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ゴールデン・トライアングルは3カ国が交差するタイの秘境観光地!歴史や見どころを解説

タイの秘境と言われる屈指の観光名所、ゴールデン・トライアングル。タイ、ラオス、ミャンマーの3カ国の国境が交差する自然豊かな観光地として有名です。この記事では、ゴールデン・トライアングルの観光の見どころや楽しみ方、アクセス方法、ベストシーズン、観光の注意点などを解説!ぜひ事前に情報をチェックして、タイ観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

タイの秘境と言われる屈指の観光名所、ゴールデン・トライアングル。タイ、ラオス、ミャンマーの3カ国の国境が交差する自然豊かな観光地として有名です。

この記事では、ゴールデン・トライアングルの観光の見どころや楽しみ方、アクセス方法、ベストシーズン、観光の注意点などを解説!ぜひ事前に情報をチェックして、タイ観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

ゴールデン・トライアングルの基本情報


photo by pixabay

タイ北部の秘境として人気の観光名所・ゴールデン・トライアングル。まずは、ゴールデン・トライアングルの歴史や特徴などの基本情報を解説します。

ゴールデン・トライアングルとは?


photo by pixabay

ゴールデン・トライアングルとは東南アジアのタイ、ミャンマー、ラオスの3カ国がメコン川で接する山岳地帯のことです。この山岳地帯はかつて世界最大のケシの栽培と麻薬密売地帯で富を得たことから、黄金の山岳地帯という名称が付けられました。

現在は、メコン川で接する3カ国の国境をボートで跨ぐことができるという珍しい体験ができる秘境の観光スポットとして、多くの観光客が訪れています。

ゴールデン・トライアングルの歴史


photo by pixabay

ゴールデン・トライアングルと呼ばれる黄金の三角地帯は、かつて世界最大の麻薬密造地帯でした。19世紀ころにミャンマーでケシの栽培がされるようになったのがこの地のはじまりです。一帯は麻薬密造を資金源にしていたため、軍事衝突や利権争いがたびたび起こり、治安の悪いエリアでした。

1996年に、麻薬王のクン・サがミャンマー軍事政権に降伏したことで麻薬の取り締まりが強化されるようになりましたが、その後も麻薬の密造や密売が横行。

しかし、タイ王国では麻薬の取締が厳しくなり、ミャンマー・ラオス両国に対してケシ畑の撲滅を求める動きが広まっています。近年では、各国政府及び国連機関は麻薬撲滅のためにケシの栽培に代わって、作物として茶やコーヒーの栽培を奨励しています。

かつて麻薬密売地帯として知られていた黄金の三角地帯は、現在タイの秘境と呼ばれる観光スポットへと生まれ変わり、その美しい自然や文化的な魅力から多くの旅行者が訪れています。

ゴールデン・トライアングルがあるチェンラーイってどんな街?


photo by pixabay

チェンラーイはタイの北部に位置する、歴史と自然が調和した穏やかな街です。 かつては古代王国の一部として栄えた地域で、その歴史が今も街の至る所に点在しています。 特に、ホワイトテンプルやブルーテンプルなど、壮大で美しい寺院が多いのも魅力の一つ。これらはラーンナー建築と言われ、古代の伝統と現代のデザインが融合した美しい建物として知られています。

また、チェンラーイはメコン川の支流であるコク川沿いに位置することから、自然豊かな地域としても有名。壮大な山々や川の景色の中で、アクティビティが楽しめます。 さらに、この地域には世界的に有名な首長族をはじめ、多様な山岳民族が住んでおり、実際に彼らの伝統や文化を体験できるツアーに参加したり、訪問したりできる村もあります。

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ゴールデン・トライアングル観光の見どころ


Golden Triangle by Thanate Tan is licensed under CC BY 2.0

ゴールデン・トライアングルは、タイ、ミャンマー、ラオスの3カ国を跨ぐ雄大な自然と川が広がる場所です。観光できる場所は限られていますが、中心地から離れていることもあり、日帰りで行く場合には事前に巡回する観光スポットを計画しておくのがおすすめです。

山岳地帯のクルージングや、寺院、上陸できる島など、ゴールデン・トライアングル周辺の人気のスポットの見どころをまとめました。

3カ国を周遊!三角地帯をクルージング


The golden triangle, North Thailand by Alexis Gravel is licensed under CC BY-ND 2.0

ゴールデン・トライアングルの見どころの一つが、3カ国の国境が接するメコン川やアック川を船でクルージングできることです。ツアーによって巡るエリアは異なりますが、川を越えた先にあるラオスやミャンマーといった国々の生活風景を垣間見れるのは貴重な体験ですよね。

さらに、タイとラオスの間にあるメコン川ではスピードボートも楽しめます!

迫力満点の巨大な黄金仏像(プラ・プッタナワラーントゥー)


photo by pixabay

プラ・プッタナワラーントゥーとは金箔が貼られた巨大な黄金仏像で、ゴールデン・トライアングル公園に建てられたシンボルです。高さ約16メートルもある迫力満点の大仏で、誰でも無料で参拝することができます。

夜になるとライトアップされるので、多くの観光客の絶好の写真スポットとしても人気ですよ。ただし、参拝するには露出を避けた服装で行くようにしましょう。

3カ国を一望できるゴールデン・トライアングル公園


GoldenTriangle, Thailand-30.jpg by ryan harvey is licensed under CC BY-SA 2.0

巨大な黄金仏像がみられるゴールデン・トライアングル公園は、定番の観光スポット。公園にある展望台からはルアック川とメコン川が合流する地点が見られるので、手前にあるタイ・左側にミャンマー・右側にラオスと国境も一望できます。

公園の展望台には、国境線を表した三角形の国境案内板があるので、3カ国の国境を同時に見られる絶好の観光名所です!

唯一上陸できるラオスのドーンサオ島!


photo by pixabay

ゴールデン・トライアングルをクルージングする際に、ぜひ立ち寄って欲しいエリアがドーンサオ島です。ドーンサオ島はラオスの観光特区で、タイから唯一入国審査なしでラオスに上陸できる特別な場所です。ボートから降りて入島料を支払えば入ることができます。

ドーンサオ市場では、ラオス国内で生産されているドリンクやお土産、衣服といった観光客向けの露店が並んでいます。小さい島なので1時間程度で島を見学できますよ!

ゴールデン・トライアングル観光に最適なシーズンは?


photo by pixabay

ゴールデン・トライアングルが位置するチェンラーイの気候は、サバンナ気候とも呼ばれており、3月〜4月の暑季、5月〜10月の雨季、11月〜2月の乾季に分かれています。ただし年間を通して激しい気温差はなく、日本の季節に例えると初夏〜秋の気温差なので、どの季節でも過ごしやすいのが特徴です。

ここでは、ゴールデン・トライアングルへ行く際のベストシーズンとオフシーズンについてそれぞれ解説します。

ベストシーズンは雨が少ない乾季の11〜2月


photo by Unsplash

ゴールデン・トライアングルの観光に最適なベストシーズンは、乾季の11月〜2月ごろです。暑季より気温が涼しく、雨季より雨が降る確率が低いので、ゴールデン・トライアングルのような1日観光をしたい場合にはぴったりの季節です。

さらにこの時期は花が満開になってきれいな景観が見られるとあって、現地の人々にとっても旅行シーズンとして人気の季節ですよ!

服装は過ごしやすい格好がベストですが、寺院の散策や虫刺されの対策として過度な露出は控えた服装で行くといいでしょう。

観光客が少ない時期を狙うなら雨季の6〜10月


photo by Unsplash

観光客が少ない時期を狙って散策したい方は、雨季である6月〜10月がおすすめです。ベストシーズンではタイ国内外からの観光客が多いので、観光スポットやクルージングも人が多くなってしまいます。

しかし6月〜10月は雨季ということもあって、観光客は比較的少ないです。ただし、8月以降はスコールや台風シーズンも重なるため、グルージングや屋外の外出が難しい場合もあるのでご注意ください。

また雨季は毎日雨が降るので、至る所で洪水が発生します。傘や長靴、サンダルなどの雨対策が必要となります。しかし雨が降っても、朝から夜まで降り続けることはほとんどありません。

ゴールデン・トライアングルの見学方法は?


photo by pixabay

ゴールデン・トライアングルの出発地点であるゴールデン・トライアングル公園は、無料で自由に出入りをして散策できます。黄金の大仏を見学したり、ゴールデン・トライアングルと呼ばれる黄金の山岳地帯を一望したりと、3カ国の国境を一気に見られる珍しい体験ができますよ!

ここからは、ゴールデン・トライアングルを巡るクルージングでの見学方法について詳しく説明します。

ゴールデン・トライアングルで3カ国を巡るには?


The golden triangle, North Thailand by Alexis Gravel is licensed under CC BY-ND 2.0

ゴールデン・トライアングルを観光するにあたって1日のうち3カ国を跨ぐ場合、とくにタイのチェンライからミャンマーのタチレクに移動する場合は、タイの国境ゲートにある入国管理局にパスポートを預ける必要があります。

パスポートと引き換えに、入国許可証「エントリーパーミット」が手渡されるため、パスポート代わりに持ち歩くようにしましょう。観光目的の場合、ミャンマーの観光ビザは不要でパスポートの提出のみで観光できます。

なお、ラオスのドーンサオ島には入国審査なしで上陸できます。入島料を支払えばそのまま観光できますよ。

メコン川クルーズにはチケットの購入が必要!


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ゴールデン・トライアングルの出発地点であるタイのメコン川沿いには、いくつかの船着場が並んでいます。クルージングを希望する場合は、ボートの手配所で直接交渉をしてチャーターします。船によって行くコースが異なるため、行きたい観光スポットがある場合には、観光スポットに立ち寄るか確認するようにしましょう。時間別でのコースの一例がこちらです。

  • 1時間コース:コオ・モートー(タイ)〜Paradise Resort(ミャンマー)〜ドーンサオ島(ラオス)
  • 2時間コース:ドーンサオ島(ラオス)〜チェンセーン(タイ)※片道

このように、チャーターする船によって巡回するコースは異なります。また、チャーターする料金は1人当たりではなく、1隻での料金となるので大人数で乗るのがおすすめですよ!

また、コースによっては片道のみの巡回コースもあるので、チャーターする際に戻ってくるかどうかも確認しておくといいでしょう。

オプショナルツアーに参加するのもおすすめ


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ゴールデン・トライアングルはチェンライから車で約2時間ほどで、公共機関であれば帰りは夜まで運行していないため、見学時間に限りがあります。

ゴールデン・トライアングルと周辺の観光名所も見て回りたいという方は、ゴールデン・トライアングルのオプショナルツアーで行くのが便利です。オプショナルツアーで巡る観光スポットのスケジュールの一例をご紹介します。

  • チェンマイ発:ワット・ロンクン〜ワット・プラケオ〜ワット・ロンスアテン〜昼食〜ゴールデン・トライアングル〜山岳民族の集落訪問 など
  • チェンライ発:ワット・ロンクン〜ワット・ロンスアテン〜昼食〜首長族の村訪問〜アヘン博物館〜ゴールデン・トライアングル〜チェンセーンの遺跡 など

オプショナルツアーはホテルの送迎が含まれているので、移動時間の心配はありません。また、チェンラーイで人気の観光名所のエリアは近い距離に点在しているため、1日で多くの観光スポットを見て回ることができます。ただし、ゴールデン・トライアングルのクルージングはツアーに含まれていないことが多いのでご注意ください。

ゴールデン・トライアングル観光に要する時間


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ゴールデン・トライアングルは、観光する目的によって所要時間は異なります。3カ国の国境を一望したいという目的だけであれば、ゴールデン・トライアングル公園での散策となるので、所要時間は30分程度となります。

クルージングをして3カ国を跨ぐという観光目的であれば、巡るクルージングコースによっても異なりますが、1時間30分〜3時間程度を目安にするといいでしょう。

ゴールデン・トライアングル公園の前には出店が立ち並んでいるので、散策時間を多めに見積もっておくのもおすすめです。

ゴールデン・トライアングルへのアクセス・行き方


photo by Unsplash 

ゴールデン・トライアングル観光の拠点となる都市・チェンラーイ。チェンラーイからゴールデン・トライアングルへ行く方法は、ミニバンが一般的です。ここでは、ミニバン、路線バス、ツアーバスでのそれぞれの行き方を解説します。

最も一般的な移動はミニバン


photo by Unsplash※画像はイメージです

チェンライからゴールデン・トライアングルへ行く最も一般的な方法がミニバンです。チェンライ第1バスターミナルから出発しているので、バスターミナルの窓口でチケットを購入し、指定されたミニバンに乗るとそのままゴールデン・トライアングルまで行くことができます。

1時間に1本のペースで行き来していますが、ゴールデン・トライアングルからチェンラーイ市内に戻る際には、最終便の時間を事前に確認するようにしましょう。料金は片道50バーツ(約205円)とリーズナブルなのも魅力です。

最短で向かいたいならツアーバス



photo by  pixabay※画像はイメージです

チェンライからゴールデン・トライアングルまで最短で行きたい場合は、オプショナルツアーで行くのがおすすめです。ミニバンより割高になってしまいますが、ホテルからの送迎、半日または1日で人気の観光スポットを巡りたい方は、チェンラーイの観光名所を巡るプランがほとんどのため、移動や帰りの時間を気にせずゆっくり楽しむことができます!

日本から予約できるオプショナルツアーもあれば、現地で予約できるオプショナルツアーもあります。少しでも費用を抑えたい方は、チェンライまたはチェンマイにあるツーリズムで予約するのがおすすめですよ!

ゴールデン・トライアングル観光における注意点


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ゴールデン・トライアングルは、3カ国を一望できる知る人ぞ知る観光スポットですが、チェンラーイ市内から少し離れた場所にあるため、観光時間や持参する持ち物についても事前に確認しておくのをおすすめします。

ここではいくつかの注意点をそれぞれ解説します。

長時間の移動を前提に予定を立てる


photo by Unsplash※画像はイメージです

ゴールデン・トライアングルの観光をじっくり楽しみたい方は、ツアーではなく個人で行くのがおすすめです。ツアーではクルージングのプランが含まれていないことが多く、他の観光スポットも巡るため、散策時間が短くなってしまいます。

個人で行く場合に注意すべきことは、事前に巡りたい観光スポットや、ゴールデン・トライアングルでの所要時間を見積もったスケジュールを立てておくことです。交通機関を使ってゴールデン・トライアングルに行くことがほとんどですが、帰りの便は夕方が最終便となるケースが多いです。

例えば午後から出発しようとすると、車で片道2時間の移動距離が含まれるため、帰る便を考慮すると、観光時間がほとんどなくなってしまいますよね。そうならないために、観光スポットや観光時間を事前に見積もって、早めの時間から出発するなどの計画を立てるのがおすすめですよ!

パスポートを持参する


photo by Unsplash※画像はイメージです

ゴールデン・トライアングルのクルージングで3カ国を巡る際には、パスポートの持参が必要となります。国境を超えるため、パスポートと引き換えに特別な入国許可証をもらうためです。パスポートを忘れてしまうとクルージングに乗ることはできないので、ご注意ください。

またゴールデン・トライアングルは、タイの国境沿いに位置しています。国境沿いは不法入国といった警備が厳しいため、抜き打ちで車内にいる乗客の身分証の確認を求められる場合があります。外国籍の観光客はパスポートの提示を求められるため、トラブルに発展しないためにも、必ずパスポートは持参するようにしましょう。

過度な露出を控えた服装をする


photo by Unsplash※画像はイメージです

ゴールデン・トライアングル公園では、プラ・プッタナワラーントゥーの巨大仏像に参拝することができますが、仏教徒が大半であるタイでは参拝マナーを考慮するようにしましょう。過度な肌の露出は避け、長ズボンで参拝するのがおすすめです。

また、ゴールデン・トライアングルは自然が広がる山岳地帯なので、露出が多い服装だと蚊などの虫に刺される場合があります。そのようなトラブルを避けるためにも、暑さを調節できる7部丈の服や長ズボンで訪れるといいでしょう。

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ゴールデン・トライアングルの観光を満喫しよう

この記事では、ゴールデン・トライアングルの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。タイ・ラオス・ミャンマーの3カ国を一望できるゴールデン・トライアングルは、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。)

ぜひ紹介した情報を参考に、ゴールデン・トライアングルの観光を満喫してみてくださいね!

ゴールデン・トライアングル(黄金の山岳地帯)の基本情報
住所: 932M+W6X, 370 ถนน ท่าแพ, Wiang, Chiang Saen District, Chiang Rai 57150 タイ
電話:なし
営業時間:24時間
アクセス: チェンライ市内から車で2時間
料金:なし

※2023年10月13日現在、1タイバーツ=4.11円で計算しています
cover photo by pixabay

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