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バラス島は世界遺産・西表島の沖にある絶景スポット!楽しみ方や行き方などを解説

バラス島は、世界遺産に登録された西表島の北方沖に浮かぶ無人島。1日のうち限られた時間でしか姿を見られないことから、奇跡の島とも呼ばれています。 この記事では、バラス島での楽しみ方やアクセス方法、観光する際の注意点などを解説!ぜひバラス島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

バラス島は、世界遺産に登録された西表島の北方沖に浮かぶ無人島。1日のうち限られた時間でしか姿を見られないことから、奇跡の島とも呼ばれています。

この記事では、バラス島での楽しみ方やアクセス方法、観光する際の注意点などを解説!ぜひバラス島へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

バラス島の基本情報

By Paipateroma - Own work, CC BY-SA 4.0,

沖縄が誇る世界遺産、西表島の北方沖に、限られた時間のみ姿を現すバラス島。まずはそんな神秘に包まれた、バラス島の特徴や歴史などの基本情報をご紹介します。

バラス島とは?

By saku5885, CC BY 3.0, 

バラス島は、沖縄県八重山列島の西表島と鳩間島の間に浮かぶ、サンゴ礁のかけらでできた小さな無人島です。西表島の上原港からは約3キロメートル、船で約10分でアクセスできるところに位置しています。

島自体が遠浅の海に囲まれ、白い浜と透き通るような海、高く澄んだ青空が一体となった絶景を、何にもさえぎられることなく堪能できるのが魅力!周辺の海はカラフルなサンゴ礁や熱帯魚の宝庫でもあり、シュノーケリングやダイビングスポットとしても注目されています。

東西約1キロメートル、南北約0.3キロメートルの楕円形をしていますが、潮の満ち引きによって島の形状が変化したり、時間帯によっては水没したりするのが特徴です。大潮のときには一周わずか2、3分で回れる小さな島になるので、地図上にも表記されていないんだとか。

バラス島は、主に枝状のミドリイシ属のサンゴが波で破壊され、その破片が堆積することで形成されたと言われています。このサンゴのかけらが、線路に敷く砂利であるバラストのように散らばっていることから、バラス島と呼ばれるようになりました。

自然の変化により形作られたバラス島は、限られた時間にしか訪れることのできない貴重さも含め、まさに奇跡の島と呼ぶにふさわしい場所といえるでしょう。

バラス島観光の拠点となる西表島ってどんな島?

西表島 by Seiya Ishibashi is licensed under CC BY 2.0

バラス島へは、西表島からアクセスするのが一般的!西表島は、沖縄県八重山郡竹富町に属する八重山列島のひとつで、沖縄本島に次いで大きい島です。周囲は約130キロメートル、人口は約2,400人ほどで、東洋のガラパゴスと称されることもあるんだとか。

島は大きく東部と西部に分かれていて、東部地域には、仲間川や昔ながらの島の暮らしが残る由布島、西部地域には、沖縄県有数の落差を誇るピナイサーラの滝や県内最長の浦内川など、見どころが点在しています。

面積のほとんどが亜熱帯のジャングルで覆われているので、カヌーやトレッキング、ダイビングなど、自然を生かしたアクティビティを楽しめるのが魅力です。

西表島が世界遺産に登録されたのはなぜ?

photo by pixabay

西表島は手つかずの自然環境が残っており、稀少な生物が多く住む生物多様性に重要な地域であることが高く評価され、2021年に奄美大島、徳之島、やんばると呼ばれる沖縄島北部と共に、世界自然遺産へ登録されました。

島の約9割が原生林で覆われていて、国立公園にも指定されています。絶滅危惧種のイリオモテヤマネコやオオハナサキガエルなど、世界的に見ても稀少な固有種が生息しているのが特徴です。

さらに日本最大級のマングローブ林が広がり、その面積は全国のマングローブ林の約4分の1を占めています。手つかずの自然が豊富にあること、世界的に見ても生物多様性において重要な地域と認められたことが、西表島が世界遺産に登録された大きな理由です。

バラス島での楽しみ方

Barasu, near Iriomote Island by Kzaral is licensed under CC BY 2.0

バラス島は小さな島なので、観光できるスポットはありませんが、豊かな自然を生かしたアクティビティを楽しむことができます。アクティビティに参加するには予約が必要なので、事前に計画を立てておきましょう。以下では、バラス島の楽しみ方をご紹介します。

海水の透明度ばつぐん!シュノーケリング

photo by pixabay ※画像はイメージです

バラス島で、1番おすすめのアクティビティはシュノーケリング!海水の透明度が高く、周辺にはクマノミなどのさまざまな熱帯魚やサンゴが生息しているので、色鮮やかな世界を間近で眺めることができますよ。

ツアーによってはウミガメが生息するスポットに連れて行ってもらえることも!深く潜らなくても十分に海の生き物を観察できるので、初心者にもおすすめです。

さらに深いところまで探検!ダイビング

photo by Unsplash ※画像はイメージです

シュノーケリングでは少し物足りない、という方にはダイビングがおすすめ!美しい海に囲まれたバラス島には、ダイビングポイントもたくさんあります。シュノーケリングよりも深くまで潜ることができるので、さらにたくさんの海の生物に出会えたり、青い海に包まれるような感覚を味わえたりと、シュノーケリングとはまた違う楽しみ方ができますよ。

浅瀬でレクチャーをしてもらえるツアーなどもあるので、初心者からベテランまで楽しめるのもうれしいポイントです。

周辺の島めぐりもおすすめ!

photo by pixabay

バラス島へアクセスするにはツアーに参加する必要がありますが、ツアーはシュノーケリングやダイビングがセットになったものが一般的です。

なかにはバラス島への上陸のみのツアーをはじめ、水牛がひく牛車に乗ってアクセスする由布島や近くの鳩間島の観光、西表島でのマングローブ林でのカヌー体験などとセットになっているツアーなど、周辺の島を巡れるツアーもあります。

観光がメインのツアーであれば、マリンアクティビティをせずに、島巡りをしたいという方にもおすすめ!個人ではアクセスしづらい場所も、バラス島と一緒にまわれるツアーに参加すれば、効率よく巡ることができますよ。

バラス島観光に最適なシーズンは?

photo by pixabay ※画像はイメージです

バラス島は年間を通して温暖な気候なので、1年中上陸することが可能です。しかし、時期によって少しずつ海の状態や気候が変化するので、アクティビティや島めぐりなど楽しみ方によっても、おすすめのシーズンが異なります。以下では、バラス島のベストシーズンについて解説します!

ベストシーズンは快適に過ごせる4~10月

photo by pixabay ※画像はイメージです

1年を通して温暖な気候に恵まれているバラス島ですが、気温が高く海も穏やかな4月から10月は、マリンアクティビティを楽しむベストシーズンです。

特に、真夏日が続く7月から8月がハイシーズン!ハイシーズンは多くの観光客でにぎわうので、ツアー予約などは早めに済ませておきましょう。8月後半から9月にかけては、台風の発生が最も多くなる時期でもあるので、注意が必要です。

観光客が少ない時期を狙うなら11~3月

photo by pixabay ※画像はイメージです

一方、観光客が少なくなる11〜3月はバラス島のオフシーズン。夏の時期と比較すると平均気温がやや下がりますが、20度以上の温暖な気候が続くので、少しの肌寒さはありますが問題なくマリンアクティビティを楽しめます。

この時期は沖縄県全体の観光が落ち着く傾向があり、航空券や宿泊費が安くなるというメリットも!ゆったりと島を満喫したい方におすすめですよ。

バラス島観光をするのに予約は必要?

Barasu, near Iriomote Island by Kzaral is licensed under CC BY 2.0 DEED

バラス島の観光は、シュノーケリングやダイビングなどのアクティビティがセットになったツアーが主流です。ツアーの費用や予約などについて解説します。

ツアーへの参加が必須!

photo by pixabay

バラス島は、個人での観光はできません。島を訪れるには必ずツアーに参加する必要があります。複数の旅行会社でさまざまなプランが用意されているので、旅のスタイルに合わせて選べるのが魅力です。

バラス島でのシュノーケリングやダイビングを楽しむツアーをはじめ、西表島のマングローブ林でのカヌー体験と組み合わせたツアーや、水牛が引く牛車に乗って由布島を訪れるツアー、西表島の滝観光とセットになったツアーなど、バリエーション豊富!なかには昼食付きのプランなどもあります。

料金はプランによって異なりますが、バラス島上陸のシンプルなツアーで約5,000円程度から。バラス島はもちろん、八重山列島の自然や文化も堪能してみてくださいね。

バラス島へのアクセス・行き方は小型船のみ!

Barasu, near Iriomote Island by Kzaral is licensed under CC BY 2.0 DEED

バラス島は離島なので、ツアーに参加した上で小型船でのアクセスが必須です。船は定期便が運航していないので、現地の旅行会社のツアーに参加する必要があります。

出発地となる場所は、主に西表島の上原港と石垣島の石垣港の2つですが、ほとんどのツアーは西表島の上原港から出発します。石垣港から上原港までは直通のフェリーが運航しているので、石垣島から出発する場合は、石垣港から上原港にアクセスした後、バラス島へ向かうのが一般的です。

Ishigaki Island - Okinawa by Sei F is licensed under CC BY-SA 2.0 DEED

バラス島を訪れるツアーは基本的に、西表島の上原港からバラス島まで移動する小型船の料金が含まれています。

しかし、石垣島からバラス島へ行く場合、ツアーによっては石垣島から西表島上原港までのフェリー移動が含まれていないことがあります。その場合、ご自身でフェリーを予約して西表島上原港まで移動する必要があります。

一方で、石垣島からのフェリー移動が含まれている石垣島発のツアーもあるので、事前にご自身が参加するツアーの詳細を確認しておきましょう。

バラス島観光における注意点

photo by pixabay

最後に、バラス島を訪れる際の注意点をご紹介します。事前に確認して、安全で快適なバラス島観光を楽しんでくださいね。

時間に余裕をもって予定を立てる

photo by pixabay

バラス島観光はツアーへの参加が必須です。ツアーは開始・終了時間が決まっていますが、複数人での行動であるうえに、フェリーの運航が天候に左右される場合もあるため、必ずしも時間通りに進行するとは限りません。時間が前後する可能性を考慮し、時間に余裕を持たせて計画を立てましょう。

トイレや食事を済ませておく

photo by Unsplash ※画像はイメージです

島内には、食事をする場所やトイレの施設などはありません。ツアー参加前には、できるだけトイレや食事を済ませておくことをおすすめします。食べ物を持参する場合は、ゴミは必ず持ち帰りましょう。美しい自然を守るためにも、しっかりマナーを守ることが大切です。

マリンシューズなどを持参する

photo by Unsplash ※画像はイメージです

バラス島は、砂ではなくサンゴでできている浜のため、裸足で歩くのはおすすめできません。ケガを防ぐために、靴底の厚いマリンシューズなどを持参すると良いでしょう。また、サンゴを傷つけたり持ち出したりする行為は禁止されているので注意が必要です。

熱中症対策をする

photo by pixabay ※画像はイメージです

バラス島は日陰がないので、日焼け止めや帽子を持参する、ラッシュガードなどの遮光性のあるマリンウェアを着用するなど、紫外線対策は必須!日差しも強いので、十分な水分補給を心がけ、熱中症にも気を付けましょう。

バラス島には自動販売機や商店などがないので、飲み物などは事前に用意しておくことをおすすめします。

バラス島の観光を満喫しよう

この記事では、バラス島の基本情報や楽しみ方、アクセス方法などをご紹介しました。手つかずの青い海に囲まれたバラス島は、限られた時間しか姿を現さない奇跡の島。一度、その絶景をご自身の目で見てみてはいかがでしょうか。

ぜひ紹介した情報を参考に、バラス島の観光を満喫してくださいね!

バラス島の基本情報

住所

沖縄県八重山郡竹富町 島附近

電話

なし

営業時間

24時間 ※干潮時のみ

休業日

なし

アクセス

西表島からフェリーで約10分、石垣島からフェリーで約45分

料金

ツアー会社によって異なる

 

cover photo
Barasu, off shore Iriomote Island by Kzaral is licensed under CC BY 2.0 DEED

 

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