【2024年最新】秩父エリアのおすすめ観光スポット18選！定番から穴場まで

秩父エリアには人気の観光スポットがいっぱい！

東京都内から車で約2時間のところに位置する秩父。池袋から特急列車に乗れば、乗り換えなし、約1時間半で行けます。公共交通手段でもかなりアクセスしやすいため、日帰り旅行にもおすすめ。

秩父市内だけでなく、すぐ近くの皆野町や長瀞町などの観光スポットも合わせて訪れるのが人気です！花園ICからアクセスする場合は、ちょうど通り道にあたるエリアなので、寄り道がてら、観光してみてはいかがでしょうか？

秩父には、芝桜で有名な羊山公園や、秩父神社、三峯神社など多くの観光スポットがあり、車ならサクッとめぐれます。公共交通機関のみでも十分楽しめるようになっているので安心。

今回はそんな秩父エリアに来たら、ぜひ訪れてほしいスポットを定番から穴場までピックアップしてみました。ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。

秩父エリアで絶対行きたいおすすめ観光地18選

秩父旅行に来たら、ここには絶対に行っておきたいというおすすめの観光スポットをピックアップ！パワースポットとして有名な「三峯神社」をはじめ、芝桜の絶景が楽しめる「羊山公園」、自然の歴史が感じられる「長瀞岩畳」など、見どころがたくさんありますよ。

秩父神社

秩父地方の総鎮守で知られる一社

秩父神社は関東でも屈指の古社のひとつとして知られ、927年（延長5年）につくられた法典『延喜式（えんぎしき）』にも掲載されています。

現存する社殿は天正20年（1592年）に徳川家康公が寄進されたものであり、江戸時代初期の建築様式が見られます。色鮮やかな彫刻と権現造りの建物はとてもうつくしく、みるものを魅了。

また、毎年12月3日に行われる例祭である秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨高山祭とともに日本三大曳山祭のひとつに数えられ、平成28年には、「山・鉾・屋台行事」の一部として世界無形文化遺産に登録されました。

三峯神社

全国から参拝者が訪れるパワースポット

今から約1900年前に日本武尊によって創建された歴史ある神社。秩父三社のひとつとして知られています。また、最近ではパワースポットとして注目を集め、全国各地から参拝者が訪れる有名な神社です。

尊を道案内したのが狼（山犬）だったとされ、神様の使いとして一緒に祀られているのが特徴。三ツ鳥居の両脇には、狛犬ではなくオオカミ像が据えられています。

標高約1,100メートルの山の中にあるため、空気が澄んでいて、ひんやりと感じます。境内は緑豊かで神秘的な空間。見どころであるうつくしい拝殿や全国的にも珍しい三ツ鳥居などに注目してみてください。また、境内のご神木が入った氣守は、ぜひとも手に入れたいアイテムです！

羊山公園

芝桜の花じゅうたんが広がる絶景公園

秩父の絶景スポットとして人気の羊山公園。春になると丘一面が芝桜によってピンク色に染め上げられます。例年4月中旬〜5月上旬に見頃を迎え、ゴールデンウィークのドライブ先としても人気！

かわいらしい花々の姿は多くの人を魅了し、丘に描かれたうつくしい曲線のデザインにも注目です。

春の芝桜が有名な公園ですが、敷地内にはハイキングコースや秩父市街地を一望できるスポットなどもあり、ほかの季節に訪れても秩父の自然を満喫できます。

秩父ミューズパーク

自然が満載なテーマパーク

秩父市と小鹿野町にまたがる長尾根丘陵に位置する秩父ミューズパークは、全長3.3キロメートルの大きな公園。自然が豊かな敷地に、テニスコートやプールなどのスポーツ施設、 音楽堂・野外ステージ、泉などがあります。ハイキングやピクニックで自然を満喫したり、遊具で遊んだりと楽しみ方はいろいろとあり、見どころ盛りだくさん！

とくに卒業ソングで有名な『旅立ちの日に』が広く歌い継がれていくことを祈念してつくられた、旅立ちの丘から見える秩父の夜景は必見です！

季節によって色とりどりの花々が咲いたり、イベントが開催されたりしているので、いつ訪れても見どころがたくさんあります！

長瀞岩畳

地質学的に珍しい長瀞を代表するスポット

長瀞岩畳は畳のように重なった岩が約600メートルにも渡って続き、国指定の名勝・天然記念物にも指定されている長瀞の有名観光スポット。

約8500万年～約6600万年前のプレートや、地下20～30キロメートルの深さに引きずり込まれ、できた結晶片岩が分布しています。地質学的に珍しく、じっくりと観察してみるのがおすすめ！

長瀞駅から徒歩5分の道中には商店街があり、長瀞や秩父などの名物が楽しめるようになっています。また、長瀞岩畳などを眺めながら荒川を下っていく、ライン下りが人気のアクティビティ！水飛沫が飛んできたり、揺れたりと少しスリリングで世代問わず楽しめます。

秋に木々が色づくことで見られる紅葉の絶景も必見です！

宝登山ロープウェイ

長瀞に広がる自然を空中散歩で満喫できる

日本武尊のご登山が由来とされる標高497メートルの宝登山（ほどさん）にあるロープウェイ。山麓駅から山頂駅までの全長832メートルを約5分間で結んでいます。片道700円とお手頃な料金かつ約5分間の乗車なので、気軽に楽しめるのが魅力です。

山頂駅周辺には、山頂のロウバイ園、梅百花園、宝登山小動物公園など見どころがたくさん！とくに、春の桜や秋の紅葉、冬に見頃を迎えるロウバイなどが人気！自然あふれる長瀞で空中散歩を楽しんでみませんか？

和銅遺跡

日本最初の貨幣が採掘された遺跡

日本最古の流通貨幣と言われている和同開珎（わどうかいちん）。その銅は、武蔵国秩父郡から銅が献上されていたという歴史があります。和銅が採掘された跡が今も秩父市黒谷の和銅山に残され、和銅開珎をかたどった記念碑があります。

金運アップのご利益があると言い伝えられ、人気のスポットに！整備されていない場所もあり、足元があまり良くないため、スニーカーなどの歩きやすい靴で訪れるようにしてください。

自然に囲まれた場所に位置する遺跡のため、木漏れ日の温もりや、落ち葉を踏んで歩いたときのザクザクという音などが楽しめる素朴なスポットです。

西武秩父駅前温泉 祭の湯

祭がコンセプトの駅前温泉

秩父らしい「祭」をコンセプトにしている複合型温泉施設。2017年にオープンし、西武秩父駅直結で天然温泉を楽しめると注目を集めました。提灯や屋台囃子風の音楽などコンセプトにマッチしたとても華やかで楽しい空間が広がっています。

お風呂もこだわっていて、武甲山を望む露天風呂をはじめ、内風呂やサウナなどが完備されています。秩父で有名な芝桜の丘をイメージした、芝桜の湯も！さらに食事処やお土産も充実しており、良いひとときをを過ごせるでしょう。

駅直結なので、秩父観光の最後に温泉でリラックスして疲れをとってから帰るのがおすすめ！そのまま特急レッドアロー号で帰宅したらとても楽ちんです。

三十槌の氷柱（みそつちのつらら）

幻想的な風景が楽しめる秩父の冬の風物詩

秩父で冬限定の絶景、三十槌の氷柱（みそつちのつらら）。毎年1月から2月の厳冬期にかけて現れる、荒川河川敷の神秘的なスポットです。秩父の厳しい寒さによってできたうつくしい氷柱は、高さ約8メートル、横幅約30メートルにもなります。

まさに自然がつくる芸術作品のようで、毎年異なる形に。昼間に訪れても十分楽しめますが、せっかくなら期間限定で開催される氷柱のライトアップがおすすめです！

2024年は1月13日から2月25日の期間でライトアップが実施されました。毎年ライトアップが行われる日程は異なるため、訪れる際は最新情報をご確認ください。

美の山公園

雲海や夜景が人気の絶景スポット

夜景や雲海が見られると人気の美の山公園。標高約586メートルの蓑山（美の山）の山頂付近にあります。雨上がりでかつ、無風状態に近い日の未明から早朝に雲海の出現率が高く、運が良ければ雲海と夜景のコラボレーションを楽しめることも！

雲海が出なくても、秩父の街並みが一望できる絶景スポット。日中ももちろん、うつくしい風景が満喫できるので、ドライブがてら、立ち寄ってみるのがおすすめです。

また季節の花々も見どころのひとつ。春になると咲き誇る約8,000本の桜や紫陽花などが人気を集めています！

SLパレオエクスプレス

レトロな気分を体験できる鉄道旅

秩父観光に電車を利用していくなら、SLパレオエクスプレスを利用するのがおすすめです！熊谷駅から三峰口までの秩父鉄道沿線を土日祝日中心に1日1往復しています。

レトロな気分を満喫しながら、秩父の街並みを駆け抜けるSL。乗車しない場合は、沿線からその姿を見てみるのがおすすめです。緑あふれる秩父を煙をモクモクとさせながら、颯爽と駆け抜ける姿はとてもかっこいいですよ。

乗車には乗車区間分の乗車券とSL指定券が必要になります。オンライン事前購入なら割引もあり、当日満席で乗れないなんてこともないため、あらかじめ予定が決まっている方は早めにオンラインで予約しておくといいですよ！

フォレストアドベンチャー秩父

秩父の大自然をアウトドアパークで満喫

秩父ミューズパークのスポーツの森の中に位置する自然共生型アウトドアパーク。全国各地に数ヶ所展開していますが、秩父の規模は国内最大級レベルです。ロープを渡ったり、はしごを登ったりと自然の中で存分に体を動かしてリフレッシュできます。

フォレストアドベンチャー秩父では、小学4年生以上または身長140cm以上、体重100kgまでの方が対象の施設です。親子で秩父の自然を満喫したり、友達と童心に帰ってワイワイ楽しんだりするのにぴったり！動きやすく汚れてもいい服装とスニーカーを忘れずに。

滝沢ダム

絶景でも有名な内部見学ができるダム

滝沢ダムは、花園ICから車で約1時間ほど行ったところにある大きなダム。内部見学を無料でできる貴重なスポットです。また400段以上もの階段や吊り橋、遊歩道などさまざまな方法・角度からダムを見学できるようになっています。

周辺は秩父のうつくしい自然に囲まれ、天候や季節によって移り変わる風景も魅力のひとつです。内部見学でダムについての理解を深めながら、秩父の自然も満喫してみませんか？

近くにある浦山ダムも、内部と防災資料館（うららぴあ）を無料で見学できるので、時間がある場合は、両方訪れてみるのがおすすめです。

秩父フルーツファーム

旬のフルーツを楽しめる味覚狩りスポット

1月〜5月はいちご、8月〜10月はブドウと季節ごとに旬のフルーツの味覚狩りが楽しめる秩父フルーツファーム！いちごは定番の紅ほっぺや、やよいひめのほかに、ほしうららなど、ブドウは、シャインマスカットやちちぶ 山ルビー、巨峰などの品種があります。

いちごは高設栽培なので、ご家族連れや足腰に不安がある方でも安心して体験可能。なかなか見かけないブドウの品種、ちちぶ 山ルビーはお土産にもぴったりです。

いちごとブドウは品種によって、味覚狩りを楽しめる時期が異なります。訪れる際は事前に最新情報を確認しておくようにしましょう。

また、フルーツ狩り以外にも石焼バーベキューで食事をすることもできるので、ぜひ家族や友人と訪れてみてはいかが？

阿左美冷蔵

夏は行列必至の人気かき氷店

長瀞でかき氷を食べるなら、阿左美冷蔵へ。秩父エリアで大人気のかき氷専門店で、暖かくなるゴールデンウィークあたりからは大行列ができるほどです。

天然水でつくったふわっとした氷が特徴で、口どけ滑らか。軽やかな口触りで頭がキーンとなりにくいです。また、伝統的なシロップはどれもおいしく、ジューシーな果実系から抹茶や練乳など幅広いナインナップ！期間限定シロップもあるので、何度訪れても飽きません。

宝登山神社にほど近い寶登山道店と、上長瀞駅から徒歩約2分のところにある金崎本店の2店舗があります。どちらも近い位置関係ですが、観光プランに合わせてお店選びをするのがおすすめです！

四萬部寺

秩父札所三十四ヶ所で有名な寺院

秩父札所1番として有名なお寺。秩父観音霊場の発願の寺として知られ、本堂（観音堂）は元禄10年（1697年）に建立され、埼玉県有形文化財に指定されています。境内には紅葉の木などがあり、四季折々の風景が楽しめます。

秩父札所の一番四萬部寺から三十四番水潜寺まで、一巡約100キロメートルあり、所用日数は車の場合は3～4日、徒歩（電車・バス利用）の場合は7～8日とされています。連続した日程ではなく、月に1回・年に1回という方法での巡礼でも満願はできると言われているので、無理のない範囲で挑戦してみるといいでしょう。

北桜通り

長瀞駅から続く絶景の桜並木

荒川に沿うように長瀞駅から高砂橋付近まで続く北桜通り。春になると道の両脇に植えられた約400本のソメイヨシノが咲き、約2.5キロメートルの桜のトンネルが現れます。まさに絶景と言える風景で、散歩やドライブにおすすめです。

長瀞の桜は例年4月上旬～中旬に見頃を迎えます。東京よりも少し遅めに見頃を迎えるため、東京の桜を見逃してしまったという方にぴったり！

北桜通りにはレジャーシートを敷いて飲食ができるようなお花見スポットはないので、ご注意ください。

道の駅 ちちぶ

秩父名物が一挙に集結！

道の駅 ちちぶは、国道140号沿いにあり、駅からも徒歩圏内。秩父観光の拠点としてぴったりなスポットです。秩父のそばや漬物など特産物を販売するエリア、郷土料理が味わえるレストランがあり、お土産をゲットしたり、秩父の食文化を楽しんだりできます。

豚みそ丼やわらじカツ丼、味噌ポテトなど、秩父を訪れたら必ず食べておきたい人気グルメが集結！

トイレなどもしっかりと完備されているので、ドライブの休憩がてら立ち寄ってみるのもいいですね。

秩父エリアの人気観光スポットを満喫しよう

この記事では、秩父エリアのおすすめの観光スポットを紹介しました。名所や見どころがいっぱいある秩父エリアでは、効率よく観光とグルメの両方を楽しむのがおすすめです。

ぜひ紹介した観光地を参考に、埼玉・秩父旅行のスケジュールを立ててみてくださいね！

cover photo by Unsplash