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フランス・レンヌはブルターニュの中心都市!観光の見どころやグルメなどを紹介

フランス・ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌ。世界遺産・モンサンミッシェルの観光拠点として、多くの観光客が訪れています。 この記事では、レンヌの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひレンヌへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

ライター
NEWT編集部

フランス・ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌ。世界遺産・モンサンミッシェルの観光拠点として、多くの観光客が訪れています。

この記事では、レンヌの見どころや楽しみ方、アクセス方法、観光の注意点などを解説!ぜひレンヌへ行く前に情報をチェックして、観光を楽しむための参考にしてくださいね!

Contents

レンヌの基本情報


photo by Unsplash

フランス・ブルターニュ地方の中心都市であるレンヌ。パリからモンサンミッシェルを訪れる際の電車の乗り継ぎや前泊の場所として多くの観光客が訪れています。美しい街並みが広がるレンヌにも多くの観光スポットが存在しているため、モンサンミッシェルの観光拠点にしているだけではもったいないほどです!

この記事では、レンヌの魅力を紹介していきます。まずは、レンヌの歴史や特徴などの基本情報を解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

レンヌの歴史


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レンヌは、中世にはブルターニュ公国の首都として栄えた町です。この時期に建設された城壁や市壁が残っており、観光名所となっています。また、12世紀に建設された聖ピエール大聖堂も見応え抜群!近世には広い通りや広場が整備され、市街地が美しくなりました。

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18世紀には、司法の中心地として発展し、ブルトン会議所など多くの歴史的建造物が建てられました。また、レンヌには多数の美術館や博物館もあります。レンヌ美術館には、フランスの14世紀から現代に至る美術作品が所蔵されており、コレクションは豊富ですよ。

また、レンヌは大学都市でもあります。レンヌ大学は、18世紀に設立された歴史ある大学で、多数の学部があり、多くの学生が集まります。大学の周辺には多数のカフェやレストランがあり、学生たちが集まる活気あるエリアです。

レンヌってどんな街?


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アルモリカ王国からブルターニュ王国になり、最終的にフランスの領土となったレンヌ。そんな歴史を経た現在のレンヌは、治安が良くスリの心配も少ないため、1人旅でも安心して街を歩けるといわれています。

レンヌの旧市街にはメルヘンな雰囲気が漂い、フォトジェニックな景観を楽しめるでしょう。木組みの建物は傾いているのが特徴です。よく見ると2階以上の部分が1階部分よりも大きく作られています。

これは昔、建物の下層階に税金が掛けられていたために、1階部分を狭く作っていたそうです。ブルターニュ地方ではこの木組みの家をバンドボアと呼んでいます。中世の雰囲気が色濃く残る街並みを楽しんでみてください。


photo by pixabay

さらに、レンヌはパリから日帰りで訪れることのできるアクセスのよさも魅力の都市です。また、モンサンミッシェルの観光拠点としても人気がある都市。パリからレンヌまでは約2時間ほどで、パリからモンサンミッシェルまで行く際の中継地にレンヌがあります。

レンヌからモンサンミッシェルまではバスで1時間ほどで、モンサンミッシェルへの経路としてよく利用されています。パリからモンサンミッシェルへの道中、電車やバスの待ち時間にレンヌでふらりと散歩してみるのもおすすめ。モンサンミッシェル観光の前泊として訪れる方もいます。

ブルターニュ地方を代表するグルメの宝庫!


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レンヌの中心部にはレストランやカフェなど、約400もの飲食店が立ち並んでいます。レンヌを訪れるなら食べて欲しいのは、名物のガレット!日本でも食べられているガレットですが、実はブルターニュ地方の郷土料理なのです。

ガレットとは、そば粉に水と塩を混ぜてクレープのような形にして焼き、卵などの具材を乗せて食べる主食です。そば粉の風味ともちもちした食感が楽しめます。フランスではシードルというりんごの発泡酒と一緒にいただくのが定番ですよ。

レンヌ観光の見どころ


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レンヌは、メルヘンな雰囲気が漂う可愛い街並みが特徴の都市です。観光できる場所は限られているとはいえ、それでもどのポイントを見るのか事前に決めておかないと回り切れません。モンサンミッシェルへの道中に立ち寄るなら、なおさら行きたい場所を事前にチェックしましょう。

ここでは、旧市街やシャンジャケ広場・サンピエール大聖堂など、人気のスポットの見どころをまとめました。ぜひレンヌを観光する際の参考にしてみてください。

中世の街にタイムスリップ!レンヌ旧市街


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褐色や藍色・緑色のカラフルな木組みの建物が並ぶレンヌの旧市街地は、レンヌ観光のメインスポットです。レンヌ駅から徒歩15分ほどの場所にあり、中世に建てられた歴史のある建物が並んでいます。

建物は木組みになっており、まるで中世の街にタイムスリップしたかのよう。木組みの家はアルザス地方でも見られますが、レンヌとは組み方が異なっています。アルザス地方ではコロンバージュ、レンヌではパンドボワと呼ばれており、2つの街の違いを見比べてみるのもおすすめです。

レンヌは1720年に火事によって大部分が焼失してしまいましたが、その火災から残った建物が、現在の旧市街を作っています。木組みの家だけでなく、彫刻が彫られた貴族の家や不規則に並んだ石畳も必見です。

旧市街にはおしゃれなカフェやレストランも多く、グルメも楽しめます。絵本のようなかわいい建物が並ぶ景観を見ながら、のんびりお茶をしてみてはいかがでしょうか。

フォトジェニックな傾いた家!シャンジャケ広場


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旧市街地の中でも、傾いた木組みの家が見られるシャンジャケ広場は必見です。フォトジェニックな建物が立ち並んでいます。

シャンジャケ広場には、フランス革命時のレンヌの市長だったジャン・ルパーディの像が建てられています。この像は紆余曲折を経て、やっと建てられました。

また、旧市街の近辺には重要な歴史的建造物のひとつであるブルターニュ高等法院もあります。1618年頃から建設が開始された建物で、現在は裁判所として使用されています。豪華なバロック様式の装飾が施された見事な外観は必見!

石畳の道や古い建物が立ち並び、中世の雰囲気を感じることができるティンブラード通りも街の雰囲気が味わえておすすめです。

緑が美しい憩いの場!タボール公園


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※画像はイメージです

タボール公園はレンヌでもっとも美しいと評される公園です。10ヘクタールにも及ぶ広大な敷地では、さまざまな植物が楽しめます。

ダボール公園は、19世紀に建設された庭園で、多様な植物や花々が植えられています。庭園内には、ローズガーデンやフレンチガーデン、ロックガーデンなど、さまざまなテーマに沿ったエリアがあるのが特徴です。

特に人気なのは木蓮の花やバラ。2,000種類を超えるバラが所狭しと咲き誇り、満開の時期には辺り一面にバラの甘い香りが漂います。バラ以外にもさまざまな種類の植物が育てられているため、公園というより植物園といった方がしっくりくるかもしれません!

12世紀に創設されたサンピエール大聖堂


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サンピエール大聖堂は、レンヌを代表する観光スポットのひとつです。歴史的にも古く、12世紀ごろに建てられました。当時はゴシック様式で建てられましたが、改築を重ねさまざまな様式が取り入れられています。

ネオ・クラシック様式のファサードはどっしりと古めかしい雰囲気が特徴。中に入ると内装はきらびやかで、とりわけ目をひくのはアーチ型になっている天井です。天井の近くにはステンドグラスが飾られ、太陽光に当たり淡いピンクに輝きます。細かい装飾がついたイオニア式の柱も必見。礼拝堂に置かれた立派なパイプオルガンもチェックしてみてください。

礼拝の時間になると信者が集まってきますが、礼拝は一般の観光客も参加可能です。

誰もが知る名画も!レンヌ美術館


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※画像はイメージです

レンヌ旧市街から近くにある美術館です。それほど大きな美術館ではありませんが、ポンタヴァン派や印象派など、1,000点以上の貴重な作品が展示されています。

14世紀から現代までの絵画を時代順で鑑賞可能です。なかでも17~18世紀の作品は必見。ルーベンスの「虎狩り」、チャーディンの「プラムの枝編み細工品バスケット」、コーニュの「無差別殺害」、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの「聖誕」など有名な作品も展示されています。ゴーギャンやピカソの絵画もぜひチェックしてみてください。

美術館の周辺には川が流れており、散策にもぴったり。パリの大きな美術館と比べると混雑することはあまりないため、のんびりと美術鑑賞したい方におすすめです。

館内に入ると左手に受付があるので、チケットはそちらで購入しましょう。チケット料金は大人6ユーロ(約840円)、子どもが4ユーロ(約560円)です。18歳未満なら入場料はかかりません。

レンヌのグルメが詰まったマルシェ・デ・リス


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※画像はイメージです

マルシェ・デ・リスは、フランスのブルターニュ地方のレンヌ市内にある、広大な屋外市場です。毎週土曜日に開催され、地元の食材や花、工芸品などが販売されます。

マルシェ・デ・リスは、フランスで2番目に大きな屋外市場の1つで、広さはなんと約10,000平方メートル!これはなんと東京ドームと同じくらいの大きさなのです。

市場には、約300の屋台が出店され、地元の農家や漁師、チーズ職人、パン屋などが自ら作った新鮮な食材や商品を販売しています。また、マルシェ・デ・リスには、地元で生産された花や植物もたくさん販売されており、色鮮やかな花々が並ぶ光景は眺めているだけでも楽しめますよ。

さらに、市場には、ブルターニュ地方の特産品であるクレープやガレット、ソーセージ、キャラメル、シードルなどが豊富にそろっていて、屋台で食べることもできます。レンヌのグルメを堪能したい方は、ぜひ訪れてみてくださいね。

レンヌ観光に最適なシーズンは?


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レンヌには日本と同様四季があるため、季節による変化を1年中楽しめます。レンヌは緯度が高く、海岸近くに位置しているため、フランスの内陸部より気温が高いのが特徴。

北大西洋の暖かい海流の影響で温暖な気候になり、年間を通して気温差もあまりありません。冬の気温もそれほど下がらないのが嬉しいですね。

ここでは、温暖なレンヌを観光するベストシーズンについて解説します。いつレンヌに行くか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ベストシーズンは快適に過ごせる6~9月


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レンヌ観光のベストシーズンは6~9月頃といわれています。6月の平均気温は東京の春と同程度で、7~8月もそれほど気温が上がりません。9月や10月は夏の暑さもやわらぎ、とても過ごしやすい気候になるので、レンヌで街歩きを楽しむにはぴったりの気候です。

レンヌの夏は雨が少なく空気が乾燥しているので、日本のじめっとした夏より過ごしやすいでしょう。太陽が沈む時間が遅く、辺りが暗くなるのは22時頃です。観光しやすいので、モンサンミッシェルを訪れる予定の方も夏時期をおすすめします。

日中は半袖で過ごせますが、朝晩や雨が続いた日は冷えるので、羽織物を持っておくと安心です。

ただし、この時期は飛行機代やホテル代が高くなるので予算管理に気を付けましょう。

観光客が少ない時期を狙うなら12~3月


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ベストシーズンは費用がかさむため、節約したい方は冬に訪れるのがおすすめです。冬といっても比較的穏やかな気候をしているレンヌ。1~2月の真冬時期でも氷点下まで気温が下がることは少なく、東京の冬と同じくらいの寒さです。冬物のコートやダウンジャケットなど、冬の日本で過ごすのと同じような服装を用意しましょう。

冬のレンヌではクリスマスマーケットが開催されており、きれいなイルミネーションも楽しめます。日没が早いので、夕方頃にはイルミネーションが輝き始めますよ。

フランス行きのパックツアーなら、年末年始を除けば安いのでチェックしてみてください。

レンヌの見学方法や所要時間を紹介

レンヌは都市なので、観光に入場料や予約は必要ありません。観光スポットによっては入場料が必要なので、見学したい場所はあらかじめチェックしておくのがおすすめです。

ここでは、各スポットの入場料や予約方法・レンヌ観光の所要時間などについて紹介していきます。

日本語での現地ガイドがおすすめ!


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慣れない海外旅行で言葉が通じるのか不安・目的地までたどり着けるか不安という方は、日本語での現地ガイドがおすすめです。ガイドつきのオプショナルツアーに参加すれば、行きたい場所を効率よく観光できますよ。人気の観光スポットはもちろん、地元の人しか知らない穴場スポットも教えてくれることも。

ただ、日本語を話せるガイドさんを指定すると料金が高くなる場合もあります。料金設定に関しては事前にチェックしておきましょう。

レンヌ観光に要する時間


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レンヌの街は規模が小さいので、食事や買い物、立ち寄りたいスポットによって変動がありますが、街を歩くだけなら3時間ほどあれば十分です。モンサンミッシェルの観光の途中で立ち寄ることもできますよ。電車の乗り継ぎの際に、2~3時間ほどで街歩きを楽しみましょう。

ちなみに、レンヌ美術館の所要時間は約1時間、サンピエール大聖堂は約20分といわれています。

レンヌへのアクセス・行き方


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レンヌ観光の拠点となる都市はパリ。パリからレンヌへ行く方法が一般的です。ここでは、バス、電車それぞれの行き方を解説します。

コストを抑えたいならバス


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パリからレンヌへ向かうにあたり、できるだけコストを抑えたい方はバスがおすすめです。時期や時間によって料金は異なりますが、2,000円前後でレンヌに到着します。

ベルシ―発のバスに乗って、レンヌ駅へ向かいましょう。所要時間は約4時間です。長時間の移動となるため、急いでいる方は電車を使う方がいいでしょう。

レンヌへ向かう道中に立ち寄りたい場所がある方は、レンタカーの利用がおすすめです。1泊2日で約10,000円前後でレンタルできます。

おすすめはパリから高速鉄道


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パリからレンヌへ向かう際に、TGVを利用するのが一般的です。TGVとは、フランス国鉄(SNCF)が運行している高速鉄道のことで、1時間30分ほどでレンヌに到着します。

パリのモンパルナス駅から乗車しましょう。1日に何本も発着しているため、予定が立てやすいのも嬉しいポイントです。車窓から見える田園風景もお見逃しなく!

レンヌ駅に着いたら北口からレンヌの街の中心部へ向かいましょう。所要時間は徒歩で約15分です。

歴史香るグルメの街・レンヌで観光を満喫!


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この記事では、レンヌの観光に関する見どころや歴史、見学方法、アクセスなどをご紹介しました。中世の街にタイムスリップしたかのような建物が並ぶレンヌは、一度は行ってみたい人気の観光スポットです。

ぜひ紹介した情報を参考に、レンヌの観光を満喫してみてくださいね!

レンヌ(Rennes)の基本情報
アクセス: モンパルナス駅から高速鉄道で約1時間30分

※新型コロナウイルスの感染防止対策のため、休業あるいは時短営業をしている場合があります。事前に最新情報をチェックすることをおすすめします。
※記事内の金額は2023年2月11日のレート、1ユーロ=141円で計算しています。
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