【2024年最新】韓国のコンビニ4選！人気ランキングを紹介

韓国に訪れたら行ってみたい！気になるコンビニ

韓国にも、日本と同様にコンビニがたくさんあります。日本でお馴染みのセブンイレブンから韓国ドラマでよく見るGS25など、約14のコンビニブランドが存在します。

今回は、特に人気のコンビニ4選をランキング順でご紹介！2022年1月に韓国で行われた、コンビニエンスストアブランド評判のビッグデータ分析に基づき解説していきます。

（参考：BRAND REPUTATION INDEX）

韓国で人気のコンビニ4選

韓国旅行に訪れたら、街中でかならず見かけるコンビニ。なんでも揃っているので、つい寄りたくなってしまいますよね。

それでは、ここから人気のコンビニそれぞれの特徴や日本との違いなどをご紹介していきます。

GS25（지에스25）

韓国の大手企業！売上高1位のコンビニ

GS25は、韓国の大手企業・GSグループが運営するコンビニです。2023年1月時点で1万5499店舗あり、売上高はコンビニブランドでトップを誇ります。店内には三角キンパやインスタント麺など韓国のソウルフードが並んでいて、つい手に取りたくなってしまいそうです。インスタントの袋麺を煮込んで食べられるセルフ調理器が置いてある店舗もあり、ローカル感が味わえますよ！

店舗内にあるCAFE25にCAFE25で使用するカップなどは環境に優しいリサイクル可能な素材で作られているのだとか。

2023年10月には無人化の技術を扱う会社と共同して、ウォークスルーのコンビニを展開しました。AI技術を駆使した無人化のコンビニでは、出入り口でGSアプリのQRコードやクレジットカードなどをかざすと、商品を手に取るだけで決済可能だそう。最先端技術を体験できるコンビニとして注目を集めています。

また、GS25は韓国ドラマにもよく登場するのをご存知ですか？チ・チャンウクとキム・ユジョン主演のドラマ・コンビニのセッピョルに出てくるGS25は、江南区のケポサラン店で、ファンとしてはぜひチェックしておきたいロケ地です。

CU（씨유）

店舗数No.1！元は日本のフランチャイズ

CUは、総合流通サービス企業のBGFリテールが運営するコンビニです。韓国国内にあるコンビニの中でも店舗数が一番多く、13,000を超える店舗が全国にあります。CUは韓国で定番のコンビニですが、元々はファミリーマートのフランチャイズだったのです。

1990年にファミリーマートとサムスン系列グループがフランチャイズ契約を結び、韓国最大のコンビニを展開していました。2012年6月に名称をCU ウィズ・ファミリーマートに変えたあと、2014年8月にはフランチャイズを解消し、CUへと名称を変更しました。

そんなCUには、どことなく元のファミリーマートの雰囲気が残っているのを感じられるかもしれませんね！

CUではキャラクターやアイドルとのコラボ商品が販売されています。2023年にはクレヨンしんちゃんやワンピースとコラボしてカップ麺やキンパ、ジュースなどが販売されて話題を呼びました。

サンリオやちいかわグッズなども取り揃えており、お土産としても大人気！キャラクターがデザインされたT-moneyカードも取り扱っているので、決済カードもかわいいものを選べますよ。

また、CU明洞本店では外貨両替もできます。朝6時から深夜23時59分まで営業しているため、必要に応じて利用できるのがうれしいですね！

セブンイレブン（세븐일레븐）

韓国初の24時間営業のコンビニ！

日本でお馴染みのセブンイレブンは、韓国でも人気のコンビニ。ロッテグループの傘下であるコリアセブンが運営しています。1989年に韓国で初めて24時間営業のコンビニをオープンさせたのがセブンイレブンです。

韓国のセブンイレブンは韓国ミニストップを買収し、2024年4月までに店舗数を14,000店まで増やすと発表しています。

日本のセブンイレブンと品揃えはほとんど同じですが、おにぎりやお弁当は韓国テイストなので、辛みのある具材や韓国料理などが気軽に楽しめますよ。5,000点を超える商品を展開しているため、バリエーション豊かなコンビニご飯も選ぶのに悩みそうですね。

emart24（이마트24）

プラベートブランドの商品が密かに人気！

emart24は、新世界グループが運営するコンビニです。韓国の大型ディスカウントストアemartがありますが、emart24でも同じような商品が購入できます。

emart24には、プライベートブランド・No Brandの商品があります。ネームバリューのコストカットすることで低価格で高品質なものが手に入ると大人気！スナック菓子からコーヒー、コスメやキッチン用品まで豊富な種類が展開されています。

日本にはないコンビニなので、お土産の買い足しにぜひ寄ってみてくださいね。

韓国のコンビニには何が売られている？

コンビニで販売されているものは日本とほぼ同じですが、韓国らしいものも買えますよ。キムチや韓国海苔、三角キンパと呼ばれるおにぎりやトッポギなどはホテルの夜食におすすめ！

また、SNSで話題のグラノーラ入りヨーグルト・ビヨットやバナナウユ、チョコウユも気軽に購入できますよ。日本と同じようにコーヒーマシンを利用するコーヒーもありますが、パウチされたコーヒーやジュースと氷入りのカップを買って、カップに移して飲む方法もあります。

コンビニによっては、アイドルやキャラクターとの限定コラボ商品を販売していることも。韓国旅行で推し活が楽しめるかもしれませんね！

韓国と日本のコンビニに違いはある？

取り揃えている商品は日本とあまり変わりませんが、韓国と日本のコンビニには違いが少しあります。

• 1＋1や2＋1の商品がある
• トイレやコピー機はない
• 薬の販売もしている
• T-moneyが買える
• イートインスペースが充実している
• お弁当類の温めはセルフサービス
• 事務的な接客が多い

1＋1商品とは、ひとつ商品を買うともうひとつおまけで貰えるキャンペーンのことです。プライスカードに1＋1や2＋1というポップがあれば、対象商品です。1＋1であれば、レジに2つ持っていくと、ひとつ分の値段で買えますよ。お得に買えるキャンペーンなので、見かけたらぜひとも利用したいところ！

コンビニでT-moneyの購入やチャージができますが、決済方法として利用することも可能です。コンビニでは現金だけでなく、クレジットカードやWOWPASS、Apple Payでの決済もできます。

韓国のコンビニの接客は事務的なことが多く、驚くこともあるでしょう。中にはレジで店員が勉強をしていたり、スマホを触りながら対応してくることも。丁寧な接客に慣れた日本人から見ると驚きますが、親切な方もいたり韓国では見慣れた景色だったりするので、文化の違いと思っておくといいでしょう。

韓国でおすすめのコンビニに立ち寄ってみよう

この記事では、韓国でおすすめのコンビニ4選をご紹介しました。韓国発祥のコンビニではローカル感が味わえたり、日本でお馴染みのコンビニに立ち寄れば安心感があったりするかもしれません。

ちなみに人気のコンビニには、ミニストップもランクインしています。日本と同じくイートインスペースが広く、デザート類などが人気です。しかし2022年、韓国ロッテに売却することが決まり、2024年3月には完全閉店になるそうです。今後は韓国のコンビニ展開がどうなるのか、ますます気になるところですね。

コンビニによって扱う商品が異なるので、お土産を選ぶのにもおすすめですよ。ぜひ紹介したコンビニも参考にして、韓国旅行を楽しんでくださいね！

cover photo by pixabay