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青い池は北海道・美瑛の絶景スポット!見どころやアクセスなどを解説

北海道・美瑛の人気観光スポット・青い池。コバルトブルーが美しい幻想的な絶景スポットで、国内外から観光客が訪れる北海道屈指の人気景勝地です。 この記事では、青い池の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを、北海道出身の筆者が解説!ぜひ青い池へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむ参考にしてくださいね!

ライター
Ayumi Hirasawa

北海道・美瑛の人気観光スポット・青い池。コバルトブルーが美しい幻想的な絶景スポットで、国内外から観光客が訪れる北海道屈指の人気景勝地です。

この記事では、青い池の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを、北海道出身の筆者が解説!ぜひ青い池へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむ参考にしてくださいね!

Contents

青い池の基本情報

Blue Pond by Kanesue is licensed under CC BY 2.0 DEED

北海道・美瑛の絶景スポットとして、近年絶大な人気を誇る青い池。まずは、青い池の基本情報をご紹介します。

青い池とは?

photo by Unsplash

青い池は、その風景写真がApple社製コンピューター・Macの壁紙に採用されたことにより、国内のみならず世界中から一気に注目を集める存在となった人気の景勝地です。正式名称は、白金青い池(しろがねあおいいけ)と言います。

神秘的なコバルトブルーの池の周囲を豊かな森林が囲み、美しい池に立つ枯れたカラマツが幻想的な雰囲気を醸し出しています。

また、四季によって変化する表情も魅力的です。春はグリーンに近い不思議な青色、夏はいきいきとした木々の緑、秋には紅葉、そして冬には凍った池の上に雪がつもり、幻想的な銀世界となります。

青い池が青く見える理由

photo by Ayumi Hirasawa

青い池の成り立ちは意外で、昭和63年に噴火した十勝岳から出る火山泥流を防ぐ工事をした際、美瑛川に置かれたブロック堰堤に川の水が溜まったことからできた人造湖が今の青い池です。

美瑛川周辺にあるびえい白金温泉や白ひげの滝などには、アルミニウムや硫黄、石灰成分を含む水が流れており、それが美瑛川の水と掛け合わさることで、コロイドという超微細な粒子が生成されます。そこに降り注いだ太陽光がその粒子によって散乱することで、池の神秘的な青さを生み出している、というのがメカニズムです。

青い池のある美瑛ってどんな町?

photo by Unsplash

青い池がある北海道・美瑛町は、札幌から北東に車で約2時間半、旭川から南に車で約30分の位置にある町です。南には富良野市があり、毎年多くの観光客が富良野市と美瑛町をあわせて訪れます。

そんな美瑛町には、青い池以外にも北海道ならではの美しい自然が楽しめる観光スポットがたくさん。四季彩の丘、ケンとメリーの木、白ひげの滝、十勝岳、マイルドセブンの丘など、全国的にも有名な景勝地も含め、多くの絶景スポットがあります。

青い池観光の見どころ

photo by Ayumi Hirasawa

青い池はここにしかない絶景を楽しめるスポットです。また、季節や時間帯によっても表情が変わる、訪れるたびに違う魅力を味わえるスポットでもあります。青い池をもっと楽しむための見どころについて紹介します。

最も美しい青色が見れるのは「晴れた日の昼過ぎ」

photo by Ayumi Hirasawa

「こんなに美しい青色の景色は見たことがない!」と感動する人がたくさんいる一方で、「思っていたより全然青くなかった…」と落胆する人も見かける青い池。青い池は池の水自体が青いのではなく、前述したとおり水の中の粒子に太陽光が反射することで青色に見えているため、太陽の光が注いでいるかどうかが美しい青色を見れるかどうかのカギとなります。

そのため、最も美しい青色を見ることができるのは晴れた日です。さらに、直近で雨が降った日がある場合は池の水が濁り、一番美しい青色は見られない可能性があります。

そして晴れた日の中でも、最も美しい青色を見ることができる時間帯は昼過ぎ。およそ昼13時頃に太陽は一番高い位置に上るため、水面が最も輝く状態を見ることができます。

季節によって異なる色合いが美しい池と木々

photo by Unsplash

青い池の魅力は、池の青い色だけではありません。池を囲む木々の色の変化や、その木々が映し出された池の表情の変化など、四季折々の美しさを味わうことができます。

春は雪解け水が池に流れ込む影響から、年間を通しても珍しい緑がかったブルーに。夏は晴天が多く日差しが強いことに加えて、無風で池の表面に波が立たないという好条件の日が多いことから、ひときわ美しいライトブルーに。池の周りの木々の青々とした緑とのコントラストも爽やかです。

秋は紅葉が湖面に反映し、春や夏とは異なる魅力が味わえます。そして、まだ湖水が凍結しない初冬は、池の青色と木々に降り積もる雪の白色のコントラストがとても美しいです。

冬限定の幻想的なライトアップ

photo by Unsplash

真冬になると池の水は凍結し、その上に雪が降り積もり、あたり一面が銀世界へと変わります。この期間、池の青色を見ることはできませんが、ライトアップが行われます。

カラマツの影、光に染まる降雪など、青い池で行われるライトアップならではの幻想的な風景のほか、さえぎるもののない大自然の中ならではの星空なども楽しむことができます。

なお、ライトアップは例年11月から翌年4月まで行われます。詳しい開催期間は公式サイトをご確認ください。

青い池観光に最適なシーズンは?

美瑛の青い池 by ezorisu is licensed under CC BY 2.0 DEED

青い池を訪れるのであれば、やはり最も美しい青色が見られるシーズンに訪れたいところ。一方で、見どころでお伝えしたように、季節によってさまざまな景色を見せてくれるのが青い池の魅力でもあるので、その違いもおさえたうえでぜひ訪れてみてください!

ベストシーズンは5月中旬から6月下旬

美瑛の青い池 by ezorisu is licensed under CC BY 2.0 DEED

青い池らしい、目の覚めるようなライトブルーを見たいなら、ベストシーズンは5月中旬から6月下旬です。この時期は晴れる日が多く、強い日差しが降り注ぐことに加えて、風もほとんど吹かないため、美しいコバルトブルーの景色を見られる確率が高いです。

気温も最高気温は20℃近くまで上がり、観光しやすい爽やかな気温です。薄手のコートやジャケットをはおるのがちょうどよい装いです。

観光客が少ない時期を狙うなら9月・10月

photo by Ayumi Hirasawa

青い池を含め、美瑛を訪れる観光客が最も多いのは夏です。観光客が少ないオフシーズンを狙うのであれば、9月と10月がおすすめ。例年10月上旬には紅葉、10月下旬にはカラマツの紅葉が見ごろを迎え、池の青色とともに楽しむことができます。

青い池観光の駐車料金と所要時間

photo by Unsplash

青い池への入場に際して、入場料は無料ですが、駐車料金がかかります。観光の所要時間もあわせてチェックしていきましょう。

青い池では駐車料金が必要

photo by pixabay ※画像はイメージです

青い池では入場料は発生しませんが、レンタカーやバイクで訪れる場合、駐車料金を支払う必要があります。料金は一般車 500円、バイク 100円となっています。

青い池観光に要する時間 

photo by Unsplash ※画像はイメージです

青い池の観光に必要な時間は、ゆっくり池を見学し、写真を撮っても、30分程度あれば十分でしょう。

池のそばにはお土産屋さんがあり、青い池オリジナルグッズが販売されているので、記念に購入してみてはいかがでしょうか。お土産屋さんでは、美瑛産の生乳を使用した牛乳ソフトクリームや青い池をイメージしたラムネ味ソフトクリーム、青い池をイメージした青色のレモンジュレと美瑛産牛乳を使ったミルクプリンの2層からできた青い池プリンなど、ここでしか食べられないスイーツもあるので、ぜひ食べてみてください。

青い池へのアクセス・行き方

Blue Pond by kik notes is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

青い池のアクセス方法についてまとめました。どのアクセス方法で行くのかによって、所要時間が変わります。ご自身のスケジュールや運転の可否に合わせて、アクセス方法を選びましょう。

最も一般的な移動方法はレンタカー

青い池にアクセスする最も一般的な方法はレンタカーです。青い池のほかにも、美瑛や富良野周辺にはたくさんの観光スポットが点在しているため、レンタカーを利用すると時間を気にせず、効率よくめぐることができます。

レンタカーはJR富良野駅やJR美瑛駅周辺で借りることができます。また、青い池は旭川市中心部から車で約45分、札幌市中心部からも車で約2時間40分の位置にあり、日帰りドライブで訪れることが可能です。旭川や札幌を拠点にする場合は、旭川市内や札幌市内のレンタカーを借りるのもよいでしょう。

公共交通機関を利用するならバス

By 221.20 (talk) - Own work, Public Domain,

レンタカーを借りるのが難しいのであれば、バスを利用してアクセスすることもできます。道北バスというバス会社から運行されており、JR美瑛駅前やJR旭川駅前から乗降車することができます。

JR美瑛駅・青い池間のバスは、往復1日5便ずつ運行されており、そのうち往復4便がJR旭川駅からも利用できます。本数が少ないため、必ず公式サイトで時刻表を確認してから利用するようにしましょう。

運賃は、JR美瑛駅から青い池間が片道で大人550円、小学生275円で、JR旭川駅から青い池間が片道で大人1,100円・小学生で550円です。

美瑛の観光地をめぐるなら観光バス・美遊バス

P1050644 by yoppy is licensed under CC BY 2.0 DEED

青い池だけでなく、さまざまな美瑛の観光スポットをめぐりたい場合は、JR美瑛駅前にある四季の情報館から発着する観光バス・美遊バスの利用がおすすめです。

2024年6月8日・6月10日~10月14日(毎日運行)の期間は、白ひげの滝・青い池・四季彩の丘・新栄の丘展望公園をめぐる美遊バスが1日2便運行されます。運賃は、6月・10月は大人 3,500円・小学生 1,750円、7月から9月は大人 4,500円・小学生 2,250円です。

なお、季節や月によって運行内容は異なり、運行されていない月もあるため、詳しくは公式サイトをご確認ください。

青い池観光における注意点

By MaedaAkihiko - Own work, CC BY-SA 4.0,

美しく青色に輝く青い池を見るためには、事前に天気を確認しておきましょう。また、北海道は本州の気候とは異なり寒い時期が長く続くため、路面状況にも細心の注意を払う必要があります。

当日や前日の天気を確認する

photo by pixabay

美しいコバルトブルーの青い池を見るためには、当日が晴れているだけでなく、直近も降雨がなく、池の水が澄んだ状態であることが条件となります。また、ほとんど無風で池の表面に波が立たないことも美しい青い池の見れる条件です。

青い池を訪れる前に、天気や風をチェックしてから訪れるようにしましょう。

11月から4月までは路面の凍結に注意する

photo by Unsplash ※画像はイメージです

北海道の冬道は、雪で道が覆われ、凍結しています。スリップ事故や、吹雪による視界不良での事故などのおそれがありますので、冬道の運転に慣れていない方は、レンタカーで冬期間に青い池を訪れるのは控え、公共バスや観光バスを利用しましょう。

また、北海道の冬は本州よりも長く続き、11月には初雪が降り、4月に入っても雪が残っています。また、気温も日中は上がったとしても、朝晩は冷え込み、路面が凍結することもあります。本州の季節感覚でレンタカーで訪れ、思わぬ事故を起こしてしまわないよう、充分気をつけましょう。

青い池の観光を満喫しよう

この記事では、青い池の観光に関する見どころやアクセス、注意点などをご紹介しました。世界中の観光客を魅了するその美しさを、ぜひ見に行ってみてくださいね!

ぜひ紹介した情報を参考に、青い池の観光を満喫してください!

白金青い池(しろがねあおいいけ)の基本情報

住所

北海道上川郡美瑛町白金

電話

営業時間

【駐車場利用時間】5月~10月 7:00~19:00、11月〜4月 8:00~21:30

休業日

なし ※冬季のライトアップは悪天候により中止もあり

アクセス

JR美瑛駅からバスで約25分・車で約20分、札幌市中心部から車で約2時間40分、旭川市中心部から車で約45分

料金

【駐車場料金】二輪自動車 100円、普通自動車・小型自動車・軽自動車 500円、大型自動車(バス等)2,000円

公式サイト

https://www.biei-hokkaido.jp/ja/shirogane-blue-pond

 

cover photo by Unsplash

 

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