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ケベックシティは旧市街全体が世界遺産のカナダの街!観光スポットやアクセスを紹介

カナダ東部に位置する古都・ケベックシティ。フランス語圏に属し、ヨーロッパの雰囲気が色濃く残る旧市街は、街全体が世界遺産にも登録されています。この記事では、​​ケベックシティ旧市街の観光スポットやアクティビティ、アクセス方法や観光の注意点などを解説!ケベックシティへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

カナダ東部に位置する古都・ケベックシティ。フランス語圏に属し、ヨーロッパの雰囲気が色濃く残る旧市街は、街全体が世界遺産にも登録されています。この記事では、​​ケベックシティ旧市街の観光スポットやアクティビティ、アクセス方法や観光の注意点などを解説!ケベックシティへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

ケベックシティの基本情報

photo by Unsplash

世界遺産にも登録されている美しい街並みを持つケベックシティは、どんな歴史を持つ街なのでしょうか?まずは、ケベックシティの歴史や特徴などの基本情報を解説します。

ケベックシティとは?

Ville de Québec by sayo ts is licensed under CC0 1.0 DEED

カナダのケベック州にあるケベックシティ。中でも旧市街は街全体が世界遺産に登録されています。フランスの文化が色濃く残り、「北米のパリ」とも呼ばれる人気の観光地です。

古い街並みと建物、石畳の道などが昔ながらのフランスらしさをかもしだしている様子は、ケベックシティの魅力そのものです。

ケベックシティの歴史と街の特徴

photo by Unsplash

カナダ東部にあるケベック州は、先住民のアルゴンキン族が”水の合流点”を意味するチェベケと呼んでいたことが名前の由来になっています。

ケベック州の州都で、セント・ローレンス川とサン・シャルル川が合流する川沿いにあるケベックシティは、フランスとイギリスが植民地化を巡り覇権を争っていた時代の影響から、ダイヤモンド岬と呼ばれる絶壁の上に築かれたアッパー・タウンと、崖下のロウワー・タウンに分かれています。城壁に囲まれた旧市街は、北米で唯一現存する城壁都市として現在は街全体が世界遺産に登録されています。

カナダでは英語とフランス語が公用語ですが、ケベックシティはフランス語圏に属しており、旧市街の街並みには中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残っています。

ケベックシティ観光の見どころ6選

photo by Unsplash

歴史的な建造物が多く、街歩きをするだけでも楽しいケベックシティ。街がコンパクトなので、徒歩で気軽に観光できるのも魅力のひとつです。ここでは​ケベックシティを訪れたら必ず立ち寄りたい有名観光スポットからインスタ映えが狙える絶景ポイントまで、人気の観光スポットをご紹介します。

エスプラナード公園

photo by pixabay ※画像はイメージです

アッパー・タウンの城壁にある、ドフィーヌ門とサンルイ門の間に広がっている公園です​​。小高い丘の上にあるため、天気の良い日はセント・ローレンス川や街のランドマーク、フェアモント・ル・シャトー・フロンテナックが見下ろせる絶景スポットとして知られています。

最近では、日本でも人気のある韓国ドラマ『トッケビ』のロケ地として知られており、ドラマの中に登場した公園内にある噴水前で記念撮影を楽しむ観光客の姿も多く見られます。

プチ・シャンプラン通り

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ケベックシティを建設したフランスの探検家サミュエル・ド・シャンプラン​​からその名が付けられたプチ・シャンプラン通り。プチ・フランスとも呼ばれる、ケベックシティの中でもとくにフランス植民地時代の雰囲気を残しているケベックシティ歴史地区​​にあります。

北米最古の繁華街としても知られる長さ300メートルほどの石畳が続くこの通りには、ケベックシティらしい雰囲気のある飲食店やカフェ、みやげ物店が50軒以上も集まっています。どこを写してもインスタ映え確実のスポットですが、なかでもクリスマスシーズンは通り全体がライトアップされ、中世のヨーロッパに紛れ込んだような気分を味わうことができますよ!

フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック

photo by pixabay

ケベックシティのランドマークとなっている、フェアモント・ル・シャトー・フロンテナック​​は、実は現在も稼働しているホテルです。数多くの映画やドラマの舞台として使われており、世界中のセレブたち愛用のホテルとしても知られています。創業は1893年で、フレンチロマネスク調​​の建物はそれだけでも見る価値がありますが、ここから見下すセント・ローレンス川を含む風景はまさに絶景です。

予算的に宿泊は厳しい!という場合もご安心を。ホテル内には宿泊者以外も利用できるレストランやバーがあるほか、ミュージアム、そしてスターバックスもありますよ!

首折り階段

photo by Unsplash

首折りという何やら恐ろしげな名前が付けられた階段ですが、実際にはアッパー・タウンとロウワー・タウンを結ぶ、モンターニュ坂の途中からプチ・シャンプラン通りへ続くごくありふれた階段です。

首折りの名前の由来は、建設当初は今より階段の勾配がきつく、もし落ちたら首が折れてしまいそうだという意味をこめてそう呼ばれるようになったと伝えられています。現在は修復されて当時より勾配は緩やかで、階段の両側には雰囲気のよい店が連なっているので散策が楽しめますよ!

ケベック州議事堂

Marc-Lautenbacher, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

1886年に建築されたケベック州議事堂は、火成岩が多く使われていることで独特のモザイク模様になっているフランス・ルネッサンス様式の建物です。ケベック州の歴史に残る22人の人物の銅像があるほか、ケベック州のモットー「Je me souviens(わたしは忘れない)」という言葉が刻まれたレリーフがあるなど、観光ポイントも数多くあります。

建物のシンボル的存在ともなっている高さ約50mの中央尖塔は展望台になっているほか、夏には館内の無料ガイドツアーが催行されています。レストランやみやげ物店も入っているので、ケベックシティ観光で訪ねておきたいスポットのひとつです。

ノートルダム大聖堂

Marc-Lautenbacher, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons

アッパー・タウンに建ち、聖母マリアの生涯を描いた美しいステンドグラスがあることでも知られるノートル・ダム大聖堂。350年の歴史をもち、サミュエル・ド・シャンプラン​​といった、ケベックシティの歴史を語る上で欠かせない歴史上の人物たちもここに眠っています。

英仏による覇権争いの歴史を表すように、何度も破壊と再建が繰り返され、現在の建物は1925年に建立されたものです。聖堂内には、ルイ14世から贈られた祭壇のランプなど貴重な美術品があることでも知られています。

ケベックシティ観光に最適なシーズンは?

photo by pixabay

街歩きを楽しみたいケベックシティには、気候が最適なシーズンに訪ねたいですね。そこでケベックシティ観光のベストシーズンについて、詳しく解説します。

ベストシーズンは快適に過ごせる6〜10月

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ケベックシティの観光のベストシーズンは、夏から秋にかけてです。湿度は多少高い傾向がありますが、日本と比較すると真夏でも平均気温は26度前後とやはり涼しいです。日照時間も長い夏はイベントも数多く開催されるため、活気に満ちた街の様子が楽しめます。

そしてカナダといえば、やはりはずせないのが紅葉です。ケベックシティ周辺の紅葉の季節は9月下旬~10月上旬​​なので、ケベックシティ観光のついでに少し足を伸ばして紅葉鑑賞を楽しみたい場合には、この時期がおすすめです。

観光客が少ない時期を狙うなら12~3月

photo by Unsplash

11~3月は平均最低気温が氷点下を下回るほど寒くなるため観光には不向きですが、美しい街並みが雪景色に彩られる風景は、この時期に訪れた観光客しか見ることができないまさにギフトです。特にクリスマスシーズンは街中がライトアップされ、その美しさは格別です。

ただし、この時期に訪れる際にはしっかりとした防寒対策は必須!厚手のコート、マフラー、手袋、帽子、そして降雪も多いのでスノーブーツを用意すると安心ですよ。

ケベックシティ観光には何日必要?

photo by Unsplash

街中すべてがインスタ映え!ともいえるケベックシティなので、見どころが多すぎて何日でも滞在したいところですが、限られた日程の中ではそうもいきません。そこでケベックシティ観光に必要な日数について、解説します。

主要観光スポットを駆け足で回るなら1日でも大丈夫!

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ケベックシティは小さな街なので、アッパー・タウンの旧市街の主要観光スポットは徒歩でめぐることができます。そのため旧市街の雰囲気を楽しみながらサクッと巡るだけなら、1日でも十分楽しめます。

ロウアー・タウンを含め、気になる店に立ち寄ったり、観光スポットの館内ツアーなどに参加する場合にも、3日あれば十分です。その場合には6~9月頃、毎朝10時から行われるシタデルでの徴兵交代​​を見学したり、少し足を伸ばして対岸にあるオルレアン島​​や、モンモランシーの滝​​の観光などを楽しんではいかがでしょうか?

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

photo by pixabay ※写真はイメージです

ケベックシティを効率的に観光するためには、オプショナルツアーの利用も便利です。歩いてこそ街の魅力を感じられるので、ウォーキングや自転車によるツアーがおすすめです!古い石畳が続く街なので動きやすい服装で参加しましょう。

そのほかにはフェアモント・ル・シャトーフロントナックやケベック州議事堂を巡るツアーなど、館内ツアーが提供されている観光スポットもあります。

ケベックシティへの行き方

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日本からケベックシティへアクセスする場合、カナダ国内の玄関口となるのはトロントとモントリオールです。この2つの都市からケベックシティにアクセスする方法を解説します。

トロントからのアクセスなら飛行機が便利

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カナダ東部に位置するケベックシティへの玄関口となるのは、トロントとモントリオールです。トロントシティ空港からケベック・ジャン・ルサージ国際空港への所要時間はおよそ1時間30分です。ただし、空港からケベックシティまではタクシー移動が基本で、料金は固定で34.25カナダドル(約3,738円)、所要時間は20分ほどです。

モントリオールからのアクセスなら鉄道が便利

photo by Unsplash ※写真はイメージです

モントリオールからの移動なら、鉄道(Via Rail)やバスの利用が便利です。モントリオールのセントラルステーション(La gare centrale)からケベックシティー(La Gare du Palais)までの所要時間はおよそ3時間20分ほどで、料金はエコノミーかビジネスクラスか、そして発着時間により異なりますが、目安はエコノミーで133カナダドル(約14,514円)です。

モントリオールからはバスも利用できる

photo by Unsplash

モントリオールからの移動でおすすめなのが、バスの利用です。Orleans Expressというバスがケベックシティーまで直通で出ており、所要時間は3時間ほどです。料金は41.05カナダドル(約4,480円)からです。

ケベックシティ観光における注意点​​

photo by pixabay

ケベックシティは小規模な観光都市であり、州都であるため政府機関も多くあります。周囲には大学も多いことから学園都市としての一面もあるので、治安は比較的安定しています。ではケベックシティ観光では、どんな点に注意が必要なのでしょうか?

公用語はフランス語!若い人には英語も通じる

photo by pixabay ※写真はイメージです

ケベックシティが属するケベック州の公用語は、フランス語です。とりわけケベックシティの住人はフランス文化に対する誇りを持っており、街の看板やレストランのメニューもフランス語表記が目立ちます。

高齢者はフランス語しか話さない人の割合も高めですが、若い人は英語とのバイリンガルの人も多いので、フランス語が理解できなくても観光に困ることはないはずです。しかし多くの人が日常的にフランス語を使っているので、挨拶程度のフランス語を覚えていくと、地元の人とのコミュニケーションがスムーズになるかもしれません。

ケベックシティの観光を満喫しよう

この記事では、ケベックシティ観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。カナダで最も美しいと称される街並みを、1度は実際に歩いてみたいもの。ぜひ紹介した情報を参考に、ケベックシティ観光を満喫してみてくださいね!

※記事内の価格は2023年11月3日のレート、1カナダドル=109.13円で計算しています。

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