関西空港から梅田への行き方4選！バスや電車での最安・最速アクセス方法

関西空港から梅田に行く方法は？距離は？

大阪の人気エリアである梅田は、関西空港（関西国際空港）から約50キロ離れた場所にあります。1時間ほどでアクセスできる距離感で、関西空港を利用する日帰り旅行でも気軽に訪れられますよ。

関西空港からは空港リムジンバス、電車、タクシーなどの多様な移動手段が選べるため、予算やスケジュールに応じて移動できます。

この記事では、関西空港から梅田までの各種移動方法を詳しくご紹介します！

関西空港から梅田までの最速・最安の行き方は？

このように、移動手段によって移動時間や価格はさまざま。出発場所や時間、値段などそれぞれ詳しく説明するので、ご自身の予算や滞在時間に合った行き方を選んでくださいね。

それぞれのアクセス方法は予約が必須なものはありませんが、大型連休や週末などシーズンや時間帯によっては混み合うことがあります。移動方法が決まっている場合は、事前にチケットを購入しておくのがおすすめです！

関西空港から梅田までリムジンバスでアクセス！

関西空港から梅田まで、もっともおすすめの移動方法は空港リムジンバス！乗り換えや荷物を持った移動がないため、快適に梅田まで移動できますよ。

ここでは、関西空港から梅田まで、空港リムジンバスを利用してアクセスする方法をご紹介します。

約50分でアクセスでき、1番おすすめ！

関西空港から梅田（大阪駅前）までの空港リムジンバスを利用すると、約50分でアクセスできます。関西空港第1ターミナル・第2ターミナルのどちらかでも乗車できるため、ターミナル間を自分で移動する必要はありませんよ。

関西空港から梅田に向かうバスの始発は第1ターミナルの6時50分で、9時12分からは第2ターミナルから梅田に向かう便も運行しています。

運行本数は時間帯によって異なりますが、多い時間帯では15分に1本の間隔で運行しているため、スムーズに乗車できることも魅力のひとつ。（※時刻表は平日・土日祝すべて共通）夜間は本数が少なくなるため、時刻表を確認してスケジュールを立ててくださいね。

最終バスは23時45分に第1ターミナル（第2ターミナルは23時32分発）を出発し、0時43分～0時52分に梅田エリアに到着します。早朝や深夜のフライトにも対応しているため、観光からビジネスまで幅広いシーンで利用しやすいのではないでしょうか？

関西空港から梅田（大阪駅前）までの金額は片道1,800円

関西空港から梅田までの料金は、片道で大人1,800円、子ども900円です。すべての便で交通ICカードが利用できるので、事前にチケットを購入しなくても乗車できますよ。チケットを購入する場合は、バス乗り場のすぐ後ろにある券売機で購入しましょう。

梅田エリアの降車地は、新阪急ホテルもしくはハービス大阪のどちらかを選べます。料金は同じなので、ホテルや目的地に近い場所で降りると便利でしょう。

空港リムジンバス乗り場は、それぞれのターミナルにある国際線の到着ロビーを出てすぐ目の前にあります。

• 第1ターミナル：5番乗り場（大阪駅前）
• 第2ターミナル：1番乗り場（大阪駅前）

バスは予約制ではなく先着順のため、列に並んで待ちましょう。列を外れてしまうと並びなおす必要があるので、お手洗いや荷物の整理などを済ませてから並ぶのがおすすめですよ。

また、先着順のためシーズンや時間帯によっては混み合い、希望する時間に乗車できないことがあります。その場合は、次のバスが来るまでバス乗り場に並んで待つようにしましょう。

関西空港からリムジンバスで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 乗り換えなく移動できる
• 全席指定なのでかならず座れる
• 荷物が多くても身軽に移動できる

デメリット

• 事前予約ができない
• 混雑時は乗車に時間がかかる
• 渋滞に巻き込まれる場合がある

梅田（大阪駅前）の帰りも同じ場所から出発！

梅田から関西空港へのアクセスにも空港リムジンバスを利用する場合は、降車地の新阪急ホテルかハービス大阪から乗車できます。関西空港行きの列に並び、バスが来るのを待ちましょう。

もっとも早い時間のバスは新阪急ホテル発の4時55分で、4時53分からはハービス大阪から新阪急ホテルを経由して関西空港へアクセスするバスが運行しています。最終バスはハービス大阪発が21時23分で、新阪急ホテル発は21時35分です。

第2ターミナルへ向かうバスはハービス大阪発の19時28分、新阪急ホテル発の19時40分が最終時刻となるため、スケジュールをよく確認して乗車しましょう。

また、4時55分～5時40分のバスは、第2ターミナルに先に到着するように運行しています。第2ターミナルを経由してから第1ターミナルへ向かうため、第1ターミナルまで約60分かかります。時間に余裕を持って乗車するのがおすすめです。

リムジンバスは身軽に梅田へアクセスしたい人におすすめ！

空港リムジンバスでの移動は、乗り換えなしで身軽に梅田まで移動したい人におすすめ！渋滞に巻き込まれなければ約50分でアクセスできるため、なるべく早く梅田に向かいたい人にもぴったりです。

バスの運行本数も多いので、効率的に計画が立てられるのも魅力のひとつではないでしょうか。バスの中からの道中の景色を楽しむこともできますよ！

関西空港から梅田まで電車（JR）でアクセス！

関西空港から梅田（JR大阪駅）まで、JRを利用してアクセスする方法もおすすめです！梅田まで直通の関空快速に乗車すると乗り換えがなく、さらに運がよければ座って梅田までアクセスすることもできますよ。

ここでは、関西空港から梅田（JR大阪駅）まで、JRを利用してアクセスする方法をご紹介します。

50〜70分アクセスでき、安い運賃が魅力！

関西空港から梅田までJRで移動する場合は、JR関西空港駅からJR大阪駅まで乗車します。在来線であれば70分ほど、特急はるかであれば50分ほどでJR大阪駅（梅田エリア）までアクセスできますよ。

JR大阪駅は梅田エリアの中心地にあるため、ホテルや観光地へのアクセスにも便利です。目的地に応じて地下鉄・阪急・阪神へ乗り換えることもできますよ。

梅田（JR大阪駅）までの金額は1,210～3,510円

関西空港から梅田までJRを利用する場合、在来線の乗車は片道で大人1,210円・子ども600円です。

特急はるかの乗車は片道で大人1,210円・子ども600円の在来線運賃に加えて、自由席 1,200円、指定席 1,730円、グリーン席 2,300円の特急券を追加で購入する必要があります。

特急はるかの乗車券は改札前にあるみどりの券売機から購入できます。JR西日本ネット予約（e5489）などを利用して事前予約すると、お得な割引を受けられることもありますよ。

関西空港にはJRと南海電鉄の改札が隣接しています。JRは青色の切符売り場・改札なので、赤色の南海電鉄と間違わないよう注意しながら購入しましょう！

関空快速（在来線）の乗車方法

在来線に乗車する場合は、3・4番ホームに停車している、関西空港線関空快速に乗車します。

• 京橋行き・京都行き・野洲行き：大阪駅まで乗り換えなし
• 天王寺行き：天王寺駅でJR環状線や地下鉄に乗り換え
• 日根野行き：日根野駅でJRのほかの列車に乗り換え

京橋行き・野洲行きに乗車すると、乗り換えなく大阪駅までアクセスできるので便利です。関西空港駅は始発駅のため、乗車するときに混み合っていなければ座って梅田までアクセスできますよ！

時間帯にもよりますが、1時間に1〜5本ほど運行しているので、駅構内での待ち時間もそれほど多くはありません。特急はるか号に比べて運行本数も多いため、こだわりがない場合は在来線の乗車がおすすめです！

特急はるか号の乗車方法

特急はるか号を利用する場合は、関西空港駅の3・4番ホームに停車している白い列車に乗車します。席についたあとは乗務員がチケットの確認に来るため、あらかじめ準備しておきましょう。

平日・土日ともに1時間に1〜2本の間隔で運行しています。本数は少なめですが、関西空港から大阪駅までは天王寺駅しか経由しないため、最短で梅田エリアまでアクセスできますよ。

また、列車は京都行き・野洲行きがありますが、どちらも大阪駅に停車するため、関西空港駅に停車しているはるかに乗車して問題ありません。

関西空港から電車（JR）で移動するメリット＆デメリット

メリット

• 最短で梅田にアクセスできる
• 列車によっては乗り換えが不要
• 指定席を購入すれば梅田まで座れる

デメリット

• 特急の場合はチケットが高い
• 荷物を持って移動する費用がある
• 列車によっては乗り換えが必要

関西空港への帰りは日根野駅での列車切り離しに注意！

梅田エリアからJRで関西空港まで在来線でアクセスする場合は、大阪駅から関西空港線関空快速や関空／紀州路快速に乗車します。（※特急はるか号は切り離しなし）

それぞれの列車は、大阪駅から関西空港駅と和歌山方面へ向かう車両が併結して運行され、「日根野駅」で8両から4両ずつに列車を切り離されるため、注意が必要です！

列車切り離し後は、次のように運行されるため、よく確認しましょう。

• 前より4両、1～4号車は関西空港行き
• 後ろより4両、5～8号車は和歌山行き

列車は関西空港に向かう途中の「日根野駅」で切り離しをおこないます。車内の電光掲示板やアナウンスでも切り離しの案内がされるため、間違って和歌山方面へ向かってしまわないよう乗車しましょう！

また、4号車と5号車の間は通り抜けできないため、車両を移動する場合は一度列車を降りてから隣の車両に移る必要があります。

大阪駅構内のホームにも分かりやすく「関空行き（飛行機のマーク）」の案内表示がされているため、足元の案内や電光掲示板とあわせて確認しながら乗車してくださいね。

電車（JR）は乗り換えなしで梅田までアクセスしたい人におすすめ！

JRは移動費を抑えながら、快適に移動したい方におすすめです！時間帯によっては在来線でも座って移動することもできますよ。

乗り換えなしで快適な移動をしたい方は、JRを利用してみてくださいね。

関西空港から梅田まで南海電鉄＋地下鉄でアクセス！

関西空港から梅田（梅田駅）まで、特急列車ラピート（南海）を利用してアクセスする方法もあります。南海なんば駅で地下鉄への乗り換えが必須となりますが、途中で難波エリアに立ち寄ることもできます！

ここでは、関西空港から梅田まで、特急列車ラピート（南海）を利用してアクセスする方法をご紹介します。

約55分アクセスでき、料金と費用のバランスがいい！

南海本線の特急ラピートを利用すると、関西空港から梅田駅まで約55分でアクセスできます。

南海本線の在来線を利用するよりも早くなんば駅へ到着するため、移動時間を短縮したい方にぴったりの移動方法です！

また、特急列車ラピートは座席指定のため、長時間のフライトに疲れたあとでもゆっくり座って移動できますよ。

梅田（梅田駅）までの金額は1,210～1,940円

梅田までの料金は、通常運賃・特急券・地下鉄の料金をすべて含めると片道で大人1,730円、子ども 870円です。特急列車ラピートを利用しない場合は大人 1,210円、子ども 610円です。

特急列車ラピートのチケットは券売機で購入するほか、アプリから事前予約（ラピートデジタルきっぷ）もできます。

関西空港や南海なんば駅に設置されている専用改札機の読み取りリーダーに、ラピートデジタルきっぷのQRコードをかざすことで乗車できます。（※子どもは利用不可）

特急券に通常運賃が含まれた料金で決済できるため、券売機で購入するよりも手間が省けて便利ですよ。

南海本線を利用する場合は、南海なんば駅で地下鉄に乗り換えなくてはなりません。もっとも便利なのは、地下鉄御堂筋線のなんば駅から梅田駅までアクセスする方法です。

南海なんば駅から地下に降りるとすぐに御堂筋のなんば駅があるため、迷わずスムーズにアクセスできますよ。

地下鉄なんば駅では、2番ホームの箕面萱野行き・新大阪行きに乗車し、梅田駅で降りましょう。所要時間は約8分、4駅で到着しますよ。

関西空港から特急列車ラピート（南海）で移動するメリット＆デメリット

メリット

• 特急列車で旅行気分が盛り上がる
• 座席指定の列車でゆっくり移動できる
• 難波エリアを経由して梅田まで行ける

デメリット

• 特急券を追加で購入する必要がある
• なんば駅で乗り換えないといけない
• 荷物を持って移動するのが大変

特急列車ラピート（南海）は座って移動したい人におすすめ！

南海本線の特急列車ラピートを利用すると、かならず座って移動できることが大きなメリットです。南海なんば駅での乗り換えは必須ですが、途中で難波エリアに立ち寄ることもできますよ。

旅行気分も盛り上がる特急列車ラピートの利用も、ぜひ検討してみてくださいね。

関西空港から梅田まで定額タクシーでアクセス！

関西空港から梅田まで、MKグループが京都・大阪・神戸などを中心に、定額制で運営しているタクシーを利用する方法もあります。身軽に梅田までアクセスしたい方に、ぴったりの方法ですよ！

ここでは、関西空港から梅田エリアまで、定額タクシーを利用してアクセスする方法をご紹介します。

約50分でアクセスでき、目的地の前まで向かえる！

関西空港から梅田エリアまで、高速道路を利用して約50分でアクセスできます。関西空港から梅田までは約50キロの距離があるため、一般道の信号待ちや渋滞などを考慮すると、高速道路を利用するのが賢明でしょう。

また、定額タクシーは関西空港から目的地まで直行するため、途中でどこかに立ち寄ることはできません。そのため、梅田エリアにアクセスする場合は、必然的に高速道路を利用することになるでしょう。

梅田エリアまでの金額は14,800円から！

梅田エリアまでの料金は、片道で1台14,800円から。高速道路や連絡橋などの有料道路通行料を利用する場合は別途支払いが必要なため、ルートや目的地に応じて料金が異なります。

また、深夜・早朝（22時から翌5時）の場合は料金が2割増しになったり、お迎え時の駐車料金が加算されたりするため、予約時に費用をよく確認しましょう。

メーター料金制の通常タクシーの場合は、目的地に到着するまで料金が分からず不安になることもありますが、定額制であれば事前に費用が分かるため予算を調整しやすいこともうれしいポイントですね。

定額制タクシーを利用するときは、関西国際空港もしくはMKタクシーの公式ホームページから事前予約が必要です。ネット予約の場合は利用前日の17時までに申し込む必要があり、17時を過ぎた場合は電話で予約しましょう。

また、乗車する人数や荷物の大きさにあわせて、予約時に利用する車種を選べます。（車種によって追加料金あり）最大5名まで乗車できる車種が用意されているため、配車された車に乗り込めなかったり荷物が積み込めなかったりという心配もありませんよ。

予約したタクシーは予約者専用の乗り場から乗車！

予約したタクシーは、予約車専用のタクシー乗り場から乗車します。

• 第1ターミナル：1・7番のタクシー乗り場（国際線・国内線到着フロア前）
• 第2ターミナル：タクシー乗り場（国際線到着フロア前）

関西空港はタクシーのレーン進入制限があり、国際線は飛行機到着時刻の40分後、国内線は飛行機到着時刻の20分後以降の時間を指定する必要があります。

それよりも早い時間を指定しても予約車レーンに進入できないため、よく確認してから予約しましょう！

関西空港から定額タクシーで移動するメリット＆デメリット

メリット

• 身軽で快適に移動できる
• 定額制なので予算が分かる
• 目的地の目の前までアクセスできる

デメリット

• ほかの方法に比べ料金が高い
• 渋滞に巻き込まれることがある
• 時間帯によっては追加料金が加算される

タクシーは移動の負担を最小限にしたい人におすすめ！

タクシーは目的地の目の前までアクセスできたり、荷物を持った移動がなかったりと、もっとも身軽に移動できる方法です。

定額制であれば乗車する前にある程度の料金が把握でき、渋滞によって料金が上がることもないため、利用しやすいのではないでしょうか。

長時間のフライトで疲れた方や、荷物が多い方は、ぜひ定額制タクシーの利用も検討してみてくださいね。

目的に合わせて関西空港から梅田に行こう！

本記事では、関西空港から梅田まで、空港リムジンバス、電車、タクシーの行き方をご紹介しました。
それぞれメリットやデメリットはありますが、1番おすすめの空港リムジンバス。荷物を持った移動がないだけでなく、便数も多いのでそれぞれのスケジュールに合わせて移動できるのがメリットです。

移動費を節約してアクセスしたい方は、電車がおすすめです。乗車する列車によっては乗り換えもないため、快適に梅田までアクセスできますよ。特急列車の指定席を購入して、旅行気分を盛り上げるのもいいですね。

空港リムジンバスや電車の時間に間に合わない方や、身軽に移動したい方は、タクシーでの移動がおすすめ。価格は高くなるものの、快適に自分のペースで移動できますよ。

それぞれのメリット・デメリットを確認した上で、ぴったりの移動手段で梅田までの移動を楽しんでくださいね。

cover photo by Unsplash