ブダ城
ブダ城は、王宮の丘にそびえ立ち、ブダペストに来たら訪れたい必見スポットです。13世紀に近隣諸国の侵略から国を守るための要塞として建てられた歴史的な建造物です。オスマン帝国の侵攻によって16世紀に壊滅的な打撃を受けたブダ城は、その後も再建と破壊を繰り返し、18世紀にマリア・テレジア女帝の下で再建が行われました。現在のブダ城には、数世紀にわたる歴史的な変遷を物語る多様な建築様式が施されているのが特徴です。中庭にはマーチャーシュの噴水やハンガリーの偉人たちの彫像が配置されており、芸術的観点からもぜひ訪れたいブタペスト屈指の観光名所です。
スポット情報
ハンガリー旅行におすすめの観光スポット
ハンガリー国会議事堂
ハンガリー国会議事堂は、国内最大級の建築物であり、ヨーロッパでは2番目、世界では3番目に大きいという巨大な存在です。1904年に建てられ、今でも政治の中心地として機能している歴史ある建築物です。国会議事堂内には、ハンガリー王が代々受け継いできた聖イシュトヴァーンの王冠や数々の宝石が保管・展示されています。国会閉会日に一般公開され、見学することができるのがおすすめポイント。ツアーは予約制となっており、一見の価値がある場所なので、気になる人はぜひツアーに参加してみてください。ドナウ川の水面に映る姿が美しく、政治的な建造物であることを忘れさせることでしょう。
セーチェーニ鎖橋
セーチェーニ鎖橋は、ブダ地区とペスト地区を結ぶ架け橋として1849年に建設された橋です。当時では珍しい鎖を使った構造が特徴です。第二次世界大戦中にはドイツ軍によって破壊されましたが、1949年に再建されて以来、ブダペスト市民の重要な交通手段として機能しています。橋の出入口には2頭のライオンが立っており、橋の両側にはゆったりとした歩道が完備されており、橋を近くで見ることができるおすすめスポットです。特に、夜間にライトアップされたセーチェーニ鎖橋の美しさは見逃せません。遠くから眺めると幻想的な光景が広がり、ドナウ川沿いやゲッレールトの丘から眺める美しさに息をのむことでしょう。
聖イシュトヴァーン大聖堂
聖イシュトヴァーン大聖堂は、ハンガリー建国1000年を記念して建設された大聖堂です。1851年から1905年までの半世紀以上にわたる長い工事期間を経て完成した歴史のある建物です。「聖イシュトヴァーン大聖堂」という名前は、ハンガリー王国の初代国王であるイシュトヴァーン1世に敬意を表して名付けられました。聖堂内には、イシュトヴァーン1世の右手のミイラが展示されており、ハンガリー国民にとってどれほど重要な存在であったかが伝わることでしょう。尖塔からは美しい景色を楽しめる展望台があるので、ブタペストの街並みを堪能してみてはいかがでしょう。
セーチェーニ温泉
セーチェーニ温泉は、ブダペストを訪れた後のリフレッシュに最適なスポットです。ハンガリーでは、温泉を治療やリラックスの場として利用する湯治文化が根付いており、セーチェーニ温泉も一環を担っています。また、エンターテイメント要素が強く、カップルやファミリーで楽しめるのがセーチェーニ温泉の魅力です。施設内には流れるプールや打たせ湯があり、デッキチェアでのんびりくつろぐのもいいでしょう。また、アルコールドリンクの販売も行われているので、子どもから大人まで楽しめる環境です。「温泉」ではありますが、プールのような感覚で入り、男女兼用なので水着を着用するのがおすすめです。
エステルゴム大聖堂
ハンガリー・カトリック教会の総本山である「エステルゴム大聖堂」。12世紀にハンガリー初代国王の生誕地であるエステルゴムに建設され、国内最大級の大きさを誇る教会です。おすすめは大聖堂の裏側。ドナウ川を望む素晴らしい景色が広がり、スロバキアの風景を眺めながら、大聖堂の壮大さを実感できるスポットです。大聖堂には3つの鐘が用意されています。正午になると美しい音色が響き渡るので、お昼前に到着するのがいいでしょう。大聖堂内部を隅々まで見学したい人は、公式ツアーがおすすめです。大聖堂の修復の歴史をたどることができるなど、文化と歴史を感じたい人にぴったりです。
センテンドレメインストレート
センテンドレのメインスクエアは、地元の人から「フェー広場」と呼ばれ親しまれている場所です。センテンドレの中心部に位置し、広場の中央には、ペスト終焉を祝う記念碑が立っています。未だに現役の手押しポンプなどがあり、ハンガリーの歴史を感じられることでしょう。広場周辺には屋台が出るので、ハンガリーのグルメを堪能したい人にもおすすめ。広場にはベンチが設置されており食べる場所にも困りません。出来立て熱々のハンガリーグルメを味わいながら、可愛らしい街並みを楽しんでみてください。地元の風景と歴史を味わうのに最適な場所と言えるでしょう。