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布引の滝は神戸の大人気観光スポット!行き方やおすすめのハイキングコースを解説

神戸屈指の名勝地として知られ、日本の滝百選にも選ばれている布引の滝。豊かな森林に囲まれており、大胆な水の流れを見ながらリラックスした時間を過ごすことができます。この記事では、布引の滝の特徴やハイキングコースをはじめ、見どころやベストシーズン、行き方などを神戸在住の筆者が徹底解説!ぜひ布引の滝へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
Nana

神戸屈指の名勝地として知られ、日本の滝百選にも選ばれている布引の滝。豊かな森林に囲まれており、大胆な水の流れを見ながらリラックスした時間を過ごすことができます。

この記事では、布引の滝の特徴やハイキングコースをはじめ、見どころやベストシーズン、行き方などを神戸在住の筆者が徹底解説!ぜひ布引の滝へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

布引の滝の基本情報

Nunobiki Falls - Ontaki by Daniel Ramirez is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

日本の滝百選のほか、那智滝・華厳滝と並び日本三大神滝のひとつにも数えられている布引の滝。まずは、神戸の絶景を楽しめると話題を集める布引の滝の基本情報を解説します。

布引の滝とは?

Nunobiki Falls - Mentaki by Daniel Ramirez is licensed under CC BY 2.0 DEED

布引の滝とは、JR・新神戸駅の山側にある生田川中流にかかる滝です。雄滝(おんたき)・雌滝(めんたき)・夫婦滝(めおとだき)・鼓ヶ滝(つつみがだき)という4つの滝の総称で、新神戸駅から約100メートル北に雌滝、さらにその200メートル上に雄滝があります。

滝の水源は摩耶山の奥にある六甲山系の獺(かわうそ)池で、生田川の上流・下流を経て海に流れているんですよ。

ちなみに布引という名称は、滝から流れる水がまるで布が垂れているように見えることから名付けられたんだとか。実際に緑に囲まれた雌滝は布のように美しく、上品な雰囲気を感じられます。

布引の滝の特徴

Nunobiki Falls by emilianodesantiago is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

布引の滝の最大の特徴は、なんといっても激しくダイナミックな水の流れ。なかでも雄滝は落差43メートルを誇る名瀑で、見ているだけでも圧倒されてしまいます。

また、JR・新神戸駅から徒歩数分という立地の良さも魅力で、気軽にハイキングを楽しめるスポットとしても人気です。緑豊かな自然に囲まれた布引の滝は、まさに都会のオアシスと言えるでしょう。

布引の滝のハイキングコースと所要時間

Nunobiki Falls Trail by Daniel Ramirez is licensed under CC BY 2.0 DEED

布引の滝には複数のハイキングコースがありますが、雄滝や雌滝を含む4つの滝を楽しむだけなら、往復30分で新神戸駅まで戻ることが可能です。道も比較的整備されているので、ハイキング初心者でも安心して歩けるでしょう。具体的なハイキングコースについては、下記をご覧ください。

〈ハイキングコース〉
JR・新神戸駅→レンガ造りの砂子橋→分岐点(右の階段を上ると雄滝方面、左の道を行くと雌滝方面)→左の道に約5分進むと雌滝に到着→雌滝をさらに5分進むと鼓ヶ滝→さらに5分奥に進むと夫婦滝と雄滝に到着→案内標識に従って新神戸駅へ

体力に余裕がある場合は、雄滝を少し進んだ場所にある見晴らし展望台や猿のかずら橋に立ち寄ってみるのもおすすめですよ。

布引の滝から布引ハーブ園までのハイキングもおすすめ

RIMG0022 by Tamago Moffle is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

ハイキング上級者の方は、布引の滝から布引ハーブ園までのコースに挑戦してみては?約3キロメートル・3時間ほどのハイキングコースで、布引貯水池(布引ダム)を経由して神戸布引ロープウェイ・ハーブ園山頂駅を目指します。

基本的には標識に従って登っていけば到着するため、道に迷う心配もありません。森林に囲まれた道を通っていくので、良い気分転換にもなりそうですね。

布引ハーブ園は、神戸の絶景を楽しめる大人気観光スポット。テラス席をそなえたレストランやカフェもあるので、ランチ時に訪れるのもおすすめですよ。

布引の滝がある神戸ってどんな街?

photo by Unsplash

布引の滝があるのは、兵庫県の県庁所在地である神戸市です。全国有数の港町として知られ、都会でありながらも山や海といった自然を感じられるのが大きな魅力。外国人の居留地として栄えた歴史から、異国情緒あふれるおしゃれな建築物も多く、女子旅先としても人気です。

また布引の滝の最寄り駅となるJR・新神戸駅は、新幹線が発着する駅でもあります。遠方から訪れる場合も、アクセスしやすいのがうれしいですね!

布引の滝観光の見どころ

photo by Nana

布引の滝は、雄大な自然と神戸の絶景が広がる人気観光スポット。雄滝を含む4つの滝が有名ですが、見どころは名瀑だけではありません。ここでは、布引の滝の見どころを詳しく解説するので、ハイキング予定のある方はぜひチェックしてみてくださいね!

高さ43メートルにも及ぶ雄滝は圧巻の迫力!

photo by Nana

布引の滝へ訪れるうえで、雄滝の見学ははずせません。布引の滝の中でも名瀑と言われており、その落差はなんと約43メートル!他4つの滝と比較しても迫力満点で、下から見上げると激しい水の流れを体感することができます。

緑に囲まれ上品な佇まいの雌滝と異なり、雄滝は荒々しい岩肌に堂々と流れる豪快さが特徴です。ザァーッと流れる滝の音色に耳をすませば、自然の壮大さを感じられるでしょう。筆者も実際に何度か足を運んでいますが、滝に近づくと水しぶきを感じられ、とても気持ちよかったですよ。

雄滝が流れる滝壺には夫婦滝もあり、雄滝とはまた違った風情があります。雄滝の目の前にはベンチも用意されているので、ゆっくり座りながら滝を眺めるのもおすすめです。

神戸の市街地や港を望む絶景展望台

Nunobiki Falls by emilianodesantiago is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

神戸の絶景を楽しみたいという方は、雄滝から約5分登った場所にある見晴らし展望台へ足を運んでみましょう。港町神戸の街並みを一望することができ、新神戸駅と布引ハーブ園のちょうど中間地点に位置しています。

展望台からはポートアイランドや神戸空港なども望め、天気の良い日には大阪南港方面の景色も!しかし、樹々に囲まれており視界は狭いため、夜景を見るスポットとしてはあまりおすすめできません。神戸の100万ドルの夜景を眺めたい方は、六甲山の展望台や摩耶山の掬星台へ行ってみてくださいね!

見晴らし展望台にはベンチやトイレもあるので、ハイキング途中の休憩にもぴったりですよ。

サルナシのツルを利用した吊り橋・猿のかずら橋にも注目を

Sarunokazura Bridge by Daniel Ramirez is licensed under CC BY 2.0 DEED

見晴らし展望台を抜けて、奥へ進んでいくと猿のかずら橋に到着します。徳島県三好市にある祖谷のかずら橋を模したと言われており、六甲山の瀬戸内海国立公園編入50周年を記念して造られました。

装飾に使われたサルナシのツルからは自然の力強さを感じられ、その風景はまるで映画の世界に迷い込んだかのよう。パッと見は不安定そうですが、鉄製のワイヤーを使っているので非常に頑丈なつくりとなっています。スリルは味わえないものの、周りの景色を見ながら安心して渡れますよ。

昔ながらのお茶屋で、滝を眺めながら食事を楽しもう

photo by Nana

長時間布引の滝でハイキングを楽しむなら、おんたき茶屋で小休憩を取るのがおすすめです。大正4年創業の歴史あるお茶屋さんで、雄滝から少し上に登った場所に位置しています。

茶屋の窓からは雄大な雄滝を見下せ、滝が流れる音を聴きながらゆっくりと食事を楽しむことが可能。絶景の地として和歌にも詠まれており、外国人観光客も多く訪れています。

湯豆腐や布引ラーメンなど多種多様なメニューが提供されていますが、特に筆者がおすすめしたいのはアツアツのおでん!優しい味のお出汁が染み込んでおり、登山で疲れた身体が癒やされます。ランチにも最適なので、気になる方はぜひ立ち寄ってみてくださいね!

布引の滝観光に最適なシーズンは?

photo by Nana

布引の滝は入場無料で、基本的には1年を通じて楽しむことができます。快適に歩ける季節に訪れるのはもちろんですが、新緑や紅葉など四季の絶景を見られる時期に行くのもひとつ。ここからは、布引の滝の観光にぴったりなベストシーズンを詳しく確認していきましょう。

ベストシーズンは新緑や紅葉を楽しめる夏と秋!

Nunobiki Falls by emilianodesantiago is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

布引の滝は、四季によってさまざまな表情を見せてくれるのが魅力です。特に夏の新緑と秋の紅葉は圧巻のうつくしさを誇り、全国各地から多くの観光客が訪れます。

夏は少々暑いですが、秋であれば道中も快適に過ごせるでしょう。ぜひカメラ片手に写真撮影をしながら、布引の滝の絶景を楽しんでくださいね!

冬には氷瀑を見られるかも!?寒さには十分注意して

photo by Nana

寒いのが得意な方は、12月から2月の冬の時期に訪れるのもおすすめです。冬の匂いを感じる季節は森林にも静けさが広がり、なんとも神秘的な雰囲気が漂います。

特に降雨が続いているときには水量も多くなり、激しい轟音と共に迫力満点の滝を見られるでしょう。寒さが厳しい日には、滝が真っ白に凍結する氷瀑を見られるかも!

布引の滝へのアクセス・行き方

photo by Nana

布引の滝観光の拠点となるのは、JRの新神戸駅です。新神戸駅までは新幹線や電車のほか、車でもアクセスできますよ。ここからは、布引の滝までの詳しい行き方をご紹介します。

JR・新神戸駅から徒歩でのアクセスが一般的

photo by Nana

布引の滝までは、JR・新神戸駅から徒歩(ハイキング)でアクセスするのが基本です。ロードバイクや自転車などでも行けますが、道中は階段も多いので注意しましょう。

30分あれば徒歩で往復可能なので、のんびり景色を眺めながら散策を楽しんでくださいね。

JR・新神戸駅までは地下鉄・車でのアクセスも可能!

photo by pixabay ※画像はイメージです

布引の滝の最寄り駅となる新神戸駅までは、各線三宮駅から徒歩約20分でアクセスできます。

上り坂になるので、極力歩きたくない方は三宮駅で地下鉄の西神・山手線に乗り換え、新神戸駅で下車してください。地下鉄・新神戸駅からJR・新神戸駅までは、案内標識に従い徒歩約5分前後で到着します。

なお、JR・新神戸駅には駐車場があるため、運転免許を保有している方はレンタカーでのアクセスも可能です。

布引の滝観光における注意点

photo by Nana

最後に、布引の滝を観光する際の注意点を解説します。安全かつ快適に観光するためにも、よく確認しておいてくださいね。

動きやすい服装とスニーカーでハイキングしよう

photo by Nana

布引の滝を観光する際は、可能な限り動きやすい服装とスニーカーで訪れるようにしましょう。整備されているとはいえ、ハイキングコースは岩が転がっていたり段差になっていたりと歩きにくい道が続きます。高いヒールやスカートの場合は、動きにくくコケてしまう恐れもあるので注意が必要です。

また冬場に訪れる場合は、ウィンドブレーカーや手袋など防寒対策もしっかり行うようにしてくださいね。

夏は虫刺されや熱中症対策を入念に

Joro Spider by Daniel Ramirez is licensed under CC BY 2.0 DEED

暑さの厳しい夏に観光するなら、虫刺されや熱中症対策を徹底することが大切です。自然が多い分、顔に寄り付く小さな虫が多いので、腕や足はもちろん顔にも防虫スプレーをかけると良いでしょう。

熱中症対策としては、こまめに水分補給をしたり保冷剤を持ち歩いたりするのがポイント。ハイキングコースには自販機もありますが、できるだけ多くの水分を持参するようにしてください。同時に、日焼け止め・帽子・サングラスなど紫外線対策を行っておくと安心ですね。

布引の滝の観光を満喫しよう

この記事では、布引の滝の観光に関する見どころや特徴、アクセスなどをご紹介しました。布引の滝は、都会にいながら自然を感じられる人気観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、布引の滝の観光を満喫してみてくださいね!

布引の滝の基本情報

住所

〒651-0058 神戸市中央区葺合町

電話

078-303-1188(神戸観光局)

営業時間

24時間

休業日

なし

アクセス

JR・新神戸駅から徒歩約10分

料金

散策自由

phoo by Nana

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