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ブルージュの鐘楼群はベルギーにある世界遺産スポット!歴史や見どころなどを解説

ベルギーを代表する観光スポットとして知られるブルージュの鐘楼(しょうろう)。1999年にベルギーフランスの鐘楼群の1つとして世界遺産に登録されています。 この記事では、ブルージュ鐘楼の見どころや周辺の観光名所、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひブルージュへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

ベルギーを代表する観光スポットとして知られるブルージュの鐘楼(しょうろう)。1999年にベルギーフランスの鐘楼群の1つとして世界遺産に登録されています。

この記事では、ブルージュ鐘楼の見どころや周辺の観光名所、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひブルージュへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

ブルージュ鐘楼の基本情報

photo by pixabay

ベルギーの歴史がぞんぶんに感じられる都市、ブルージュ。そんなブルージュには、代表的な観光地として知られているブルージュ鐘楼(しょうろう)。今回は世界遺産にも登録されている、ブルージュ鐘楼についてたっぷりご紹介。歴史や世界遺産に選ばれた理由について解説していきます。

ブルージュ鐘楼とは?

photo by unsplash

ブルージュ鐘楼は、ブルージュの中心であるマルクト広場の前に堂々とそびえ立つ鐘楼。13世紀に工事が始まって15世紀に完成した歴史ある観光地です。その高さは83メートルもあります。

元々は、中世フラマンの人々による、自由と権力のシンボルを造ろうという運動から建設されたもので、その雄大な高さは遠目から見てもかなりの大きさです。

鐘楼の上は展望台になっていて、366段の階段を登って行けるほか、毎時定刻になると鐘の音色が町全体に響き渡ります。ブルージュのシンボルのような存在なんです。

鐘楼のあるブルージュってどんな街?

photo by pixabay

ブルージュは、ベルギーの首都のブリュッセルから北へ約120キロメートルの位置にある街まで鉄道で約1時間で行くことができます。

街中には建物の間をぬうように運河が流れ、中心街だけでも50近い橋がかかっている水の都です。中世の面影をそのまま留めたその街並みはヨーロッパでも有数の美しい街として知られており、1年を通して多くの観光客が訪れています。

美しいギルトハウスや雄大なゴシック形式の建物など、ヨーロッパにいることを強く実感できる街です!

ブルージュの鐘楼が世界遺産に登録されたのはなぜ?

photo by unsplash

ブルージュの鐘楼は、1999年にベルギーとフランスの鐘楼群、2000年にブルージュ歴史地区として世界遺産に指定されました。

ベルギーとフランスの鐘楼群とは、フランスとベルギーにある合計56個の鐘楼。カリヨンと呼ばれる美しい鐘の楽器が備わっているのが特徴です。鐘楼は、自由と繁栄の象徴として建設され、各都市からの独立を示した点が評価され、世界遺産に登録。

ブルージュ歴史地区とは、もともとブルージュは13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易都市として発展していました。そして現代でも当時のままの建造物が変わらず街並みとして機能しているから世界遺産に登録されました。

美しく巨大な鐘楼の鐘が鳴り響き、中世にタイムスリップしたかのような独特の街並みは多くの観光客を魅了するようになっています。

ブルージュ鐘楼観光の見どころ

photo by unsplash

ブルージュはベルギーの古都として知られ、街には中世の時代に建てられた建造物や運河がある街です。観光スポットは豊富にあり、どのポイントを見るのか事前に決めておかないと回りきれません。

ブルージュ鐘楼周辺にある人気のスポットの見どころをまとめてみました。

世界遺産にも指定されたブルージュの鐘楼

photo by unsplash

ブルージュの街の中心部・マルクト広場前にある鐘楼は、ブルージュを象徴する建造物として広く愛されています。ゴシック様式の建築物で、高さは83メートルあり、鐘楼には47個のカリヨンと呼ばれる組み鐘があって、その音色はヨーロッパの中でも指折りの美しさと評判です。

鐘楼は登ることができて、段数は366段とかなりハードですが、鐘楼の頂上から見られるブルージュの美しい街並みは必見です!体力に自信のある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。 

ブルージュの中心街として知られるマルクト広場

photo by pixabay

マルクト広場は、鐘楼の目の前にあり、ブルージュの中心街として連日多くの人で賑わっている広場です。ブルージュ観光の拠点として有名で、広場の周辺には階段状のきりづま屋根を持つキルトハウスが並んでいます。

石畳が美しいマルクト広場は約1ヘクタールあり、観光馬車の音がひびき渡っているので、ヨーロッパにやってきたことを強く実感できますよ。

毎週水曜日の朝には朝市をやっています。1000年以上も続いている伝統的な朝市といわれているので、水曜日に合わせて行くことをおすすめします。

ミュージアムのあるブルージュ市庁舎

photo by pixabay

ゴシック様式で建築されたブルージュの市庁舎は、中心街のブルグ広場に面していてベルギー北部の中では最も古い建造物として知られています。建物の正面には美しいファザードがあり、壁に貼り付けられているレリーフの美しさは必見です。

1階は無料で入場可能で、ブルージュの街の歴史が壁や天井に描かれたゴシックホールがあります。この他にも聖血礼拝堂や自由ブルージュ博物館があり、ブルージュの街の歴史などを学べます。

入場料は大人6ユーロ(約954円)で、市庁舎と自由ブルージュ博物館の入場料がセットになっていておトクです。

ブルージュビール博物館でベルギービールを満喫!

photo by unsplash *写真はイメージです

ブルージュ中心部のマルクト広場の一角には、ベルギービールの歴史を学べておいしいビールが試飲できるThe Bruges Beer Experience(ザ・ブルージュ・ビール・エクスペリエンス)という博物館があり、ビール好きの方は必見です!

ベルギービールの歴史を、最新のテクノロジーを駆使した斬新なスタイルで紹介しており、大人だけでなく子どもでも楽しめます。ビールの原料をさわったりなどし体験することで、ビールがどのようにしてできるのか学べますよ。

併設されているバーはだれでも無料で入場でき、16種類のビールから好きな味を選べます。お子さま向けのソフトドリンクやノンアルコールビールもありますので、本格的なベルギービールを味わいたい方は必見です。

美しい街並みを眺められるブルージュ運河クルーズ

photo by pixabay

ブルージュで最も人気のあるアクティビティが、ブルージュの運河クルーズです。美しい中世の雰囲気が残るブルージュの街を船の上から見られるのは、歩きながら眺めるのとはまたちがった雰囲気となってます。

船乗り場は市内の中心部に5カ所あって、クルーズ時間は約30分です。

なおクルーズは、3月〜11月までの運行となっていますので、冬場に訪れる際は気をつけましょう。大人15ユーロ(約2,385円)で乗船できますが、チケットは全て当日販売のみとなっていますので注意してください。

ブルージュ観光に最適なシーズンは?

photo by pixabay

ブルージュの街を観光するには、どのシーズンが最適なのか気になっている方は多いのではないでしょうか?ベルギーは四季がありますので、季節によって気温などがかなり異なります。それぞれの時期の気候から、ブルージュを訪れるのに最適なシーズンを比較してみましょう。

ベストシーズンは快適に過ごせる春と夏

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ブルージュを訪れるのに最適なシーズンは、春から夏にかけての暖かい季節です。夏場の平均気温は約23度となっていて、暑すぎず湿気も少ないので、カラッとした過ごしやすい天気となります。

新緑が美しく、晴天の日は街を散策するのにとても気持ちの良い気候ですよ。

運河クルーズを満喫するのにも最適のシーズンですが、朝夕は少し寒くなる場合もありますので、上着など羽織るものは必ず持っていきましょう。

観光客が少ない時期を狙うなら秋と冬

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観光客が少ないオフシーズンに訪れるのであれば、秋と冬の時期に訪れるのが最適です。ブルージュの冬の気候は寒く、特に1月の平均気温は7度と2桁の気温になることはほとんどありません。

冬場はくもりですっきりしない天候が多く、風も強いので時には冷え込み雪が降る恐れもあります。そのため冬にブルージュを訪れる際は厚手のジャケットや手袋、マフラーなどの防寒具を万全にしておきましょう。

年末にはマルクト広場などクリスマスマーケットも開催されますので、そちらを目当てに訪れるのもおすすめですよ!

ブルージュ鐘楼の見学方法は?予約は必要?

photo by pixabay

観光スポットが多いブルージュには、入場料も必要になってきます。このようなことから、事前購入などはどうしたらいいのかなど気になっている方は多いのではないでしょうか?

ブルージュ鐘楼をはじめとした観光施設の見学方法や入場料について解説しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

入場は予約が必要で時間制!

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鐘楼の見学をするには有料で、事前に入場チケットを購入する必要があります。購入の際には見学する時間と日にちを決めて予約しましょう。料金は、大人15ユーロ(約2,385円)、子ども(7歳~17歳) 13ユーロ(約2,067円)になります。

チケットを購入したら、購入データをスクショするかコピーして直接持って受付で渡せばチケットを発行してくれますので難しくはありません。当日でも購入可能ですが、確実にチケットを手配しておきたいなら必ず事前予約をしましょう。

鐘楼の入場時間は指定になっているので、訪れたい時間帯を選んで当日遅れないようにしましょう!

ブルージュ観光には事前予約が必須!

photo by pixabay

ブルージュ中心街にある観光名所の入場券の多くは、こちらのサイトから事前購入が可能です。鐘楼を含む全10カ所の観光名所の入場券を購入できる便利なサイトなので、ブルージュに観光に行く前は必ずチェックしましょう!

ブルージュを3日かけてゆっくり観光したい場合は、33ユーロ(約5,247円)で72時間有効のブルージュミュージアムパスが便利です。ブルージュ市内にある全ての美術館を見学し放題になりますので、ブルージュの街をくまなく観光したいなら購入しましょう。

購入はWebサイトからのみとなっておりますので、事前に購入するのを忘れないようにしてください。

ブルージュ鐘楼観光に要する時間 

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ブルージュの街は中心部に観光地が集まっていますので、1日もあれば街の主要スポットを観光できます。ただし、鐘楼に登ったり美術館をじっくり楽しんだり、運河クルーズを満喫したいと思ったら、1泊して2日間あると安心です。

ブルージュ駅から鐘楼のある旧市街までは徒歩で15分近くかかりますので、ブリュッセル などから鉄道で日帰りで訪れる場合はそうしたことも頭に入れておきましょう。

ブルージュへのアクセス・行き方

photo by pixbay

ブルージュ鐘楼があるブルージュの街へ行くには、ベルギーの首都のブリュッセルや第2の都市アンデルレヒトからアクセスするのが1番簡単です。ここでは、鉄道とバスそれぞれの行き方について解説していきます。

最も一般的な移動は鉄道

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ブルージュをはじめとしたベルギー国内を移動するには、鉄道が1番便利です。首都であるブリュッセルからは約1時間、第2の都市アントワープからは約1時間30分で行けます。

運行本数も多く、大体1時間に1〜2本運行されているので便利ですよ。

鉄道は1等2等に分かれていて、料金はブリュッセルからは1等車24.70ユーロ(約3,927円)で2等車は16ユーロ(約2,544円)、アントワープから行けば片道1等車が26ユーロ(約4,134円)、2等車が16.8ユーロ(約2,671円)になります。料金はスタンダードをはじめ、26歳以下のユースチケット、65歳以上のシニアチケットもあって、おトクになる場合もあります。

チケットはベルギー国鉄のサイトから、乗車の1ヶ月前から購入可能です。ベルギー国内を移動するのにとても便利ですので、有効に使用しましょう!

費用を節約するなら長距離バス

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ベルギー国内からブルージュに行くには鉄道が便利ですが、バスも運行されていて鉄道よりも安い料金で行けますよ。

ベルギー国内ではFLIXBUSというバス会社が運行していて、所要時間約1時間25分で5.12ユーロ(約814円)とかなり安い価格でブルージュに行けます!

ただし、バスは1日3本と鉄道より運行本数が少なく、時間の融通が効かないデメリットがあります。交通費を安く済ませたい方は利用してみましょう。

効率良く移動するならオプショナルツアー

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初めてベルギーへ行く方や、鉄道などの公共交通機関を利用するのに不安を感じている場合は、オプショナルツアーの利用をおすすめします。

ブリュッセルのホテルに宿泊しているなら、ホテルからブルージュへ向かうためのバスに乗れる場合もありますので、無駄な時間も省けて体力の消耗を軽減することが可能です。

ぜひ便利で安心なオプショナルツアーを利用して、ブルージュ観光を充実したものにしてみてはいかがでしょうか。

ブルージュ観光における注意点

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ブルージュの鐘楼周辺を観光する場合には、事前に注意すべき点と対策するべき点がありますので、旅行前にぜひ参考にしてください。

スリには十分に警戒する

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ブルージュは1年を通じて観光客の多い街なので、観光客を狙ったスリが多く紛れ込んでいる恐れがあります。美しい建物などに見とれている間に盗む手口が大半ですので、決して財布などの貴重品を目立つところに出さないようにしてください。

観光客の多い駅やバスの中にもスリがいる可能性がありますので、荷物から目を離さないようにしましょう。

リュックや肩にかけるバックは背後に置かず、常に目の届く場所にあれば、被害を最小限にできるでしょう。

繁忙期に行くなら事前予約を早めに完了する

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ブルージュの街はベルギーでも人気のある観光地などで、春から夏にかけての観光シーズンはかなりの混雑が予想されます。

なのでこの時期にブルージュを訪れる場合は、観光施設の入場券の事前購入を早めに完了するようにしてください。

当日でも購入できますが、観光シーズンはチケットを求めて大行列ができる恐れがありますので、スムーズに観光したいなら行きたい施設の入場券は必ず予約しておきましょう。

夜の街は歩くのを避ける

photo by unsplash

ブルージュの街は昼間は人通りが多くて賑やかですが、夜になると人気が少なく路地裏は暗く足元が悪くなりますので、なるべく夜に大通り以外を歩くのは避けましょう。

人気のない場所には、観光客をターゲットにしたスリなどが現れる恐れもあります。もしどうしても夜間に外出をしたい場合は、タクシーを呼んだりするなどして安全に移動できるようにしましょう。

ブルージュの観光を満喫しよう

この記事では、世界遺産として知られるブルージュ鐘楼とその周辺の観光名所の見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。ブルージュの街は、中世の古い街の雰囲気が素晴らしく、一度は訪れたい人気都市です。

ぜひ紹介した情報を参考に、ブルージュの観光を満喫してみてくださいね!

ブルージュ鐘楼(Bruges Belfry)の基本情報

住所

Markt 7, 8000 Brugge, ベルギー

電話

+32 50 44 87 43

営業時間

9:00~20:00

休業日

なし

アクセス

ベルギー国鉄ブルージュ駅から徒歩で約15分

料金

大人 15ユーロ(約2,385円)、子ども(7歳~17歳) 13ユーロ(約2,067円)

※2024年1月12日のレート、1ユーロ=159円で計算

公式サイト

https://www.museabrugge.be/bezoek-onze-musea/onze-musea-en-monumenten/belfort


cover photo by pixabay

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