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日枝神社は東京にある出世や縁結びのパワースポット!見どころや歴史を解説

東京の人気パワースポット・日枝(ひえ)神社。“山王さん”の愛称で親しまれている人気の神社です。 この記事では、日枝神社の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ日枝神社へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

東京の人気パワースポット・日枝(ひえ)神社。“山王さん”の愛称で親しまれている人気の神社です。

この記事では、日枝神社の見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひ日枝神社へ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

日枝神社の基本情報

Hie Shrine by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0

東京の人気パワースポット・日枝神社。まずは、日枝神社の歴史や見どころなどの基本情報を解説します。

日枝神社の歴史

DP1M4725 by bethom33 is licensed under CC BY-SA 2.0

今や全国に約3,800社ある日枝神社ですが、その歴史は鎌倉時代にまでさかのぼります。

当時江戸氏が江戸周辺を見守る守護神として山王宮を祀ったことが起源とされており、室町時代の文明年間(1469年〜86年)になると太田道灌(どうかん)が江戸城をつくるにあたって、川越山王社の神の分霊を迎えて新たな社殿に祀る勧請を行いました。

1590年、徳川家康が江戸城を居城とすると、新社殿を建てて、江戸城を守る鎮守の社として日枝神社が崇敬されるようになりました。

日枝神社 byWei-Te Wong is licensed under CC BY-SA 2.0

当時は隼町の国立劇場附近に社殿がありましたが、1657年に起こった大火で社殿が焼失してしまったことから、現在の赤坂の溜池へ遷座したという歴史も。

明治維新後、江戸城は皇居となったため、日枝神社は皇城鎮護の神として最も格式が高い社格である官幣大社の神社となりました。日枝神社は現在でも地元の人のみならず、多くの観光客にも親しまれる人気スポットとなっています。

日枝神社の御祭神やご利益

Hie Shrine by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0

日枝神社の主祭神である大山咋神(おおやまくいのかみ)は、五穀豊穣や工事安全、醸造(酒造り)、要地を守る神様として信仰されています。

また大山咋神と同じ御殿に、國常立神(くにのとこたちのかみ)、伊弉冉神(いざなみのかみ)、足仲彦尊(たらしなかつひこのみこと)も祀っています。

國常立神は商売繁盛や立身出世、病気治癒、縁結び、開運招福などのご利益があるそう。さらに古事記では伊邪那美神(イザナミ)の名で有名な伊弉冉神は、多くの子を成したことから子宝や安産祈願の神として信仰されています。その一方で黄泉の国・冥界の女王という一面も持ち合わせているのだとか!

photo by Unsplash

また、足仲彦尊は第14代天皇・仲哀天皇のことで、開運や厄除け、必勝、安産、除災招福などのご利益があるといわれています。

日枝神社だけでこれだけのご利益があるからこそ、都内で人気のパワースポットとして注目されているのでしょう。

日枝神社の総本宮はどこにあるの?

Hie Shrine by fujidreams1971 is licensed under CC BY 2.0

全国に約3,800ある日枝神社の総本宮は滋賀県・比叡山のふもとにある山王総本宮・日吉大社です。すべて日吉大社の魂を分けた分霊社として日本各地に点在しています。

日吉大社の歴史は約2,100年前にまでさかのぼり、とくに平安京遷都の際にはこの地が都の表鬼門(北東)にあたることから、降りかかる災いから都を守る護法神として古くから人々に信仰されてきました。現在では、天台宗の護法神としても多くの人々に崇敬されています。

日枝神社観光の見どころ

観光しやすい広さも魅力の1つの日枝神社ですが、観光スポットが多いので事前にどこを見るか決めておくのがおすすめ。日枝神社観光で外せない人気のスポットやイベントの見どころをまとめましたのでぜひ参考にしてください!

日本三大祭のひとつ・山王祭

Hie Shrine by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0

江戸時代に徳川将軍などが上覧する天下の祭りであった山王祭は、江戸城にお神輿や山車の入城が許可され当時は大変な盛り上がりだったそう!

現在、山王祭は、神田祭・深川祭とともに江戸三大祭の1つでありながら、さらに日本三大祭の1つにも数えられている貴重な祭りです。毎年6月に約10日間にわたり開催され、隔年で東京都心を300メートルの祭礼行列が練り歩く神幸祭も行われます。

さらに期間中には伝統芸能の邦楽やお茶などのさまざまな催し物が行われるので、事前にスケジュールを確認して行くのがおすすめ。なかでも人気なのは稚児行列です。稚児装束に身を包んだかわいらしい子どもたちの姿に癒やされますよ。

日枝神社周辺が一気に江戸時代にタイプスリップしたような雰囲気が味わえる山王祭をぜひ楽しんでくださいね。

さまざまなご利益やご縁を運んでくれる神猿像

DSC04751 by Zengame is licensed under CC BY 2.0

日枝神社の大きな特徴となっているのが、境内に狛犬ではなく“猿”が置かれているところ。猿は主祭神である大山咋神の使いといわれており、神猿(まさる)として古くから信仰されてきました。

神猿の“まさる”という読み方には、勝る(まさる)や魔が去る(まがさる)、音読みの“えん”からは縁(えん)という言葉に関連することから、勝運や魔除けの神だけでなく商売繁盛や縁結びにご利益があるとして祈願しに来る人も多いです。

本殿向かって左にある写真の母親の神猿像には、家内安全や子授け、安産を、右にある父親の神猿像には商売繁昌や社運隆昌、厄難消除のご利益を願って夫婦の神猿像を撫でるのが名物となっています。

日枝神社 by Wei-Te Wong is licensed under CC BY-SA 2.0

また、日枝神社を訪れたら猿がモチーフのグッズも必見!縁結びを祈願した絵馬や、かわいらしいデザインの御朱印帳なども販売されています。

とくにカラーバリエーション豊富なまさる守りは、お守りに猿の顔がデザインされており、つい手に取ってしまうかわいさですよ。

国宝や重要文化財などを展示している宝物殿ギャラリー

Hie Shrine @ Akasaka by Guilhem Vellut is licensed under CC BY 2.0

日枝神社の境内手前にある宝物殿ギャラリーでは、一部が重要文化財や国宝になっている刀剣や、徳川幕府から神の領地である神領が寄進された旨がしたためてある朱印状などを展示しています。

なかなか見る機会のない太刀は、近くでみると迫力がありますよ。比較しながら見学するのも面白いかもしれません。

また、朱印状のなかには徳川家康が執筆したものも含まれており、当時の歴史をうかがえます。歴史好きの方はぜひ足を運んでみてくださいね!

東京では珍しい千本鳥居に注目!

Hie Shrine in Tokyo by Tokyo Girl is licensed under CC BY 2.0

日枝神社の境内内にある山王稲荷神社の参道に、稲荷参道の千本鳥居があります。朱色がよく映えた美しい千本鳥居は日枝神社のなかでもとりわけ人気の写真スポットです。

ただし、参道の幅が狭くなっており、平日でも混みあうので写真を撮る際はほかの人の迷惑にならないよう短時間で済ませましょう。

千本鳥居は都内でも珍しいので、ぜひ足を運んでみてくださいね。

日枝神社観光に最適なベストシーズンは?

Hie Shrine by fujidreams1971 is licensed under CC BY 2.0

日枝神社では毎月のようにイベントを行っているので観光はどの時期でもおすすめですが、なかでも山王祭はより一層盛り上がるので一度は見ておきたいイベント。

一方で、できるだけ混雑を避けて参拝したい人は、山王祭の時期はやめておく方がいいでしょう。

山王祭のほか、節分祭や天皇の誕生を祝う天長祭、箸に感謝し無病息災を祈る箸感謝祭などのイベントも多いので事前に最新情報をチェックして参加してくださいね。

参拝方法やご祈願方法は?

Hie Shrine by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0

日枝神社では、参拝は自由ですが、ご祈祷する場合は9時~16時までの間に境内にある授与所で当日受付をする必要があります。申込用紙に必要事項を記入しますが、事前にネットから行うことも可能です。

ご祈祷の所要時間は約20分で、料金は個人で10,000円からです。

日枝神社へのアクセス・行き方

Hie Shrine by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0

東京・永田町にある日枝神社へは、電車(地下鉄)や車でのアクセスが一般的です。日枝神社の入り口は、複数あるので、どこを見たいのかを決めてから利用する電車(地下鉄)や駐車場の場所を考えるのがおすすめです。

複数ある入り口のうち、ご利益が最もあるといわれているのが男坂を通るルートで、神社への正式な表参道。このほかに稲荷参道へと続く入り口や、エスカレーターが完備してる山王橋入り口などがあるので、自分の観光にあわせて利用してくださいね。

最も一般的な移動は電車(地下鉄)

photo by pixabay

東京駅から日枝神社までの所要時間は、電車と徒歩を合わせて約15分ほど。日枝神社付近は多くの電車(地下鉄)が乗り入れているので、どの入り口から入るかによって利用する路線を決めるといいでしょう。

まず、表参道である男坂の入り口へ行く場合、最寄り駅は地下鉄南北線か銀座線の溜池山王駅出口5が一番近く、歩いて3分ほどで着きます。もしくは、地下鉄千代田線の国会議事堂駅出口5から徒歩約5分でアクセスする方法もありますよ。

また、妊婦や子連れ、高齢者におすすめのエスカレーターが利用できる山王橋の入り口へは、地下鉄千代田線の赤坂駅出口2か、地下鉄南北線もしくは銀座線の溜池山王駅出口7からだと、どちらでも徒歩3分ほどで到着します。

稲荷参道から入るのであれば、地下鉄銀座線か丸の内線の赤坂見附駅出口11から徒歩5分ほどで着くので利用してみてくださいね。

男坂の入り口(表参道)

山王橋の入り口

稲荷参道の入り口

溜池山王駅出口5

赤坂駅出口2

赤坂見附駅出口11

国会議事堂駅出口5

溜池山王駅出口7

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自由度を高くするなら車やタクシー

photo by Unsplash

日枝神社は駐車場も完備しているので、車で行くことも可能です。専用の駐車場として100台分が無料で利用できるのでおすすめですが、混雑している場合は近隣の有料駐車場を利用してくださいね。

東京駅から日枝神社までは車やタクシーで約10分ほどで行けるので、ほかの観光スポットへもアクセスしやすいでしょう。

日枝神社観光における注意点

photo by Unsplash

日枝神社観光では、撮影マナーに関する注意事項があります。

碁盤・賽銭箱前や稲荷参道(千本鳥居)は人気の観光スポットで平日でも混みあう可能性があるので、長時間の撮影は避け、まわりへの配慮が大切です。車の通行の関係上、神門前での長時間の撮影も避けましょう。

さらに、 記念品授与をスムーズに行うために、神酒拝戴 記念品受渡所での撮影は控えるようにしてください。ご社殿、祈祷殿、祈祷殿内待合所も同様に撮影は禁止されています。

また、まわりの迷惑になる可能性があるレフ板、三脚、シャボン玉、大きな音が鳴るおもちゃなどは使用せず、参拝の妨げにならないよう撮影ルールを守って、観光しましょうね。

日枝神社の観光を満喫しよう

この記事では、日枝神社の観光に関する見どころや歴史、見どころ、アクセスなどをご紹介しました。日枝神社は、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、日枝神社の観光を満喫してみてくださいね!

日枝神社の基本情報

住所

東京都千代田区永田町2丁目10番5号

電話

03-3581-2471

営業時間

【開門時間】 6:00~17:00【授与所・朱印所】 8:00~16:00【祈祷受付・宝物殿】 9:00~16:00

休業日

【参拝】年中無休

【宝物殿】火曜、金曜

アクセス

地下鉄千代田線 赤坂駅出口2から徒歩約3分
地下鉄南北線・銀座線 溜池山王駅出口7から徒歩約3分

地下鉄丸の内線 赤坂見附駅から徒歩約5分

料金

【参拝】 無料

【ご祈祷】10,000円~

公式サイト

https://www.hiejinja.net/

cover photo by Hie Shrine by Dick Thomas Johnson is licensed under CC BY 2.0

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