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国立故宮博物館は台北にある博物館!特徴や見どころなどを解説

台湾・台北を代表する観光スポット・国立故宮博物館。清王朝に残された美術品・工芸品のおよそ90%以上となる68万点の収蔵品があります。歴代の中国王朝の傑出した美術品・工芸品の数々を自分の目で鑑賞したい方は必見の博物館です。 この記事では、国立故宮博物館の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ国立故宮博物館へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部
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台湾・台北を代表する観光スポット・国立故宮博物館。清王朝に残された美術品・工芸品のおよそ90%以上となる68万点の収蔵品があります。歴代の中国王朝の傑出した美術品・工芸品の数々を自分の目で鑑賞したい方は必見の博物館です。

この記事では、国立故宮博物館の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ国立故宮博物館へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

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国立故宮博物館の基本情報

photo by pixta

台湾・台北にある国立故宮博物館は、北京にある故宮博物館とは比較にならないほどの中国の歴代の王朝が保管してきた収蔵品の数々が楽しめる博物館です!ここでは、そんな中国芸術・美術の集大成を楽しめる故宮博物館についてご紹介します。

国立故宮博物館の特徴

国立故宮博物館は、台湾にある国立博物館の中でも最大規模の収蔵品数(約68万点)をほこり、清朝時代に残された中国の美術品・芸術品の9割が収蔵されているのが特徴です。

常設展で展示されているのはそのうちの7,000〜8,000点。3〜6カ月ごとに展示物が入れ替わるので、見に行くたびに新しい展示品との出会いがあるでしょう。

国立故宮博物館の歴史

台湾の国立故宮博物館は、清朝崩壊後の国民革命軍と中国工農紅軍の内紛の中で北京の故宮博物館から南京、そして台湾へと財宝を避難させたことに端を発しています。

1957年に台北の北溝で展示品を公開しはじめ、1965年には台湾新館を建設して展示を開始。これが今日見られる台北の故宮博物館となったといわれていますよ。

歴代の王朝によって脈々と受け継がれてきた貴重な美術品や芸術品の数々が集められているので、中国の芸術・美術品を鑑賞するなら台北の国立故宮博物館がおすすめです。

国立故宮博物館に中国王朝の美術品・工芸品が多いのはなぜ?

国立故宮博物館に収蔵されている美術品・芸術品は、内紛の中で中国本土から運び出されてきました。そのため中国王朝の貴重な展示品が多くなっています。

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国立故宮博物館の観光の見どころ

photo by pixta

国立故宮博物館の観光の見どころは、何といってもその貴重で思わず見惚れてしまうような美しい美術品・芸術品の数々でしょう。博物館の展示品鑑賞のあとは博物館に隣接している至善園(シゼンエン)で散策してリラックスするのもおすすめです。

ここでは、国立故宮博物館でおすすめの見どころについてご紹介します。

その芸術に見惚れる!故宮三宝

photo by pixta

所蔵数が68万点を超える国立故宮博物館の展示物の中でも、一際有名な展示物が故宮三宝です。翠玉白菜、肉形石、毛公鼎の3つの芸術品の傑作をさす言葉で、どれも独特でリアルなフォルムと美しい装飾が特徴となっています。

翠玉白菜(すいぎょくはくさい)は、実物の白菜よりもひとまわり小さい白菜の彫刻です。翡翠輝石から掘り出されており、緑色と白色のリアルな色合いが楽しめます。白菜の葉っぱに当たる部分にはキリギリスとバッタが彫られており、作者の芸術性を感じられますね。

photo by pixta

肉形石(にくがたいし)はその名のとおり、肉の形を模した作品です。不透明な天然石を掘り出して作った、中国料理の皮付きの豚の角煮トンポーローのような作品となっています。特殊な染料と掘り出しの技法でトンポーローのような肉の質感を巧みに表現しているのが特徴です。

毛公鼎(もうこうてい)は紀元前9世紀ごろに作られた3本の脚をもつ入れ物。器の内部には500文字前後の金文が彫られており、官職の任命と訓戒について刻まれています。現存する美術品の中で、最も長い金文が彫られている歴史的創作物として有名ですよ。

24層もの幾何学模様が施された「象牙透彫雲龍文套球」

Cp9asngf, CC BY-SA 4.0,via Wikimedia Commons

象牙透彫雲龍文套球(ちょうぞうげとうかうんりゅうもんとうきゅう)は、一本の象牙から24層の独立した薄い球状を掘り出した芸術作品です。それぞれの層が独立して回転できる究極の工芸品で、現代の技術では掘り出すことは不可能だと言われるほどの傑作となっています。

球体のほかに台座も掘り出されており、そのどれもが繊細で美しいですよ。

展示品の鑑賞後は至善園で散策

photo by pixta 

国立故宮博物館には至善園(シゼンエン)が隣接しており、作品を見終わった後に緑豊かなこの庭園で散策したり、ベンチに座ってリラックスしたりして時間を過ごせます。

中国の伝統的園林がベースで、楼台や大小さまざまな庭石、小川、小道、池などが配置され、風情のある雰囲気の中でゆったりと散策するのにぴったりの空間です。

国立故宮博物館の観光に最適なシーズンは?

photo by pixta

国立故宮博物館が立地している台北のハイシーズンは6〜8月、快適に観光できるおすすめのシーズンは3〜5月です。ここでは、それぞれのシーズンの特徴の過ごし方についてチェックしていきましょう。

ハイシーズンは真夏日が続く6〜8月

国立故宮博物館は6〜8月の高温多湿な夏のシーズンが観光客に人気です。蒸し暑さに対応できるような半袖・短パン・ワンピースなどを用意しましょう。また、雨も多く降るシーズンなので、折り畳み傘などを準備しておくことをおすすめします。

快適に観光するなら3〜5月

快適に観光するなら桜も満喫できる3〜5月のシーズンがおすすめ。故宮博物館の観光にプラスアルファで台湾でのお花見も実現できます。ただし、真夏よりも暑さが和らぐ一方で、雨量は増えるのでレインコートや傘は忘れずに。

国立故宮博物館の見学方法は?予約は必要?

photo by pixta

故宮博物館に入場するためにはチケットを購入する必要があり、公式サイトでEチケットを事前購入しておくとスムーズに入場できます。ここでは、故宮博物館のチケット代やオンライン予約、観光に必要な所要時間について紹介します。

入場にはチケットの購入が必要!

故宮博物館の入館チケットの料金は、大人 350台湾ドル(約1,707円)、学生 150台湾ドル(約732円)、18歳未満は無料となっています。

隣接している至善園への入園は無料です。

※2024年6月18日のレート、1台湾ドル=4.88円で計算

事前予約は必須?

国立故宮博物館への入館予約は必須ではありません。ただし、Eチケットをオンラインで購入できるので、当日にチケットを購入したくない方は公式サイトでEチケットを購入して、国立故宮博物館にスムーズに入館できるように準備しましょう。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ

国立故宮博物館は人で混雑しているだけでなく、展示点数も数千点を超える巨大な博物館です。効率的に館内を見てまわるなら、オプショナルツアーに参加してガイドに展示物や博物館の歴史などについて説明してもらうのもおすすめです。

国立故宮博物館の観光に要する時間 

国立故宮博物館をざっくり見てまわるなら2〜3時間、じっくり見て回るなら半日から1日ほどは見ておいた方が無難です。いずれにしても膨大な展示品をきちんと見てまわろうと思うと、半日以上〜数日間はかかると考えておくといいでしょう。

国立故宮博物館へのアクセス・行き方

photo by  pixabay

国立故宮博物館へのアクセス方法には、MRTや路線バス、観光バス、タクシーといった移動方法があります。それぞれの移動方法の特徴とメリットについてご紹介します。

最も一般的な移動はMRT+バス

最も一般的な移動方法は台北MRTの士林駅まで行き、国立故宮博物院まで路線バスでアクセスする方法です。士林駅の1番出口からでて、公共バス乗り場を見つけましょう。ここで「紅 30」、「815」、「304」、「300」、「255」、「小19」、「小18」、「市民小型バス巴1」などの路線公共バスに乗れば、国立故宮博物館にアクセスできます。

台北市内をぐるっと見てまわるなら観光バス

台北市内をぐるっとまわる2階立ての観光バスでアクセスする方法もあります。台北市内の主要観光スポットをまわって、国立故宮博物館まで乗り継ぎなしで到着できますよ。

9:40〜16:40まで40分間隔で運行しているので、柔軟に利用しやすい移動手段です。

自由度を高くするならタクシー

移動時間やルートに悩むことなく移動したいなら、タクシーがおすすめです。MRTの士林駅を起点に利用すれば、タクシー運賃もそこまで高くなりません。国立故宮博物館からタクシーで帰る際には、地下1階のサービスカウンターでタクシーを呼べますよ。

国立故宮博物館の観光における注意点

photo by Unsplash 

国立故宮博物館の観光時には、いくつかの注意事項があります。ここでは、国立故宮博物館の観光時に最低でも知っておきたい注意点についてチェックしましょう。

照明機材や三脚、自撮り棒を用いた撮影は禁止

照明機材や三脚、自撮り棒などの撮影補助機器を使用しながらの写真・動画撮影は禁止されています。普通に撮影するぶんには問題ないのでチェックしておきましょう。

飲食物や缶、瓶などを携帯しての入場はNG

国立故宮博物館に入場する際は、飲食物や缶、瓶などの持ち込みは禁止されています。入場前に捨てるか、預け荷物に入れておきましょう。

旅行かばんやリュックなどは入り口で預ける

大きな旅行かばんやリュックなどは入り口で預けなければなりません。荷物を預ける前に小さな旅行かばんにパスポートや財布、身分証などの貴重品を詰め替えましょう。

国立故宮博物館の観光を満喫しよう

photo by Unsplash 

この記事では、国立故宮博物館の観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。国立故宮博物館は、中国の歴代の王朝に受け継がれてきた貴重な芸術品・美術品などを楽しめる台北で必見の観光名所です。

ぜひ紹介した情報を参考に、国立故宮博物館の観光を満喫してみてくださいね!

国立故宮博物館(こくりつこきゅうはくぶつかん)の基本情報

住所

No. 221, Sec 2, Zhi Shan Rd, Shilin District, Taipei City, 台湾 111

電話

+886-2-6610-3600

営業時間

9:00~17:00

休業日

月曜(祝日の場合は開館)

アクセス

MRT士林駅からバスで約15分

料金

大人 350台湾ドル(約1,707円)、学生 150台湾ドル(約732円)、18歳未満の方は無料

※2024年6月18日のレート、1台湾ドル=4.88円で計算

公式サイト

https://www.npm.gov.tw/index.aspx?l=3

※2024年6月18日のレート、1台湾ドル=4.88円で計算

cover photo by pixta


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