航空会社が乗り入れている大きな空港です。

ミラノ・マルペンサ空港のターミナルは2ヶ所！

ミラノ・マルペンサ空港には2つのターミナルがあります。アジアからの便を含むほとんどの国際線は第1ターミナルへ就航し、イタリア国内やヨーロッパを結ぶ便は第2ターミナルへ就航しています。

ここでは、それぞれのターミナルについて詳しく紹介していきます。

第1ターミナル

第1ターミナルはマルペンサ2000計画によって増築された、日本からの便（現在は休航中）を含むほとんどの国際線が就航しているメインターミナルです。

第1ターミナルに就航しているのは、おもに次のような航空会社です。

• アメリカン航空
• ブリティッシュエアウェイズ
• KLMオランダ航空
• ブリュッセル航空
• 中国国際航空
• キャセイパシフィック航空
• 大韓航空

おもに世界各国からのフルサービスキャリアが就航しているため、ラウンジやハイブランドショップが入る免税店などの施設が充実しています。

設計者は関西国際空港の第1ターミナルを設計したことで知られる、レゾン・ピアノ。デザインや建築好きの方は、ぜひ空港の隅々までチェックしてみてくださいね。

第2ターミナル

第2ターミナルは、マルペンサ2000計画で第1ターミナルが増築される前にメインターミナルとして稼働していたターミナルで、イタリア国内やヨーロッパを結ぶフライトが就航しています。

第2ターミナルに就航しているのは、おもに次のような航空会社です。

• ITAエアウェイズ
• イージージェット

ヨーロッパを代表とするローコストキャリアが就航しているため、ハイブランドの免税店は多くありませんが、イタリアらしさを感じられるショップやグルメが立ち並びます。

ターミナル間の移動方法

それぞれのターミナルは、空港が運営する無料のシャトルバスで移動します。早朝から夜の時間帯までは15分の間隔で運行しているため、待ち時間も少なくスムーズに移動できますよ。

シャトルバスの停留所は、第1ターミナルはシェラトンホテル前、第2ターミナルはパーキング6の入り口近くにあります。空港内の案内板にもシャトルバスの案内があるので、迷ってしまう心配はいりません！

ミラノ・マルペンサ空港のラウンジは？

ミラノ・マルペンサ空港には、航空会社のステータスを保持していたりビジネスクラス以上の搭乗で入室できるラウンジや、プライオリティパスの提示もしくは料金支払いで入室できるラウンジがあります。

ミラノ・マルペンサ空港にあるラウンジは、次の通りです。利用条件は時期によって変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

• Premium lounge（プレミアム ラウンジ）
• Visconti Lounge（ヴィスコンティ VIP ラウンジ）
• Club SEA Montale Lounge（モンターレ ラウンジ）
• Club SEA Monteverdi Lounge（モンテヴェルディ ラウンジ）

ここでは、利用しやすいラウンジを2つピックアップし、詳しくご紹介していきます。

Premium lounge

Premium lounge（プレミアム ラウンジ）は、第1ターミナルにあるシェンゲン協定国以外の搭乗客が利用できるラウンジ。

温かい軽食やドリンク、アルコールなどのサービスの他にも、バスアイテムがそろったシャワーブースが準備されています。もちろん、新聞や雑誌、無料Wi-Fiも完備しているため、ラウンジ内で優雅な時間を過ごせるでしょう。

営業時間は6時〜22時なので早朝や夜のフライト、トランジット時など入室可能な時間が長くて便利です。

料金は一人79ユーロ（約12,543円）と少し高めですが、直前で空席がある場合はオンラインより割引価格で購入できることも！プライオリティパスは利用できないため、おトクなウェブ予約を利用してみてくださいね。

Club SEA Montale lounge

Club SEA Montale lounge（モンターレ ラウンジ）は、第1ターミナルにあるシェンゲン協定国以外の搭乗客が利用できるラウンジ。プライオリティパスの提示や、料金支払いでも入室できるため、手軽にラウンジを利用したい方におすすめです。

ラウンジ内には専属のシェフが創作した美味しいビュッフェ、ソフトドリンクやアルコールなどのメニューが充実。空の景色がよく見えるリラックスソファでは、のんびりとした時間を過ごせるでしょう。

料金は一人43ユーロ（約6,827円）、最長2時間まで滞在できます。シーズンによっては混み合い入室が制限される可能性があるため、利用が決まっている場合はオンラインで事前に予約しておきましょう！

ミラノ・マルペンサ空港での過ごし方

ミラノ・マルペンサ空港は比較的大きな空港のため施設が充実し、ショッピングやグルメを堪能できます。空港ではのんびり待ち時間を楽しんだり、ゆっくりと身体を休めたり、最後のショッピングへ駆け込んだりと、過ごし方もさまざま。

ここでは、ミラノ・マルペンサ空港での過ごし方をご紹介します。

飲食スポット＆レストランで食事をとる

ミラノ・マルペンサ空港には、日本でも馴染みのあるカフェやファストフードをはじめ、イタリアを代表するパスタやピザなどのメニューが楽しめるレストランがあります。24時間営業のカフェやパブもあるため、時間を問わず最後の食事を満喫できますよ。

第1ターミナルにあるPANINO GIUTSO（パニーノ ジュスト）は、イタリアの高品質な素材を厳選して作られたサンドイッチ屋さんです。温かいものから冷たいものまで、幅広く準備され、朝5時から営業しているのでぜひ立ち寄ってみてください！

第2ターミナルにはイタリアのデザート屋さん、mignon eccellenze napoletane（ミニョン エクセレンズ ナポーレテーン）があります。伝統的なペストリーやババ（焼き菓子の一種）をはじめ、ピザやキッシュなどの軽食、お土産にもよろこばれるパスタ麺など充実したメニューが取り揃えられていますよ。

免税店・お土産店でショッピングを楽しむ

ミラノ・マルペンサ空港には、Piazza del Lusso（ルッソ広場）やPiazza del Pop（ポップ広場）、Piazza del Gusto（グスト広場）のショッピングエリアがあります。

第1ターミナルにあるルッソ広場には、エルメスやモンクレール、アルマーニなどの人気ハイブランドの免税ショップが充実。広場の中心には休憩できるカフェもあるため、ゆっくりとショッピングを楽しめます！

チョコレートデザートで有名なCioccolati Italiani（チョッコラティ イタリアーニ）もあるため、休憩がてら立ち寄ってみてくださいね。

また、第2ターミナルにあるグスト広場は、イタリア発祥の高品質な商品や郷土料理が楽しめるレストランが立ち並びます。

朝6時から営業しているショップも多いため、早朝・深夜便を利用する方でも最後までショッピングを楽しめますよ。

ミラノ・マルペンサ国際空港に近いホテル

深夜便や早朝便を利用する方は、ミラノ・マルペンサ空港に近いホテルを利用すると良いでしょう。空港に寝泊まりするのは、盗難やスリなどに巻き込まれる可能性もあるため、あまりおすすめできません。

また、空港に近いホテルを利用する場合は、24時間利用できる空港シャトルバス付きのホテルを選ぶと便利ですよ。

ここでは、ミラノ・マルペンサ空港に近いおすすめのホテルをいくつかご紹介します。

シェラトン ミラノ マルペンサ エアポート ホテル & カンファレンス センター

シェラトン ミラノ マルペンサ エアポート ホテル & カンファレンス センターは、ミラノ・マルペンサ空港の第1ターミナルに近いホテルです。

フルサービス付きのスパや24時間営業のフィットネスジムがあり、ホテルステイを楽しみたい方にもおすすめですよ。敷地内には地中海料理を楽しめるレストランも併設されているので、ぜひチェックしてみてください。

※税金が別途かかる場合があります。
※掲載料金は2023年10月26日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

クラウン プラザ マルペンサ エアポート IHG ホテル 

クラウン プラザ マルペンサ エアポート IHG ホテルは、ミラノ・マルペンサ空港より車で6分の距離にある4つ星ホテルです。

日本人にはうれしいバスタブ付きのお部屋もあるため、ゆっくりと身体を休ませることもできますよ。1泊1万台と比較的リーズナブルな価格に設定されているため、滞在費を抑えたい方はぜひチェックしてみてくださいね。

※税金が別途かかる場合があります。
※掲載料金は2023年10月26日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

モクシー ミラン マルペンサ エアポート

モクシー ミラン マルペンサ エアポートは、ミラノ・マルペンサ空港の第2ターミナルに近いホテルです。客室は防音仕様になっているため、お部屋でのんびりくつろぎたい方も、落ち着いた静かな空間で過ごせるでしょう。

フロントは24時間対応のため、早朝・深夜便を利用する方も安心して宿泊できるおすすめのホテルです。

※税金が別途かかる場合があります。
※掲載料金は2023年10月26日時点での、1部屋の最低宿泊代金です。ご予約時と異なることがありますので予めご了承ください。

ミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内へのアクセス

ミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内への行き方は、おもに以下の3つがあります。

• マルペンサ・エクスプレス
• リムジンバス
• タクシー

ツアーによっては空港からホテルまでの送迎がついている場合もあります。自分でホテルまで移動する場合は、料金や時間を加味するとマルペンサ・エクスプレスの利用がおすすめ！

荷物が多い方やホテルの前まで直接移動したい方は、タクシーを利用するとよいでしょう。空港でタクシーが捕まらない場合は、タクシーアプリを活用してみてくださいね。

ここでは、ミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内へのアクセスを詳しくご紹介します。

マルペンサ・エクスプレス（電車）の場合

マルペンサ・エクスプレスは、空港からミラノ中央駅まで乗り換えることなくアクセスできる特急列車です。空港駅は第1ターミナルと第2ターミナルにあり、ミラノ中央駅までの所要時間は55分ほど。30分の間隔で運行しているため、待ち時間もそれほどなくスムーズにミラノ市内まで向かえますよ。

料金は片道13ユーロ（約2,059円）で、往復で購入する場合は20ユーロ（約3,168円）と少しおトクに！帰りもミラノ・マルペンサ空港を利用するのであれば、往復チケットの購入がおすすめです。

チケットの購入や時刻表のチェックはオンラインで簡単にできるため、事前に確認してみてくださいね。

リムジンバスの場合

ミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内へは、以下のような複数のバスが運行しています。

• ​​Malpensa Shuttle（マルペンサ シャトル）
• Malpensa Airport Bus Express（マルペンサ エアポート バス エクスプレス）
• Terravisio（テラビジョン）
• Caronte（カロンテ）

バスのチケットは各会社の公式サイトからオンラインか、空港のチケット売り場でも購入できます。どのバス会社も30分ほどの間隔で運行しているため、目的地や予算に合わせて選んでみてくださいね。

マルペンサ・シャトルの場合は、ミラノ中央駅まで片道10ユーロ（約1,584円）、往復16ユーロ（約2,534円）。ミラノ中央駅までは、交通状況により異なりますが60分ほどで到着します。

スーツケースなど大きな荷物がある場合は、荷物が預けられるリムジンバスが便利に移動できておすすめです！

タクシーの場合

ミラノ・マルペンサ空港からミラノ市内まで、タクシーを利用して移動するのもおすすめ。交通状況にもよりますが、ミラノ中心部まで40分ほどで向かえます。

料金は定額制となっていて、ミラノまでは104ユーロ（約16,473円）と少し高めですが、複数人で乗り合わせるとおトクになることも。

ただし、タクシー乗り場に並んでいないタクシーや客引きをしているタクシーは、不当な料金を請求されることもあるため、注意してくださいね。

ミラノ・マルペンサ空港を便利に利用して、旅行を楽しもう！

ミラノ・マルペンサ空港に到着してからの移動方法や、空港ラウンジの利用方法、免税店やグルメについて解説しました。

空港での最後の時間まで目いっぱい楽しめば、ミラノ旅行もグッと充実したものになるはず。各施設の特徴を押さえて、空港での時間をより有効に使ってみてくださいね。

※記事内の金額は2023年10月26日のレート、1ユーロ＝158.4円で計算しています。
※空港内の設備・航空機の発着情報については変更となることも多いため、利用時は最新情報をご確認ください。

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