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ブラーノ島はイタリアにある世界遺産の絶景スポット!見どころや行き方などを解説

イタリア・ヴェネツィア近くの有名観光スポットといえばブラーノ島。1987年に「ヴェネツィアとその潟」として世界遺産に登録されています。 この記事では、ブラーノ島の見どころやアクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひブラーノ島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

イタリア・ヴェネツィア近くの有名観光スポットといえばブラーノ島。1987年に「ヴェネツィアとその潟」として世界遺産に登録されています。

この記事では、ブラーノ島の見どころやアクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひブラーノ島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

ブラーノ島の基本情報

photo by Unsplash

ヴェネツィア周辺の代表的な観光スポットとして大人気の、ブラーノ島。まずは、ブラーノ島の歴史や特徴などの基本情報を解説します。

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ブラーノ島とは?

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ヴェネツィア本島から船で40分ほど離れた場所にあるのが、ブラーノ島です。ヴェネツィア全体の人口60,000人のうち3,000人が暮らす、中規模の島です。

色とりどりのペンキで塗られた街並みと、伝統工芸のヴェネツィアンレースの産地として有名です。

ブラーノ島の特徴

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ブラーノ島を有名にしたのは、そのユニークな街並みとレース細工です。必見はやはり街並み!霧が立ち込める冬、ブラーノ島の漁師が自分の家を簡単に見分けられるようカラフルに塗ったのが始まりと言われています。

隣同士の家は違う色で塗る、色の変更を行うときは当局に連絡が必要、などいろいろなルールが守られた上で、街並みが維持されています。まるで童話の中から抜け出してきたようなカラフルさは、見ていて飽きません。おすすめの写真スポットは、時々見えてくる運河の橋!ぜひ渡って、写真を撮ってみては。

photo by Unsplash

同じヴェネツィアエリアにあるムラーノ島は、ヴェネツィアンガラスの生産地として有名です。一方、ブラーノ島の特産は手編みのヴェネツィアンレースです。

漁業で生計を立てる家庭が多かったブラーノ島。他にお金を稼ぐ手段として、漁業の家庭の主婦たちを中心にレース編みが作られたと言われています。とても繊細で美しいレース細工は、魚網の修繕の技法が元になったのです。

ブラーノ島が世界遺産なのはなぜ?

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1987年にユネスコ世界遺産に登録されたのは「ヴェネツィアとその潟」。ヴェネツィア地域が丸ごと世界遺産になっていて、ブラーノ島もその中に含まれています。

ヴェネツィアというと、サンマルコ寺院やパラッツォ・デュカーレで有名なヴェネツィア本島を思い浮かべる人も多いでしょう。しかしヴェネツィアは、本島を中心にした周辺の島々で構成される地域のことを言います。

ヴェネツィアは元々、潟でした。異民族の侵略から逃れるため、居住に適さない土地へ無数の杭を打ち込んで島を作ったのがヴェネツィアの始まりです。本島やその周辺にある島を橋や船で繋ぎ、現在のヴェネツィアの街が作られました。

ブラーノ島観光の見どころ

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ブラーノ島は、小さな島です。1〜2時間もあれば、ぐるりと島をめぐることもできます。しかしそこら中が格好の写真スポットとなっているので、旅のプランをある程度立てておかないと、写真ばかり撮っていて肝心の見どころへは行けなかった……と言うことになりかねません。

ここでは、ブラーノ島で見ておきたい人気スポットの見どころをまとめました。

鐘楼(Il Campanile Storto)

photo by Unsplash

ブラーノ島の中心にあるのが、サン・マルティーノ教会です。その隣でひときわ目立つのが、傾いた鐘楼です。

鐘楼は高さが53mもあります。島に住む漁師が漁から帰るとき、島の目じるしとして建てられたと言われているほどです。

photo by Unsplash

元々潟だった弱い地盤の上へ塔を建てたため地盤沈下が激しく、傾いた鐘楼となっています。しかしその傾いた姿がユニークだと評判をよび、今では多くの観光客が写真を撮る絶好の写真スポット!ブラーノ島を訪れたらぜひ見てみてくださいね。

サン・マルティーノ教会(San Martino Vescovo)

Italy-1647 - Church of San Martino by Dennis Jarvis is licensed under CC BY-SA 2.0

ブラーノ島で最も大きな教会が、サン・マルティーノ教会です。

14世紀に建てられたあとも、度重なる改修が行われたため、異なる時代の建築様式が混ざり合っています。

Di Sailko - Opera propria, CC BY 3.0,

この教会の必見は、ヴェネツィア絵画の巨匠ティエポロの「十字架のキリスト」。躍動感にあふれたタッチは、キリストの最期をドラマチックに描いています。

サン・マルティーノ教会の基本情報

住所

Piazza Baldassarre Galuppi, 20, 30142 Venezia

電話

+39-4-173-0096

営業時間

8:00~12:00、15:00〜19:00

アクセス

水上バス12番でブラーノ停船場下船、徒歩約5分

料金

無料

レース博物館(Museo del Merletto)

Di Presbite - Opera propria, CC BY-SA 3.0,

ブラーノ島の伝統工芸であるレース編み。魚網の修復技法が元になったと言われている美しいレースの数々を集めたのが、レース博物館です。

この博物館は、もともとレース編みを教える学校でした。学校が閉校になったあと、伝統工芸の継承と保存のために博物館としてリニューアルされ、今に至ります。

photo by pixabay

16世紀に作られた作品から、レース編み学校が運営されていた頃の作品や資料を展示。立体的で繊細なレース細工をぜひ、間近でじっくりと観賞してみてください。

必見は、16世紀に作られた豪華な衣装!華麗で美しいレースが施されたドレスは、まさに芸術品です。

レース博物館の基本情報

住所

Piazza Baldassarre Galuppi, 187, 30142 Venezia

電話

+39-041-730034

営業時間

10:00~16:00(最終入場時刻は15:30)

休業日

月曜

アクセス

水上バス12番でブラーノ停船場下船、徒歩約5分

料金

5ユーロ(約795円)

※2023年10月21日のレート、1ユーロ=158.91円で計算

公式サイト

https://museomerletto.visitmuve.it/

ブラーノ島観光に最適なシーズンは?

photo by pixabay

ブラーノ島は、イタリア半島のブーツの形で言うと、後ろの付け根あたりにあります。地中海性気候のため観光シーズンは雨が少なく、カメラ片手に街歩きしやすいスポットです。

ここからは、ブラーノ島観光におすすめの時期について解説します。旅を満喫するためにも参考にしてくださいね。

ベストシーズンは快適に過ごせる4〜5月と10〜11月

photo by pixabay

ブラーノ島へ行くのに最適な時期は、やはり春と秋。雨が少なく気温が安定しています。

また、この時期は観光客も少なめなので、のんびり街歩きをするのに向いています。

ブラーノ島は小さな島で、高い建物も少ない場所です。春や秋でも日中はかなり日差しが強くなります。しかし街中にはさえぎるものがないので、サングラスを忘れずに持っていきましょう。

リーズナブルに楽しめる時期を狙うなら12~1月

photo by Unsplash

12〜1月の冬の時期は気温が下がり雨の日も増えるので、ブラーノ島からも観光客の姿がなくなります。宿泊施設の値段もリーズナブルになるので、お得に観光したい!という人におすすめです。

また、2月と3月はヴェネツィアのカーニバルシーズン。そのため本島だけでなく周辺の島も、ホテルや飲食店の値段が高騰します。カーニバル目当てでなければ、12〜1月の時期に訪れると良いでしょう。

photo by Unsplash

冬でも晴れた日は散歩しやすく、人の姿もまばらです。街並みの写真をたくさん撮りたい人には絶好のチャンス!

また、冬には霧が多くなります。しかし霧に浮かび上がるカラフルな街並みはとても幻想的なので、天気が悪い日でもカメラ片手にぜひ見ておきましょう。

海風がかなりきついので、ダウンジャケットや帽子など防寒対策をお忘れなく!この時期はにわか雨に振られることも多いので、折り畳み傘があると重宝します。

ブラーノ島へのアクセス・行き方

photo by pixabay

ブラーノ島観光の拠点となる都市はヴェネツィア本島。本島からブラーノ島へ行く方法が一般的です。ここでは、水上バス、水上タクシーそれぞれの行き方を解説します。

最も一般的な移動は水上バス

photo by pixabay

ヴェネツィアは本島を含めたたくさんの島で構成されています。そのため、車や電車での移動はできず、ヴァポレットと呼ばれる水上バスで移動します。

水上バスは2つ会社があり、1つは観光客向け高速船のALILAGUNA社。もう1つはヴェネツィア市民の足とも言うべきACTV社です。

路線がたくさんあるのはACTV社の方なので、ブラーノ島を含めあちこちの島をめぐりたいならACTVの水上バスを利用しましょう。

photo by pixabay

旅の拠点となるのはヴェネツィア本島。ここからブラーノ島へ行く水上バスに乗りましょう。

FONDAMENTE NOVE A停留所から、12番水上バスに乗りブラーノ島に着くルートが最も一般的です。1時間に2〜3本の頻度で運行されているので、好きな時間に乗ると良いでしょう。本島からブラーノ島までは、約40分ほどで到着します。

また、サンマルコ広場近くのSan Marco-S.Zaccaria停留所から14番水上バスに乗り、約65分でブラーノ島に行くルートもあります。こちらは本数が1日9本程度とかなり少ないですが、1日かけてブラーノ島にのんびり滞在したい、というときに使ってみるのも良いですね。

料金は75分有効のチケットが、大人1人片道9.5ユーロ(約1,540円)。1日パスが25ユーロ(約3,973円)。チケットは停留所の売り場でも買えますが、オンシーズンには長蛇の列になる場合もあります。ACTV社のサイトから購入して、現地の自動券売機でチケットを発券することもできるので、並びたくない人はオンライン利用を。

最短で向かいたいなら水上タクシー

photo by pixabay

グループ旅行でブラーノ島を訪れるなら、水上タクシーもおすすめです。

タクシー会社や利用するシーズンにより変動がありますが、一般的に、大人4人+スーツケース12個程度までなら、本島から片道155ユーロ(約24,632円)ほどで直行できます。

とにかく楽に旅をしたい!という人や、ヴェネツィアに深夜や早朝に到着するという人には、利用価値が高い移動手段です。

ブラーノ島観光における注意点

photo by Unsplash

ブラーノ島は、多くの観光客が訪れる街。特に夏のシーズンには、バッグやカメラの持ち歩きに気を配りましょう。

最もスリの被害が多いと言われているのは、移動中の水上バスの中です。狙われることのないよう、荷物は体の正面でキープするよう心がけて。

また、2024年春から入島税を払わないと、ヴェネツィア本島への立ち入りができないと言われています。ブラーノ島を含め、ヴェネツィア本島も観光を予定している人は、最新情報をチェックしてから旅のプランを立てると良いでしょう。

ブラーノ島の観光を満喫しよう

おもちゃ箱をひっくり返したような、可愛らしい街並みが魅力のブラーノ島!この記事では、ブラーノ島観光に関する見どころや歴史、アクセス方法などをご紹介しました。

ぶらりと街歩きも良し、カメラで写真を撮りまくるも良しの素敵なスポットです。紹介した情報を参考に、ブラーノ島の観光を満喫してみてくださいね!

※2023年10月21日のレート、1ユーロ=158.91円で計算

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