株式会社令和トラベルが運営する NEWT Chat は、静岡県・伊豆稲取温泉の老舗温泉旅館「食べるお宿 浜の湯」に導入いただきました。導入後、予約課への電話受信は月約2,000件から約1,600件へと、月約400件・対応時間にして約17時間(約20%)削減されています。
あわせて、導入の背景と現場の変化を伺った導入事例インタビューを公開しました。
導入の背景
「食べるお宿 浜の湯」は、1974年に客室6室の民宿旅館として創業し、金目鯛の姿煮や舟盛りに象徴される料理へのこだわりと、完全担当制・部屋食という旅館文化を守り続ける老舗旅館です。リピート率は約60%に達し、館内のおよそ3分の1をリピーターのお客様が占めます。
一方で、来館前のお電話をお客様との大切な接点と位置づける方針ゆえに、予約課には以下の課題が生じていました。
- 月約2,000件の電話受信 — 予約スタッフ4名(常時3名体制)に対し、館内の内線を除く外線のほぼすべてが予約課に集中
- 「大切な接点」がそのまま負担に — 電話予約の受付を継続し、かつ全宿泊者へ宿泊1週間前の事前確認を実施しており、対応件数が膨大
- 公式サイトで確認できる内容のお問い合わせ — 定型のご挨拶から回答まで、短時間でも1件あたりの対応工数が発生
- 人が介在すべき接点への時間確保 — 記念日のサプライズやアレルギーのご相談など、本来注力したい対応の時間が圧迫
複数のAIチャットツールを検討したうえで、公式サイトを読み込んだナレッジがベースにあり、ゼロから作り込む必要がない NEWT Chat の導入を決定しました。
導入効果(実績)
| 項目 | 導入前 | 導入後 | 変化 |
|---|---|---|---|
| 電話受信件数(月) | 約2,000件 | 約1,600件 | 約400件削減 |
| 電話対応時間(月) | 約85時間 | 約68時間 | 約17時間・約20%削減 |
| チャット利用件数(月) | — | 約3,000件 | 新たな問い合わせ接点を獲得 |
| お問い合わせの内容 | 定型のFAQ中心 | スタッフだからこそお答えできるご相談へ | 対応の質が変化 |
さらに、お問い合わせデータから記念日・プロポーズなど特別な日の需要が可視化され、パティシエの採用という新たなおもてなし施策にもつながっています。
担当者コメント:食べるお宿 浜の湯 専務 鈴木 達也様
「導入前は『本当にちゃんと回答できるのか』という不安もありましたが、実際にはきちんと精度良く回答してくれ、公式サイトの情報を読み取った状態から始められたため導入はスムーズでした。電話が減ったこと以上に大きいのは、お問い合わせの内容が変わったことです。定型のご質問はチャットにお任せでき、お電話ではサプライズのご相談やアレルギーの詳細など、スタッフだからこそお応えできる内容にじっくり向き合えるようになりました。いただいたご質問からお客様の潜在的なニーズが見えてくるので、それを次のサービスづくりに活かせる点が一番大きいと感じています。」
担当者コメント:株式会社令和トラベル 執行役員CBO 受田 宏基
「浜の湯様は、完全担当制・部屋食という旅館文化を守りながら、お客様との電話の接点を大切にされてきた宿です。その価値をAIに置き換えるのではなく、人が介在すべき接点に時間を集中させるためにご活用いただいている点が、NEWT Chat の理想的な使い方だと考えています。お問い合わせデータから記念日需要を捉え、パティシエの採用という新しいおもてなしにつなげられたことは、AIが単なる省人化ではなくサービス創出の起点になり得ることを示す事例です。今後も浜の湯様とともに、旅館文化とテクノロジーが両立する形を追求してまいります。」
NEWT Chat の特長
- 40言語以上に対応 — 世界中のゲストに母国語で即時案内
- 5分でセットアップ — URLを入力するだけでAIが自動学習(Deep Research機能)
- 24時間365日対応 — 深夜・早朝の問い合わせもチャットで完結
- マルチチャネル対応 — Webウィジェット・LINE連携など多様な接点をカバー
関連リンク
お問い合わせ
導入や取材についてのお問い合わせは、担当窓口メール(newt-chat@reiwatravel.co.jp)までご連絡ください。