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【2024年最新】ドバイの治安は良い?危険なエリアや旅行時の注意点を渡航者が解説

アラブ首長国連邦(UAE)屈指の観光都市であるドバイは比較的治安が良く、安心して旅行を楽しめるのが魅力です。今回は旅行先としても人気なドバイの治安について、夜の様子や治安の悪いエリア・地域、女性が気を付けたいポイント、旅行時の注意点など知っておきたい情報をご紹介します。2024年2月に渡航した筆者が最新情報を基にお伝えするので、ドバイ旅行時の参考にしてくださいね。

ライター
Nana

アラブ首長国連邦(UAE)屈指の観光都市であるドバイは比較的治安が良く、安心して旅行を楽しめるのが魅力です。今回は旅行先としても人気なドバイの治安について、夜の様子や治安の悪いエリア・地域、女性が気を付けたいポイント、旅行時の注意点など知っておきたい情報をご紹介します。

2024年2月に渡航した筆者が最新情報をもとにお伝えするので、ドバイ旅行時の参考にしてくださいね。

Contents

ドバイの治安は良好!比較的安全に旅行できる

photo by pixabay

在住日本人も多いドバイは比較的治安が良好で、安全に観光することができます。2024年2月現在、外務省による危険情報も出ておらず、日中であれば女性のひとり歩きも大きな問題はありません。街は清潔できちんと整備されているので、初めてでも観光しやすいですよ。

とはいえ、ドバイが属する中東地域は戦争やテロといった治安が懸念される地域。現状ドバイでは命に関わる危険は少ないものの、中東諸国の情勢に影響される可能性も考えられます。

また格差社会が問題となっているドバイでは、移民が多いとされる地域での金品目当ての軽犯罪が多発しています。安全とは言っても油断は禁物なので、人通りの少ない道や路地裏は避けるようにしましょう。

今回はそんなドバイの夜の様子や治安の悪い場所、注意すべきポイントなどを解説します。防犯対策も併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

ドバイの夜の治安は?

photo by Unsplash

ドバイでは深夜まで営業している商業施設やレストランが多く、ほかの都市に比べて夜間でも安心して外出できます。特にドバイモール周辺は深夜12時を過ぎても観光客でにぎわっているため、ディナーにも出かけやすいでしょう。

しかし、日中に比べると夜間は犯罪に巻き込まれる可能性が高まるため注意が必要です。どんな場所でも夜間のひとり歩きは避け、なるべく人通りの多い道を選んで行動してください。

またナイトスポットに出かける際は、タクシーや配車アプリなど安全な手段で移動するのがおすすめです。ホテルによっては観光スポットまでのシャトルバスが運行している場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

ドバイで治安が悪いとされる注意エリア・スポット

ドバイは安全に観光できる都市ですが、なかには治安が悪いとされるエリアやスポットも存在します。有名な観光スポットでも被害に遭う可能性はゼロではないので、警戒を怠らないようにしてくださいね。

①The Dubai Mall(ドバイモール)では観光客を狙ったスリやひったくりに警戒を

photo by Nana

ドバイに来たら、The Dubai Mall(ドバイモール)でショッピングを楽しみたいという方も多いですよね。ダウンタウンエリアに位置するドバイモールは、連日たくさんの観光客が訪れる大人気観光スポットです。

昼夜を問わず多くの人が行き交うため、スリやひったくりに注意しましょう。買い物中はつい警戒心が緩みがちですが、気づかないうちに財布や携帯を盗まれる可能性もあります。

貴重品類は必ずチャック付きのカバンに入れ、肌身離さず身に付けておくことが大切です。ドバイモール内のレストランでも置き引きのリスクがあるので、注文時や会計時も常に携帯しておきましょう。

②旧市街のDiera(ディラ)地区では金品目当ての軽犯罪に注意

photo by flickr

ドバイクリーク沿いに広がるDiera(ディラ)地区は、通称Old Dubai(オールド・ドバイ)として親しまれているエリアです。昔ながらの街並みが観光客からも人気ですが、ディラ地区には低所得の労働者層が多く暮らしていると言われています。

ドバイに出稼ぎに来ている移民も多く、ダウンタウンに比べると金品目当ての軽犯罪が多い傾向にあります。凶悪犯罪に巻き込まれる危険は少ないですが、徒歩で観光する場合は周囲への警戒を怠らないようにしましょう。

③ドバイ3大Souq(スーク)では強引な客引きに気を付けて

photo by Nana

オールド・ドバイエリアには、Spuq(スーク)と呼ばれる伝統的な市場があります。ゴールド・スーク、スパイス・スーク、オールド・スークはドバイ3大スークと呼ばれており、エキゾチックな雰囲気を満喫できる人気観光スポットです。

スークでは客引きが少々強引なので、興味のない場合は毅然とした態度を示すことがポイント。特に日本人だと分かると、相手が強気になって声を掛けてくるので注意が必要です。日本語でしつこく話しかけられることもありますが、基本的に無視して問題ありません。

また店に入ると、強引に商品を売りつけてくる場合もあります。圧があるので断りづらいと感じるかもしれませんが、必要ない場合はハッキリ断るようにしましょう。

スークでの値引き交渉は旅の醍醐味とも言えるので、客引きに注意しながらお得に買い物を楽しんでくださいね。

ドバイで日本人観光客が被害に遭いやすい犯罪は?

ドバイで日本人観光客が被害に遭いやすい犯罪は、スリ・置き引き・ひったくり、配車アプリやタクシーでのぼったくり、女性を狙った性犯罪の3つです。それぞれ詳しく解説するので、安全に観光するためにもぜひチェックしてみてくださいね。

①スリ・置き引き・ひったくり

photo by pixabay ※画像はイメージです

ドバイでもっとも巻き込まれやすい犯罪は、スリ・置き引き・ひったくりといった軽犯罪です。後ろポケットに入れた財布や携帯などは特に狙われやすいため、必ずカバンに入れ、身体の前で持つようにしてください。

多くの人が行き交う繁華街や商業施設では、自分が知らない間に貴重品を盗まれるケースもあります。特に、ドバイモールで夜間に開催される噴水ショー・ドバイファウンテンの時間帯は、人が密集するので警戒が必要です。

貴重品はなるべくホテルのセーフティーボックスに預け、観光中は荷物から目を離さないようにしましょう。

②配車アプリやタクシーでのぼったくり

photo by pixabay

ドバイは公共交通機関があまり充実していないため、観光時はタクシーや配車アプリを使うのが一般的です。タクシーや配車アプリを使用する際は、ぼったくりに注意しましょう。

ドバイではCareem(カリーム)と呼ばれる配車アプリが主流になっており、比較的お手頃な価格で移動することができます。料金も事前支払い制なのでぼったくりに遭う可能性は低いですが、カリームを利用後に運転手から、個人的な配車利用を持ちかけられた際には注意が必要です。

なかには目的地に着いた後、待っておくから利用する時に電話してなどと言われることも。筆者も実際に体験しましたが、配車アプリではなく個人的な利用になると、事前支払いが適用されず利用料金は交渉となります。ぼったくりに遭う可能性もあるので、個人的な利用を持ち掛けられても、しっかり断るようにしましょう。

なおタクシーを利用する際は、乗車時にメーターが動いているかを確認することが大切です。わざと回り道をされるリスクもあるので、事前に最短ルートを把握しておくと良いですね。

③女性を狙った性犯罪

ドバイでは、女性を狙った性犯罪も報告されています。過度な露出をしていると狙われやすくなるため、なるべく避けるようにしましょう。夜間の単独行動も大変危険なので、可能な限り複数人で行動することが大切です。

またタクシーでのわいせつ事案も報じられているので、助手席には座らないようにしてください。女性ドライバーが運転するピンクタクシーもあるので、女子旅の場合はこちらを利用するのがおすすめです。

ドバイで犯罪被害に遭わないための防犯対策

つづいて、ドバイで犯罪被害に遭わないための防犯対策をご紹介します。どれも簡単にできることばかりなので、観光前に確認しておきましょう。

①多額の現金は持ち歩かない・貴重品から目を離さない

photo by Unsplash ※画像はイメージ

スリ被害のリスクを減らすためにも、観光時は多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。有名な観光スポットではクレジットカードを使える場合が多いため、現金が少なくても問題ありません。

ドバイであれば、チップ代やスークでの買い物代など最低限の現金のみ持ち歩き、高価な装飾品もなるべく身に付けないのが無難です。

②女性のひとり歩きは避ける

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どんな場所であれ、女性のひとり歩きはおすすめできません。ドバイに限らず、犯罪被害には女性のほうが遭いやすいとされているため、昼夜を問わず複数人での行動を心がけましょう。

性犯罪に巻き込まれる恐れもあるので、ひとり歩きはもちろん、単独でのタクシーや公共交通機関の利用も避けるようにしてください。

③見知らぬ人からの声掛けには応じない

photo by Unsplash ※画像はイメージです

基本的なことですが、万が一街中で見知らぬ人から声を掛けられても絶対に応じないでください。誘拐や性犯罪の被害に遭う可能性もゼロではないので、周囲に不審者がいないか常に確認しておきましょう。

同様に、見知らぬ人から車に乗るようすすめられても乗ってはいけません。なかには、安い料金で連れて行ってあげる、おすすめの観光スポットがあるなどと話しかけてくるケースもあるので注意が必要です。無理やり連れていかれそうになった場合は大声で叫び、周囲に助けを求めましょう。

④客引きタクシーは利用しない

photo by Unsplash ※画像はイメージです

ドバイでは、空港や観光地では客引きをしているタクシーも多いですが、なるべく利用は控えるようにしましょう。客引きしているのは違法な白タクの可能性もあるので、基本的にはタクシー乗り場から乗車するのがおすすめです。

また白タクに乗車してしまうと、高額な金額を請求される恐れもあります。白タクは自家用車のような見た目が多いので、乗車する際はタクシー会社の名前が表記されているかを確認しておくと安心です。

日本大使館発行の「安全の手引き」も確認しよう

在ドバイ日本国総領事館では、毎年安全の手引きを発行しており、ホームページから無料でダウンロードできます。ドバイ在住者を対象としていますが、犯罪や事故に巻き込まれないために注意すべきことや緊急時の対処法などが記載されており、旅行者にも役立つ情報が多いので、渡航前に確認するようにしましょう。

ドバイ旅行時の注意点

ドバイ旅行時は、そのお国柄や宗教上の観点から、いくつか注意しておきたいポイントがあります。日本とは異なる法律やルールが多く、思わぬ行為が犯罪になってしまうこともあるので渡航前に確認しておきましょう。

①露出の高い服装は控える

photo by Nana

ドバイが属するアラブ首長国連邦(UAE)は、日本とは異なる文化や風習が根付くイスラム教国です。特に服装に関するルールは厳格なので、男女ともに露出の高い服装は控えるようにしましょう。

商業施設や飲食店などで厳しい服装規定があることは少ないですが、なるべく腕や脚を露出しないよう配慮することが大切です。

なおモスクをはじめとする宗教施設は規制が厳しく、肌を露出していると入場できません。女性の場合は首と手首から先を除き、肌の露出が禁止されているので、ドバイの民族衣装アバヤを着用して観光するのがおすすめですよ。

②メトロ内での飲食・居眠りは禁止

photo by Nana

ドバイの地下鉄(メトロ)では、水やガムを含む飲食が禁止されています。係員が常に見回っているわけではありませんが、見つかれば3,000円前後の罰金刑となるため十分注意しましょう。

またメトロでは、飲食と同様に居眠りも禁止されています。こちらも違反した場合は、罰金を支払わなければいけません。旅の疲れで眠くなることもあるかもしれませんが、うっかり寝てしまわないようにしてくださいね。

③無断での写真撮影は避ける

photo by pixabay

ドバイには民族衣装を着用した現地の方も多く、ついつい写真を撮影したくなりますよね。しかし、どんな事情であれ無断で他人を撮影するのは控えましょう。大きなトラブルに発展する可能性もあるので、撮影する際は必ず許可を得るようにしてください。

また、イスラム教の礼拝所やインフラ施設では、写真の撮影規制が定められている場合もあります。施設に入る前に規制を確認し、許可されている場所でのみ写真撮影を楽しみましょう。

④アルコール類の購入は難しい

photo by pixabay

宗教上の観点から、ドバイではアルコール類に関する規制が厳しくなっています。法律により、一部のホテルやレストラン以外での飲酒は禁止されているので、飲酒のハードルは高いと言えるでしょう。もちろん、スーパーでもアルコール類は販売されていません。

指定された場所以外での飲酒は厳しく罰せられるので、日本と同じ感覚で飲酒しないように注意してください。また泥酔した状態での外出は法律違反となるため、基本的にはホテル内での飲酒にとどめると良いでしょう。

ドバイで犯罪の被害にあってしまった時の連絡先

最後に、ドバイで犯罪被害に遭ってしまった時の連絡先をご紹介します。万が一被害に遭っても決して抵抗せず、まずは落ち着いて警察に連絡することが大切です。手続きに困った場合は、在ドバイ日本国総領事館に相談してくださいね。

緊急通報先

Dubai Police #BMW i8! by Paul Thompson is licensed under CC BY-ND 2.0 DEED

ドバイで警察へ通報する場合は、999に連絡をしましょう。999を回すとオペレーターが出るので、被害状況や発生場所などを伝えてください。なお救急の連絡は998、消防は997でつながるので一緒に覚えておくのがおすすめですよ。

またドバイの警察官はアラビア語しか話せないことも多いので、最低限のアラビア語は覚えておくと安心です。安全の手引き(p7)にアラビア語の例が記載されているので、渡航前に確認しておきましょう。

在ドバイ日本国総領事館

ドバイでパスポートを紛失した場合は、在ドバイ日本国総領事館へ連絡してください。こちらのフローチャートを参考に、警察で発行される紛失・盗難証明書を取得して、新たなパスポートや帰国のための渡航書の申請をします(要手数料)。

またドバイ空港内でパスポートを紛失・盗難された場合も、領事館が窓口となるので覚えておきましょう。そのほか、現地警察への届け出に関する助言をしてもらえる可能性もあるので、手続きに困ったら一度連絡してみるのがおすすめです。

総領事館へは直接足を運ぶか、電話での連絡が可能。ただし窓口業務は予約制なので、まずは電話で連絡してみると良いでしょう。詳しくは在ドバイ日本国総領事館の公式サイトを参照してください。

在ドバイ日本国総領事館の連絡先

  • 住所:28th Floor, Dubai World Trade Centre, Dubai, United Arab Emirates
  • 電話番号:+971 4-293-8888 (月〜木 7:30~16:15、金 7:30〜12:15)
  •  メールアドレス:ryouji@du.mofa.go.jp(日本ビザ・旅券・各種証明書等領事関係の問い合わせ)
  • 公式サイト:https://www.dubai.uae.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

治安情報をチェックしてドバイ旅行を楽しもう!

ドバイは比較的治安の良い都市ですが、スリやひったくり、ぼったくりなどの軽犯罪は日々発生しているので、細心の注意をはらって過ごすことが大切です。女性の場合は、夜のひとり歩き、薄暗い路地、観光客が少ないローカルエリアは避けると安心でしょう。

ドバイは日本と異なる文化・慣習が根付く都市なので、治安だけでなく宗教にも配慮した行動を心がけることが大切です。今回ご紹介した内容を参考にして、ぜひドバイ旅行を安全に楽しんでくださいね。

 

※治安は地域によっては短期間で変動する場合もあるため、渡航の際には必ず最新情報をお調べください。

cover photo by Unsplash

 

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