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【2024年最新】アメリカ・ボルチモアの治安は?危険な地域や注意点を解説

アメリカの中でも治安が悪い都市として知られるボルチモアでは、観光時に注意したい地域やエリアが複数存在します。今回は日本人の出張者や観光客も多いアメリカ・ボルチモアの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報をご紹介します。ボルチモア旅行に訪れる際は、ぜひ参考にしてくださいね。

ライター
NEWT編集部

アメリカの中でも治安が悪い都市として知られるボルチモアでは、観光時に注意したい地域やエリアが複数存在します。

今回は日本人の出張者や観光客も多いアメリカ・ボルチモアの治安について、夜の様子や治安の悪い場所、女性が気を付けたいポイントなど知っておきたい情報をご紹介します。ボルチモア旅行に訪れる際は、ぜひ参考にしてくださいね。

Contents

ボルチモアの治安はいい?悪い?

photo by Unsplash

アメリカでもっとも古い都市のひとつであり、国家や星条旗発祥の地として知られるボルチモア。アメリカ有数の湾岸都市としても有名で、ハイテク産業や重化学工業が盛んに行われています。

在住日本人も多いボルチモアですが、アメリカの他の都市に比べると犯罪率が高く、治安は良くありません。観光地周辺であれば比較的安全なものの、スラム街や廃墟が多いエリアでは傷害事件も多発しているため警戒が必要です。

ここからは、ボルチモアの夜の様子や治安の悪い場所、犯罪被害に遭わないための防犯対策などを解説するので詳しく見ていきましょう。

ボルチモアの夜の治安は?

photo by pixabay

ボルチモアには夜遅くまでにぎわっているレストランやバーも多く、遊びに行きたいという方も多いかもしれません。しかし人通りが少なくなる夜間の時間帯は、犯罪に遭遇する可能性が高くなるため注意が必要です。

ナイトスポットに出かける際は、どんな場所でもひとり歩きは避け、必ず複数人で行動するようにしましょう。ホテルから近い場所であっても、タクシーまたは配車アプリを使って移動するのがおすすめです。

ボルチモアに限らず、スリ・ひったくりなどの被害者には女性が多いと言われています。夜はもちろん、昼間の時間でも周囲に警戒しながら観光を楽しんでくださいね。

ボルチモアで治安が悪いとされる要注意エリア・スポット

ここからは、ボルチモアで治安が悪いとされるエリアやスポットを見ていきましょう。ダウンタウンから北部に行くと治安が良くないため、誤って立ち入らないよう注意が必要です。

また有名な観光スポットが集まるエリアでは、観光客を狙った犯罪も多く報告されています。それぞれのエリアで注意したい犯罪も合わせて解説するので、最後までチェックしてください。

①貧困層が多いダウンタウン北部へは立ち寄らない

Downtown Baltimore by Michael Ostendorp is licensed under CC BY-ND 2.0 DEED

ビジネスマンが行き交うダウンタウンは比較的安全ですが、北部へ行くほど治安が悪くなると言われています。ダウンタウン北部は貧困層が多いエリアで、路上生活をしている方も少なくありません。

治安が悪い場所では銃撃事件や傷害事件といった凶悪犯罪も横行しているため、特別な事情がない限りは立ち寄らないようにしましょう。ダウンタウンを歩いていると誤って北部エリアへ足を踏み入れてしまう恐れもあるので、マップを確認しながら観光すると安心です。

ゴミが大量に落ちている、鉄格子のついた窓が多いなど、危険なエリアかどうかは街の雰囲気で判断できます。少しでもおかしいと感じたら、すぐに退避するようにしてください。

②Cherry Hill(チェリーヒル)エリアでは人通りの少ない場所に注意!

photo by flickr

ボルチモア市内から南に広がるCherry Hill(チェリーヒル)エリア。低所得者向けのアパートが立ち並ぶ住宅街ですが、地元民も警鐘を鳴らすほど治安が良くない場所のひとつです。

地元民が多く観光客は悪目立ちするため、不審者からしつこく絡まれたり金品を要求されたりする可能性もあります。特に人通りの少ない路地や裏道は大変危険なので注意しましょう。

観光であれば立ち寄ることの少ないエリアですが、念のため覚えておいてくださいね。

③Inner Harbor(インナーハーバー)エリアは比較的安全だが十分警戒を

Baltimore Harbor (143/365)  by Andrew Parlette is licensed under CC BY 2.0 DEED

Inner Harbor(インナーハーバー)は、ボルチモア国立水族館やボルチモア海洋博物館など、有名な観光スポットが集まる人気エリアです。近年ではウォーターフロントの再開発が行われており、おしゃれなレストランやカフェも軒を連ねています。

昼夜問わずにぎわいを見せるインナーハーバーは、基本的に安全に観光できると考えて問題ありません。街はきれいに整備されており、警備体制もしっかりしているので子連れでも安心でしょう。

とはいえ、人が多く行き交う場所では知らない間にスリ被害に遭う可能性もあります。貴重品はチャック付きのカバンに入れる、短時間でも荷物から目を離さないなど、基本的な防犯対策は心がけるようにしてください。

ボルチモアで観光客が被害に遭いやすい犯罪は?

ボルチモアで観光客が被害に遭いやすい犯罪は、スリ・強盗、傷害・暴行事件、ホームレスや不審者とのトラブル、の3つです。

ほかのアメリカの都市と比べて観光客が少ないボルチモアでは、旅行者を狙った犯罪も多発しています。歩いているだけで犯罪に巻き込まれる可能性もあるので、周囲に警戒しながら観光を楽しみましょう。

①スリ・強盗

photo by pixabay ※画像はイメージです

ダウンタウンやインナーハーバーといった人混みでは、スリやひったくりなどの盗難犯罪に注意してください。開けっぱなしのリュックに入れた貴重品は特に盗まれやすいので、身体の前で持てるミニバッグを用意するのがおすすめです。

また、ズボンの後ろポケットに携帯を入れていると盗まれるリスクが上がるので、こちらもカバンに入れておきましょう。

なお、レストランやカフェでは置き引き被害が多く報告されています。日本では荷物を席に置いたまま注文することも多いですが、ボルチモアでは目を離した一瞬の隙に荷物を奪われるケースも。短時間であっても荷物は必ず携帯し、目の届く範囲で管理してくださいね。

②傷害・暴行事件

photo by pixabay ※画像はイメージです

貧困層や地元の若者が多い地帯では、傷害事件や暴行事件に警戒が必要です。アメリカは銃社会なので、銃を使って脅されたりテロ事件に遭遇したりする可能性もゼロではありません。

不審な行動をしている人を見かけたらすぐにその場を離れ、警察署や人通りの多い場所まで退避しましょう。

また、万が一傷害事件や暴行事件を見かけても、興味本位で近づくのは絶対に控えてください。犯人が逆上して襲ってくる恐れもあるので、少し離れた場所から警察に通報すると良いでしょう。

③ホームレスや不審者とのトラブル

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ボルチモアでは、ダウンタウン周辺であってもホームレスを見かけることが多くあります。必ずしも危険というわけではありませんが、もし声をかけられても相手にしないことが大切です。しつこく絡まれた場合も、危害を加えてこない限りは無視して問題ありません。

また、観光客というだけで不審者から声をかけられるケースも多発しています。特に女性の場合はナンパ目的で声をかけてくる場合もあるため、十分注意してください。

知らない人物から話しかけられても絶対についていかず、危険を感じたら大声で叫んで周囲に助けを求めましょう。

ボルチモアで被害に遭わないための防犯対策

つづいて、ボルチモアで犯罪被害に遭わないための防犯対策をご紹介します。どれも基本的なことばかりなので、渡航前にしっかり確認しておいてくださいね。

①早朝・夜間のひとり歩きはしない

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ボルチモアに限らず、人通りが少なくなる早朝や夜間の時間はそれだけで犯罪に巻き込まれやすくなります。男女問わず薄暗い時間帯のひとり歩きは控え、なるべくホテルで過ごすようにしてください。

昼間は活気あふれるインナーハーバーも、夜間になると閑散とした雰囲気になるので、ディナーの後は不用意に歩き回らないようにしましょう。

②徒歩での移動は控える

Baltimore Flatiron by urbanfeel is licensed under CC BY-ND 2.0 DEED

ボルチモアを観光する際は、近い距離であっても徒歩での移動はおすすめできません。タクシーや配車アプリも多く走っているので、なるべく安全な手段で移動しましょう。

路面電車やバスといった公共交通機関もありますが、混雑する時間帯にはスリ被害に遭う可能性もあります。とくにボルチモアの路線バスは、低所得層の地元民が多いとされているため、可能な限り利用は避けたほうが良いでしょう。

③治安の良い場所のホテルを選ぶ

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ボルチモアへ旅行する際は、治安の良いエリアのホテルを選ぶことが大切です。ダウンタウンやインナーハーバー付近は夜間でも比較的安全なので、宿泊する際はこのエリアのホテルを選んでください。

また、ホテルでの置き引きやスリ被害もゼロではないので、多少費用が高くても良いホテルに宿泊するのがおすすめです。ホテル選びの際は、周囲の犯罪状況や口コミも確認しておきましょう。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在アメリカ合衆国日本国大使館では毎年、安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。

ワシントンDC、メリーランド州、バージニア州在住者を対象としていますが、防犯対策や緊急時の対処法など旅行者にも役立つ情報が満載なので、渡航前に確認するようにしましょう。

ボルチモアで犯罪の被害に遭ってしまった時の連絡先

最後に、ボルチモアで犯罪被害に遭った場合の緊急連絡先をお伝えします。万が一の時に備え、事前に携帯に登録しておきましょう。

緊急通報先

photo by pixabay

ボルチモアでは、警察・消防・救急の連絡はすべて911でつながります。傷害事件や強盗事件など緊急事態が起きたら911を回し、オペレーターに事情を説明してください。最寄りの警察署がある場合は、通報前に駆け込んで問題ありません。

在アメリカ合衆国日本国大使館

ボルチモアには、ほかのアメリカの都市とは異なり日本総領事館が存在しません。パスポートを紛失した、日本に帰国できなくなったなどのトラブルに遭った場合は、ワシントンにある在アメリカ合衆国日本国大使館が窓口となります。電話連絡も可能なので、手続きで困っている場合は一度相談してみましょう。

在アメリカ合衆国日本国大使館

  • 住所:2520 Massachusetts Ave., NW, Washington, D.C. 20008
  • 電話:202-238-6800
  • mail: emb-ryoji@ws.mofa.go.jp
  • 公式サイト:www.us.emb-japan.go.jp

治安情報をチェックしてボルチモア旅行を楽しもう!

ボルチモアは他のアメリカの都市と比べて犯罪発生率が高いため、観光時は細心の注意をはらって過ごすことが大切です。女性の場合は、夜のひとり歩き、公共交通機関の利用、観光客が少ないローカルエリアは避けると安心でしょう。

日本とは異なる国に来ていることを意識して、安全にボルチモア旅行を楽しんでくださいね!

 

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

cover photo by pixabay

 

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